笑うPT研究クラブ活動日誌#3:⑪
Added 2020-09-02 10:50:28 +0000 UTC11:本当の始まり 「はぁ……演技するのってほんと疲れるわぁ~~本当はあんたがズルしてるって事も知ってたけど……“くすぐりが効かないなんて聞いてない! どうしよう!?”って慌てふためく演技をするのは普段の私のキャラとかけ離れているからホント役作りするの大変だったんだから」 改めて玲美さんの無防備な足裏の前に胡坐をかいて座り込んだ理子先輩はやれやれと言わんばかりの息を吐き両手に持った羽根フォークを構えながらニヤニヤと笑みを浮かべそれを素足の方へとゆっくり近づけていった。 「ま、待ちなさい!! こんなの卑怯よ! 紗英さんを脅して薬を作り替えさせるなんて……わ、私は認めないわよ! 今すぐにこの拘束を解きなさい! さもないと……」 玲美さんは薬で感覚を麻痺させていたはずの足に普段以上の鋭敏な感覚が宿り始めている事に気付き、慌てて私たちの行いを糾弾しようと声を上げる。 「なによ? さもないと……何? 何かできるわけ? そんな状態で……」 「うぐっ! くっっ……」 「そもそもあんたがあの薬を飲んでズルしなければこうはならなかったのよ? 自業自得じゃない……」 「あ、貴女達が卑怯な拷問をすると分かっていたから……耐性をつけて挑もうとするのは当たり前の事よ!」 「そうね……でもそういう抜け目ない部分が今回はあんたの敗因になったんじゃない? 私達はそこを付け込ませてもらったに過ぎないんだし……」 「は、敗因? ふざけないで! わ、私は負けなんて認めない! 絶対……認めないっ!!」 「その強がり……まだ言えるんだ? もうあんたも気付いているんでしょ? 薬の効果が反転し始めていることに……」 「っく!? つ、強がりじゃないわ! 貴女みたいな発育の悪いお子様のような相手に屈服させられるなんて屈辱以外の何物でもない! 絶対に負けないわよ……絶対に……絶対にっっ!!」 「そんなこと言っていいのぉ~? ほら……このとってもこそばい羽根の先が……あんたの哀れな足裏に触れようとしているのよ? 普通以上に敏感になってる足裏にこんなものが触れたら……どれだけこそばいか……想像くらいつくでしょ? さっきまで部下やお友達がさんざん嬲られていたシーンを見てたんだから……」 「はひっ!? し、知らないっっ!! 知らないっっ!!」 「部下の子やお友達とは違って……あんたの足は指1本たりとも動かせない様に拘束されているわよね? 彼女たちはまだ足をばたつかせてくすぐったい刺激を少しは紛らわす事も出来たけど……あんたは一切それが出来ないの。どんなにこそばゆくて気が狂いそうになっても……あんたの足裏は横に動かすことも縦に逃がすことも足指をジタバタさせることすらも叶わない……それがどんなに辛い事か……想像できる? ねぇ?」 「う、うるさい! うるさいっっ!! そのしたり顔をやめろっっ!! むかつくのよ! その生意気な顔っっ!!」 「おぉ……怖い怖い♥ ダメじゃない……風紀委員長ともあろう人が……そんな怒鳴り散らすような暴言を吐いちゃ……。ほら、そんな怖い顔しないで笑いなさい? ほらぁ……」 理子先輩はニヤリと口角を上げると、触るか触らないかの位置で止めていた左右の羽根フォークを彼女の土踏まずめがけてゆっくりと下げていった。 ――サワ♥ サワッ♥ 羽根の先端達は降ろし始めてすぐに伸びきって平らになった土踏まずの部位に横一列に触れていき、玲美さんにある意味“初めて”の羽根の感触を味わせていく。 「ぅひっ、ひゃんっっ!!?」 羽根が触れた瞬間、玲美さんは飛び上がらんばかりに身体をビクつかせ、強気な彼女からは想像もつかない可愛らしい悲鳴が口から吐き出された。 「あらぁ? まだ、遠慮してほんのちょっとしか触ってないんだけど……なぁ~に? そんなにこそばかった?」 「ち、ち、ちがっ!! ビックリしただけよ! 急に触るからビックリしただけで……も、もう声なんて出さないわ!」 声を上げてしまったのが恥ずかしかったのか顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまう玲美さん。