ショーダウン(リメイク)⑪
Added 2021-10-13 12:51:50 +0000 UTC11:余興 「では、椿嬢の笑い我慢ゲームまで……3,2,1……」 智恵理のカウントダウンと共に綾香は口内にしっかりと酸素を取り込んで口をしっかりと閉じ、声が不意に漏れてしまわないよう万全の態勢を準備した。 そんな様子を下から眺めていた鈴音は口元にニヤリと笑みを浮かべ、カウントダウンがゼロを刻んだと同時にその場にしゃがみ込み綾香の足先が目の前に来るよう位置を整えた。 「じゃあ……良い? 始めちゃうわよ?」 人差し指を顔の前に立て、可愛く挨拶するように指先を折り曲げて見せながら鈴音はそのように言葉を零す。 綾香は、彼女がしゃがみ込んだ事から最初に触られるのが“足の裏”なのだと悟り、意識を足裏へ向け刺激への備えを行う為に力を込め始める。 「フフ……そんなに足の指をギュ~って握り込むほど緊張しなくても良いのよ? ほら……もっと……リラックスなさい? ほらぁ……♥」 足裏の中でも特に刺激に弱い“土踏まず”の部位を最初に触ってくるだろうと覚悟を決めていた綾香だったが、鈴音の右の人差し指はその予想に反し全くの見当違いの箇所を触り始めた。 『ひっ!? 何? 足の指を……触り始めた!? な、なんで? 何で足の指なんかを触るの? 私を笑わす為にくすぐるんじゃなかったの?』 丸まる様に力のこもった綾香の足指の表皮を親指の方から順番に小指の方へ向かってイイコイイコと撫でていくその刺激はこそばゆさこそ強くは感じられないが、他人に触れられているという不快感は強く綾香の脳に伝達される。 「ほ~ら、力を抜いてぇ~? 怖くないからぁ……ね?」 足の指を撫でた人差し指は今度はそのまま足の甲へと指先を滑らせて移動し、その肌上で円を描くような動きで周回し始め、綾香にじれったい刺激を送り込んでいく。 『くっ……何なのよ! そんなトコ触って何がしたいわけ? 足の裏を触るんじゃないの? こんなのくすぐったいなんて全然……思わな――』 足の指から足の甲と綾香の想像とはかけ離れた箇所を触り始めた鈴音の指に綾香は思わず足裏の方に向けていた意識を今触られている足の甲の方へと移していった。 このじれったく円を描く鈴音の指から少しでも逃れられないかと、綾香は足の指を反らせて甲の部分を少しでも窪ませて抵抗しようと試みるが、そのような些細な抵抗で鈴音の指から逃れられるはずもなく逆に鈴音の方に“自分が足の甲に意識を移した”という心理を読ませてしまう結果を作ってしまう。 「ムフフ♥ えいっ♪」 綾香の意識が足の甲へ向いたと確認した鈴音は、足の甲を触っている指とは反対の人差し指を綾香の足裏へ差し向け、反り返るような形になっていた彼女の土踏まずを爪の先だけで線を引くように1度だけ引っ掻いてみせた。 「びッ!? ひぐふっッ!!? んぐふっっ!?」 足の甲への刺激に完全に意識を奪われていた綾香は、その裏側の箇所に突然襲ってきたおぞましい程のこそばゆさに思わず悲鳴を上げそうになってしまうが、その足裏を引っ掻いた指はその後連続でその箇所を責める訳でなく大人しく刺激するのを止めてくれたため、それ以上の声を上げなくて済んだ。 『や、やばかった……今のは思わず声が出てしまいそうになったわ……。たった一掻きされただけだっていうのに…………なんであんなにくすぐったく感じるのっ!? 触られた箇所がまだムズ痒く感じるし……胸の奥の方もゾワゾワして居ても立ってもいられない様なもどかしさを感じてしまってるわ……』 綾香はすぐに首を振って“くすぐったい”と感じてしまった自分の感覚をリセットしようとする。鈴音はその様子を見て再びニヤリと笑みを浮かべ、今度は反対の足の方へと両手を向かわせた。 「ねぇねぇ? 今の……す~っごく……くすぐったくなかった?」 首を横に振り続ける綾香に鈴音が意地悪く意見を求める。 綾香は勿論その問いに声を零すことは出来ない為、必死に首を横に振って彼女の言葉を否定する。 「嘘だぁ~? 本当はくすぐったかったんでしょ? 吹き出しそうになってたよ~?」 鈴音の煽り言葉を聞いてもひたすらに首を横に振り同意しない態度を取り続ける綾香。鈴音はそんな彼女の態度を見て再び片方の指で彼女の足指をなぞり始めた。 「んっ!? くっっ……んくぅ!!」 先程……右の足指を撫でられた時はそう感じなかったが……今触られている左の足指は右の時とは比べ物にならない程ムズ痒く感じる。驚いた拍子に力が抜けたせいもあるかもしれないが、明らかに先程とは刺激の感じ方が変わってしまっている。 