SamSuka
はなつるヲ/旧・儚医
はなつるヲ/旧・儚医

fanbox


今週の絵の過程2枚


お誕生日らしいので綺麗にしたいなあ

なんだか顔見てたらちょっと色っぽいポーズ取ってほしいなあ


という欲望から案外早くポーズは決まりましたが、

色が最後までいい感じにまとまらず

なんならあんまり絵としてまとまらなかったので

ヤケで色々描いてたらすっごいキラキラした

いい絵になってくれてよかったです😂


この絵は初めてまともに図書館で描いた絵です

運がよく端っこの席に座れたので、

あんまり人を気にせず描けました!(まだちょっとソワソワしますが・・・笑)

 プロクリエイトだけで描いてるので

いつもと違う描き方になるのも慣れてきて楽しいです

本当は上記の明るい感じで終わらせようと思ってたのですが、

なんだか物足りなく感じて暗くしました。


でも今見たら、別に明るくてもよかったな〜〜〜!!

どっちも可愛い!




_________________________

次の日

今日の僕はスケブさんもなく、

今日も図書館に行き、チャットGPTさんと格闘しながら

物語をまとめようと画策していた。


図書館に着いたのは、開館まであとちょっとという時間

僕は端っこの席に座りたいがために、

普段は入口の近くで即効で入るために陣取ってるのだが、

その日の僕は普段はない渋滞に巻き込まれ、

ちょっとした遅刻待機になってしまった。


僕があまりの姿勢の良さの早足で歩いてくるのに

驚いてか、前の方を歩いていた、

おそらく図書館の利用をあまりしたことの

ないソワソワとした可愛らしい少女に

道を譲られてしまった。

申し訳ない。感謝する。大変愛らしかった。


僕はその少女がカウンターで何かを聞いてるのを

横目に、急いで図書館の長時間入れる部屋に向かう。


だが、僕のベストプレイスはどこかの男の子に陣取られていたために、

まだ比較的に人が少なそうな端の席に荷物を置き、

トイレに向かった。


僕の家からは図書館が遠い為、

家から出て図書館に着く頃には

中々の尿意が訪れるのである。

さっさとことを済ませ、作業に取り掛からねばならない。


そして僕は行きつけの奥のトイレに駆け込んだ。


車から慌てて出て、鍵をポケットに突っ込み

図書館の中に突入した僕。

一瞬鍵をズボンから出して、

かばんの方に入れようと思ったが

もう目前まで来た尿意と、

流石に人のいるところに鍵を置いていくのもな・・・

と思いそのままトイレに直行した僕。

あまり履いていない、

ほぼ新品のズボンを下ろそうとしたその瞬間、


その履き慣れてないズボンのポケットは

少し浅い作りだったことに気づいていなかった。


何が起こったかわかった読者もいることだろう。

車の鍵がトイレの水の溜まったところに

見事にホールインワンしたのである。


つい「ほぃあああああああ!???!!」なる奇声をあげ、

大慌てで、トイレットペーパーをガラガラ回し、

鍵に巻き付ける。


あまりの水分量にすぐにトイレっとペーパーは

使い物にならなくなる。


大慌てで事を済ませ、個室の外に出て、ハンカチで鍵を拭く。

見た目上は綺麗になったが、

電子機器である。内部まで水が入っていたら終わりだ。


とりあえず外に出なければ何も作業はできない。

僕はそそくさとトイレを出る。

トイレから出てきたら何人かが僕に目を向けた気がしたが、

先ほどの奇声を聞かれたのだろうか?

