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サキュモスハンター(侵攻編)【8】【ビーキュモスの一陣を撃退して……現る女王】

サキュモスハンター(侵攻編)【8】【ビーキュモスの一陣を撃退して……現る女王】【3721文字】 【第3話選択肢より】 https://abnormal-create.fanbox.cc/posts/9614177 ・仲間を庇いながら、戦う。  仲間を庇いながらでも、ここは一緒に行動した方がいい。  一人の隊員で、一人のビーキュモスを相手のするのは無理であろう。こちらの人数と敵の数を考慮に入れると、リット自身がここを離れれば彼らは早々に全滅する。 「全員、半円陣形で背後を取らせるな!上空にも警戒をしろ!半周は俺が受け持つ」 「「「「「了解」」」」」  端的な認識の合図が飛んでくると、即座に彼らは陣形を組み替える。  リットが円の半周を受け持ち、副隊長を筆頭にリットの背後半周を仲間たちが受け持った。  そうすることで、一人で一匹のビーキュモスを受け持つ状況は回避できた。  代わりにリット一人で十数匹を相手にすることになるが……。   「二刀剣術『漸乱葉(ざんらんよう)』」  一気にリットへと襲い掛かろうとしてきたビーキュモスたち。  数の暴力に任せて、半面の防御を崩しに来たのだ。  だが、二刀の長剣が放った斬撃が宙空に留まり壁となる。  舞い落ちる葉が時の流れを止め、空間事切り取られたように舞い落ちず、鋭利な刃と化す。  放った斬撃の固定化。  故にそこへ飛び込んだビーキュモスは、認識する。斬られたと。   「え、あぁ……」 「えぇぇ~」 「つよすぎぃ」  霧散する十体以上のビーキュモスたち。  前方のビーキュモスたちを殲滅し、後方をちらりと確認する。  だいぶビーキュモスが数を減らしていた。  今は隊の面々の方が優勢に戦いを進められている。  そして、しばらくすると、一次戦が終了した。 「隊長、こちらの損耗は軽微であります。ですが……」 「あぁ、わかっている」  隊の面々の中に彼女たちの蜜を浴びた者がいた。  三名だけで済んでいるが……。 「はぁ……♡ぁぁ……♡」 「くぅ……♡ぁぁぁ……♡」 「ふぅ、ふぅ、これ、つらいぃ……♡」  その三名は相当に発情しきっており、頬を真っ赤に染めていた。  多くの者は盾で直撃を避けられたようだが、彼らはその顔よりべったりと蜜をかぶっていた。  すぐに救護班見せた方がいいのはわかっている。  が、現状どこもかしこも混乱と戦闘の最中だ。 「お前たち、大丈夫か」 「えぇ、これくらい、……♡」 「はい、たいちょぅ……♡」 「なんとか……♡」  三人の内、二人は男性、一人は女性だった。  二人の男は気丈に振舞うも、彼女の方はその余力もなさそうだった。  鎧の上からスッと抑えるように股間を握っていた。  今すぐ脱いで、その股座を触りたい欲求と戦っているのだろう。  だが、その姿は他の兵たちの目にも毒だった。 「すまぬが、今だけ耐えてくれ。あとで医療班のところまで連れていってやるから」 「は、ぃい……♡ぁぁ……♡」  剣を杖代わりに、何とか立ち上がるも、彼女はほとんど戦闘には参加できないだろう。  淫気のせいで装備にも損耗が出ている。  急がなければ……。 「あらぁ~、こちらに送った子たちの反応がなくなったと思ったら、おほほ♡これは掘り出し物を見つけたようですね♡」  乱戦状態の戦場の音で気が付かなかったのか、天高く上空から飛来したビーキュモス。  いや、ビーキュモスではなかった。  羽音を極端に小さくさせ羽ばたくその蜂は、あまりにも大きく、あまりにも濃密な淫気(オーラ)を放っていた。 「女王……」 「その通り、この群れを束ねている女王。わたしがビーキュモスクイーンですわ」  高飛車な笑みとその立ち居振る舞いに絶対の自信を感じさせる。  敗北など微塵も感じていない様子だった。  実際、この都市において、ビーキュモスクイーンの討伐履歴は存在しない。 「く、くいーん……」  金色の縦巻きロールの長髪に、金の瞳、赤い唇。  顔立ちは絶世の美女。そして、露出された胸元には、蜂の腹の様な大きな膨らみを二つ下げ、その先端より黄白色の蜜を垂らしていた。  羽ばたく彼女の背後から生える蜂の腹部。  その内面にはびっしりと並んだ乳房がうかがえた。  そちらの乳房からは、蜜の金色さは消え、毒々しい桃と白の混じった色の母乳がビュクビュクと溢れている。  零れた蜜の伝う先は、毒針を放つべき先端部位。  針があるべき場所には、ぴっちりと閉じられた女陰の様な割れ目が合った。  だが、その割れ目から金色の液体がトロトロと溢れ出している。  地面に落ち、揮発する金色の液体。  間違いなく猛毒だと、わかるほどの淫気を放つ液体だった。  「嘘だろ、クイーンなんて」  いや、リットの中では想定内だった。  ビーキュモスがいるのだから、ビーキュモスクイーンがいるのも至極当然。  彼女たちは群れで行動するのだから。 (どうする)  リットは突然に、現れたビーキュモスクイーンへの対応を迫られる。  