「どうしたのぉ? まだ指しか触ってないのに……足が震えちゃってるよぉ? もしかしてぇ……もう我慢できなくなってきちゃった?」 先程とは異なる反応を見せる綾香に鈴音はここぞとばかりに煽り言葉を被せて来る。綾香は当然頭を横に振ってその言葉に自分の意志を返そうとするが、彼女の指が思いがけず足の指に入り込んでしまうというイレギュラーが発生した瞬間、彼女は上げてはいけない声を上げてしまう。 「はひゃああぁぁっっん!!? いやあぁぁぁぁっっ!!」 思わず出てしまったその悲鳴……それを聞いた鈴音はネバつく様なジト目で綾香を睨み、今の声がゲームの勝敗を決めたのではないか? と言及を始める。 「今……声……出したわよね?」 綾香は必死に首を横に振ってそれを否認する。 「間違いなく出たわよね? 大きな悲鳴が……」 綾香の首はさらに勢いよく横に振って否認を続ける。 「いや……確かに声が出たと思うんだけど……智恵理? どう思う?」 鈴音は自分の負けを認めようとしない綾香に対して第三者の意見も参考にしようと智恵理に話を振ってみる。 「う~~ん、そうですねぇ……私的にはあれくらいの声でしたらセーフで良いんじゃないかって思いましたけど?」 智恵理の慈悲深いジャッジの言葉に綾香は横に振っていた顔を縦に振り直し彼女の言葉に同意の意を示す。 「そう? あれだけ声出しててセーフにしちゃうのはかなり甘い気もするけど……まぁ、智恵理がそう言うんならそれでもいいわ……」 鈴音は納得がいかないという表情を作るが、ワザとらしく息を吐いて見せながらもその顔に笑みを戻し、中途半端になっていた先程の足指なぞりの続きを再開させる。。 「でも……この程度のお触りで声を漏らしそうになるなんて……お姉ちゃんってホントは……こういう刺激に弱いんじゃないのぉ~?」 ワザと子供っぽく煽りを入れた鈴音はその言葉の後、今度は反対の人差し指を彼女の“内くるぶしの部位”に運び入れ、そこに指を這わせてそゆっくり円を描くようになぞらせ始める。 「足の側面も……足裏に負けず劣らずこそばく感じる場所なのよねぇ~~♥ ほ~~ら……どう? 指が動くたびに……どんどん笑いたくなってくるでしょ~?」 内くるぶしの形をなぞる様に何周か撫で回したかと思えば、すぐにその指は足置きを踏みしめているカカトの接地面ギリギリをなぞり始め……そのまま綾香の足横の端を辿って足横にい中心に向かって移動を始める。 「んぷっっ!? んくくっっ……くふっ!!? んくふふふふ……ふくくくくっ」 その足裏に行くか行かないかのスレスレのラインを指先で意地悪くなぞる感触があまりにこそばゆく、綾香は足を振って暴れたくなる程のじれったさを感じながらもその刺激に肩を震わせながら笑ってしまうのを耐えた。 「このままこの指で足の裏の方をくすぐってあげてもいいけど……どうしよっかなぁ? やっぱりこのまま足の縁をなぞり続けようかなぁ?」 丁度土踏まずの真横まで指が移動を終えると、その指は内側に入るかどうするか迷うように内側と側面を行ったり来たりし始める。 その動きがこれまたこそばゆくて堪らない! 特に土踏まずの端の方に僅かに触れるタイミングが本当に耐え難い! 敢えて足裏の中心部分に触らない様にしている彼女の愛撫が、キワドイ箇所を触られた時の想像を大いに掻き立て……想像の中だけでも異常なこそばゆさに苛まれてしまう綾香。そんな刺激に絶対に負けてはいけないと彼女は顔を横に振り乱して笑ってしまいそうになるむず痒さを必死に胡麻化そうとする。 「やっぱり……こっちの指では触らないであげよぉ~っと♥ その代わりぃ♪」 てっきりそのまま土踏まずの部位へ滑り込んで来ると思っていた彼女の指だったが、その指は土踏まずには侵入せず再び足の縁の方へと戻って行ってしまった。 その動きに対して、土踏まずへの刺激はまだなかった……と一瞬の安堵を浮かべる綾香だったが…… 「こっちの指で触ってやるぅ~♥ そ~れ、コチョコチョコチョ~♥♥」 そんな僅かな油断を見せた彼女にまたもや鈴音の反対の指が虚を突くように彼女の土踏まずをほじくった。 右の足の時と同じように綾香に気付かれないよう土踏まずの箇所で待機させていた反対の人差し指……鈴菜は彼女が緊張の糸を僅かに緩めたタイミングを見計らって、その指に無慈悲な刺激を送り込むよう命令を下したのだった。 「ギャひッっ!? ぁはっひゃっッっ!!? ふひゃああぁぁあぁあ!!」 てっきり足の端から横に滑りながら触って来ると思っていた綾香に、再び不意打ちを食らわせたその刺激は綾香の口から再び悲鳴を絞り出させてしまう。 「アハ♪ 今のは決定的だったわね♥ 今度こそゲームオーバーって事で良いわよね、智恵理?」 