オタクに優しいギャル(前編)
Added 2023-09-08 11:27:30 +0000 UTC息抜きにこんなテーマで書いてみました。短編です。
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「へ〜、オタクくん、こんな女の子が好きなんだぁ…」
オタクくんと呼ばれた彼。放課後の教室で一人だと思っていたのに、ふと顔を上げると彼女がそこにいた。
金髪寄りの明るい髪色、極限まで上げたスカート、デコレーションされた爪。世間的にはギャルと呼ぶ人もいるのだろう。
ただ彼は声をかけられ硬直をしていた。俗に言う頭が真っ白という状態だ。
「…やっば……この絵……」
オタクくんが持っていた紙を手に取ろうとしたギャル。彼はふと我に帰った。
「お……おい!!!やめ……やめろよ……!!な、な、、何を、これは別に!!!」
彼が紙に書いていたのは女子高生。それも普通の女子高生じゃない、妊婦のような、いやそれよりも遥かに大きく膨れ上がった腹。まるで巨大な風船が体にくっついているような…その上にはまるでビーチボールのように巨大な球体が二つ……
「うわぁ……キッモ……」
「ち……違うんだ…これは別に俺の好きで書いてるわけじゃなくて、その……」
「じゃぁ尚更キモいじゃん」
ワナワナと震え出すオタク。
「お……何がキモいって……だから別にこれは俺の趣味じゃ……!!」
「いや、キモいって。こんなのあり得ないもん」
あり得ない大きさの腹を描いている彼。
「ファ…ファンタジーの世界の………!!」
「いやいやないって。こんなの体に玉がくっついてるだけじゃん」
「あ、悪魔に囚われて必要なシチュエーションで」
「いや聞けって、もっと膨らみ始めは下のあたりで…」
「だから非人間的に」
「ちげぇって、おい聞けって!!胸もこれじゃただの玉かよ!!」
「というか非現実的に」
「聞けよ!!!」
胸ぐらを思いっきり掴むギャル。
「本物見たことあんのかおまえ!!!ちゃんと女の膨らんだ腹と胸を見ながら描いたこと!!!」
ぐわんぐわんとオタクを揺すりながら畳み掛けるギャル。
「み……見たよ!!妊婦さんとか…参考程度には……」
「だからぁ!妊婦よりデカい腹の!」
「そんなのいるわけ……」
「バッカ、ちゃんとこれくらい膨らませた腹見て描けよ!!!!」
「いるわけが……え………?」
思わずギャルの顔を見つめるオタク。
「………てめぇいいから荷物まとめて来い………」
そういうと彼の腕を思い切り引っ張り上げて立たせる彼女。
「え?え???」
ーーーーーーーーー
気づけば彼は打って変わって部屋の中にいた。
女子高生の、意外とキャラクターの置いてある可愛らしい……
「ちょ……な……何でこんなところに……!!」
「いいから……こういうの描くならもっと早く言えよ……」
オタクはギャルとベッドに並んで座っていた。
ギャルはベッドの下から唐突に謎の管を引っ張り出す。
すると彼女はその先端に何やら液体を塗りたくり、スカートの中にその先端を持っていく。
「ん……はぁ……」
「ちょ……何をして…え……え???!!!」
手元にこれまたベッドの下からケーブルの伸びたコントローラーを持つと、彼女はボタンを押した。
ベッドの下からシューっという音が聴こえる。
「ふぁ……あぁ………膨らむ……」
「えっ、えっちょっと!!!何して!!!」
「いいから見てろって……」
片手にスイッチ持ち、もう片手を下腹部に置く彼女。するとまるで風船のように彼女は膨らんでいくではないか。まるで妊婦の成長を早回しするように…‥…
「ちょ……そんな風船みたいに……!」
「見てろって!もっと早くするか……」
スイッチをもう一度押すと彼女の膨らむスピードが上がる。下腹部はあっという間に臨月の妊婦のように、そしてすぐに双子の妊婦のように…さらには不思議なことに、彼女のたわわに実った巨乳も心なしか大きくなっていくように見える。いや、実際にそれは大きくなっていた。
「ちょっと……やばい……大き過ぎるよ……破裂……え……なんで膨らんで……?」
「まだ小さいよな……」
「わ……わかったぞ!!そうやって風船を服の下に仕込んで僕のことをからかうんだ!!そうはいかないぞ……」
「やっべ……ちょっと調子に‥‥‥」
彼女の着ていた制服はあっという間にキツくなり、制服をギチギチに引き伸ばし始める。次の瞬間ボタンが一つ、二つと弾け飛び……
「やっべ……破れる……」
「そうだ、服を脱いだらその下は風船が……」
バチン、バチンと弾け飛ぶボタンにスカート。そして露わになる白色の下着。あっという間に大きく捲れ上がり……
「ほら……風船が……え……?」
「はぁ……あぁ、夢中になりすぎてた、何か言った??」
はだけた服の下から現れたのは見るからに温かそうな色白の人肌。愛おしそうにギャルはその腹を撫でる。そしてその大きさはまるでオタクが描いたような大きくてまんまるの……
「そ……そそそそそそそれは???!わかった、リアルな……」
「私の腹だけど?触る?」
そういうとギャルはオタクの手を取り、自らの腹に押し付けた。どうみても人間が膨らむ大きさじゃないそれ。しかし今にも破裂しそうな見た目とは裏腹に、意外なほど柔らかく彼の手のひらを受け入れる。
「これじゃまだ小さいくらいか?」
「え、え……?」
「まだ全然余裕で膨らめるからさ、これ参考に……おい……おい、オタク?オタク??!」
横を見ると、真っ赤な鮮血を鼻から流しながら倒れる彼がいた。