暴虐王女の国③【被虐の売国姉妹編】
Added 2018-12-31 08:51:56 +0000 UTC3:刻まれた快感 「ぶひゃっっっっ!!? んぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははは、いへははははははははははははははははははははははははははははは!!」 それは無様な大笑いだった。 先程まで抵抗の眼差しを崩さずに睨みつけていた吊り目は羽根が腋に触った瞬間から大きく垂れ、眉は苦痛に歪む様にハの字に曲がる。 そして固く閉ざしていた唇は、閉じていたのが嘘であったかのように大きく上下に開門し唾と一緒に下品な笑いを吐き出し始めた。 「あひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇ、いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! や、やめほぉぉ!! やめてくれっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 腋の窪みを丹念に掃き掃除をする様に先端がシャリシャリと撫で上げ、窪みに集中した擽感神経を大いに刺激しエリィを笑わせる。 「ムフフ♥ 子供に笑わされて悶える大人を見るというのも……おつな物ね♥」 エリィは決して笑いたくなど無かった。こんな……命を握られた場面で笑えるはずもない。 いや、笑ってはいけない場面のハズだ。真剣に妹の命だけを考えていなくてはいけない場面であったはずなのだ。 でも彼女は笑っている……そんな思いなど消し飛んでしまえと言わんばかりにゲラゲラと……。 「はひひひひひひひひひ、や、やめろっっ! 力がにゅけるっっふふふふふふふふふ!! 手の力がぁぁぁははははははははははははははははははははははは!!」 大人の女性の笑う姿を見てマリリアはよく分からない嬉しさを胸の底で感じていた。 自分がちょっと羽根を動かしてあげるだけで自分よりも随分と年の離れた大人の女性でもだらしなく笑い悶えさせる事が出来る。それを感じた時無性に嬉しさが込み上げてきたのだった。 幼心にそれが快感であると認識は出来ていないが、記憶の根幹部分にその快感は深く刻まれる事となってしまう。 それが将来“笑わせ暴君マリリア”と呼ばれるまでにひね曲がる事になる彼女の性癖とは本人はもとより母親すらも想像だに出来なかった。 「ねぇ……お姉さん? くすぐったい? あたしのこちょこちょは……くすぐったい??」 マリリアは自分の背丈ほどある大きな羽根をエリィの伸び切った無防備な腋の窪みへと這わせ、初めて責めるとは思えない程巧みな羽根使いを見せながらくすぐり責める。 羽根の毛先1本1本が幼女の指の動きに合わせ微妙に上下に掠って刺激するそれはエリィに耐え難いこそば痒さを与え続ける。 「んはひっ!? あひひひひ!! や、やめろってば!! 私はくすぐりに弱っはははははははははははははは!! いはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 身体を左右にに大きく捻っても腋を粘着するように追いかけてくるマリリアの羽根から逃れられない。前後に上半身を振って見せても羽根の先端はしつこく彼女の事をくすぐり続ける。 油断すれば妹の命が危ないと分かっているのにエリィはその状況にそぐわない爆笑を上げ続けていた。 「ママ? これ楽しいね♥ コチョコチョってやるの……すっごく楽しいよ♥」 マリリアは幼子特有のモチモチした思わず撫でたくなる様な頬をピンク色に染め上げ、幼子とは思えない程目を惚けさせ悦んでいる。 羽根を操る手は最初こそ要領をつかめず同じような動きを見せていたが、数分も経たないうちにエリィを笑わせる“コツ”を掴んだようで、羽根の動かし方にも緩急が付き始めている。 「フフフ♥ マリリア? その羽根を少しだけ下にさげていいてごらんなさい。そしたらもっと楽しいわよ♥」 自分同様いやらしい目つきをし始めた愛娘を“愛しい”と心の中で感じながらも、女王は彼女に次の指示を与えてあげる。 その指示がエリィにとっての絶望を……マリリアにとっては更なる快感を助長してしまう結果になるとは知らずに……。 「し、下って!? ま、ま、待てっっ!! そこはやめろっッ!! 下げるなっっっ!! だ、ダメだっっっッ!! ダメっっっっッ!!」 その指示を聞いてエリィは顔を青ざめさせる。子どものようにケラケラと笑っていた事も一瞬だけ忘れ、皇女に羽根を下げるなと反論する。 しかしそんな彼女の切羽詰った言葉も、幼い皇女の耳には届かない。 耳の中に言葉は入っていったのだが、王女の言った“もっと楽しい”という言葉の方が皇女の好奇心を大きく刺激してしまいエリィの必死の言葉など掻き消してしまっていた。 「少し……下って……? この辺かなぁ?」 王女の言った“少し下”の意図を皇女はまだ理解は出来ていない。