こんばんは、おりがみ彩です。
今回のテーマは『制限する事が力を与え、飛躍的に進化させる』です。
この制限が正解か間違いかはわからない。でも今までやらなかったことが結果的に自分を飛躍的に進化させている。
今4つの制限をかけ、それぞれがもたらした成果について書きたいと思います。
正直結果を狙ってやった訳ではなく、気付いたらその恩恵を受けていました。
❶『力の制限』
今まで一作品を100%で描いてた。凄く疲れるし、とんでもない疲労感が残る。描き終えた翌日は全く絵が描けない。
過去にもどこかで言ったけど、絵を描くことが目的ではなく、絵を描き続けることこそが目的だ。
100%なのは凄く良いことだけど、それだと描いた後の疲労感で描けなくなる。
描き続けたいんだ。翌日も、なんなら描き終えた後すぐにでも描きたい。だからと言って腱鞘炎になったら元も子もない。
そこで考えたのが自分のコンディションをコントロールすること。
今までやっていた100%を80%で描く。
抑えるポイントのみ100%で描く。
決して80%だからって怠けている訳じゃない。
100%で描く事を継続していたら差分(同じポーズで衣装や表情、一部ポーズだけ違うイラスト)が描けない。
今までは描き始めから仕上がりまでを100%本気で走ってる。だからゴールと思ってた先に差分製作が残っているとバテて描けなくなる。
その為に終始コントロールのバランスを取る。
先日描いた能代で、描き終えたと思ったら衣装の腕の部分を描き忘れていた。今までならバテてしまってるから、まあいいか…ってそのまま掲載していた。でもまだ余力があるから描けた。これは凄く嬉しい成果。
❷『レイヤー枚数の制限』
作品裏話を書く為にレイヤー(詳しく説明が難しいけど、簡単に言うと新しい紙を用意すること)の制限。レイヤーをあまり増やさずに描く。
以前まではレイヤーなんて作り放題なんだからちょっと描いてレイヤー増やしていた。
でも裏話を書く為に枚数を大幅に減らした。
裏話を書く際に再度製作ファイルを開くんですが、その際にどのレイヤーがどこまで描いていて、どのレイヤーがいらないのかわからない。それなら最初から少ないレイヤーにしようと思ったのがきっかけ。
その結果1枚の用紙を大切にするようになった。ささっと描いて違うなと思ったらその紙を捨て、新しく紙を用意し納得するまで描いていたのに比べ、違うと思ったら何が違うかを考え修正する。
その制限のおかげでレイヤーは減り、 iPadの負担が減る。処理速度が速くなる。
そして何が違うのかを感覚ではなく、理屈で考え修正する考え方が生まれる。
❸『タイムラプスによる制限とプレッシャー』
FANBOX限定動画のタイムラプスを録画すると iPadの処理が遅くなる。
❷のレイヤー制限をかけても遅くなる。なので作業での些細なミスを減らそうと考えた。
それにより線の安定さが向上した。
そしてタイムラプスのもう1つの大きな要素。それがプレッシャー。
録画されているからこそ無駄なものを描かないようにと焦る。焦れば焦るほどにミスを誘発し、作業時間が増えてしまう。これでは意味が無い。
まだ完璧という程ではないけど、このプレッシャーの中でいかにミスをせずに冷静な心で描けるかを意識する。
これが完璧に出来れば冷静により効率的な作業ができると思う。
❹『保存を制限』
作業していて頻繁に保存する癖に制限をかけた。
保存ボタンも最初は情報量が少ないので処理が早く、1秒かかるかかからないかくらいで保存できるが、能代の差分を作っていた時に確認したら約8秒。これを仮に50回してたら約400秒。つまり6分程度の無駄。これを20回に減らすと2分程度になり、4分の空きが生まれる。
更にこの制限の副産物として集中を維持できる。8秒もの間何も出来ずに画面を見てたら集中は確実に切れる。だから切れない為にも保存を制限する。
今までは自由に思うまま描いていたけど、この4つの制限を与えてからどんどん描き方が変わる。考えながら、より良い方法で進めている。
一作前に描いた作品を過去に追いやる程の進化を経験をしている。
制限する事が力を与え、飛躍的に進化させる。無理だと思っていた自分の限界の幅を広げ、どんどん世界が広がっていく。
この制限は今後も長く付き合っていくことになるけど、これらが余裕になった頃には今よりも遥かに成長している。
今まで自分には才能なんてなくてこれ以上は無理だ無理だって思っていたけど、そう思ってるのは結局自分自身で、殻にこもり世界を小さくしていただけなんだと思う。
自分の限界なんてない。諦めなければどんなところにだって辿り着ける。
おりがみ 彩📝