接客が苦手な私は閉店後を楽しみにしているのです③
Added 2019-03-08 11:47:24 +0000 UTC3:教育開始 無表情な事が多い私に対して先輩が施そうとしている教育……。 それは拘束された私の身体をくすぐって……無理やり笑わせ続ける……強制笑顔の教育。 やり方は簡単だ。 “こしょぐられる”のに弱い、私のワキとか足の裏とか……とにかくこしょぐったい場所を過剰在庫にした商品でこしょぐって笑わせ続けるだけ……。 今回はヘッドマッサージャーを取り過ぎたから、これを使って私の事をこしょぐってくれている。 何で私が万歳の格好で自ら拘束されたのか? 勿論……先輩にこしょぐらせる為だ♥ 弄られれば……私がどんなに頑張っても我慢できずに笑ってしまう刺激に弱々なワキ。そこをイジメて貰えるように万歳の格好から逃げられないように自分で拘束したのだ。 私は極度のくすぐったがりだから自分の力で万歳してても、触られただけで手を下げて逃げてしまおうとしてしまう。だからそれが出来ないように拘束した。どんなにこそばくても逃げられないように…… 先輩の気が済むまで責めて貰えるよう……自ら抵抗できないように拘束されたのだ。 ハッキリ言って……この格好でこしょぐられるのはかなり辛い! 触られただけで気が狂いそうな程こしょばくなるワキを……先輩の前に無防備に晒し続けるのだ……。しかも肌を直接触ってもらう為に半裸の格好で。 指で腋の窪みをツッ~~と撫でられただけでだらしなく笑い悶えてしまう程弱いのに……なぜ敢えてそんな格好を自らするのか? それは……。 それは――。 ――ズズズズズ! カシャカシャカシャ! ズズズズズズズズズ! カシャカシャカシャ! 「ぶぐっっ!! ぐひっっっっっっ!!? ヒギャアァァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! あひゃ~~~ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! や、や、や、やばいれすぅぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふ!! まっしゃーじゃーやばいいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! ダヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 それは……私がドMさん……だから♥ 「アギャアァァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! こひょぐったいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひ!! 抜き差しすりゅの凄いダメれすぅぅふふふふふふふふふふふふ、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! イカさんの足がくしゅぐったいぃぃぃぃぃぃぃ!! んひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥」 先輩の“くすぐり指導”に……すっかりハマってしまった……から♥ 「はひゃぁぁぁぁ、ひゃひゃ、はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! いへひひひひひひひひひひひひひひひひ、いひぃ、いひぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!!」 「こうか? こうされるのがイイのか? こんな風に抜き差ししてやったらくすぐったいか?」 「びゃああぁぁぁははははははははははははははははははははははははは、いへぇぇ~~っへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!! それ効きますぅぅふふふふふふふふふふ!! それ弱いれすぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふふ!! もっとじでぐだざいぃぃひひひひひひひひひひひひ!! アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 「こ、これは……教育なんだぞ? もっとしてくれなんて……どんだけ変態なんだよ……お前は……」 「はひぃぃぃぃぃぃ!! 先輩こそニヤニヤしてりゅじゃないれすかぁぁぁははははははははははははははははは!!」 「し、してないっっ!! 私は……別に……お前を笑わせてニヤニヤなんて……して……ない!」 「してりゅ! してましゅぅぅぅふふふふふふふふふふふ!! わだじの事笑わせて悦んでまずぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふ、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 「う、うるさい!! そんな事あるもんか!! そ、そ、それより……ちゃんと笑いながら接客してみろ!! 私を客だと思って……いらっしゃいませから言ってみろ!」 