このあまりに抽象的な指示に幼子の頭ではどこをくすぐればいいのかなど導き出せるはずもない。 しかし、皇女が適当に下げた羽根の位置は、王女の狙い通りの箇所を刺激し始める。たまたまではあるがその羽根はエリィの脇腹の少し上部分……脇の下周辺をサワサワと撫で始めたのだった。 「ンびゃっっっっ!!? んぎひぃぃぃぃぃっっっっ!!? ちょっっ、やめ! やめろっっっ!!」 腋の窪みから少し下……。Bカップはあるであろうエリィの美乳の丁度付け根付近……。 上半身がピンと万歳の格好で伸びている為、突っ張った皮膚に肋骨の影がうっすらと浮き出ているその箇所を狙ったかのように皇女の操る羽根先がコソコソとこしょぐる。 肋骨の間をコソコソ……胸の付け根をコチョコチョ……背中付近の敏感な肌をサワサワ♥ 捕まった弱い生き物をいたぶるように、皇女は羽根の動きを多彩に変化させエリィを責め立てている。 「はひっ!! やっ! ま、待て!! んひっ!!? はひひっ! いひひひひ!! くひひひひ!!」 羽根先が胸の付け根を動き回る度にエリィは身体全体をビクつかせ、こそばゆさに悶えた。 数秒と同じ箇所を触らない皇女の操る羽根の動きは、肌を触られる度に強烈な電撃を浴びせられているかのように鋭い擽痒感を生む。その刺激にエリィは疲弊させられていた身体に自ら鞭を打つかのようにバタつかせ反応を余儀なくさせられる。 「マリリア。彼女ね……お胸の横辺りが特に弱いみたいよ? そこをイジメてあげなさい♥」 腋の窪みよりも遥かに刺激が強くなった羽根のこそばしに、激しく身体を動かしてその箇所だけは長く触らせまいと抵抗を続けていたエリィだったが、王女にはその“弱点”を見抜かれていたようで皇女にその弱点を責めるよう指示が下る。 「はぁ~い♥」 指示を受け取った皇女は可愛げのある返事を母親に返しつつも、ニンマリといやらしい……およそ子供らしくない笑顔を浮かべて、ランダムに動かしていた羽根先をエリィの胸横に狙いを定めて動かし始める。 ――コチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥ 「ぶひっッッ!!? んひゃああぁぁああぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははっっいはぁああぁぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははは!! ちょっと待っで!! そこはちょっど待っでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、イギャアァァァァァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 胸の横付近の敏感な皮膚を羽根先がコチョコチョと踊るようにくすぐり始めると、エリィは海老が陸に打ち上げられたかのように身体を丸めたり伸ばしたりしながら大暴れし、爆弾が爆発するかのような甲高い声で大爆笑を薄暗い地下室に響かせ始めた。 その無様な大笑いを間近で見たマリリアは、背筋の芯がゾクリと冷たい熱を通したのを感じた。 自分の操っている羽根がこの女性を笑い狂わせている……。圧倒的な支配感。圧倒的な優越感! 幼い彼女にはそれらの言葉が言語化出来てはいないが本能はしっかりと感じ取っていた……。 この行為が……快感欲求を満たしてくれる……と。 「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! く、くす、くすぐったいっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! や、やめっっっへへへへへへへへへへへへへへへへ!! やめっっんん!? んぎゃぁあぁぁぁははははははははははははははははははははははは、ヒギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 だいの大人が羽根を少し動かしてあげるだけで自分の思い通り笑わせる事が出来る……。この感覚はマリリアの幼い性感をダイレクトに刺激した。 今までの少ない人生経験の中でこれだけ快感を味わったことなんて無い。人を笑わせる事がこんなにも快感を生むなんて想像だにしていなかった。 利口に生きてきたマリリアの感性は、この日を境に大きく曲げられる事となる。これを快感をだと知ってしまった彼女は、例え自慰を何万回行おうともこの快感には敵わない。抵抗できない女性をくすぐって無理やり笑わせる……その行為自体に快感を見出してしまったのだから、もうこれ以上の快感を味わう事なんて出来ない。 マリリアは知らず知らずのうちに虜になっていた。くすぐりという魔性の悪戯に……。 「いぎゃあぁぁはははははははははははははははははははははははは!! は、は、腹が捩れるっっふふふふふふふふ!! 