こうしてみるとあの強気な彼女とのギャップが激しくて……なんだか可愛らしささえ感じてしまう。 「ふぅ~ん、そう? じゃあ……こういう事されても、声出さない?」 理子先輩は目を意地悪なジト目にして右手に持った羽根フォークだけを小さく上下に往復させて玲美さんの土踏まずを虐めるようにくすぐり始めた。 「くひっっ!!? んひぃぃぃっっ!!? ちょ、ちょっっっ!!」 思わず足の枷がガタンと音を立てるほどにビクついてしまった玲美さんは、その意地悪な刺激に結局声を出してしまい反応を余儀なくさせられていた。 「あれぇ~? 声が出てるような気がするなぁ~~? 気のせいかなぁ~?」 声が出てしまったことを聞こえないフリするかのような振る舞いを見せる理子先輩は、意地悪な言葉を投げかけつつも今度は反対の羽根フォークも小さく上下左右に動かして玲美さんに追加のこそばゆさを与えていく。 「あはっ! くはっっ! ぅくくくくくくくくくく……や、やめ……触らないでっっ!! んくひっっ!?」 くすぐったさを感じていなかった先ほどまでの反応と違い、少しの刺激でも過剰に反応してしまっている今の玲美さん……。身体をクネクネと左右に捻ったり顔をブンブンと横に振ってみたりと、足裏から送られてくる刺激に必死に気を紛らわそうとするが……肝心の足裏が全く逃げられなくされているため、羽根の動く時間が長くなればなるほど我慢ならない笑意に襲われ口元が緩み始めてしまう。 「触らないでと言われれば尚更触りたくなるんだから人間の性(さが)って不思議よねぇ~~♪ 特にこんな生意気な口をきいてた被者に懇願されちゃうと……余計にね♥」 指の一本も動かせず完全無抵抗に晒されてしまっている玲美さんの美しい足裏に、鉤爪の様に曲がった羽根の先端達を薄く当て、小さな動きで意地悪くコソコソ引っ掻いて反応を楽しんでいる理子先輩。そのいやらしい責めに対して玲美さんの顔は、先ほどまでの冷酷そうな表情とは打って変わった“笑いを堪えるのが苦しくてしょうがない”と言わんばかりの苦悶の表情へと変わっていた。 「どうしたのぉ? まさかもう限界だなんて言わないわよね? あれだけ私に対して立派な啖呵を切ったんだから……」 窪みすら出来ないくらいにピンと引っ張られるように磔にされている彼女の土踏まずに、理子先輩の操る羽根フォークが決して慌てずゆっくりな動きでコソコソ…コソコソ…と、小さく引っ掻いていく。足裏の皮膚に触れる度に羽根先がくねる様に先端を曲げ、先輩の手の動きに合わせて皮膚をなぞっていく……決して広い範囲をくすぐっている訳ではないが、土踏まずを集中してなぞりこそぐるその動きは刺激を想像するだけで私の足もジクジクとモゾ痒い気分にさせられてしまう。 想像だけでこそばゆい感触に襲われるのに……実際にそれを受けている玲美さん自身はどれほどの苦痛を味わっているのか……しかも彼女の場合は薬によって感度が高まっている状態なのだから余計に……。 「くぷっ! んくっっふ!! んんんっっっ!! げ、げ、限界なんてっっへっ! 誰も言ってないでしょっ! この程度の刺激くらいで……んん、わ、私が……負ける訳がっっ、くぷっっふふふっっ……ぐぅぅぅっっっっっ!!」 必死に顔を横に振って刺激を紛らわそうと試みてる玲美さんだけど、強気な言葉を吐くために口を開くと思わず吹き出してしまいそうになってしまっている。どうにか笑いを抑え込もうと必死に口を閉じて我慢に戻ろうとするが足裏への刺激が続くにつれ、その我慢顔も口元はニヤケきり目元は垂れ下がった完全な笑いの形を取ってしまうようになる。 あとは口を開かせさえすれば彼女は笑ってしまう事だろう。 意地でも笑うまいと手足をばたつかせて抵抗しようと試みている彼女に……理子先輩は更なる陰湿な攻めを展開し始める。 「ふぅ~~ん、まだそんな強気な言葉が出てくるんだぁ? 中々しぶといじゃない……だったら少しだけ意地悪しちゃおっかなぁ~?」 土踏まずを優しくこそいでいた羽根達が一瞬ピタリと動きを止める。そして“責め場所を変えるわよ”と言わんばかりに フォークの位置を足の上部まで動かして足指の付け根付近で陣を構えなおした。 