「んびゃああぁぁぁははははははははははははははははははははは!! い、い、いらっしゃひぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!! いらっしゃいひましぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!! うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、えひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「ちゃ、ちゃんと言えてないぞ? ほら、もう一回! もう一回笑顔で言ってみろ!」 「ひぃ、ひぃ、ひぃ!! い、いらっっはははははははははははははははは!! いらっしゃ……っっっははははははははははははははははははははははははははははははははは!! いらっしゃひましぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! いらっひゃいましぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 腋の窪みからなぞるように滑って胸や脇腹や背中や脇の下を刺激していくマッサージャーの脚達に、私は身体を左右に振り乱して笑い狂った。 抜き差し……抜き差し……抜き差し……ただマッサージャーを上下にピストン運動させているだけの動きなのに、毎回ランダムなラインをなぞっていく脚達の刺激に私は慣れる事が出来ない。 万歳の格好で腕を伸ばし切っている為に腋のラインはピンと張り、あらゆる刺激に敏感になってしまっている。その敏感な腋の窪みを針金製のしなやかな脚達がなぞる様はどんな触り方をされるよりもこそばゆい! 抵抗感のある針金のしなりと、押し付けられる樹脂製の靴。それらが力を加えながらワキの上を滑れば想像を絶するほどのむず痒さに襲われる。足の裏をプラスチックのブラシでゴシゴシされているかのような耐え難いこそばゆさ! こんな刺激……耐えられない! 耐えられるはずがない!! 耐えられないのだけど…… 「あびゃあぁぁぁはははははははははははははははははは!! しぇんぱいっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、きちゅいぃぃぃ!! もう、きちゅいれすぅぅぅぅぅぅふふふふふふふふふふふふ!! ゆるじでぐだざいぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! ダヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 「ダメよ! もっと笑いながら接客なさい!! 今日もちゃんと出来るようになるまで笑い続けてもらうから!! ほら! もっと笑え!!」 ――カシャカシャカシャカシャカシャ!! カチャカチャカチャカチャカチャ!! 「ぐひっ!!? ぶぱっっっっっ!! ブヒャ~~~ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!! えぎひゃへひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! うぇあぁぁははははははははははははははははははははははははははははははは!! ちょ、ちょ、ちょっど待でぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!! 待っでぇぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃははははははははははははははははははははははははははははは!!」 拘束された私に先輩のくすぐりから逃れる術は1つもない。 こんな風にマッサージャーを乱暴に上下左右に動かしてくすぐったい刺激を強められても、私には身体を左右に捻るくらいの事しか出来ない。こそばくて……こそばくて……耐えきれなくなっていても……耐えなくてはならない。 その苦しみを味わうために自ら拘束されたのだから。 「ほ~~ら♥ もっと早く抜き差ししてやるぞ! これはどうだ? くすぐったいだろう? うん?」 ――ガシャガシャガシャ! ガシャガシャガシャガシャガシャガシャ!! ガシャガシャガシャガシャガシャガシャ!! 「おびゃあああぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁっっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! や、や、やびゃいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! その動きやびゃいれすぅぅぅふふふふふふふふふふふふ、だぁぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、イギィィィッッッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!」 私の左右の胸横で激しくヘッドマッサージャーの脚が抜き差しされている。それはもう本来の使い方とはかけ離れた乱暴で雑な使い方なのだけど……。でも、この乱暴な抜き差しは……訳が分からないくらいくすぐったい! 腋と脇腹と脇の下と背中を同時に強くなぞられ続けているかのようなどうしようもないこそばゆさ……。この刺激に私は頭をガクガクと上下左右に振って笑い狂う。普段のおとなしい自分とはかけ離れた……暴れ乱れる私。そんな姿を先輩に見られるのは……やっぱり恥ずかしい。恥ずかしすぎる……。 