笑いすぎて腹が痛いぃぃぃひひひひひひひひひひひ!! んがぁぁははははははははははははははははははははははははははははは、ひぎぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ、んひぃ~~~っっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!!」 コソコソ♥ コソコソ……と羽根の先端が無慈悲にエリィの脇の下をくすぐり回す。 嫌だ嫌だと身体を捻っては笑い苦しんでいる彼女を“可愛そう”だとか“苦しそう”だとかそういう慈悲の感情をマリリアは持つ事が出来ない。 ただ自分の幼いながらも強い欲望を満たしたくて仕方がない。目の前の自分に無抵抗な女をくすぐってもっと笑わせてやりたいという欲望しか持つ事が出来ない。 「く、く、くるひぃ! くるひぃがら、やめでぐれぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへ!! 皇女っッ!! マリリア皇女っっっぅ、頼むがらぁぁぁっっはっはははははははははははははははははははははははは!! 笑いが止められないんだぁぁははははははははははははははははははは!! いひ~~っっひひひひひひひひひひひひひひひ、ンヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 ――コチョコチョ♥ コチョコチョ♥ コチョコチョコチョ♥ エリィの懇願は皇女には届かない。くすぐる事に執着してしまっている彼女には声すらも届きはしない。 ――コチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…… 羽根の先端がエリィの脇の下を這い回る。胸の付け根を焦らす様になぞり、肋骨の間をまさぐるようにしつこくこそばす。 たまに道から外れるように腋の窪みへ滑り込む刺激も与えられそれにもエリィは笑わされる。 羽根先のゴワゴワした刺激が我慢ならないこそばゆさを生み続け、自分の意思では到底笑いのループから抜け出す事は出来ない。 こんな小さな皇女に無様に笑わされている自分が憎い! こんな事を娘にさせる王女の事が憎い!! やめろと言ってるのにやめてくれない皇女の事が憎らしくて仕方がない!! 憎いっ! 憎いっっ!! そして悔しい……。 笑いが止められない自分が情けなくて……悔しい。 妹は今、死の恐怖と戦っているというのに……自分は腋や胸横をくすぐられて笑っている。 必死に助けを求めようと口枷の奥で声にならない声を出し叫んでいる妹を見ながら……笑い狂っている自分が許せない。 笑ってはいけない……。妹を思う気持ちがあるのなら、この程度で笑うなんて許されない。 そう、心の中で自分を戒めてエリィは口を閉じようと試みているのだけど……。 ――コチョコチョ♥ コチョコチョ♥ コチョコチョ、コチョコチョ♥ 「ぷふっ! ……ぶはっ!! はひぃぃっっひひひひひひひひひひ、んびゃあぁぁぁあぁぁははははははははははははははははははははは!! 笑っぢゃいげないぃぃひひひひひひひひひひひひひ!! 笑っぢゃいげないのにぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ!! んひゃあぁあぁぁぁぁぁぁあぁっっはははははははははははははははははははははははははははははははは!! いぎゃあぁぁぁぁははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 脇の下や腋の窪みに通っている敏感な触覚神経を羽根先に刺激されると咳発作のように笑いが吹き出してしまう。 そして止められなくなる。一度笑い出してしまったら笑いの衝動が次から次に押し寄せ、開いてしまった口より順番を待たずして吐き出されていく。 「お姉さん? あたしのコチョコチョを我慢しちゃだ~め! もっと笑って? あたしの為に……もっと笑って? ね?」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥♥ 「ンギャアアアァァァアアァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! いひゃあぁぁぁははははははははははははははははははははは、や、やめっっっ!! やめろぉぉぉほほほほほほほほほほほほほほほ、そんなに早く動かすなぁぁぁははははははははははははははははははははははは!! イハヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 幼い子供の悪戯は大人にとって時に残酷な仕打ちになり替わると言われることが有るが、エリィが受けている仕打ちはまさにそれに当てはまる。 マリリアからしてみればコチョコチョ遊びを存分に楽しんでいるという意識でしかないのだけど、手を降ろす事の出来ないエリィからしてみれば拷問のそれと変わりはない。 