「はぁ、はぁ、はぁ……ぜ、絶対に負けないっっ! この程度の事で……わ、私が……」 指の第一関節部分に食い込むようにワイヤーを掛けられた足指達は拘束板にが直立させられているかのように磔にされている。そのピンと伸びた足指達の付け根……その付け根の張るように膨らんだ母指球と小指球の頭頂部に羽根の先端を配置し直した理子先輩は、羽根を動かす前の余興を楽しむかのように玲美さんの慄き顔を足の間から見上げて憎たらしい責め言葉を放った。 「フフフ……ココは効くわよ~♪ 指の付け根付近は特に過敏な神経が集まっているから、こんな羽根なんかに触られたら……声を出さずにはいられないんじゃないかしら?」 そっと足指の付け根に羽根の先端を触れさせ、いかにも“これから引っ掻くぞ”と言わんばかりの態勢を整える理子先輩。彼女の顔は玲美さんの反応を楽しみにしているのが分かるほどにニヤついてしまっている。 「はふっっ!! くひっ!? た、ただ触られているだけなのに……もう、ゾクゾクしてくるっ!! そ、そこはだめっっ! やめてっ! 触らないでっ!!」 羽根先が指の根元に触れた瞬間、玲美さんの身体は急激な寒気を食らったかのようにビクリと全身を震わせた。そして、その感触が自分にとって致命的な刺激に成り得ると感じた彼女は慌てるように理子先輩に制止を呼びかけ始める。 「あらあらぁ~? まさかもう降参するつもり? まだ羽根を置いただけじゃない。案外根性なしなのね♥ 風紀委員長さんって……」 「ち、違っ! 降参なんて……私がするわけが……」 「へぇ~そうなんだぁ? じゃあ……こういう事をしても構わないわよね? 降参しないんだし……」 理子先輩は視線を足裏に戻すと足指の付け根の膨らみに置いていた羽根の先端を、車を車庫に納車するが如く足指の間に向けて羽根をゆっくりと滑らせ、それぞれの羽根が足指の“股”に納まるべく皮膚をなぞりながら移動させていった。 「うひぃぃっっっっ!!? ひっっ! ひぃぃぃっっっ!! んあっっっっっはっっっくふっっ!!」 4本の羽根先が母指球、小指球の膨らんだ肌をジワジワ撫でつつ指の股部分まで移動する刺激は玲美さんの我慢を一瞬で砕き、彼女に情けない悲鳴を上げさせ……ついにはその口から笑いのこもった息を吐き出させるようになる。 「くはっっひ!? はひっっ!! んひひっっ……ひひっっ……んくくくくくくくくくく、ふふふ……んぐぐっっ!!」 それでも笑うまいと必死に口を閉じようとする玲美さんだけど、弱点を見抜いた理子先輩がそこで手を抜くはずもなく……指の股から母指球の膨らみへ、膨らみから再び指の股へ……と、羽根フォークを何度も往復させ玲美さんに我慢ならない刺激を与え続けていく。 「ひはっ!? んひっっ!! ちょ、やめっっ! んひっ!? くくっ……んくく……くふっ! んぐっぐっぐっぐっっふ!! くふっっふふっっふふふふっっ……んんんっっ!!!」 どんなに指の股を閉じようと足指を動かそうとしても指1本1本に掛けられたワイヤーがその動きを阻害しいかなる抵抗も受け付けない。そんな無防備な足指の股部分を理子先輩は容赦なく羽根先で引っ掻いて責め立て言葉でも責め立てる。 「ほ~ら、ほらぁ! 動けなくされた足指の股を同時にこしょぐられる気分はどう? 気が狂いそうになるくらいくすぐったいでしょ♥ 笑いたいんだったら笑っていいのよ~? 我慢は体に毒なんだから……」 「っはっっ!? んくっっ!! だ、誰が……笑ってやるかっ! こんな刺激ごときにっっひ……くひっっ!? んぐっっっっっくっ……」 目を瞑り片方の口元を引きつらせて肩を震えさせながらどうにか笑いを堪えている彼女だが、その我慢が糸を切る様に崩れ去っていくのは理子先輩の次の責め言葉が放たれたすぐ後の事だった。 「へぇ、笑わずにいれると思ってるんだ? 我慢できると? 私のくすぐりに……」 そういうと理子先輩の手がピタリと止まった。 止まったと言ってもほんの1~2秒という短い時間だった。この短い制止を挟んだ理子先輩は次の瞬間…… 「だったら、耐えて見せなさいよ! このくすぐりをっっ!!」 