土踏まずの窪みをジョリジョリと音を立ててほじくり続ける鈴音のくすぐりに、声はどうにか喉奥に押し留めることが出来た綾香だったがそのあまりのこそばゆさに上半身がクックックと笑うような揺れを起こしてしまう。 口を少しでも開けば次に溢れて出てくるのは悲鳴ではなく笑いになってしまうと悟った綾香は、足裏に送られてくる耐え難い刺激に目を瞑りながら必死に奥歯を噛みしめて口が開いてしまうのを耐えた。 そのような彼女の必死さを見た智恵理は、鈴音の確認にクスリと笑みを浮かべながら言葉を返す。 「えぇ……確かに声は出しましたが……」 「そうよね? じゃあ私の勝ちって事で良いわよね?」 「……しかし、鈴音さんは……それで本当に満足ですか?」 智恵理の意外な返しに目を丸くさせた鈴音は、思わず綾香へのくすぐりを一時的に止めてしまう。 「はぁ? 何? 満足かってどういう意味よ?」 「いえ……確かに声は上げましたけど……ほら……椿さんは声を上げた後すぐに我慢出来ちゃったじゃないですか……」 「我慢したから何よ? 別にいいじゃない。声を少しでも出したらアウトってルールなんだし……」 「ルール上はそうですけど……私としてはやっぱり……確実に笑ったと判断できるまでヤってあげた方が公平じゃないかなぁ~って思った次第で……」 「公平? 私の決めたルールが公平じゃないって言いたい訳?」 「いえいえ……そういう訳じゃないんですよ。でもほら……鈴音さんもさっき自分で仰ってたでしょ? 一度笑ってしっまったら自分ではもう止められないとかなんとか……」 「……まぁ……それに近い事は言ったような気もするけど……」 「だったら、こんな風に一度吹き出したにもかかわらずその後は我慢出来てしまっているというのは……どう思います? さっきの脅し言葉と矛盾するとは思いませんかぁ?」 「あんた……どっちの味方なのよ? 別にどうだっていいでしょ? そんな事……」 「いえ、私は全然構わないんですよ? ただ……そのように言った手前、鈴音さん自身のプライドが傷つかないかなぁ~って……思いましたもので……」 「あんたが言わなきゃ別に気にしてなかったわよ! このアホ司会者っ!」 「それに、それにですよぉ……さっき程度の悲鳴だけじゃ椿嬢も反論してくると思うんですよぉ……今のは吹き出したわけじゃないーって」 「……まぁ……声を出したらいけないっていうルールがそもそも曖昧なのはあるわよね……。悲鳴も声を出したという事に含むのか……それとも笑い声を上げて始めて声を出したとするか……そこの所の線引きは余興だからって思ってキチンとは決めてなかったけど……」 「そりゃあ……鈴音さんがヤるんですから、悲鳴くらい出ちゃうのは当然ですよぉ♥ 悲鳴どころか笑わせる自信が有るからここに立っているんでしょう?」 「そんなの当たり前じゃない!」 「だったら……悲鳴とかちょっと吹き出したくらいでアウトにしちゃうのは、鈴音さんに自信が無いんじゃないかって疑われても仕方がないかもしれませんよぉ♥」 「じ、自信が無いわけがないでしょうがっ! 私はあくまでルールとして主張しただけで――」 「自信が有るんだったら……少しぐらい椿嬢にサービスをしてあげても良いんじゃありませんかぁ? それにぃ……まだ時間の方も6分以上残ってしまっているんです♥ こんな短い時間にアウトにしてしまったら……勿体ないじゃありませんか♪」」 その様に零しながらウインクを送る智恵理に鈴音はようやく、彼女がなぜ頑なに綾香の肩を持つ発言をしてたのかを悟る事となる。 「あぁ……成程……そっちが本音だったってわけね?」 「えっ? 何のことでしょう♥」 「あんた……こいつの事時間いっぱいまで苦しめたいと思ってるからわざわざそんな煽るような事言い始めたんでしょ?」 「そ、そんな……まっさかぁ~♪ アハハ……」 「なぁ~にが、自身のプライドが傷つかないか~? よ! 結局あんたが見たいだけでしょ? この女が無様に笑い悶える姿を……」 「え? エヘヘ……♥ バレちゃいました? でも……こうした方が鈴音さんだって燃えるでしょ?」 「ったく……これだからドS女は面倒くさいのよ……」 「その言葉はそのままお返ししておきます♥」 「フン! まあいいわ……要はこいつの事……しっかり笑わせちゃえばいいって話でしょ?」 「えぇ♥ その方がお客さんも盛り上がるかと……」 「……だったら最初から台本にそう書いておきなさいよね! 二度手間じゃない……」 「頑張ってください♥ 鈴・音・さん♪」 智恵理と鈴音の会話を聞いて綾香はホッと胸を撫で降ろす。思わず出てしまったあの声は完全にアウトだと覚悟を決めていた所であったが……なぜか智恵理がそれを不問にしてくれた。