無防備な腋をくすぐって笑わせようとする子供染みた悪戯であるハズなのに、それを無遠慮に延々と繰り返されれば笑うことが苦痛でならなくなる。 笑いたくないのに無理やり笑わされる……延々とそれを繰り返される事がどんなに苦しい事か。幼い皇女には理解できない事だろう。楽しそうに笑っているのだから楽しんでいるのだろう……とかその程度にしか理解されていない。 その“理解されていない”という事が最も恐ろしい。『これ以上はやっちゃいけない』というリミットを大人が引いて上げないと、子供は欲望のままに遊ぶのをやめなくなる……悪戯が楽しいという思いだけで飽きるまで続けてしまう。善悪の判断などつかないのだから……。 「はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……いひぃ、はひぃ! も、も、もう止めでぐれ!! はぁ、はぁ……お願いだから羽根を……っっぷは! うあぁぁああぁぁぁあぁははははははははははははははははははははははははははははは!! や、や、やめろって言ってるだろっっっはははははははははははははは、いはひゃあぁあぁぁぁぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 本来ならその善悪の判断を親である王女が諭さなくてはならないハズなのに……。 「マリリア? お腹の横の括れなんかも触ってあげなさい。もっと笑ってくれるわよ♥」 王女から諭すという教育は入らない。逆に助長する……皇女の好奇心をくすぐり続けて、彼女の悪戯を……。 「本当ぉ? わぁ~い、楽しそう♥」 「お、お、王女!! もういいだろ! 皇女を止めてくれっっっ!! 後は私だけを責めればいい!! 妹は解放……」 「マリリア、やっておあげなさい♥」 「はぁ~い♥ この辺かなぁ? こちょこちょこちょ~~ぉ♥」 「解放してやって……んぐひっ!!?」 「こちょこちょこちょ~~♥ こちょこちょこちょこちょ~~♥♥」 「あはっ! ひゃひっっ!! やめっっろっっ!! んぐひゃふっっ!!?」 「こ~ちょこちょ~~♥ こちょこちょこちょ~~♥」 「ン゛アァアアァッァァァァァァァ!!? うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、やめろぉっっっふふふふふふふふふふふふ!! やめでぐれぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! いへはひひひひひひひひひひひひひひひひひっ! いひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「アハ♥ おもしろぉ~い♥ お姉さんクネクネし始めちゃったよぉ~~」 「っっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! や、やめろっっっ、腹はっっっははははははははははははははは、横っ腹は触るなぁぁははははははははははははははははは、いへひぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「ウフフ♥ 伸び切った横腹の筋をコソコソされれば……さぞかしいこそばゆくて堪らないでしょうね。私も見ていてゾクゾクしてきちゃうわ♥」 「あはっっっ! ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! は、早ぐやめさせろぉぉぉぉ!! て、手がっっっ!! 手に力が入らないっっっひひひひひひひひひひひひひひひ!! ンヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 「あらあら、手が棒から離れそうになっているわよ? でも妹さんの事を思っているのならこれくらいの刺激に負けるわけないわよね? 例え苦しくても妹さんの命の方が大事ですもんね?」 「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ! メルぅぅふふふふふふふふ!! メルだけは……妹だけは許してくれぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへ!! わだじには何してもいいからぁっぁははははははははははははははははははははははははははは!!」 「だぁ~め♥ 貴女が頑張らない限り妹さんは助からないわ……。だから少しでも楽をしようなんて考えないことね。目隠しと口枷はめてる妹さんが水槽の中に落ちたら1分も待たずに溺れ死んじゃうんだから……」 「そ、そ、そんにゃはぁあぁぁははははははははははははははははははは!! 妹は関係ないっっひひひひひひひひひひひひひひひ!! 関係ないからぁぁははははははははははははははははははははははははははは!!」 「関係あるわ。