油断を誘う間を開けた直後、今度は先ほどまでとは比べ物にならないほどの素早い上下運動で羽根を操り、指の股から母指球、小指球の膨らみまでの往復を目にも留まらぬ速さで往復を繰り返させた。 間を開けられ息をつこうとした玲美さんに突然襲った本格的な羽根の引っ掻き刺激! この刺激は息を吸い込むため口を開けようとしていた玲美さんの口から逆に溜め込んでいた我慢の息を吐き出させる結果をもたらす。 「ぶはっっっっ!!!」 一瞬何が行われたか理解できないという顔をして息を反射的に吐いてしまう玲美さんだが、羽根の刺激が本格的に脳の神経に知覚されると、その顔は瞬く間に笑いの顔に変えられていってしまう。 そして―― 「ふぎゃっっっっはっ!? ンギャアァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、いへひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、くははははははははははははははははははははははははははははは、待っへ! ちょっほ待っへぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いひっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 彼女の口からは、およそ清楚でクールそうな見た目とは裏腹な豪快な笑いが吐き出され始めた。 「そ、そんにゃのズルいっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、一回止めるのズルいわよぉぉほほほほほほほほほほほほほほ、んきぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、んびゃっはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「ズルなんてした覚えはないわよ? これはテ・ク・ニ・ッ・ク♥ こういう風に少しだけ、やめた“フリ”をしてあげれば脳は勝手に勘違いして安堵の隙を生むことが出来る。その一瞬の油断を突きなおして責め立てるのも拷問官の技術のうちなのよ」 玲美さんは必死に口を閉じようと唇を“へ”の字に形作ろうと力を込めているが、一度我慢を放ってしまった彼女に雪崩の様に押し寄せてくる“笑わせの衝動”に抗う事など出来るはずもなく、すぐに口を開いてバカでかい笑いを吐き出してしまう。 「ヒギャッッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、だ、だめっっへへへへへへへへへへへへへへへ、わ、わ、笑いがとめられないっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! い、息がっっ! いきがぁぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 足指への刺激が余程弱かったのか、それともくすぐり方が絶妙に上手くてそうなっているのか、羽根の先端がコソコソと足の指の股を引っ掻く度に笑いをの声量が上がっていく玲美さん……肺に溜めていた空気もその笑いに大いに吐き出しを余儀なくされかなり苦しそうな顔を浮かべながら笑い悶えている。 「さぁ、本番はここからよ♪ こういう責めなら……こっちの方が本命なんだから今なら♥」 玲美さんにしっかり“笑い癖”が付いたと判断した理子先輩は、足指の付け根から母指球と小指球の膨らみの方まで羽根を移動させまたほんの少しだけの間を開けるように動きを止めた。 「はひっ、はひぃ! 本命って……なに? はぁ、はぁ……どういう意味? ねぇ!」 くすぐりの刺激が薄れた玲美さんは理子先輩に質問する体を取りながら、与えられた“間”を有効活用するべく口を大きく開けいささか大袈裟に呼吸を繰り返し肺に酸素を溜め込もうと画策する。 しかし、理子先輩の次の攻撃は折角取り込もうとした空気を全て吐き出させる強制的な笑いを生む結果となってしまう。 「ほ~ら♥ 一度笑ったんならこれはもう耐えらんないわよぉ~♪ そ~れ、コチョコチョコチョコチョ~~っ!!」 