それは有難い事だし次こそは耐えて見せるという意思にもつながる。 幸い……鈴音のくすぐり方は今ので何となく理解できた……。彼女のくすぐりは虚をついて驚かせ、思わず声を出してしまうような状況に運んでいくという……何ともせこい責め方しかできていない。きっと次もそのような卑怯な手を使ってくることだろう。でも、吹き出しはしたが彼女のくすぐりに対してはキチンと我慢し直すことが出来ている。だから、最初のビックリしてしまうところを除けば彼女のくすぐりを耐えることも可能だ……。同じような刺激なら予測できるのだから対処の仕方も簡単だ……。 綾香はそのように思い込んだ。 鈴音のくすぐりはきっとその程度のものなのだ……と、言い聞かせて自分を鼓舞した。 しかし、綾香は気付いていない…… 鈴音はまだ……遊び程度の触り方しか……していなかったという事を…… 綾香の反応を見る為に……わざと力を抑えてくすぐっていたという事実を…… 「あんた……良かったわね。司会のアレがさっきのは不問にしてくれるそうよ。んで、ついでにルール変更をする事にもなったわ。聞いてたから分かるでしょ?」 綾香は口を閉じたままコクリと頷きを入れる。 「声を出したら終わりっていうルールだったけど、今からの時間は“笑い続けてしまったら負け”っていうルールに変わるわ。さっきみたいな悲鳴とかはいくら出しても構わないけど……明らかに笑ったとみなせる声を上げて……なおかつそれを5秒以上続けたら負けって事にするから、それだけをあんたは気を付けなさい?」 鈴音の言葉に綾香は再び頭を縦に振って安堵の息を心の中だけで吐く。 要は笑わなければいい……笑い続けなければいいというだけなのだ。 声を出すなというルールよりも断然難易度は下がった。これならばクリアできる! 綾香のモチベーションはこれにより更に高まる事となるが…… 「じゃあ……そういう事なら、私もここからは本気でヤっていいって……事よね?」 安堵したのも束の間……ルール変更になり不利になったはずの鈴音はその変更になったルールを憂う事なく、逆に“楽しみだ”と言わんばかりの笑みを浮かべて綾香の足元から立ち上がる。そして拘束台の横に置かれていた踏み台用の台座を手繰り寄せて綾香の目の前に置いて見せる。 「智恵理も人が悪いわよねぇ……こいつの肩を持つフリして……結局はこいつの無様な顔を見たかったってだけなんでしょ?」 綾香の足先に少しの間隔を置くように置かれた台座に鈴音が飛び乗ると、彼女の頭は丁度綾香の胸付近に位置するくらいに高さの嵩増しを行うことが出来、今まで手の届かなかった胸やワキといった部分にも容易に手が届く位置に彼女は立つことが出来た。 「えぇ~~? そんな事……思ってもいませんでしたよぉ~?」 智恵理は鈴音の言葉に笑みを浮かべながら返答する。 「嘘つきなさい……顔がニヤケているわよ?」 「やだなぁ~~そういう鈴音さんだって……楽しみが伸びてワクワクしているって顔してますよぉ?」 「フフ……そんな顔してる? まぁそれは否定しないわ……だって……嘘じゃないんだもの……」 台によって高さを得た鈴菜はニヤニヤと悪戯を楽しむような子供の顔を作り、綾香の目の前に両手の人差し指を近づけて見せ始める。 「ほら……見て? この指ぃ♥ こんなにクネクネ動かせるのよぉ? コレでさっきはあんたの足を軽~くコショコショしてあげたけど……あんなんじゃ物足りなかったでしょ?」 指の関節を素早く曲げたり伸ばしたりを繰り返しくすぐる振りをして見せる鈴菜に、綾香は先程の足裏へと加えられたこそばゆい刺激を思い出してしまい身震いを起こす。 「次はぁ~♥ この指でぇ~~♥ あんたのココを……コショコショして……あ・げ・るぅ♥ 目の前で見せつけていた指をそのまま動かしながら移動させ、綾香の“腋”の部位へと運んだ鈴菜はその指ですぐにはそこを触ろとはせず……焦らす様に触る寸前の位置で指を動かしながらくすぐる振りを続けた。 「あぁ~~~くすぐったいだろう~なぁ~~♪ 私の指って……細くてしなやかだから……こんな風に限界まで伸びきったワキを触れば……あんたなんか一発で笑い狂っちゃうんじゃないかしらぁ?」 触る寸前の肌に敢えて触らないよう指をくねらせて焦らしを続ける鈴音の指……綾香はその指の動きから目を離すことが出来ない。いつ襲ってくるとも分からないその指を警戒してしまうがあまり、触られてもないのにビクビクと身体が勝手に反応してしまう。 「どこ触ろっかなぁ~? この柔らかそうな……腋の窪みかなぁ? それともこっち? 