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ハルカナ
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(ぴゅあスマ2)#28

#28  あなたが“脇腹”と書かれたスイッチを押して開始の合図をマシンに送ると、恵理が座らされている座面の裏に設置された黒いボックスの中から機械の駆動する音が鳴り響き始める。  そしてその音と共にボックスの両サイドに開いた穴から先程腋を責めたのと同じタイプのマジックハンドがワキの時と同じように鳥の羽根を摘まんで登場し、穴から這い出ると早速と言わんばかりに恵理の脇腹の肉に狙いを定めて羽根の先端をそこへ近づけさせていく。  指が揺れる度にコソコソと小さく動く羽根の先端……機械の手達はその動きを恵理に見せつけるようにゆっくりと脇腹へ向かい、十分に距離を詰めると焦らすような行動は一切とらず腹横のくびれた皮膚の表皮を引っ掻くようにくすぐり始める。 「っっ!? んくっ!!」  窪みに溜まった汚れ(実際には汚れてはいないが……)をほじくって掃くように、サッサと素早く羽根の先端をなぞらせてくすぐるその刺激に、恵理は驚いたような表情を一瞬して見せ……恥ずかしがるように再び顔を下に向けてあなたに表情を悟られないように隠す動きをする。  くすぐりが始まった瞬間から反射的に手を降ろそうと手枷に抵抗を試みる動きを見せる恵理だったが、頭上の遥か上の方で頑丈な枷に拘束されている恵理には手を降ろす事はおろか腕を曲げる事も許されない。  結果、ジタバタと悶えるような動きを体現する事しかできない……その嫌がる姿を安全なところから見られる至福は何ものにも代えがたい快感を生む。 ――ソワソワっ! コソコソコソコソコソ♥ コショコショ……  手は下せない代わりに身体ならば僅かながら捻る事は可能であり、恵理もその事を知っていたため手を降ろすという抵抗を早々に諦め動かせる範囲で上半身を捻って嫌がる態度をあなたに見せる。しかし動かせるとは言っても角度がほんの少し変わるくらいのもので、機械の責めから逃げられるほど可動域は広くはない。それでも恵理は身体を左右に捻ってあなたに訴えかける……この機械を止めてくれと……無言で…… 「ふっっ……くっ……んっ…………んん……」  身体を捻れば捻る程、脇腹の肉はに捩じり跡が付き脇腹の形状も僅かながら変化する。その柔らかくも生々しい動きを見ているうちにあなたはまるで魔法に掛けられたかのようにその部位を触りたくて仕方がない衝動に襲われる。  ここのチェックを終えればいよいよ手で実際にくすぐることが出来る。その際……この柔らかそうな脇腹を触ったら……恵理はどんな反応をして見せてくれるだろうか? 今見る限り嫌がっているようにも見えるし、効かないという風には見えていない。  腋の反応も悪くはなかったのだから、この脇腹のくすぐりにも恵理は弱いのかもしれない……。で、あればそこを責めない理由はない。責めたいと思った箇所で笑わせられるのが一番に理想的なのだから…… ――コショコショ♥ コショコショコショコショコショ♥ コショコショコショ♥  捻りが加わり形が様々に変わる恵理の脇腹を機械の手に持たされた羽根は何の感情も示さず執拗にそこだけを狙ってくすぐっている。  逃げても逃げても羽根先はピタリと恵理の脇腹に密着し、刺激の質を変えいないよう一定の動きで毛先を動かしてくすぐったい刺激だけを感じるよう責めを続けていく。  その刺激に恵理は顔を下げたまま「くっくっくっ……」と我慢しきれていない声を口から零している。きっとくすぐったくてしょうがないのだろう……肩や頭頂部が声を出すたびに震え今にも笑いのダムが決壊してしまいそうな勢いだ。 ――コチョコチョ…… 「んくっっくく……」 ――コショコショ♥ 「くふっっ! んくくくくく……」 ――コショコショコショコショコショコショ♥ 「んひっ!? くふっっふ……ふっ……ふふっ……んんっ!!」  くすぐりが続くたびに恵理から零れる声も多くなっていく。笑いたいのを必死に我慢しているのだろう……時折吹き出しそうな声を上げて身体をビクつかせている。  もう一押し……あと強い刺激一つで簡単に彼女の我慢は崩れ落ちそうだ!  と、あなたもリモコンを握る手に力を込め始め期待が最高潮に高まった瞬間、無情にも約束の時を迎えてしまう。 「はい、ココまでよ……。時間だからマシンを止めなさい」  ストップウォッチの電子音と鈴菜の制止の声が同時に上がり、あなたは恵理の脇腹を注視していた目を思わず美咲の方へ向ける。  美咲も大きく頭をコクリと頷かせ、チェックの時間が終わったことを暗にあなたへ告げる。  長いようで短かった15分というチェックの時間。もう少し責めさせればチェックの段階でも笑わせる事が出来たのではないかと思えるほど恵理は悶絶してくれていたが……果たしてこれが本当の反応だったのか、それとも演技で苦しんでいるように見せたのか? その肝心な部分が判断できていない。  少なくとも演技かどうかの部分だけでも見抜いて終わりたかったところだが、時間が来たという事はマシンを止めなくてはならない。あなたは渋々ながらもリモコンのストップボタンに親指を掛け、恵理を責めているマシンの手を止める。 「さて、チーフ? 2回のチェックが終了しましたが……如何でしたか? 彼女の弱点……見つけられましたか?」  あなたは美咲の質問に対して首を横に振る。  最初に責めた腋への責めは脇腹の責めよりも反応も良いように見えたが……どちらも顔を伏せ恵理は表情を見せまいとずっと俯いたままの格好となっていたため、細かい表情の変化は観測できていない。  吹き出しそうな我慢している声は聞こえてきたがそれだけではそこが弱点であるという決め手には欠ける。  正直……分からないというのがあなたの答えだが、あなたは選ばなくてはならない。  反応の良かった“腋”の部位を自分の手でくすぐるか……  機械による責めでは笑うに至らなかった“脇腹”の部位を今度は自分の手で笑わせにかかってみるか……  それとも、まだチェックすらしていない恵理の“足裏”を弱点だと決め打ちしてくすぐってみるか……  選択はあなたに委ねられている。 「フフ……弱点は見つけられなくても……チーフの腕なら何処を責めてもきっと彼女を笑わせることが出来ると……私は思いますよ? さぁ、時間がありませんので選んでください。最後の責めは……何処を選びますか?」  美咲の促しにあなたは再び恵理の身体に視線を戻す。  座椅子型の拘束台にはすでに息が整い直して肩ひとつ揺らしていない恵理の顔が真っすぐにあなたを見つめていた。  その真っすぐに見つめる人間離れした赤い瞳にあなたはドクンと胸を昂らせ、思わず息を一つ呑み込む。  そして僅かな時間考えを巡らせたあなたは、前半戦最後の責め箇所を美咲に口から零れ落すように伝える。  あなたは…… A:反応の良かった“腋”の部位を責めると告げた。→#37へ B:腋程の反応は貰えなかったが“脇腹”で意地でも笑わせて見せる! と強気に告げた。→#39へ C:反応は見ていないがきっとココが弱点だろう……と“足裏”を責める宣言を行った。→#41へ


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