(ぴゅあスマ2)#32
Added 2021-02-17 11:46:25 +0000 UTC#32 足裏チェックの開始スイッチを押すと、恵理のカカト下に設置されていた黒いボックスの前面の穴から2本のくすぐりハンドがそれぞれ羽根を携えて這い出してきた。 ウネウネと触手を伸ばすように足裏に向けて移動してきたその2本のくすぐりハンドを見た恵理は僅かに眉をピクリと反応させ、その構えられた羽根から視線を逸らすように横を向いた。 「…………………………」 足裏を選ばれた時点で髪の隙間から覗かせている赤い目が左に右にと落ち着かない動きをし、表情も先程より硬くなっているように見える。その仕草が演技であるならばかなりのやり手だと認めざるを得ないところだが、触られてもいないのにフルフルと唇が震えている様子を見るとそれが演技ではなく足への刺激を恐れているのだと悟ることが出来る。 きっと足への刺激は弱いのだ……だからこんなに触られる前から怯えるような震えを表出させているに違いない。あなたはそのように確信めいた期待を胸に抱き羽根を持つ手達が動くのを楽しみに待った。 ――スッ……サワッ♥ しばらく足裏を観察するように右往左往して待機していたマジックハンド達だったがある程度恵理の足裏を見て回り終えると、早速と言わんばかりに羽根を足裏の土踏まずへ降下させ毛の先端をほんの少しだけそこへ触らせ上下にゆっくり動かし始める。 「はひっっ!? ンはっヒゃっっっっ!!?」 土踏まずの中心に羽根の毛先がコショコショっと遊び始めると恵理は期待通りに大袈裟な反応を身体全体で返し、その刺激が強烈であったことをあなたに伝える。 ――コチョ……コチョ……コチョ……コチョ♥ 羽根はゆっくり焦らす様に恵理の反り返った土踏まずの表皮を上に下にと毛先だけでなぞり回している。 恵理は優しいはずのその刺激にも耐えられない様子で、上半身をくねらせながら先ほどは決して上げる事の無かった弱音の言葉吐き始めた。 「はっっひ!? んはっっ……はひひっ!! や、やめさせて……下さいっっ! そ、そこは……ダメ……ですっふっっ!?」 ゾクゾクッ! っと寒気を感じているかのような反応を脚から上半身まで走らせ、首をイヤイヤ振り乱しながらそのように懇願を零す恵理……。しかし、彼女がどんなに懇願しようと機械の手は慈悲を与えるようなことは決してせず、ただ淡々と彼女の嫌がる刺激を与え続ける作業を続ける。 ――コチョコチョ……コチョコチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョ…… 時間が経つにつれ、恵理の反応が大きくなるにつれ、機械の手は羽根の動かし方をいやらしく変え始める。 恵理の反応が良かった箇所を重点的に羽根先でこそばしつつも、その周囲にも刺激を加えるように触る範囲を徐々に広げていく。広げた先の刺激にも反応を示したなら今度はそこを中心にまたジワジワとくすぐる範囲を広げ、更に弱点の選定を行っていく。 そんな事を繰り返されるうちに恵理は刺激に耐えられなくなったのか、脇腹の責めの時と同じように顔を下げて表情を悟られないよう俯いてあなたから顔を隠そうとする。 しかし、くすぐりハンドが次の責めに切り替えた瞬間、下を向いた恵理の顔をまた正面に戻してしまう程の刺激を彼女に与える事となる。 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥ 土踏まずを中心に触っていた羽根先を急に上の部位へと移動させ……彼女の母指球と小指球の間の谷間に這わせ直し、その谷間をコシコシと素早く撫でてくすぐり始めるくすぐりハンド達。その刺激に恵理は目を見開いて驚く表情を作り、下げた顔をガバッと上げ直して盛大に溜め込んでいた息を吐き出した。 「ぶっっはっっっ!!? ぷひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、ま、ま、待っでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、その責めはズルいですぅぅぅふふふっふふふふふふふふ、ぷはっっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、我慢できないぃィひひひひひひひひ!! こんなの我慢できませんっっふふふふふふふふふふっふ、ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 口を大きく開けて吹き出してしまった笑いは、溜め込んでいた笑いを次々に吐き出させ恵理を無様な笑い顔に仕立て上げる。 笑いとは無縁そうな無機質な表情を作る事が多い彼女が、まさかこのように激しく笑いを吐き出すとは想像できておらず、あなたは驚きの感情を隠し得ない。 「はっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、あ、あじの裏はだめですぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、私……だめなんですぅぅぅぅ!! や、やめて!! ヤめさせてえェぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 驚いてしまったのは確かだが……笑いそうにない彼女を笑わせたという達成感はあなたの淫欲を天井無しに高める。 頑張って耐えようとする彼女も確かに可愛かったが、今の子供のように笑う彼女の方が万倍もあなたのエロティシズムを刺激する。笑いそうにない娘が笑うのを見れるという至福は何ものにも代えがたい……あなたは今それを味わっている。 