(ぴゅあスマ2)#2
Added 2021-01-28 18:56:02 +0000 UTC#2 「イベントは初めてのお客様ですね? では今回のイベントのルールを簡単にご説明させて頂きます」 灰色のバインダーを持った和風美人のお姉さん店員はそのように貴女に微笑みかけると、差し出した説明用の冊子に人差し指を置き、順番に説明を始める。 「今回のイベントはお客様からの要望が多かった、攻守逆転のプレイをお楽しみいただける内容になっておりまして……今まではお客様が拘束されくすぐられるという流れでプレイを行っていましたが、今回のイベントに限りそれを逆転させ“お客様が”拘束されたコンパニオンをくすぐって屈服させるというプレイ内容となります」 冊子に視線を落とすと、店員が述べた言葉通りの説明がその冊子にも書かれてある。つまりは、今まではくすぐられる側だった客側が今回はくすぐる側に回れると……そういうシステムのようだとあなたは理解する。 「そして今回のイベント……なんと、コンパニオンを最後の最後まで追い詰めてギブアップさせれば次のプレイ料金が無料になるという特別なチケットを差し上げておりますので、遠慮なく本気で責め立てて頂いて全く問題ありません」 以前のプレイでこの店ではくすぐりを最終段階まで耐えると割引チケットがもらえるという流れになっていたが、今回はその逆でコンパニオンを屈服させられればチケットがもらえる仕様となっているらしい……しかも貰えるチケットは次回のプレイ料金が無料となるという破格のクーポン! これは期待せざるを得ない。 「しかし、そのクーポンを出す代わりにという話にはなりますが、今回のイベント……プレイ時間が変動制となっておりまして、お客様の腕次第では通常のプレイ時間より長くも短くもなってしまうというリスクも設けられております」 腕次第で長くも短くもなる時間変動制? あなたはその聞きなれないシステムに若干困惑の色を顔に浮かべるも、笑顔を絶やさない店員はあくまでマイペースにその謎のシステムを詳しく説明し始める。 「元々、1プレイは1時間というシステムで通常はやっておりましたが、今回のイベントでは途中で終わる事も考えられるし、1時間丸々プレイが出来るできるかもしれない……という、お客様の実力次第で“楽しめる時間”が変動するシステムを導入しております。ですので与えられる条件がクリアできず短い時間でゲームオーバーとなってもプレイ料金は一律同じ額を頂きますのでその点だけはご留意ください」 コンパニオンを屈服させれば次回のプレイが無料になるクーポンが貰える……しかし、屈服以前に何かしらの条件をクリアしないとプレイ時間は短くなってしまう……言ってしまえば下手糞な責めをしてしまえば途中で終わらされるし、上手く責められれば既定の時間以上に楽しめる……そういう客の“実力次第”で楽しむ時間が変動するシステムを今回は用意しているらしい。 「プレイは2部構成になっています。まずは私も含め3人のコンパニオンから一人を選んでいただき、プレイルームで拘束し終えてから時計が進み始めます。最初は、そのコンパニオンの弱点を探るための感度チェックを“その場で渡される道具”を使って行って貰います。大きく分けてワキ、脇腹、足の裏……この三か所の候補のうち2回……つまりは2か所を責めて反応をチェックして頂き、最後に本命である箇所を手でくすぐって、笑うのを我慢しているコンパニオンを30分以内に笑わせられれば最初の関門クリアという事で後半のパートへ移ることが出来ます」 成程……つまり逆に言えば最初の終わる条件は“コンパニオンの弱い箇所を探せずに笑わせられなかったら失格”という分かり易い条件がそれのようだ。30分以内に笑わせられれば後半のパートへ進め、笑わせられなければ前半で終了……最初の弱点チェックで弱点を絞り出して残りの時間でしっかり責め切らないとプレイ時間は通常の半分で終わる事となり客側が損をしてしまう……そういうシステムのようだ。 「ちなみに、選んだコンパニオンによって難易度もシチュエーションもプレイ料金も違いますので、こちらのプロフィールをしっかり確認してプレイのコースを選んでくださいね♪」 そのように話すと店員はもう片方の手に持っていたパンフレットをあなたの前に差し出しパラリとページを捲って貴女に見せ始める。パンフレットの上には“コースとプロフィール”と書かれたタイトルがあり、その下にはカラーの写真付きのコンパニオンの説明が難易度付きで載せられていた。 コンパニオンNo.1 美咲 攻略難易度……易しい。 性格……………包容力のあるお姉さんタイプ。 