母指球と小指球の膨らみの上で眼下に広がる土踏まずやカカトを眺めるように待機していた羽根の先端達が理子先輩の可愛いコチョコチョの掛け声とともに一斉に膨らみの丸みをなぞりながらメインとなる“くすぐられ会場”へとなだれ込んでいく。 羽根達が膨らみを折り切って最初に触ったその場所は、言わずもがな先程ジワジワと攻めていた土踏まずの部位。そこへなだれ込むように至った羽根の先端達は、先程の様に焦らすような触り方をせず……ある種乱暴に掻き毟るかのようにピンと張る様に伸ばされ土踏まずの皮膚を上下・左右・ナナメと不規則に素早く引っ掻き始めた。 「ふぎっっ!!? ぶはっっっっっっ!!!」 先程責められた場所なのだから玲美さんは耐えられるのでは? と、一瞬私の脳裏を疑念が横切ったが、その予想に反して彼女はくすぐりが開始されたと同時に盛大な吹き出し笑いを口から出して、先程までよりもトーンの上がった笑いを吐き出し始めた。 「ふぎゃああぁぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははは、ちょ、だめっっへへへへへへへへへへへへへ、それだめっっ! それだめぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ、さっきよりもくすぐったいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やめてっっへへへへへへ、だめッっへへへへ……ンギャアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 素早い動きで4つの羽根の先端が平らになるまで引っ張られた土踏まずの緊張した皮膚の上を色んな方向に引っ掻きまくる。先程の触り方が愛撫のようなものだとするならば、今行っているのはれっきとした“くすぐり”という行為だと理解できる。 確かに羽根でソワソワ触られる感触もくすぐったくないわけではないけど、今みたいに素早く色んな方向へランダムに引っ掻くくすぐり方をされれば死ぬほどこそばゆく感じるのは明確だ。しかも片足じゃなく両足を同時に引っ掻かれているのだ……そりゃあ、どんなに我慢強い玲美さんであっても笑わずにはいられないだろう。 「“さっきよりもくすぐったい”ですって? そりゃそうでしょ……さっきまでのはただの遊びだったんだから♥」 「はひぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、あ、遊びっ!? くひっひひひひひひひひひひひひひひひ、さ、さっきのは遊びだっていうの? っははははははははははははははははははは、いひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ひぃひぃ!」 「そうよ? どこまで耐えられるか試す遊びだったんだけど……案外簡単に笑い出しちゃったから拍子抜けなのよねぇ~~」 「ふ、ふ、ふざけっ……っへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、くひぃっひっひっひっひっひっひっひっひhっひっひっひっひっひ、ダハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! 何が拍子抜けよっ! っぷくくくくくくくくくくくく、はひゃぁははははははははははははははははははははははははははははは!!」 「あの程度の刺激に耐えられず笑っちゃったんなら……もうこれ以降の責めにあんたは絶対耐えられないわ♥ だって……この責めもまだ2割程度のくすぐったさしか与えてないんだもん……」 「に、に、2割っっひ!? うぞでじょ? 2割ってへへへへへへへへへへ、くひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、これで2割なのっっ!?」 