コバルトワンが めざめると、
そこは “いんうつ”とした みたことのない ばしょ。
「……!!」
コバルトワンの りょうては しばられ、
身動きが とれません。
それに、さっき かけられた さいみん術で、
あたまも からだも なんだかフワフワしています。
「よぉ……ひさし ぶりだな。」
「お、おまえは……?」
「この からだ……しっかり おぼえてるぜ。
あのときは なめたこと してくれたな。」
そう、めのまえにいるのは、
ツル怪人<クリンブ>の かんぜんたい。
「ほら、顔を みせてみろよ。」
「さ、さわ、るな……」
ふらふらのなか、ひっしに ていこうする コバルトワン。
「あら、わたしも まぜて。」
そこに、シルバスも やってきました。
ここは シルバスの ひみつきちだったのです。
「よぉ アニキ。はやく やろうぜ。」
クリンブは コバルトワンを シルバスに さしだします。
「あら、さいみん術が きれちゃったのかしら。
でも もう おそいわよ。
ゆっくり していってね、ワンちゃん。」
「なにが ゆっくりだ。このてを はなせ……っ。」
「さっそくだけど、あなたが よわっている うちに、
あなたのエネルギーを わけてもらおうと 思って。」
「え……?」
シルバスが クリンブに めくばせをすると……
シュルルッ。
クリンブの てから しょくしゅが のび、
3にん いっぺんに からみつきました。
いしきが もうろうとしていた コバルトワンも、
どうやら やばそうだと さとります。
「ちゃんと きをしっかり たもつことね。」
しょくしゅが みどりいろに 光り出します。
「な、なにをする つもりだ!」
「いいから じっと してなさい。」
しょくしゅが みるみるうちに あたたかくなっていき……。
つづく
むうた
2019-08-08 08:02:59 +0000 UTC