貴女が持ち出した情報を事もあろうに隣の国のスパイに売っちゃったんだから……貴女より重罪よ! だから彼女は死罪……当然よね?」 「私がぁぁぁぁははははははははは!! 私が命令しだのぉぉぉぉぉぉ!! だから私を殺じなざいぃぃぃぃぃ!!」 「うん……知ってるわ♥ でも実行したのは妹の意思。だから死罪は免れない……。そして、それを命令した姉の貴女には生きて罪を償って貰うの。妹を自分の不甲斐なさで殺してしまったという罪悪感を抱えながらね♥」 「た、た、頼むぅぅふふふふ!! もう限界なんだぁぁはははははははははは、妹だけは……妹だけは助けてくれぇぇへへへへへへへへへへへ!! 頼むっぅぅふふふふふふふふふふふふふ!!」 「フフ……。死罪の妹を助けられるのは貴女だけだって言ってるでしょ? 助けたかったらその手を放さない事よ。そんな状態であと何時間持つかしら? 1時間? 2時間? それとも……5時間は頑張れちゃう? クフフフフフ♥」 「はひぃ、はひぃ! く、くそっっ!! こ、皇女!! 皇女様っっっ!! 頼む、くすぐるの……やめて!! す、少しで良いから……休ませて!!」 「えぇ~~? せっかく楽しいのに……やめるのやだなぁ~~」 「この手を放したら……妹が死んでしまうんだ!! だから……だから!!」 「あらん? 私が取り合ってくれないから今度は娘に命乞いかしら? みっともないったらありゃしないわね……」 「皇女にくすぐられたら……手を放してしまう!! だから、その羽根をしまってくれ!! 頼む! な?」 「さらっと責任を娘になすりつけようとする辺り……薄汚いスパイの小ズルい考え方ってところよね……。とっても不快だわ、その自分の責務を放り出そうとする考え……楽をしようとする考え……。可愛そうだから少し責めを甘くしてあげてたけど……もうその必要もないわね?」 王女は不快を露わにした顔で軽く片手を上げて傍に立たされていたメイド達に合図を送る。 すると、立っていたメイド達が一堂にコクリと頷きを見せ、一斉に前へ歩を進め始めた。 「はひっ!? な、な、何だ?? く、来るな!! お前たちは……ただの見物人じゃないのか??」 合計8人のメイド達は一様に無表情を決め込み、暗い表情のままエリィのもとへと静かに歩み寄っていく。 さながら軍隊のように歩調を合わせ、不気味なほど固く緊張した顔を崩さないまま身動きの取れない彼女の周りを取り囲む様に陣を組んだ。 「マリリア? くすぐるのはもういいから、少し下がって見学してなさい」 メイド達がエリィをぐるりと取り囲むと、王女は娘に下がるようにと命令を下す。 それを聞いたマリリアは“もっと遊びたかった”という不満げな顔を作りながらも、渋々母親の言う事をきいて1歩2歩とメイドに囲まれたエリィの身体から身を引いていく。 「ちょっっ! 何?? あんた達なんなのよ!! なんか喋りなさいよ、気持ち悪いっっ!!」 何も喋らず一様に暗く険しい顔をしたメイド達に嫌な予感を募らせたエリィは、放しそうになっていた手はしっかりと持ち直しつつもその不気味なメイド達に言葉を投げかけ続ける。 「よ、寄るな!! 近づくなっっっ!! 何をしようっていうのよ、あんた達っっ!!」 不気味に傍に立つメイド達に寒気すら覚えるエリィ。不安と緊張が彼女を落ち着かせず、不自由な身体を無理やり捻って全てのメイドの姿を視界に入れ何をしようとしているのかを確認しようとする。 しかし、メイド達は主である王女の命令がない限りは何もしない。勝手な事は誰一人しようとは思っていないのだ……後が怖いから。 「フフフ……同性とはいえ沢山の人に無言で囲まれるのは中々にプレッシャーを感じるでしょ? 特に貴女はスッポンポンなんだし……♥」 「うくっ!! い、妹を……放せ。私を……解放……しろ……」 「あらぁ? さっきまでの強い口調は何処へ行ったのかしら? 震えているみたいだけど……」 「う、うるさい!! 早く……解放しろっっ!!」 「もう貴女に慈悲のような心は持てなくなったわ……。さっさと手を放して泣き崩れなさい? 情けない自分を悲観しながら……ね?」 「や、やめろっっ!! 何をするつもりだ? こいつらを下がらせろっッ!! 今すぐにっッ!!」 「ふん! 生意気に命令しちゃって……私を誰だと思っているのかしら? まぁ良いわ……ほら、あなた達? この哀れなスパイさんに極上の責め苦を味あわせてあげなさい♥」 「……はい」 まるでロボットがプログラム通りに言葉を発したかのような乾いた返事をそれぞれのメイドが返し…… そして彼女達は一斉に手を構える。 ある者は背後から手を伸ばしてエリィの胸付近で手をワキワキさせて見せ……またある者はしゃがんで地べたにあぐらをかいて座り手を逆手に構えて爪先立ちする彼女の足裏にソッと近づけ……。他の者もそれぞれ担当が割り振られた箇所に怪しく手を差し込んでいき、王女の最後の合図を待った。 そして……。 「やっておあげなさい♥」 ……という王女の号令と共に彼女達は無防備なエリィに容赦のない責め苦を加え始めるのだった。