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カナヲです。
今回の制作裏話では、2020年に「被虐のノエルのリメイク作業の息抜きにだいたい一か月で制作した」という特殊な背景を持つランダムホラーアドベンチャー『メイドインザダーク』の世界設定を蔵出ししようと思います。
「一か月で制作した」というのは逆に言うと「一か月以上はかけない、途中でもそこまででまとめる」という制約とセットだったということでもあります。
なので「ホラーな洋館で脱出サバイバルをする」というゲーム性ファーストで作ったため、最低限必要な描写以外のいわゆる「細かい舞台設定の描写」みたいなものまでは作り込めなかったのです……!
が、一応設定そのものは存在するので箇条書きで資料から抜粋してみます。
・屋敷の当主は悪魔の信奉者
・666回の新月が巡るまでの間、当主(大旦那様)は富と名声を得られる
・契約から666回目の新月の晩、悪魔の闇にすべてを食われ、献上させられる。ゲームはその当日のお話
・月日がたつことで、家族を悪魔のエサにするのが嫌になり、せめて自分の手で天(別の冥土)へ……という思想から一家心中を決行。猟銃で使用人や家族を殺して回る
・それを止めようとする執事と対峙していたところ、メイドの一人が執事の拳銃を拾って、偶然にも一撃で祖父の額を貫く(そのメイドが誰なのかはもちろん周回ごとに違います)
・メイドは当主を撃ってしまったことで激しく動揺し、正気度が0になって一足早く闇に侵食され、悪魔に体を乗っ取られる
(以降、ゲームのOPに続く)
・タイトルは「闇の中のメイドさん(Maid in the dark)」と「闇より生まれし(Made in the dark)」のダブルミーニング
・舞台は『被虐のノエル』と同じ世界、少し違う時代の違う国
・この悪魔には実体がなく、相手を力でねじふせることができない。よって周囲を闇で包み、恐怖によって人の正気を失わせることで人体を乗っ取る
・悪魔の闇の中では花が咲き、死体も花になる。悪魔によって生命力が養分にされてしまった・別のものに変換されてしまったことのメタファー
・レイラは大悪魔に使役される存在で人間ではないため眼が赤い。当主を悪魔に代わって監視するための存在なので、666回目の新月の晩が終われば再び闇に吸収されてしまうはずだった。文字通り「闇より生まれし(Made in the dark)」な存在
・ルーシーは悪魔崇拝者を殺すことが目的の、血生臭い異端審問組織の人。この世界ではそういう人たちを「魔人斬り」と呼び、その名の通り帯刀している。『被虐のノエル』でのオスカーの魔人斬りという通り名はこの異端審問組織が元ネタとなっている(という作中設定)
・オリヴィアとシャーロットは本当に無関係のただの人間で、運悪くシフトがこのとんでもない日と被ってしまっただけのかわいそうな存在
・「執事のノア」といういかにも事件の真相を語ってくれそうな人が作中で名前だけちらほら登場しますが、時間的に作れなかったので名前や手記だけでの登場となりました
いかがだったでしょうか!
これらの設定は屋敷の中のメモ書きや、メイド4人×4パターンのエンディングに細かく分かれて散りばめられており、すべてを繋ぎ合わせてようやく見えてくる程度にしか描写されていません。
また一か月で作っただけあって、資料を見返しながら自分で「そ、そうだったんだ…自分でも忘れてた…」となる設定もあってなかなか面白かったです。
もしいつかメイドインザダークをリメイクするとしたら、見下ろし視点の2Dゲームではなく、一人称視点の3Dゲームでやれたら面白そうですね。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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kitolkitol
2024-06-06 19:02:19 +0000 UTC