「そうよ♪ だってほら……まだこんな道具で遊んであげる程度の責めしかしてないんだもの♥ 本気でやるなら……当然“手”を使って責め立ててやるわ」 「手っ!? はひひひひひひひ、んはっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、ぃははははははははははははははははははははははは、ぅへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「そう♥ この小さくて細い私の直の手であんたの逃げられない足の裏をコチョコチョ~ってくすぐってあげるの♥ 言っておくけど……こんな羽根の刺激とは比べ物にならないくらいくすぐったいからね。今のうちに肺に空気を溜めておきなさい? でないと……酸欠だけじゃ済まなくなるわよ?」 「ぷはっっはははははははははははははははははははは、む、無理よっっ! 笑いが止められなくてっっへへへへへへへへへへへへへへ、空気なんて吸ってられないっっひひひひひひひひひひひひひひ!! だったら止めてっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、せめて少しだけでも羽根を動かすの止めてっっ!!」 「止めるわけないじゃない♪ この程度の刺激で笑っちゃった罰よ。自力で笑いが止められるまで延々この羽根で足の裏を引っ掻いてやるんだから♥」 「ひっっ!? いひゃあぁぁははははははははははははははははははははははは、そんなの無理よ! ムリっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、がはっはははははははははははははははははははは、ひぃ、ひぃっ!」 「無理でもやりなさい? でないと休憩すら与えてあげないんだからね! ほらっ! 我慢しろ! が・ま・ん!」 「ひぎゃあぁぁぁはははははっははははははははははははははははははは、羽根の動きが速いっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ンギヒャァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! やめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへっへ!!」 反り返った母指球の膨らみをコチョコチョ……土踏まずの中心をカキカキ……カカトの膨らみをコショコショ……足裏全体を上から下に縦断するように一気にソワソワ~~ 実に多彩な攻め手を披露しながら理子先輩は玲美さんの足裏を余すことなく羽根でいたぶっていく。こんな無抵抗に拘束された足裏をそんな風にこそぐられれば誰だって笑いを堪えることなど不可能な事は明白だけど……理子先輩は無慈悲にもその笑いの生理現象を意地でも抑えてみせろと責め立てる。そんな事無理だと彼女も分かっているいるのに……。 玲美さんはきっと今絶望の淵に立たされている事だろう。我慢できない事が分かり切っている笑いを“我慢しろ”と責め立てられ……我慢できなければ休憩も与えないと言われれば、そりゃ我慢しようと努力はしようとする。でも、いくら我慢しようと努力しても意地悪な理子先輩のくすぐり攻撃から笑わずにいる事など出来なくて……自分の意志に反して笑いが吐き出されてしまう。 我慢しろと命令されているのにどうしても笑う事が我慢できないこのもどかしさ……自分の意志ではどうにもならないこの無力感は彼女の不安と焦りを掻き立て、やがて絶望へと誘われていく。 かつての私がそうだったのだから……きっと彼女もそう思っているに違いない。 「あと何分くすぐれば我慢できるのかしら? いつになったら笑わずに普段の生意気な顔に戻れるかしら? ねぇ! ほらっ! どうなのよっ! うん? ほれ、ほれぇ!!」 「ヒギャッッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! いひぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、こ、こんなの我慢できるわけないっっひひひひひひひひひひひひひひ!! あ、足が敏感になりすぎててっへへへへへへへへへへへ、くすぐったいのが我慢できないっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「そう? じゃあ……休憩無しで本番の“生指こそぐり回しの刑”を始めちゃうわよ~~? いいの? ねぇ、良いの?」 