でも、もっと見て貰いたいという気持ちも半分くらい有ったりもする。恥ずかしい私の格好……私の姿……私のだらしない笑い顔……それら全てを見て貰いたい。大人しいという皮を被った私じゃなく……取り繕う隙も無いくらい純粋に笑い狂っている素の自分を……。 いつしかそう思うようになっていた。 恥ずかしい自分を見て貰いたいと……思うようになっていた。 だから、先輩の前では欲望を隠さない。 されたい事……見られたい事……見せたい事……その全部を素直に出している。 「ハハ……良いねぇ♥ その苦しそうに笑う顔……最高にソソるぞ♥」 そんな欲望だだ漏れの私を見るのが先輩は嬉しいようで……。 いつしか先輩も私をイジメる事に快感を覚えるようになっていた。 「はぎゃあぁぁはははははははははははははははははははは、ワギくしゅぐったひぃぃぃひひひひひひひ!! ワギだめぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへ!! ワギは無理ぃぃぃひひひひひひひひっひひひひひひひひひひ!!」 だからこんな風に自分の弱いトコロや責められると辛いトコロを叫んで伝えてあげると、先輩はとってもいやらしい顔をして私の弱点を集中攻撃してくれる。 「なんだ、腋がいいのか? 仕方のない咲良だなぁ~~♪ それじゃあ片方ずつ集中教育してやろう♥」 私の誘導に乗ってくれた先輩はそんな風に零すと突然マッサージャーを右手にだけ持たせて、空いた左腕を私の背中に回しギュッと片腕だけで抱きしめるように身体を密着させた。 「あひ? しぇ、しぇんぱいっッ??」 突然の抱擁に笑っていた事も一瞬忘れ素に戻った私は、密着した先輩の見上げる顔を見つめ心臓をドキドキと高鳴らせてしまう。 エプロン以外何も着けていない私の背中に先輩の力強い腕が当たり……腰の所を掴んで引き寄せられている感覚は、男の人に抱き寄せられているかのような錯覚を受け、そう言う事に免疫の無い私は途端に顔を真っ赤に染めてしまう。 先輩の綺麗な顔が私の胸元から見上げている。 エプロン越しの胸の谷間に顔を密着させながら私の事を見つめる先輩は、しばし私のドギマギした表情を堪能するとニッと口元を歪ませていつもの意地悪な顔を作る。 そして、右手に持ったマッサージャーを私の左の腋窩にそっと触れさせた……。 「ムフフ♥ ほれ……笑え♥」 私の胸元に興奮の熱い息を吹き掛けながら、先輩はそのマッサージャーが腋だけに当たる様に小さく小さく抜き差しを始め、集中的に私の腋を攻撃し始める。 「ぶひゃっっっ!!? ふぎゃあぁぁぁはははははははははははははははははははは、や、やだぁぁぁははははははははははははははははははははははは、ワキはダメって言ったじゃないれすかぁぁぁはははははははははははははははははははははははは!! イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 腋の窪みから背中側の肩甲骨までだけの範囲を、小さな動きでショリショリとなぞってこそぐっていくマッサージャーの脚達。もう、その小さな動きがこそばゆくて仕方がない! 腋の敏感な神経をなぞるように滑りながら進んでいく脚達は私が今まで味わったどんなくすぐりよりもくすぐったい! くすぐったくて、くすぐったくて堪らない! だからせめて身体を捩って逃げようとするのだけど、先輩が抱きしめているせいで身体を動かせなくなってしまっている。くすぐったさから逃げたいのに……それすらも封じ込められてしまっている。 「弱いところを責めるのも教育の一環だゾ♥ ほ~~ら、コチョコチョコチョ~~♥」 手を降ろす事も……動くことも許されていない私に、先輩は容赦がない。 エプロンの横サイドから堂々と晒されている私の抵抗できない恥ずかしいワキをこれでもかと集中攻撃し始める。 「あびゃあぁぁははははははははははははははははははははははははははは!! ムリ! ムリ、ムリぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ!! ワキはこしょばいですってぇぇぇへへへへへへへへへへへへへ! いへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、んはっはぁぁははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 身体を横に捻れないのだから脚をジタバタさせる事と手を思いっきり振って枷をガシャガシャ鳴らす事くらいしか出来ない私。この先輩のくすぐりに対してなんの抵抗もできない……という感覚が私にとっては快感に繋がっている。 先輩に支配されている……先輩が許してくれるまで笑わされ続ける……そういう無力感を感じるようになった時、私はお腹の下あたりがキュンキュンし始めてしまう。 「さ、さあ! 今度は“ありがとうございました”って言ってみな。ハァハァ……ほれ、笑いながら……言いなさい♥」 先輩がマッサージャーを上下に動かすだけで私は笑わずにはいられなくなる。ワキの筋を行ったり来たりする針金製の脚がゾワリゾワリと私の敏感な神経を撫で回し笑わずにはいられない刺激を送り続ける。 堪らない! 先輩に抱きしめられている状態もドキドキしちゃうし、先輩に好き放題笑わされているこんな状態も堪らない! 苦しいけど……辛いけど……逃げたくて仕方がないけど……堪らない! 「ばひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、うへへへへへへへへへへへへへへへ!! あ、あ、ありがどうっっふふふふふふふふふふふふ!! ありがどぉっっほほほほほほほほほほほ、はぎゃ~~はははははははははははははは!! ありがどうごじゃいまじだぁぁぁははははははははははははははははははははははははは!! うわぁあはははははははははははははははははははははははははははは、いひぃ、いひぃぃぃぃっっっ!!」 「(ゴクッ)な、な、なんて言ってるか……分からないぞ? ほら、もう一回……もう一回やれ!」 「えびゃあぁぁぁ~~っひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! あ、あ、ありがぁぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははははははははははははははははは!! ありがどうぅぅぅふふふふふふふふふふふふふ、いひへぇぇへへへへへへへへへへへへ!! ありがどうごじゃいまじだぁぁぁはははははははははははははははははは、ありがどうごじゃいまじだぁぁぁぁぁ!!」 「い、い、良いぞ! その顔……すごく……良い♥」 「いきぃぃひひひひひひひひひひひひひ!! うへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!! しぇんぱいぃぃひひひひひひひ、言いまじだぁぁぁぁ!! 言いまじだよぉぉ!!」 「じゃ、じゃ、じゃあ……そうだな……。このマッサージャーの入荷数は在庫と合わせて何個にしておけと教えた? ほ、ほら! 答えてみろ!」 「おびゃあぁぁぁはははははははははははははは、お、覚えでまじぇん!! そんにゃの覚えでましぇんよぉぉぉ!! ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 「なぁ~にぃ~? 覚えていないとはけしからんな! お、お、お仕置きしてやる!! ほれ、右は飽きただろ? 今度は反対の左腋を責めてやる♥」 「ま、ま、ま、待ってしぇんぱい! 少し……少しで良いから休憩をっッ!! 今……そっちをやられたら……ヤバいですぅぅ!!」 「だぁ~め♥ 私の教育的指導はそんなに甘くないって……お前が一番知ってるだろ?」 「あひっ!? ら、ら、ら、らめ……左は……らめれすぅぅ!!」 「笑いながらしっかり反復しろ! いいか? 在庫と合わせて25個だ! ほれ!!」 ――カシャカシャカシャカシャカシャカシャ! カシャカシャカシャカシャカシャ!! 「いぎゃあああっぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁっぁははははははははははははははははははははははははははは!! ダメってい言っだのにぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! あぎゃあぁぁぁはははははははははははははははははははははははははははは!! いひぃ、いひぃぃぃぃぃぃ!!」 先輩は私の本気の休ませてと言う言葉も無視しながら、素早くマッサージャーを持つ手を切り替え、右腋の責めから左腋の責めへと切り替える。 しばらく刺激されていなかった左腋はそのマッサージャーの脚が少し触れただけでもゾワゾワゾワッと寒気を沸き立たせ敏感に刺激へ反応をしてしまう。 そんな敏感になっていた腋だから、先輩がほんの少しマッサージャーを上下させるだけでも恐ろしい程にこそばゆく感じ私は涎と汗と涙を同時に流しながら大爆笑を強いられる。 ――カシャカシャカシャカシャ! カチャカチャカチャカチャカチャ!! マッサージャーの脚が軽い力でグッと腋に押し当てられ、その後はその力加減に沿って腋や肩や脇腹や胸の付け根まで皮膚をなぞって広がっていく。それだけでも我慢できない程くすぐったいのだけど、本当にヤバいのは押し込んだ後の引きの方! 押し込まれる時に覚えたこそばゆい感触を今度はもう一度なぞるように引いていく動きは、どんなこそばゆさが与えられるか分かっているが故に耐えられない! 予想通り……またはそれ以上の刺激が加えられると、私は絶叫に近い笑いを零してしまう。 押し込んで……引いて……と単純な動きしかしていないハズなのに、その複数ある脚に様々な箇所を同時に撫でられると私の爆笑スイッチは簡単に押されてしまう。 例えるなら爪の先を腋や胸の付け根に押し当てて痛くならない絶妙な力加減で皮膚をなぞられている様な感覚。先輩の綺麗な爪で少し強めになぞられている様な……あの感覚! 触られた箇所がゾクゾクしちゃって……痒くなって……こそばくなって……もう訳が分からなくなっていく……そんな感覚を延々と味わっている感じ。 なんだか切なくなってきてしまう。 先輩に触られている風に感じるけど実際は無機質な道具にこそばされていると理解してしまうと……どうしても切ない。 くすぐったいけど……何か物足りない。 何かが……。 「ほれ! お前は今回このマッサージャーを何個発注した? 言ってみろ!」 「はひぃぃぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!! 100個れすぅぅぅふふふふふふふふふふふ!! 100個発注じまじだぁぁははははははははははははははははははははははは!!」 「75個も過剰在庫になったじゃないかっ! この責任どう取ってくれる? うん?」 「アビャアアァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! ごべんなじゃいぃぃぃひひひひひひひひひひひひ、いっひひひひひひひひひひひひひひ!! ゆるじでぐだじゃいぃぃひひひひひひひひひひひっひ!! うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 「私の買い取った在庫分……今日は徹底的にお前のそのエロい身体で支払って貰うからな! 分かってるな?」 「えひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! わがっでまずぅぅぅふふふふふふふふふふふふ!! 私の身体でしぇんぱいにお返ししましゅぅぅぅふふふふふふふふふ!!」 「そ、そうか……うん。分かっているなら……良い。うん……」 「はぁはぁはぁ……はひ、はひぃ、はぁはぁはぁ……あ、あれ? 先輩? なんで止めちゃうんですか?」 「うっ、い、い、いや! その……何でもない……」 「じゃあ……なんで顔……真っ赤なんでしゅ?」 「そ、それは……その……」 「うん? しぇんぱい?」 「………………いや……なんか、こうやって抱き付いてるとさ……」 「はい?」 「咲良の身体……温かいなぁ~とか……柔らかいなぁ~とか思っちゃって……」 「……?」 「だから……その……なんかこう…………やっぱり……直接手で……触りたいかなぁ~なんて……ハハ……」 「……!? ちょ、直接?? 手で??」 「あ、いや! 嫌なら……別に……」 「……………………」 「……嫌……か? その……私に手で……触られるの……」 餌を貰えるか不安な子犬のようにシュンとなった先輩の顔。私が言葉を発さずジッと先輩の顔を見つめているだけなものだから勇気を振り絞って自分の欲求を伝えた先輩も戸惑っているのだろう。 もう少しこの先輩の不安そうな弱々しい顔を見ていたいえれど……そんな意地悪で私の欲求まで我慢出来る余裕が実は私にもない。 だから先輩を安心させる言葉を返してあげる。精一杯の笑顔を添えて。 「嫌……じゃ……ないです。別に……嫌じゃ……ないですよ? 先輩♥」 すると先輩はパッと明るい電球が光を灯す様に私に眩しい笑顔を見せる。 「アハ♥ じゃ、じゃ、じゃあさ! その……折角だし……胸とか……触ってみたりしても……良かったり?」 「う~~ん それは……考えときます♥」 「えぇ~っ! 少しくらいいいじゃないかぁ~! くすぐるついでに……」 「そういうの、簡単に許したら先輩調子に乗ってもっとエッチな事してきそうですもん♥ だから……お預けです♥」 「むぅぅ~~! じゃあ、触らせてくれるまで……くすぐってやる♥」 「良いですよ~私を屈服させてみてください♥」 「よぉ~し 覚悟しろよ~~♥」 「……はい♥」 裸にエプロンだけという男子なら悩殺してしまうような格好でバンザイ拘束されている私。 別に先輩を誘惑しようなんて思ってはいなかった。ただ、くすぐられる事を楽しみたかったからこの格好になっただけだったのだけど……。 先輩には誘惑していると映ってしまったらしく、溜まりに溜まりまくっていた彼女の歪んだ淫欲を露出した私の肌が刺激してしまったらしい。 先輩に百合っ気が有る事は前から知っていた。お気に入りの女子を見るとやたらベタベタくっ付いて過剰なスキンシップを行っているのを何度も見ている。だからこの先輩が行う“教育”が私は大好きだった。だって……私も、先輩の事が好きだったのだから……。 何でも出来て何でも知っている憧れの先輩が実はこんな性癖を持っていたなんて……最初は驚いたし少し幻滅もした。でも、好きになってしまった先輩の事をもっと知ってみたいという好奇心には勝てずこの“笑わせ教育”を何度か受ける事になったのだけど……。何度か先輩に笑わされるうちに、くすぐられて笑う事への快感の方に目覚めてしまった。 あの……肌をゾワッと刺激するむず痒い感触。そしてその刺激に耐えきれず思わず笑ってしまっている自分……。 普段全く笑わない私からしてみたら、この無防備に笑うという行為自体気持ちの良いものだった。 本当は皆の前で明るく笑っていたい……。でも笑っている顔を晒すのは恥ずかしすぎて出来ない……。 そんなジレンマを抱えて生きていた私にとって、この無理やりにでも笑わせてくれる刺激は殻に閉じ籠っていた私の気持ちを解放してくれる“気持ちの良い刺激”なのだと自覚するようになってしまった。 大好きな先輩の前でどうしようもなく笑ってしまっている自分……。 だらしなく笑ってしまっているのが、情けなくて……恥ずかしくて……なんか悔しくて……。でも、なぜか先輩の前で笑えている自分が嬉しくて……。 もっと刺激を沢山受けたいと、教育の時間が訪れる度に徐々に薄着になっていったり……。今日なんて裸にエプロンなんて……大胆にもほどがある格好で来てしまった。 先輩にくすぐって貰いたいから……。大好きな先輩の前で笑いたいから……。そんな歪んだ欲望が私を勝手に大胆にさせていった。 女子をくすぐって笑わすのが大好きな……特殊な性癖をお持ちの先輩と、くすぐられて笑い乱れるのが快感になってしまった私……。 先輩の手で直接くすぐられるなんて今までなかった。 いつもは筆とか羽根とか道具を介してヤられていたから、肌を直接触られるなんて経験……皆無だった。 どんな刺激なのだろう? 直接指で触られるって……どんな刺激なのだろう? あぁ……ドキドキする! ドキドキしすぎて……胸が苦しくなっていく! 早く……触られたい♥ 早く……くすぐられてみたい♥ 早く…………私の素肌に……触れてっ♥ しぇんぱいっ♥♥