特徴……………くすぐりに対してはお仕置きと称してするのは大好きだが、されるのは不得手らしい。 シチュ…………友人の彼氏を誘惑して寝取った疑惑で拘束される。 プレイ料金……1プレイ10000円 コンパニオンNo.2 恵理 攻略難易度……難しい。 性格……………他人に心を開かない無口なタイプ。 特徴……………笑う事を嫌うため必死にあなたの攻撃から耐えようと努力する。 シチュ…………拷問研究所に勤める彼女が研究成果を他の会社に横流しした疑いが掛けられ尋問を受ける事に。 プレイ料金……1プレイ6000円 コンパニオンNo.3 鈴菜 攻略難易度……非常に難しい。 性格……………生意気で口調が汚くプライドが高い。 特徴……………あなたの攻撃に意地でも笑わないよう我慢してくる。くすぐりの耐性も強く弱点を見抜きにくい。 シチュ…………くすぐり奴隷の調教師である彼女が眠っている隙にあなたに拘束され逆の立場にっ!? プレイ料金……1プレイ5000円 ……3人の拘束された姿の映った写真と共に難易度やら性格……そのコンパニオンでのシチュエーションに至るまでこのイベントの為に作られたであろう設定を細かく知ることが出来、あなたは期待とシチュエーションの面白さに胸が高鳴ってくる。 美咲というコンパニオンは、目の前にいる彼女。接客の為に前へ出ている背が高く優しそうな雰囲気を持つ彼女がそうであるのだが、実物で見る彼女はとても美人であるのは当然の事だが写真に写る“手足を拘束された”彼女のエロティックさは、他3人のコンパニオンよりも群を抜いている。豊満な胸……閉じれないよう上げさせられた腋……足裏を隠せないよう足首の部分を拘束された足の部位……何処を見ても大人の色気が写真から滲みだしており、目の前の実物を直視できない程に妖しい魅力を放っている。 恵理というコンパニオンは写真を見る限り無表情が板についたかのような静かで冷静そうな表情をコチラに向けている。髪質の硬そうな銀色の髪を肩まで伸ばし、前髪は目が隠れるように片方だけ垂らしもう片方は額が見える程髪を後ろに回すという極端な分け方をしている。その片方の髪間から覗く真っ赤に色づいた目は、カラーコンタクトをしているのであろうが何処か不気味で威圧感を感じずにはえられない。 彼女とのシチュエーションに“拷問研究所”というワードが含まれている通り、白衣に身を包んだままの格好で機械椅子の様なものに拘束されている写真がそこには掲載されていた。 容姿こそ美咲の色気には敵わない幼さを残すが、膨らむべき箇所は膨らみ引っ込むべきところはキチンと引き締まって引っ込んでいるというバランスの取れた身体をしているのが見て取れる。 そして3人目のコンパニオン……鈴菜だが……。彼女はそう、見たままに感想を述べるならば“生意気そうな子供”という印象。写真を見る限り先の二人と比べて胸の起伏に乏しく、背も低い。そして髪は腰くらいまで伸ばした青い綺麗な髪なのだが、その髪の結い方がツインテールであることが彼女の幼さを助長しているように見える。写真を取られる事も嫌いなのかその宣材写真の彼女はキッとこちらを睨みつけるような強気な顔を向けており、いかにもプライドが高くて口も悪そうだとその写真だけで判断できてしまう。 しかし、いくら幼く見えるとはいえ風俗店のコンパニオンだけあり拘束された彼女の華奢な肢体は隅々までが細く美しく見え、思わず触って反応を確かめたくなる衝動に駆られてしまう。 「ちなみに私の料金が高いのは……攻略難易度が一番易しいからです♥ 私は……その……くすぐったいのは苦手ですのですぐにギブアップさせられてしまいます……。だからプレイ料金は高めに設定されておりまして、逆に攻略ルートがシビアな鈴菜のコースは難しすぎるので逆に安く設定しております」 つまりは、初手鈴菜を攻略出来て無料チケットを手に入れられれば、一番得をするという事だろうが……値段が安い代わりに彼女の攻略は困難を極めるのだろう……写真で見せているその生意気そうな顔が「あんたには絶対に負けない」と語りかけているかのように思える。 「ちなみに、最初の30分で私か恵理を笑わせられなかったら、特別に最難関の鈴菜の情報を1つ教えちゃうというサービスも行っています♪ 完全攻略にはそのヒントは不可欠ですので、私達を笑わせられなくてもがっかりせず鈴菜攻略に向けて情報を得て帰って下さいね♥」 そのように話すと美咲は最初に開いたパンフレットの方へ視線を戻し途中となっていたプレイのルールについて続きを話し始める。 