胸の付け根付近とかぁ? いやいやこっちでも良いわねぇ……窪みの周囲の筋ばったトコとかぁ♥」 言葉につられて鈴菜の指もその位置へと移動し触りそうで触らない動きを続けていく。綾香はその動きに翻弄され今か今かと刺激が加えられるのを警戒しその都度力みを入れてしまう。 「ねぇねぇ……何処を触られたい? 今言ったところで……最初に何処を触られたいって思ったぁ? 教えてよぉ~♥」 鈴音のあまりにしつこい焦らしに毎回力むのが疲れ始めた綾香は、ついつい鈴音の煽り言葉に文句を言ってやろうと口を開こうとしてしまう。 一瞬力を抜いたのを筋肉の動きで見切った鈴音は今だと言わんばかりに焦らしていた指を両方の腋の窪みに着地させ、腋窩の膨らんだ丘陵を引っ掻き回すような動きでくすぐりを行い始めた。 「ぎゃはっっ!? はひゃっっはっぅっ!! あぎひひひひひひひひひひっっきひひひひひひひひ!!」 警戒を強めていた筈なのにまたしても虚を突かれ彼女のくすぐりに声を上げてしまう事となった綾香だったが笑い続けてしまってはいけないと奥歯に力を込めなおし強引に口を閉じようとする。 鈴音はその抵抗を見て、ワキを引っ掻くような指の動きから今度は指先を細かく動かして小さな範囲を掠るような刺激に切り替えた。 「ほ~ら……コチョ、コチョコチョぉ~~♥ どう? こういう刺激もくすぐったいでしょ? ほらもっとやってあげるぅ♥ コ~チョ、コチョコチョコチョコチョ~♥」 Vの字にカットされたディーラー服の袖から露出させられている綾香の美しいワキ……。限界まで伸びきるよう頭上へ引っ張られ拘束されているため、普段窪んだり皺を寄せたりして形を成している腋窩の部位もその部位を強調するかのように真っすぐに伸ばされ、皺一つ見られないまっさらで見事な腋を晒すよう強要されている。 真っ白な肌によく見れば薄っすらと細い血管が浮き出る程に限界まで伸ばされた腋の筋を鈴音の細く固い爪の先がコリコリと優しく引っ掻いてくすぐってくる。 ただでさえこそばゆさを感じやすい部位なのに……このように刺激に敏感になるよう伸ばし尽くされた格好でそのようにくすぐられれば、例え彼女でなくても笑う事を余儀なくされるだろう。 しかし彼女は笑う事が許されていない。どんなにそれがくすぐったい思えてしまっても歯を食いしばって笑うのを我慢しなくてはならない。そういうルールなのだから……。 「くふっっふっっっ……ぐふっっふっっ……くっくっくっっ、んぐぅぅぅぅぅぅぅ!!」 腋の神経が痒みを感じてしまう位のこそばゆさ。腋の神経がムジュムジュといやらしく刺激され気を抜けば大笑いを零してしまいそうになる。 しかし耐えなければならない! このような児戯に負ける事は許されない! 自分が“耐えられる”と宣言したのだから…… 「コチョコチョコチョ~♥ ほらほらぁ? どうしたのぉ? 頭なんか振っちゃってぇ♥ そんなにくすぐったい? 私の指にワキをこしょぐられるのが……そんなにくすぐったいの? ねぇ?」 綾香は必死に頭を横に振って鈴音の言葉を否定する。 くすぐったくなんてないっ! 絶対くすぐったくなんてないっ!! と心の中で何度も叫びながら頭を横に振り続ける。 「あんたのワキ……柔らかくてとってもくすぐり甲斐があるわぁ♪ 窪みのトコなんて盛り上がってるところがプニプニしてて……なんだかオッパイを触ってるような感覚になってくる~♥」 今すぐにこの指を払い除けてしまいたい! この虫が這うような不快感を醸し出している鈴音の手を弾き飛ばしてしまいたい! そう強く思っているが、枷がそれを許してはくれない。 腕を降ろしたくて堪らないが、その腕を降ろさせてもらえない…… くすぐったさももどかしくて仕方がないが……この腕を降ろせないというもどかしさも綾香を苦しめてやまない。 くすぐったさから逃げたいのに逃げられない……。それが悔しくて憎たらしくて……我慢ならない。 怒りが勝手に込み上げてくるが……その怒りはすぐに“笑いたい”という欲求に取って変わられる。思いっきり声を出して笑いたい……綾香自身はそうは思っていないけど、本能がそのように訴えを起こしている。 我慢せずに笑えと、口元を緩ませようとする。 「ウフフ♥ 私がワキだけを触ると思ったら大間違いよ? こ~んな事だってしちゃうんだから♥」 笑うまい、笑うまい……と、必死に唇を噛んで笑い出すのを堪えていた綾香に、鈴音は彼女を笑わそうとすべく更に新たなくすぐりを彼女に強いてくる。 「ツ~~~~っツツ~~~~~ッ♥ どう? こういうくすぐりは初めてでしょ?」 ワキから遥か上に位置する“肘の裏”付近に人差し指を運んだかと思うと、そこから一直線に線を下に引くように指先をなぞらせ腋の方へと滑らせていく。 