どうか気にせず勉強に専念してほしい。

図書館ではなりを潜めているが、

僕の奇声はオールウェイズなのだから。

通常運転なのである。目を向けるほどのことでもない。


僕はさっさと席に座り、

スマホで「車 鍵 水没 対処法」とググった。

とにかくボタンを押さず、できるだけ分解し、

乾燥させればいいらしい。

説明を見ながらとりあえず、物理的な鍵を取り出す。

少し水に濡れている。

僕は焦った。これは内部まで入り込んでいるかもしれない。


次の工程に行こうとしたその瞬間

問題が発生した。

マイナスドライバーが必要なのに

マイナスドライバーがないのだ。


図書館に向かうのにマイナスドライバーを持ってくる奴が

どこにいるのだろうか。

僕はAngel Beats!を昔に見てからというもの、

絆創膏やら水やら飴やらタオルやビニール袋などというものは

できるだけ持つようにしているが、

マイナスドライバーなんざ必要になる日が

ちっとも来るとは思わなかった。


出先でマイナスドライバーを持ってるなんて、

仕事で必要な人か、趣味で持ってる方くらいしか

想像できない。


いや、調べたら、キーの中から取り出した物理的な鍵でも

開けるらしいのだが、

僕は過去にこの鍵を電池交換などで

自力で開けることに成功したことはない。

いつも母上だよりだ。

今この鍵までひんまがったら、

ど田舎の僕はまじで家に帰れ無くなってしまう。

この武器は諦めるしかない。


僕はできる限りかばんを弄った。

mac、アイパッド、ノート、気分転換のために持ってきた本・・・

ヘアピン、筆箱・・・

使えそうなものはここにしかない。

僕は筆箱を開いた。

使えそうなものはボールペン、物差し、ホッチキスの針抜き・・・

マイナスドライバーと比較的に形状が似ている

物差しとホッチキスを選択。

寧ろこの2つしか選択肢はない。

ここからの奮闘が長かった。


僕の鍵は過去にも開けるのを失敗しており、

ちょっと変形してることもあってか、

開ける難易度がおそらくちょっと上がっているのである。


動画の人々は

くるりんぱで簡単ですよ〜

などと宣っているが、

車の鍵開けるの不器用組合会長の私からしたら最早喧嘩を売られているようなものである。

車を作ってる方々にも

マイナスドライバーが必要な鍵を作らないで欲しいと切実に訴えたい限りだが、

泣きごとを言っても鍵の中に

入り込んでるかもしれない水は

今も粛々と僕を待たず、

内部に侵入しているかもしれない。

作業を開始する。


そうこうしているうちに斜め前に

道を譲ってくれた女の子が座ったようだった。

彼女も図書館の長時間いれる場所に用があったようである。

結局は私達同じ場所に行き着くのね(*´`)♡キュン

となったが、

彼女はちらりと私の手元を見てきた気がした。

どうか私の手元は気にせず、

遠慮なく勉強に励んで欲しい。

いや僕も本来はこの鍵たちの横にある

本を読んで見識を深めたり、

本の下にあるノートに物語を描き出そうとしてたのだ、彼女よ。

断じて、鍵をどうにかする為に

わざわざこんな奥まったとこにある

勉強を頑張ってる学生諸君の貴重な席の

ひとつを潰しに来た訳では無いのだ。

事故、突発的事故だったのだ。

べ、別に私が悪い訳じゃないんだからねッ!!!(இωஇ`。)


僕は何とか彼女の目を脳内で振り払い、

作業を進める。

だかこれが全くと言っていいほど開かない。

いや、正確には少し浮くところまでは行くのだ。

僕は普段、崖に手をひっかけて落ちそうになった時、少しでも時間稼ぎが出来るように、チマチマぶら下がり健康器に

ぶら下がり、自分の体重なら平均40秒。

調子がいい時で1分ぶら下がれる程度に

腕などの筋肉を鍛えた。


だが、この鍵を開けるにはその程度のマッスルなどでは足りなかったのだ。

こんなことならリングフィットの

赤いやつをもっと頑張っていたらよかった。だって仕方ないじゃん。

赤とスクワットは僕にとって苦手科目だったのだから。

まあそんなことはさておき、

僕はその後45分間、

みんなが勉強してる中、

一人で一生懸命に鍵を開ける事に奮☆戦していた。

だが得られた結果は益々歪に歪んだ穴だけだった。

もう僕は既に悟りの境地に居た。

こんなにも開かぬというのなら

これは今ここでは開かぬものだと、

僕は察したのだ。


僕はつい鍵に対して

一人、拝む姿勢を取った。

心からの思いを込めて。


おそらく、一般的には奇行に分類されるものに斜め前の彼女の視線が一瞬、刺さる。

どうか気にしないで欲しい。

僕は鍵に対して謝っているだけなのだ。

物にだってきっと心はある。

デッカードにはあった。


そして鍵に対して拝む姿勢を取っていた私に、一通の連絡が来た。

絵の依頼だ。

とても嬉しいのに、なんてタイミングなんだ…

私はiPadを取りだし、ペンを持つ。

45分間鍵と奮闘していた私は

その頃にはあまり人目が気にならなくなっていたのだった。


fin

今週の絵の過程2枚 今週の絵の過程2枚 今週の絵の過程2枚

More Creators