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カナヲです。
今回の制作裏話では、コンシューマ版「被虐のノエル」で初実装され、現在はSteamで本編のDLCとしても発売している番外編「Season3.5」の登場人物の旧デザインをご紹介します。
※この記事は『被虐のノエル』Season3.5のネタバレを含みます。
Season3.5のストーリーイベントを最後まで追いかけると出てくる女マフィア、ジャンナ・バッチ。
ノエルとキャラ被りしているお嬢様言葉で喋り、終始どこかマヌケな雰囲気を漂わせる……まさに番外編ゆえのシリアスすぎない敵キャラといった彼女ですが、初期案だと見た目から性格からいろいろと全然違うキャラでした。
実際にボツ案の頃のジャンナは「キャロルを消すために動いている鉄砲玉たちのリーダー」を想定していて、言葉づかいはトードよりも荒く、一人称は「オレ」という設定でした。裏社会を暗躍するマフィアの一員……というよりはもっと下っ端の、ガツガツと全てを暴力で解決しようとするギャングのようなイメージです。
しかし、なんかこれだと敵が真面目すぎるというか、本気すぎるというか……。
要するに「あんまり番外編っぽくないな」と思い、今のようにクセのある方向に再構成したのでした。
じつはボツデザインもまぁまぁ気に入っていたので、ボツに踏み切るまでにやや葛藤しましたがw
なお「ショットガンを軽率にぶっ放すわりに扱いが下手で、そのくせ格好つけて片手撃ちにこだわるため全然当てられない」という設定だけはボツ案の頃から変わっていません。
しかしこうなってくると少し困ったことになります。
なぜならジャンナ、つまりキャロルを追いかけている敵が弱体化したことによって、今度はキャロルのほうに問題が起きるからです。
ボツキャロルはこのように「ハキハキとした強い女」「かっこいいプロのピアニスト」をイメージしてデザインしていたのですが……
だと思いませんか?
もちろんキャロルは強い女としてデザインしているので多少強そうに見えるのは当たり前なのですが、これだとなんかノエルとカロンがわざわざキャロルに関わらなくても全然大丈夫そうというか、一人でも一生逃げ切れそうというか……。
あくまでseason3.5はノエルがキャロルに興味を示したからこそ、間接的にキャロルに恩返しをした形になった……という話にしたかったので、ジャンナの弱体化に伴ってキャロルの弱体化もしたのでした。
そもそもseason3.5は「新キャラたちが活躍する話」ではなく「ノエルとカロンの休暇が主役」であり、3.5からの新キャラたちは「初登場なのにあんまり活躍の場をもらえない」と微妙にかわいそうな立ち位置になってしまっていますが……同時にそれでいいと思っていたりもします。
ビジュアルつきで出てくるキャラ全てに等しく出番をあたえることより、主人公たちの出番を減らさないことのほうが大事ですからね。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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kitolkitol
2023-11-26 20:04:22 +0000 UTC