「んくっ!? んんっっ……くっふっ!! ふぅぅっっふっっ……んぐっ!? んぐぐぐぐぅぅぅぅ!!」 指が腋に入る直前の所に差し掛かると今度は指の動きをスローに変え、焦らす様に腕の付け根を下るようになる……。そして、腋の窪みの部分に指が侵入するや否や“そこの部位だけは特別”と言わんばかりに指先をコチョコチョ素早く動かして、綾香の腋を引っ掻き回しながらそのまま更に下へと指を動かしていく。 「くひゅふっっ! んくぐぅぅっっ! むふっっふっっ!! ふっっ……ふくぅぅ!!!」 そして、服の裾ギリギリにあたる胸の横付近まで指をなぞらせたら、今度はそこから指を逆手に構え直して折り返し運転を行うように来た道を戻ってゆく。 「あひっ!? んきひっっ!! くふっっ……ふっ……」 同じ道を辿って戻ったかと思えばゴールの肘裏まで登り切った後はまた指を順手に戻し脇の下まで撫で降ろしていく。この往復を何度も繰り返し、それぞれの部位が触られればどういう刺激を感じ、どういう反応を身体がしてしまうかを綾香に無言で教え込んでいった。 「はぐっ!? うぐぅうぅぅっっ!? んくっ!!」 同じ箇所を何度もそのように往復されれば綾香もどこを刺激されればこそばゆく感じるかを嫌でも理解出来るようになってしまう為、そのキワドイ箇所に指が近づくと自ずと顔に力みが入り刺激に備えようとしてしまう。 鈴音はそんな綾香の力む顔を見逃さないようしっかりと見ながら、彼女がどこで最も力を込めようとしているかを確認しそれをデータとして頭に蓄えていく。 そしてある程度彼女の反応を見て何処が弱点なのかを探り終えると、鈴菜はニンマリと笑みを浮かべながらなぞる指を止め…… 「あんた……腋のこの部分と……ココの部位……それと脇の下のココも弱いみたいね?」 腋の窪みの中心、胸の付け根と腋窩の中間の肌、そして胸横の肋骨が浮き出た脇の下の箇所を順番に指でつついて、綾香の反応を見ながら弱点の答え合わせを行った。 「はっ!? あひっ!? うひぃぃっっ!!?」 指先から電気が流されているのではないかと思える程、突かれた箇所がことごとく鋭い電流の様なくすぐったさを受け綾香は思わず閉じていた口を開いて悲鳴を上げさせられてしまう。 鈴音はその反応を見てムフフといやらしい笑いを零し、綾香に更なる責め苦を加えるべく今しがた見破った弱点のうちの一つに狙いを絞って両手の人差し指を移動させていった。 「さぁ、時間も頃合いだと思うし……あんたにはそろそろ笑って貰おうかしら……」 腕の付け根から再び指をなぞらせ……腋の窪みを経由するようにその丘陵を登り……登り切ったらそのまま下へ下へと降りていき……目的の場所である“脇の下”へと指が辿り着いてそこで動きを止める。 胸の丘陵の麓が見え隠れしている上着の袖付近の部分に不気味に動きを止めた鈴音の指に嫌な予感をヒシヒシと感じた綾香は、刺激が止んだにもかかわらず口元に力を込めなおし警戒するように緊張の糸を張り巡らせる。 「ココをこそばされて……あんたはどれくらい我慢できるかなぁ? ちなみにお嬢は……指が動いた瞬間絶叫に近い笑いを吐き出してしまう程……ここをヤられるのに弱いのよぉ?」 伸びきった肌に浮き出た肋骨のライン……そこの骨の上を撫でるように刺激を始める鈴音のくすぐりに、綾香はおぞましい程のこそばゆさを感じ体中の神経が泡立つような錯覚を覚える。 「こちょ……こちょ……こちょ……♥ 最初は優しくシてあげるからしっかり身体に刻み込んでおきなさい? このくすぐりが……いかにヤバいかを……ね♥」 まるで、これからマッサージでも行うかのように肋骨の浮き出た体側部を丁寧に撫で回していく鈴音の指に、綾香は首をこれまで以上に激しく横に振って次々に襲い来るこそばゆさと戦う。 ゆっくりと……でも確実に指に力がこもっていくのが分かる。 今からココをくすぐるわよ……と言いたげに指先で円を描く用意マーキングを行っていく鈴音の焦らしに、綾香の口元からは小さな吹き出しが何度も溢れ出てしまう。 この指にもっと力が込められたら…… この指が、骨の間に入り込んできて……その隙間をグリグリとマッサージしてきたら…… さぞかし強烈な刺激を受ける事になるだろう……きっと耐えられないほどの刺激を受ける事になるだろう…… 綾香はその想像だけで笑いが込み上げてきてしまう。 必死に考えるまいとしてきたが……この刺激だけは耐えられる自信がない。 まだ撫でているだけなのに…… 様子を伺う程度の刺激しか与えられていない筈なのに…… もう……くすぐったい! すでに我慢できない程くすぐったく感じる! 