「ま、待っへ! お願いっっひひひひひ、休憩っっひひひひひひひひひひひひひ!! 少し休憩っっひひひひひひひひひひひひひひ、プハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ! うひぃ、はひぃ……くはははははははははははははははははははははははははははは!!」 「休憩が欲しいなら我慢なさい! 出来るでしょ? 我慢強い風紀委員長さんならっ!」 「む、む、無理っっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、本当に無理なのっっほほほほほほほほほほほほほほほ、足の裏がムズムズし過ぎててっへへへへへへへへへへへへへへへへ、羽根のくすぐりに耐えられないのぉほほほほほほほほほほほほほほっひひひひひひひひひひひひひひひひひ、イヒャアァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「だらしないわねぇ~それでも風紀委員長なの? この程度の刺激で子供みたいにゲラゲラ笑っちゃって……あんたの部下はもっと耐えてたわよ?」 「こ、子供みたいって言うなぁっっははははははははははははははは、子供みたいなあんたに言われたくないわよっっ!!」 苦し紛れに反撃したその玲美さんの言葉が耳に届いた瞬間、理子先輩の羽根がピタリと動きを止めた。 そして羽根を静かに手から放し、それらを床に落として羽根でのくすぐりをやめた……。 「へぇ? まさか……こんな状況なのにいっちょ前に反論してくるとは思わなかったわ~~。しかも何? 私の事また“子供みたい”だって罵ったわよね? 今……」 聞くものをゾクリとさせる理子先輩の低い声……。顔には薄暗い影がかかり、いつも眠そうなジト目を浮かべている目だけが憎むべき敵を見るような鋭い眼光を彼女に向ける。 「ひっ!? な、何よ……止めてって言ってるのに言うこときかないから……ちょっと言葉を返しただけじゃない……」 その目を見た玲美さんは顔を引きつらせ、怯えた表情をで理子先輩の視線から目を逃がそうとする。しかし先輩の手が顔の前に構えられ、これから何をするかを暗示するかのような手つきを見せ始めるとその手の動きから目が離せなくなってしまう。 「いい度胸ね。まだそんなこと言える余裕があったんだ……なるほど、確かに今回の敵は手ごわいのは確かだわ……」 顔の前で指をコチョコチョ動かして見せ、それをゆっくり彼女の足裏へと移動させていく理子先輩……。その様子を目で追っていた玲美さんは更に顔を青く染め首を振って嫌がる動作と言葉を吐く。 「つ、つい出ちゃったのよ! あのセリフは訂正するから……待って! まだ息が整ってないから、もう少し休ませて!!」 「休ませる? 何言ってんの? あんな暴言を吐いておいてお人よしに私が休ませるとでも思う? 馬鹿じゃないの? どちらにせよさっきの刺激に我慢出来なかったあんたを休ませる訳がないでしょ! ここから地獄を見せてあげるわ♪ まともに呼吸がさせてもらえると思わない事ね……」 「ひっっ!? ひぃぃぃぃぃっっ!!?」 理子先輩の両手がゆっくりと玲美さんの足裏へと近づいていく。 これからその部位を滅茶苦茶にしてやるぞという意思を表明するように、空中で素早くコチョコチョと指を動かし…… そして皮膚に触る直前になったらその動きを一瞬止め……左右10本の指を片方の足に集結させそれぞれの指を配置につかせていった。 理子先輩の指は彼女の言葉通り玲美さんを休ませることなくすぐに活動を開始し始める。 片方の足だけを複数人でイジメるように……10本の指が総動員で取り囲み一斉に彼女の足裏を耐えがたい刺激で埋め尽くしていく…… 玲美さんはその瞬間、絶叫に近い悲鳴を上げ……やがてその悲鳴は大きな笑いへと変貌を遂げるのだった。