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥ 「はぎゃあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、駄目ですってばぁぁッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、うははははははははははははははははははははははははは、わ、笑いがぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、止められませんっっふふふふふふふふふふふふふふ、カハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 恵理がいくら嫌がっても……いくら止めて欲しいと願っても、一度動き出したくすぐりマシンはストップボタンを押さない限り止まってはくれない。そこが機械の恐ろしい所であり、人間の手とは違うところだ。 人には感情があるのだから、手を止めないにしても懇願されれば手を緩めたり攻め手を変えてしまう事はあり得る。少しでも可哀そうだと思ってしまえば、思惑とは別に手の動きが鈍ってしまう事も多々ある。しかし機械はそのような無意識のリミッターの様なものは備わっていない。設定されたプログラムに従って淡々と無慈悲に責めを行うだけだ…… それが悪い方に転がる事も勿論ある。弱点でもない箇所を同じような責め方で延々くすぐっても……笑わせるどころか刺激に慣れてしまう事さえもあり得る。しかし今の恵理はこの“機械”で責められるという行為自体に絶望を抱いている事だろう。くすぐりに弱い箇所をいつ止まるとも分からない機械の手に散々嬲られて笑わされるのだ……怖いと思わない筈がない。その証拠に、恵理の顔は血の気が引くように真っ青に染まっている。唇は震え、目尻には涙が溜め込まれているのが見える。 彼女は今……恐怖のどん底に落とされているのだ。 先程の余裕は何処に飛んで行ってしまったのかと思えるくらい……今の彼女はくすぐり続けられる事を恐れるただの少女に成り下がってしまっている。 笑いが立て続けに吐き出され呼吸もままならなく苦しさを彼女は今まさに味わっている事だろう。笑いたくなくても笑わされる恐怖……苦痛……悔しさ……恥ずかしさ…………色んな感情が彼女を苦しめているに違いない。 そんな感情を想像するだけで、あなたは眠らせていたはずの淫欲を強く刺激される。恵理が苦しめば苦しむほど……笑えば笑う程……致した意欲は強まり……それはやがて責め欲や支配欲へと繋がっていく。 出来ればこのまま見届けたい…… 恵理が笑い狂う姿を延々と見続けていたい…… あなたの欲はそこまで高まりつつあったが、残念な事に時間という制限があなたの高まった淫熱を一旦冷ます事となる。 「はい、ストップよ! 機械を止めなさい……」 ピピピという電子音と共に制止の声を鈴菜が取ると、あなたはビクリと身体を震わせて再び現実の世界に意識を呼び戻す。 そう……チェック時間である15分が過ぎてしまったのだ……。 あなたの中では5分ほどしか経っていないような感覚であたったが、計っていたストップウォッチは正確に時を計測し終了の合図を1秒の誤差なくあなたに伝えた。 あなたは惜しみながらもすぐさまリモコンのスイッチを切り、恵理の足裏からくすぐりハンド達を退却させる。 「フフフ……今度は分かり易く反応してくれましたね? 彼女……」 あなたがマシンを止めるのを見届けた美咲は、リモコンを受け取ろうとあなたに向かって片手を伸ばす。あなたはその手にマシンのリモコンを手渡し、彼女の言葉に深く頷きを返した。 「今はチェックの段階ですから、笑わせても次の責めの判定には影響しませんけど……でも、これだけ良い反応を得られたのですから、次の責めも楽に彼女を笑わせられるでしょうね♥」 脇腹の時の我慢する反応とは違い、今度は完全に“笑わせる”事に成功したため次の責めも足裏を責めれば彼女を笑わせられる可能性は高いと思える。しかし、今彼女を笑わせたのは“機械の手”である事も間違いではない。直接手でくすぐって果たして笑ってくれるのかどうか? あなたのくすぐりの技術で本当に彼女を笑わせることが出来るのか? それだけは予想がつかない。本番で実際にヤってみない事には……想像の域を出る事はない。 「でもさ、まだ腋とかチェックして無いじゃない? だったら……そこの方がもっと弱々かもしれないわよね?」 何処を責めるか悩むあなたに鈴菜がクスリと笑みを浮かべながらあなたを迷わす言葉を送り込んで来る。 確かに……まだ腋のチェックを行ってはいない……チェックしていないという事は、刺激に対してどう反応するかは未知数だ。しかも機械でのくすぐりと直接手で行うくすぐりは感じ方が違うはず……だから、一層何処をどのように責めるべきか迷ってしまう。 反応の良かった足の裏を優先すべきか…… それとも、声を出さないように必死に耐えている風に見えた脇腹を責めるべきか…… はたまた、まだ反応を見てもいない腋に賭けてみるのか…… あなたは迷う……。何処を責めるべきか迷いに迷う……。 しかし、決めなくてはならない。時間が決められている以上……決断はしなくてはならない。 「どうです? 決まりましたか? 最後に責める箇所……」 美咲の促しにあなたはコクリと大きく頷いて見せた。 そして、決めた部位に指を差し美咲にココを責めると宣言を返す。 あなたが責め場所に選んだ箇所は…… A:未知ではあるが責めるなら“腋”だ! →#36へ B:手でなら笑わせられるかもしれないから“脇腹”だ! →#39へ C:弱点はココしか考えられないから責めるのは“足の裏“だ! →#42へ