「これだけでも……こそばいでしょ?」 鈴音の煽りに初めて同意の頷きを返してしまう。 「触られただけで……もうダメになりそうでしょ?」 首を横に振りながらも……その言葉にだけは同意の意志を見せる。 もう……想像だけでも限界なのだ。 「やめてあがよっか? そんなに嫌だったら……」 綾香は必死に首を縦に振る。 やめてくれるのならやめて貰いたい! 「そんなに嫌なの? ココ……」 鈴音の言葉に綾香は縋るような気持ちで首を縦に振ってしまう。 しかし、そんな綾香の縋る思いも……鈴音が優しい言葉で踏み躙る。 「でも……だぁめ♥ やめてやんない♥」 乞うように縋ったにもかかわらず鈴音の口からは無慈悲な言葉が返され、綾香は縋ってしまった自分の愚かさを悔いながら縦に振っていた顔を再び横に振り直し、これから加えられるであろう刺激に抵抗しようと口元に力を入れ直す。 「あんたはこれから笑うのよ……人目も憚らず……ゲラゲラ~って……子供みたいに……」 骨の表面を撫でていた鈴音の人差し指が突然“準備は終わった”と言わんばかりに動きを止める。 そして綾香に残酷な宣告を行いながら、静かに肋骨の間の皮膚にその指をゆっくりめり込ませながら力を込めていく。 一旦は口元に力を込めて我慢しようとした綾香だったが、その骨と骨の敏感な皮膚の中に沈み込んでくる指の感触を味わうや否や口から勝手に力が抜けるのを感じ、緊張の解けた口の隙間からは溜め込んでいた空気が僅かに漏れ始めてしまう。 横真一文字に結んでいた筈の口は力を失うと緩いVの字に形を変化させ、すでに笑っているかの様な顔を形作る。 唇は震え、今にも喉奥に溜め込んでいたモノを吐き出さんとする勢いで開きかけてしまっている。 「くすぐりを馬鹿にした事……後悔しながら笑いなさい?」 指先が曲げられて行き、皮膚の奥に爪がめり込むかのように更に食い込み始める。 その皮膚に突き立てられた爪の刺激があまりに強く笑欲を掻き立ててしまい、綾香は思わず「プッ!」と息を口の隙間から吹き出してしまう。 鈴音はその綾香の吹き出すタイミングに合わせるように、いよいよ本格的なくすぐりを彼女の脇の下に開始する。 「ほ~ら♥ こ~~~っちょ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~~っっ!!」 鈴音の指は今までの緩慢な動きが嘘であったかのように突然素早く骨の間の皮膚を掠り始め、その皮膚下に走っている敏感な神経をこれでもかと刺激して綾香に耐え難い擽痒感を与え始めた。 触られただけでも限界が近かった綾香に彼女の本格的なくすぐり責めを耐えられるはずもなく…… 綾香は目を大きく見開いて叫ぶように口を大きく開いて、普段の彼女からは想像出来ないほどの馬鹿笑いを吐き出し始めた。 「ぶはっっ!!? アヒャヒャッッ!? ひぎゃあぁぁぁあぁはははははははははははははははははははははははは、やめでぇぇへへへへへへへへへへへへへ、イギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、そこやめでぇっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ、うへひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 頭を天井に向ける勢いで顔を上げて笑い悶える綾香に、鈴音は責めを緩めることなく肋骨の間を無慈悲にほじくって彼女を笑わせ続ける。 「ほらほらほらぁ! 骨の間をコリコリされるのは堪らないでしょ? もっと無様に笑いなさいっっ! ほら、ほらぁぁ!!」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「だ、だめぇっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへひゃめっっへへへへへへへへへへ、く、く、くひゅぐったいぃぃぃっっっひひひひひひひひひひひひひひ、はひゃ~ははははははははははははははははは、いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ホント駄目ぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ、いぎっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、うひはははははははははははははははははははは……」 笑いと笑いとの間がほとんどない程激しく笑い悶える綾香に智恵理は涼しい顔のまま無慈悲なカウントを彼女に伝える。 