「さて、見事に最初の関門である“コンパニオンを笑わせる”事に成功しましたら、そこからは後半のプレイである“笑わせ責め”をコンパニオンへ施し彼女から“ギブアップ”という言質を取ることが出来れば攻略完了となります♪」 説明用のパンフレットには“30分以内に完全攻略を目指せ! 攻略出来たらコンパニオン同士の報復くすぐり責めを見られます♪”という文言が大きく印字されてある。 あなたはこの“報復くすぐり責め”と書かれてある部分に興味を惹かれ指を差してこれは何なのかと無言で問うと、美咲はニコリと笑みを浮かべてその説明を始める。 「この報復タイムというのは……言うなればギブアップしたコンパニオンに行われる追加のお仕置きタイムのようなものです♪」 確かに、その報復タイムの下には※マークと共に“無料チケットはコンパニオン全体の給料から差し引かれて発行されますのでギブアップをしてしまったコンパニオンには他2人のコンパニオンよりお仕置きを受けるルールとなっています”と小さく説明が書かれてある。成程……無料チケットはコンパニオンの給料から差し引かれて発行されるシステムらしい……そしてこれは連帯責任のようになっていて誰かがギブアップすれば全員の給料から引かれるという決まりのようだ。だから“報復”の時間と銘打ってあるのだろう。自分たちの給料を減らされた報復をその場で行うという事だ……。そしてその報復の場面もギブアップをさせることが出来たら見ることが出来るという事だろう…… 「時間は15分だけですが……そこに書いてある通り、ギブアップ=他のコンパニオンも給料が減額されてしまうというペナルティが課せられますので、ギブアップした本人はまぁ仕方が無いにしても、他二人のコンパニオンは面白くありませんよね? だから報復の時間を設けてあるんです♪ その15分の間は年齢や立場など関係なしにギブアップしたコンパニオンを好きにくすぐることが出来ます♥ 勿論、ギブアップに追い込むことが出来たご褒美としてあなたにはその15分間二人による報復を見て楽しむ権利が与えられます。くすぐりに参加は出来ませんけど……その代わり、腕の立つコンパニオンのくすぐりを間近で見ることが出来ますので、とても参考になると思いますよぉ?」 そういうと美咲はギブアップの項目から指を少し戻し、後半の進め方の項目を説明し始める。 「後半のステージに進めたという事は、そのコンパニオンの弱い箇所を見つけたという事になるでしょうから……後半はその弱点を責めてコンパニオンを笑わせ続ける……というパートになるのですが、その際は“特別ルール”が適用されまして実はお客様だけにそのコンパニオンを責めさせるわけではありません」 「実は今回のイベントでは誰のコースを選ばれても、先程見せました3人のコンパニオンは同時にその部屋に入ります。そして選んだコースのシチュエーションに沿って固有のキャラを演じてストーリーを演出する脇役になってもらうのですが、後半のパートではそのコンパニオンの中から1人を選んで一緒に責めるというシチュエーションに変化します。具体的には上半身か下半身で役割分担を行い、同時に責め立てて笑わせることが出来るという事です」 説明を一度聞いただけではあまりピンとこなかったあなただが、説明文の方を見ればその内容を簡単に理解できた。 要は、後半パートは責められているコンパニオン以外の2人から自由にパートナーを選んで、あなたと2人で責め立てることが出来るというシステムなのだそうだ……。なぜココでパートナーを選ばなくてはならないのか? という疑問をあなたは持ちそうになるが、その部分は美咲がそれを見透かしたかのように追加の説明を加えて補完する。 「コンパニオンの弱点はおおよそ前半のパートで分かっていると思いますので、後半は“あなたがその弱点を責めるか”それとも“コンパニオンにその弱点を責めさせるか”で展開は変わってきます。勿論、コンパニオンによってくすぐり方にも個性がありますので、そういう個性的なくすぐりが苦手だと思うコンパニオンも存在します。ですから必ずしもあなたが弱点を責めて正解であるとは限りませんので、そういう部分も考えて責め手を選んでみてくださいね?」 つまりはコンパニオン同士の相性があって、そのコンパニオンが何処をくすぐるかで反応も変わってくる……ギブアップまでの流れも変わってくる……そういう事を彼女は言っているのかもしれない。あなたはそれを聞いてますます妄想が膨らみ胸の高鳴りを大きくさせていく。責め方もパートナーも選べるという事は言葉責めも好みのコンパニオンを選べるという事だろうから、今からその組み合わせを考えるのも楽しみになってくるというものだ。 「さて、説明は以上となりますのでおさらいも兼ねて流れをサラッと説明しなおしていきますね?」 