ドザアッ!!!
むぞうさに ほうりなげられた コバルトワンは、
着地する すんぜんに いしきをとりもどし、
すかさず うけみを とります。
「ぐうっ!」
つい さっきまで 椅子に しばられていた はず……。
あれから どれぐらい たったのかも、コバルトワンには わかりません。
エネルギーを きゅうしゅうされた
胸の マークが、ズキズキと いたみます。
「ぐ、ぐうっ……」
「ヒャヒャヒャ! ずいぶんと なさけない声を だすんだな!」
その わらいかたを、
しっかりと おぼえていました。
「お前……っ!」
声の ぬしは 紫色の スーツに 身をつつみ、
あたまは なんだか 鏡のようです。
「アルビノの アニキに 呼ばれて
わざわざ きてやったけど……
ぜんぜん ヨエーなあ、ヒーローちゃん。」
「な、なんだと!」
「ほら、かかって きなよ。
ボクに かてると おもうならね。」
そう いわれて、だまって いられるわけが ありません。
はしりだした コバルトワンでしたが……。
「が っ !!」
あっけなく 止められてしまいます。
「ヒヒヒ。やっぱ だめだな、ヒーローちゃん。
ボクの なまえは ミミック。
いまから キミを やっつけてやる。」
つづく