SamSuka
ハルカナ
ハルカナ

fanbox


メイド・イン・アンダーグラウンド⑬~復讐の果てに~

13:復讐の果てに 「ぶっッひゃ!? いぎゃはぁ~~~~っっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、や、や、やめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  お嬢様の手が瑞穂先輩の伸びきった右腋の窪みを揉み込むように指先に力を込めてくすぐり始めると、先輩は驚く様に目を見開かせた顔のまま襲い来る刺激に耐えられず笑いを吐き出し始める。 「だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、わ、わ、わぎぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、わぎ、ぐずぐっだいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ、お願いやめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  お嬢様のくすぐりが始まるや否や反対側の左腋に陣を構えた佳苗さんも彼女の左腋に両手を伸ばし、まるでピアノでも演奏しているかのように軽やかな手つきで腋の皮膚を摘まんではすぐ放し摘まんではすぐ放しを繰り返しお嬢様とは違うくすぐり方を披露する。 「いひゃ~~~っはははははははははははははははは、佳苗さんのもくすぐったひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! それ反則ぅぅふふふふふふふふふふふ!! それ耐えらんないぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ふへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  二人の責め箇所から遠く離れた“足裏”を望んで担当した綾先輩は、二人の責めに笑わされまくっている瑞穂先輩の反応を遠目に観察しながら、刺激が惰性になり笑いのテンションが少しでも落ちてきそうだと判断すると“まだ笑い慣れさせません”と言わんばかりに激しく足裏を引っ掻き回して彼女に休む暇も与えず新たな笑いの種を植え付けていく。 「あ、ぎゃっはははははははははははっははははははははははははははは、ウヘヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、あ、あじの裏ダメぇぇへへへへへへへへへへへ、綾に足の裏を触らせないでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  三者三様のくすぐりに呼吸すらもさせて貰えず笑い狂っている瑞穂先輩を見つつ私もゆっくりと手で彼女の脇腹の括れを摘まみ、その肌の張りや柔らかさを指先に感じとりながら彼女への責め欲を沸々と滾らせていった。 「はひ~っひひひひひひひひひひひ、えへへへへへへへへへへへへ、んへへへへへへへへへへへへへへへへ!! も、も、もう苦しいぃぃひひひひひひひ! 苦し過ぎィぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、だははははははははははははははははは!!」  笑い悶えて身体を左右に捻ろうとする度に私が摘まんでいる脇腹の肌が張ったり緩んだりを繰り返すのを感じますます責め欲を高めていった私は、試しにと言わんばかりに脇腹の肌が伸びきったタイミングを見計らって指をそこへ食い込ませ、沈み込んだ指先を肌の中で蠢かせ揉み込むようなくすぐりを彼女に施してみる。 「ぴっ!? はぎゃっっはっ!?」  私の指が脇腹の皮膚奥に食い込んだん瞬間、今まで吐き出していた笑いをその瞬間だけ止め悲鳴のような声を代わりに吐き出してしまう瑞穂先輩……  そんな先輩は、私が更に指をグニグニといやらしく蠢かせ続けると…… 「ぎ、が、ひゃっ!? あがひゃっっ!? いぎゃ~~~~~~~っはっはははははははははははははははははははははははははははは、いひゃ~~~~~っっっ!! そこだめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ひぎぃぃぃっっっひへはぁっははっはっはははははははははははははははははははははははははははは、うははははははははははははははははは、あははははははははははははははははははははは!!」  止まっていた分の笑いを全て吐き出すかのような勢いの激しい笑いを吐き出し始め、今までに見せた事のない暴れっぷりで固い石ベッドの上で身体を狂ったようにのたうち始めた。 「ギャ~~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、や、や、やひゃあぁぁっははははははははははははははははははははははは、脇腹ぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ホントにヤバいぃィひひひひひひひひひひひひひひ、脇腹ヤバいぃィひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、うへへへへへへへへへへへへへへ」 「あらあら、どうやら由加里さんのくすぐりが“ツボ”に入っちゃったみたいですねぇ?」 