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悪戯カフェへ……ヨウコソ④

4:システム 「まずお客様には飲み物を一杯注文して頂きます。その注文が入店料となりますので普通の飲み物より割高ですが、それ以降“何もしない”のでしたらそれ以上料金が発生する事もありませんのでご安心ください……」  受付のカウンターへと導かれた私は、店長からこの店のシステムが書かれた紙を手渡されそれに目を通しながら彼女の口頭による説明も片耳に入れていた。 「その後、指名して頂いたニャンニャンがお客様のテーブルへ運ばれてきますのでお客様がお望みでしたらそのニャンニャンに“悪戯”をしてあげて下さい」 「い、悪戯って……なんですか? もしかして……エッチな……やつ?」 「いえ、当店が用意しました悪戯グッズを使って可愛がってあげるだけです。それがエッチな行為に映るかどうかは……まぁ……お客様次第という所ですかね♥」 「そ、そ、そうなんだ……へぇ……ふ~~ん……」 「ただし! どんな状況であろうとも、お客様が持ち込んだ道具やお客様自身の手でニャンニャンの肌や服に触れる行為は禁止とさせて頂いております。違反があると罰則を設けておりますので……その部分だけはお気を付けください」 「えっ? じゃ、じゃあ……その……店の道具を使えば……その……どこを触っても……良いって言う事ですか?」 「えぇ……ご自由に♥」 「あ、あの……それって……その……大事なトコ……というか……いやらしい……所とかも良いって……事?」 「はい♥ 直接手で触れなければどんな所でも悪戯して頂いて結構ですよ? 例え……局部でもです……フフフ♥」 「そ、それは……すごいなぁ~~アハハハハハ……」 「お客様の悪戯に抵抗できない様……ニャンニャンたちはある程度手足の自由を奪ってお客様のもとへ運びますので、思う存分イジメてあげて下さいね♥」 「手足の……自由を……奪う?」 「はい。具体的には……手を後ろ手に組ませて手首の所に枷をはめます。そして脚は膝から折るように曲げさせ足首に枷をはめて自由を奪います。最後にその手足2つの枷を繋いでしまって抵抗できない様拘束して完成です……足も手も後ろに回されるので立ち上がる事も身体を起こす事もままならなくなりますので、後は時間の許す限り動けないニャンニャンへ悪戯をしてあげて下さい」 「け、結構……本格的に……拘束するんですね……」 「はい♥ お客様の安全と、ニャンニャンの安全を考えての処置ですので、お客様は何も気にせずにお楽しみください」 「は、はぁ……」 「入場料代わりの飲み物はどれを頼んでも一律2000円です。飲み物一杯につき60分間悪戯部屋をお貸しいたしますので、延長が必要であれば部屋にある受話器にて追加の飲み物と言っていただければさらに60分の追加が可能となります」 「追加も……2000円ですか?」 「はい。その通りです。ですから、身動きできないニャンニャンをただ60分間眺めるだけでしたら2000円だけしか料金は発生しません」 「あの……その……悪戯をするための道具は……有料でしたよね?」 「はい。各部屋にそれ用の自販機を設置してありますので、そこでお買い求めくださいませ♥」 「な、なるほど……」  利用規約や安全管理などの難しい法律が書き並べてある紙と、飲み物の種類と設備の取り扱い等が書かれたもう一枚の紙を見比べながら私は、分かった様な……まだ良く分かっていないような曖昧な返事を店長へ返した。 「あ、あの……このオプションって書いてあるアイマスク着用って……お金はかかるんですか?」 「いえ、それは無料です。お好みに応じて付けさせられますが……先程言いました通り、衣服や肌に直接は触れられませんので、アイマスク着用の状態でニャンニャンを運んでもらった場合終わりの時間までソレを外す事は出来なくなります。それでもよろしいという事であれば選んでいただいても構いませんよ?」 「あ、じゃあ……それ……つけてもらおっかなぁ……」 「はい、構いませんが……っという事は、試しに遊んでみられるという事でよろしかったですか?」 「あう! えと……はい……そう、ですね……」 「承知しました……ではこちらのカードに苗字とお電話番号だけご記入下さい。このカードは当店の会員証となりますので……」 「は、は、はい!」 「ところで……1つだけ確認ですが……」 「……はい?」 「うちの店では特に身分確認とか行いませんので口頭で良いのですが……」 「……………………」 「お客様の年齢は18歳より上という事で……よろしかったですよね?」  苦笑いを浮かべながら優し目に年齢を確認してきた店長に私は一瞬答えに迷い目を逸らしてしまうが、身分確認は行わないという言葉に“バレはしないだろう”という安直な答えを見出し、私は答えてしまう……  嘘をついているという罪悪感を隠すように……ハッキリと。 「……はい! 大丈夫です!」


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