「……3……2……1…………はい、終了です」 笑い始めて5秒間笑い続けてしまったら綾香の負け……そのようにルール変更してもらったにもかかわらず綾香は笑う事を止めることは出来なかった。 「残念ですが……椿さん。このゲームは貴女の負けという事になりましたが……いかがです? 負けを認めて貰えますか?」 未だくすぐりを止めて貰っていない綾香は智恵理の言葉に何度も首を縦に振る。 本来なら余興であれ何であれ負けなど認めたくないと強がるのが綾香なのだが、この……どう足搔いても止めることが出来ない笑いを生む鈴音のくすぐりを今は一刻も早く止めて貰いたくて仕方がない。だから彼女は今だけは素直に首を縦に振るしかない。自分のプライド云々を言っている余裕が全く無いのだから……。 「わ、わ、わがっだぁぁっはははははははははははは、みどめるぅぅふふふふふふふふふふふふふふ、負けをみどめるからぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、止めでぇぇへへへへへへへへへへへへへへ、はやぐとめでよぉぉ!!」 「だ、そうですよ? 鈴音さん……」 「……えぇ? もう終わりぃ? なんか……あっけなかったわね……」 このまま時間いっぱいまでくすぐり続けるのでは? と危惧していた綾香だったが、負けを認める態度を見せると鈴音は意外にも素直にくすぐる手を止めてくれた。 「はぁはぁはぁ……かはっっ! ゲホゲホ! はひぃ……ひぃ……はぁはぁ、はぁ、はぁはぁ……」 笑ったのは僅かに10秒やそこらでしかなかったが、綾香は長い距離を全速力で走らされたかの様な強烈な疲労感に襲われる。 くすぐられた脇の下は未だ指の感触が消えない程にムズムズし続け、手は離れているにもかかわらずくすぐられているかのような錯覚さえ覚えてしまっている。 「どう? これで少しは分かったでしょ? くすぐりが子供騙しの悪戯とかではないって……」 すでに満身創痍しているかのようにぐったりと顔を項垂れさせている綾香に、鈴菜は覗き込むように見上げて同調を得るための笑顔を浮かべる。 綾香はその言葉に答えを返したくないと、彼女の視線から逃げるように顔を横に向けて視線をそらせてしまう。 「何よ……くすぐりが止んだらまたその態度に戻るわけぇ? ホント素直じゃないわよね……あんた……」 プイっとそっぽを向いて悔しそうに奥歯を噛みしめる綾香の態度に、鈴音は再び何かを企んでいるかのような笑みを浮かべる。 「でも……そういう強気な態度を取ってくれるのは……私的には嬉しいかなぁ~? いつまでそういう態度が取れるのか……いつから泣いて謝り始めるようになってくれるのか……考えるだけで楽しみだもの♥」 綾香はその言葉を聞きそっぽを向きながらも顔に不安の影を落とす。 その表情の変化を見て鈴音はますます邪悪な笑みを浮かべなおしていく…… 「観客のみんなにたっぷり見て貰うからね? あんたの……狂ったように笑い悶える姿を……」 鈴音は乗っていた台座を拘束台の裏に置き直しながらそう告げるとその台に足を掛けながら綾香の背後に立ち、手を綾香の胸の前まで伸ばして逆手の格好を見せつけながらこう続けた。 「その前に……まずはゲームに負けたお仕置きの方を先にしてあげないとね♥ 勿論覚えているわよね? このゲームに負けたら……何をされるのか……」 鈴音の言葉に合図を受け取ったかのように智恵理がフゥと息を吐き綾香の正面に立つ。 彼女の手には……既にマイクは握られていない。 司会である彼女がマイクを手放す代わりに持ち込んだものは……見ただけでもむず痒くなってしまう程毛が綺麗に整えられた…… 2本の小さな……“筆”であった――。
Comments
キャラ自体は前作をそのまま踏襲してますが、今回はそのキャラの魅力をもっと引き出すためにあえて掘り下げつつ書き足していっているので加筆がとんでもない事になってしまっております。特に責めのシーンは原作をほとんど無視して流れに任せて書いているので、くすぐりシーンはほぼ新作だと思って頂いて差し支えないかと笑 とは言いつつも、その後の流れとかは原作に寄せて書くつもりなので原作を読んでいれば「あ! あの場面だ!」と分かるよう工夫していこうと思います。
ハルカナ
2021-10-15 15:22:07 +0000 UTC拘束シーンから始めて責め方が前よりねちっこく精神的に追い詰めていってるところが良いですね。 というか加筆多くてほとんど新作な感じなの最高です。
ガリタル
2021-10-15 07:17:11 +0000 UTC