こんばんは、おりがみ彩です。
今回のテーマは【捻り出すものでは無く、減らした後に残っているものがテーマとなる】です。
先日描いている時にふと閃き、もしかしてこれがテーマと言うものなんでは無いだろうかと思い今回記事にしています。
学生の頃はよく先生にテーマは何?とかテーマを考えて描いたら良いって言われてきた。
でもわたしはいつもテーマって何だろうって思い、テーマを考えるのがとても嫌だった。
こう言うキャラがいて、こんな作品になるからこう言うテーマとしようってずっと悩んでました。
そしてテーマが定まった後いざ描こうとするとこれはテーマからずれているから省かなきゃいけないとかこれはテーマに沿っているんだろうかって不安になる事が多かった。
そして先日閃いたテーマに対する考え方はこうだ。
上で言っていたわたしのテーマの考え方は悩んで捻り出す方法。
そうでは無く、減らす事なんだと。
減らして最後に残った描きたいものが本当に表現したい物でありテーマなんでは無いだろうかと。
例えば『星空の下で大好きな人に告白する』。こんなテーマの作品とする。
前者の捻り出す考え方はここに至るまでまず悩み、作品に向かう際に今やっている事はそのテーマから脱線していないのかと考える。
それに対して減らすテーマの考え方はこう。
まずテーマが決まって無かったとして、無限の中から描きたいものを抽出するのは難しい。
だから減らしていく。男の子を描きたいのか女の子なのか。女の子だとするならそれは幼いのか学生くらいなのか社会人なのか異世界キャラなのか高齢なのか。
じゃあその子はどこにいて欲しいのか。星空が見える野原が良い。
その子はなんでそこに居るのか。大好きな人と一緒に星空を見てロマンチックなそのシチュエーションで気持ちを伝えたい。
そんな作品にしたいとなる。
テーマは同じ『星空の下で大好きな人に告白する』なんです。
でも結果に辿り着く方法が違うだけ。
わたしのこの考え方はテーマでは無いかも知れない。でも何を描きたいか明確化させるものではある。それが多分ですがテーマと似たものなんだろうと思う。
テーマとは最終的に見る人に伝えたいものだと思う。
音楽は曲調や歌詞で伝えたい事を伝えれる確率が高い。
でも絵はそうじゃ無い。描いた人にしかわからない思いってあると思うんですよ。
それが伝われば最高の絵だと思う。
上手い絵描きはそれが自然と出来ていて、それが伝わるから上手いんだと思う。
100人見て100人それに気付ける訳は無い。どんな上手い絵描きだってそこを100%にするのは無理だと思う。
でもそれは目指す価値があり、それが出来る人は本当に凄い表現者なんだと思う。
テーマを決めて描いたとしてもそれが絶対伝わるかなんて保証は無い。
でも仕上げるべき作品の指標になるのは間違い無い。
テーマを決めて描くのが完成系への最短ルートなんではないかと思う。
紆余曲折せず、定めたテーマに寄り添った理由のある小物、背景、キャラ、表情…それら全てから一つのテーマの為に集約される。
それが出来ればより完成度の高い表現物となるはず。
それを表現する為にはテーマを定める必要があり、その方法は【捻り出すものでは無く、減らした後に残っているものがテーマとなる】。
確実にテーマまで伝わる作品なんて描けるとは思わない。
でもだからこそわたしはそれを目指して描く。それがわたしの作品を今より少しでも良くする可能性があるのなら、それはきっと試すだけの価値がある。
おりがみ 彩📝