迷う時間はあまりない。 「さて……うーん、他の子たちを回してもよいのですけど、今は“お取込み中”のようですし、あなた達の相手はわたし一人でしなければならないようですね。ですが、その前に……」  そして、女王が目を配ったのは、先に蜜を浴びた三人の方だった。 「娘たちの置き土産を先に、味わってしまいましょうか♡」  そう言うと、彼女は手を前に出し、手の平を上に向け、そして指を曲げる。  そして、一言。 「お・い・で♡」  その言葉には魔がのっていたのか、言葉を聞いた先の三人がゆっくりと歩みを始めた。 「はぁ……♡ぁぁ……♡はいぃ……♡」 「じょうおぉさまぁ……♡」 「じょうおぅ……♡」 「おい、何をしている!」 「いくな!おい!」  そこで、リットはハッと気が付いた。 「全員、離れろ!彼らから離れろ」  歩み始めた三人を抑えようと、前から抱き留めた二人がいた。  その彼らにも、蜜液が付着してしまう。 「あなた達も、お・い・で♡」  魔の乗った言葉が再度告げる。 「おぉぉ……♡ぉぉ……♡じょうおぉ……♡」 「は、ああはぁ、女王様ぁ……♡」 「いい子たちね~♡」  蜜に触れた者も一緒に、女王の方へ歩き始めた。 (まずい、あれは感染する病のようなものか) 「隊長、なんとか……」  なんとかならないのですか、と兵の一人が言葉を続けようとしたところで気が付いたようだった。  なんともできないということに。  一人目がちょうどビーキュモスクイーンの腹の先端。本来ならばそこから毒針の出てくる位置までたどり着くと。 「いい子、ね♡ほら、どうすれば、いいかわかるわよね♡」 「あはぁ……♡はぁ、はぁい、女王様……♡」  ぐっぱぁと開かれる腹部についた陰部。  毒針が飛び出すかという想像は裏切られ、その奥まで続く穴が開かれた。  そこは腸の内壁にも似たのっぺりとした空間広がっており、離れたリットの位置からも内部が見て取れた。  ドロッと垂れる黄金の蜜液。  触れれば絶対にただでは済まないのが、ありありとわかった。 「いい子、ちゃん、いらっしゃぁ~い♡」 「はぁ~ぃ……♡あぁ……♡」  一人目が穴へと頭から四つん這いで入るように、潜り込んでいった。  すると、入り口が閉じ、そのまま最初の一人を持ち上げる。  じゅるじゅるぅぅ~という啜り上げるような音を立てながら、兵を踊り食いにしていく。  快感の為か、くぐもった声をあげながら、足をばたつかせ、彼女の腹部の中に呑まれていく女性兵士。  そして、完全に呑まれたあと、少しして、腹部の口を開くと。 「はぁ~、じゃあ、次の子、いらっしゃぁ~い♡」  開かれた穴の中に最初の少女の姿は無かった。  死んだ……わけではないのはわかっている。  サキュモスは決して人間を殺さない。  殺さず、愛でる、愛す。  アヘグルって廃人となっても。 「ほ~ら、今度は、ボク♡おいで~♡」 「はぁ……♡はぃぃ……♡」  それから一人ずつ、ビーキュモスクイーンの腹の中に納まっていく兵たち。  動けなかった。  誰も声すら出せずにいた。  ある種の魅了。その光景に魅入られてしまっていた。 「はい、最後、ボクで最後♡ごっくん♡」 「はぁ、いぃ……♡んむぅぅぅ――――‼‼♡♡」  腹に呑み込まれていく間、その足はビクビクと震え、呑まれる快感をその身で伝えてきた。  そして、完全に呑まれると、ビーキュモスクイーンは自分の腹を撫でた。 「おほほ♡とても美味だったぞ♡初心な男と女の味が腹の中で、びゅぅびゅぅと吐き出されて……♡」  撫でる手をそっと一つの乳房に動かす。 「例えば、この乳房を搾ると……びゅぅ~♡」   どびゅどぶぅぅびゅくびゅるぅぅ~~♡  自分の腹の乳房の一つを搾り上げる。  その乳房からは薄桃色の母乳ではなく、白濁とした精液の様な液体が飛び出した。 「あぁ……♡おいしぃ~♡じゅるぅ~♡」  飛び出した母乳が彼女の手にかかる。  その手を口元に持っていき、舐り上げて、そう言った。  察してしまう。ほとんどの者がもう、その白濁液の正体を知ってしまった。 「あなたたちのお仲間さんは、今この乳の下でびゅくびゅくと精を漏らして、きもちいぃ~きもちいぃ~と、鳴いているわ♡男は精を、女は母乳を、等しくわたしの乳房の栄養にしてあげましょう♡もちろん、人では味わえないような快楽をもって♡」  もう一つ、乳房を搾り上げる。  今度は粘性の低い乳白色の液体がびゅぅ~っと飛び出した。同時に、乳房が震え、その下の腹部も何かが動くように震えた。 「もう、ここは夢牢の中、さぁ、皆、選択なさい♡女王の乳の栄養になるか、抗って乳の栄養になり損ねるか♡わたしはどちらでも、いいわよ♡」  リットは……。 【選択肢】 ・問答無用で切りかかった。【第8-②話へ】 https://abnormal-create.fanbox.cc/posts/10058131 ・その場で動けずにいた。【第9話へ】 https://abnormal-create.fanbox.cc/posts/9770661


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