あなたは惚けた頭を縦に振り美咲の言葉に了解の合図を送る。 「まずはコースを選択し、プレイルームへと入りましたらコンパニオン達によるちょっとした演技が始まり、コンパニオンの拘束が始まります。拘束が完了したらそこからプレイスタートとなり、あなたには道具を1つ渡されますのでそれで30分以内に彼女の弱点を探り最終的にコンパニオンを笑わせることが出来れば前半パートクリアで、コンパニオンが笑うのを我慢出来れば残念ながらチャレンジ失敗となりそのプレイはそれで終了となります。ちなみに弱点探しの時は手を使ってはいけませんよ? あくまで与えられた道具で探って下さい」 あなたは美咲の説明に了承の意味を込めて頭を縦に振る。 「後半のパートは“ギブアップ”という言質を取るのが目的となりますが、責めはあなただけでなく、パートナーのコンパニオンを選んでいただき2人で責めて頂く事となります。ここでのパートナーの選択と責め場所の選定がコンパニオンによって得手不得手がありますので、ギブアップを目指すならより戦略的に考えて頂く必要が出てきます。別にギブアップを狙わなくても特定のコンパニオン同士の絡みを見たいという事で選ばれるのもそれはそれで楽しめるとは思いますので、その時の気分で選んでいただいても全く問題ありません♪ 全てはあなたの選択次第……という事です♥」 “あなたの選択次第”という言葉の重みに一瞬胸の奥がズンと重くなる感覚を味わうが、そもそもギブアップが取れなくてもその時点で通常のプレイ時間である1時間は楽しめるのだし損する事は何もない。どちらかと言えば前半のパートをクリアしないとかなりの損となるので気を付けなければならない……あなたはゴクリと唾を呑み込み美咲の説明の続きに耳を傾けた。 「そして、見事ギブアップを取られたお客様には景品として“次回プレイ料金無料チケット”を進呈致しまして、更にコンパニオン同士の報復くすぐり責めのパートを見る事が許されます。これらはギブアップを取らないと得られないものなので、是非とも最初の目標はコンパニオンの弱点を責めるプレイを心がけてみてくださいね?」 財布に余裕がないわけではないが無料のチケットが頂けるのはありがたい。しかも、1度無料チケットを手に入れて次のプレイでもギブアップまで運べば、延々と無料ループが味わえる! 下手をすれば一番安い鈴菜を攻略してイベント期間中はずっと無料……なんて夢の様な風俗生活が送れるかもしれない。あなたはその考えが頭を過り俄然下腹部に気合を入れ料金表を見直しつつ美咲の説明を片耳に入れる。 「報復の時間は15分と決められていますが、コンパニオンはノンストップで15分間責められる事となります。この店のコンパニオンは皆ある程度くすぐる事に自信を持つ者ばかりですので、責め欲に燃えるそんな彼女達の報復を間近で見てあげてくださいませ♥」 普通の考え方なら、ギブアップをした本人だけが給料を減らされて然るべきだろう……しかし、それを連帯責任にしたのはかなり意地が悪いシステムだ。なんせ、働く仲間の給料までその言葉に賭かっているのだから安易にはその言葉も吐けない。しかも報復される時間が取ってあるというのも恐ろしい。給料が減らされてニコニコ許すようなコンパニオン達ではないであろうから……報復が出来るチャンスがあるのなら容赦なくヤるだろう。 それはプレイのシチュエーションの“外”になってくるのだろうが、その報復タイムは是非見てみたい。演技ではないリアルな報復を見れるというのは……くすぐりフェチであるあなたが興味をそそられない筈がない。是非見たい! 無料チケットを手に入れつつそのご褒美の時間をゆっくり第三者の視点で眺めてみたい! その為にはやはり“ギブアップ”を目指さなくてはならない。ギブアップを取るためには……最初のパートでしっかり弱点を見つけなければならない。つまりは前半も後半も気が抜けないという事だ…… 「さて、では説明も以上となりましたのであとはコースを選んでいただこうと思いますが……初めてのコースは誰に挑戦してみたいですか? 3人の中から選んでくださいませ……」 あなたは促せるようにもう一度コンパニオンの写真とコースのシチュエーションを確認して、やがて一つのコースを指差した。 あなたは、今回のプレイに…… A:友人の彼氏を寝取った疑いの“美咲”を責めるコース(1万円)を選んだ。 →#4へ B:拷問研究所の情報を横流しした“恵理”を責めるコース(6千円)を選んだ。 →#26へ C:自分の調教した奴隷に立場を逆転させられた“鈴菜”を責めるコース(5千円)を選んだ。 →#49へ