「どうやらその様ね……。脇腹の奥にあるツボを一発で見抜くなんて……新人とはいえ中々やるじゃない♪」  正直、何かを狙ってこの箇所を突いたという訳ではなく『こんな風に刺激されたらくすぐったいかも』という想像を形にしてみたらたまたま効いてくれたというだけであり、今までの経験を活かしたり頭を使って理論立ててくすぐってみたという訳では決してない。  だから偶然ツボに入ってしまったという幸運が彼女を大笑いさせる事に繋がっただけなんだけど……でも、偶然であれ何であれ、思った以上の反応を得られるというのはくすぐる側として嬉しく思わない訳がない。私は、その“ツボを責める感覚”というのを忘れないよう反対側の脇腹にも同じように指を食い込ませ彼女への責めを強化しようと試みる。 ――モニョ、モニョモニョモニョモニョ♥ モニョモニョモニョモニョモニョモニョ~♥ 「だぎゃっはぁっっははははははははははははははははははははははははははは、びぎゃ~~ははははははははははははははははははははははははははははは、えひ、へひ、はひぃぃっっ! イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、うへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、きひぇ~っへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  瑞穂先輩の柔らかくて張りのある脇腹を……揉み込めば揉み込むほど先輩は跳ね回る様に笑い狂って身体をジタバタと暴れさせようとする。  しかし、手と足に巻かれた枷がそのような行動に制限を加えてしまう為彼女はの身体は上手く暴れまわることが出来ない。  抵抗したくても抵抗する事が出来ない彼女に先輩方は私に負けじと担当している部位の責めを強めていく。  腋を責めるお嬢様と佳苗さんは、ワキの窪みを引っ掻いて痛痒い刺激をそこに送ったり、指先をツツツと優しくなぞらせてもどかし過ぎる刺激を送ってあげたり、全ての指でコチョコチョと素早く触り回って耐え難いこそばゆさを与えてあげたり……  様々な責めテクニックを駆使しつつ瑞穂先輩の腋をくすぐり犯している。 「ガヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、いぎっひひひひひひひひひひひひひひひひひ、うげひひひひひひひひひひひひひひひひ、だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、や、や、やめで! おでがい、やめでぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、くるひっ! くるひぃぃってばぁ!!」  足裏を責めている綾先輩も、無防備に晒されている瑞穂先輩の足裏に両手を縦横無尽に駆け巡らせて彼女に過剰とも思える程の笑いたくなる刺激を送り込んで彼女を笑わせ責めにしている。 「あぎゃ~ははははははははははははははははははははははは! ちょ、綾ぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、舐めるの反則ぅぅふふふふふふふふふふふ!! それ反則ぅぅぅぅ!!」  綾先輩の責めは手だけに留まらない。彼女の癖がそうさせているのか、それとも彼女の元々持っていた変態性がそうさせているのかは定かではないが、彼女は両手で足裏をくすぐりつつ顔を近づけ口から舌を出して指の触っていない足裏をペロペロと舐め始めていたのだ。  子犬がミルクをチビチビと啜る様に舌を出しチロチロと足裏を舐めて回るその仕草は、とてもあのクールビューティな綾先輩が行っているとは思えない程妖艶に映る。  舌で舐めまわりながらもくすぐりも行っている為、今瑞穂先輩の足裏には趣向の全く違う刺激が複数同時に与えられている事になる。  特に舌で舐めるという事は、その舐められた部位は唾液によって濡れてしまうという事になるのだから、そこをくすぐられれば指から受ける刺激の感覚も随分と変わる事だろう。  ただでさえ足裏を触られればこそばく感じる感覚も、舐められたことにより変化した刺激が増えより一層こそばさを増すのは言うまでもない。 「ギャ~~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ひぃひぃ! あひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、死んじゃうぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふ、ホントに死んじゃうぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふ、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、んははははははははははははははははははははははは……」  笑えば笑う程……  暴れれば暴れる程……  身体を捻ろうとすればする程、脇腹の皮膚は伸びきる様に張り詰めたり脱力するように弛緩したりを繰り返す。  そのように変化を繰り返す脇腹を自分の手から逃さないようしっかりと指を食い込ませて掴み切っている私は、彼女の脇腹が伸びきるタイミングを測りつつ食い込ませた指をコチョコチョ動かしてくすぐりのツボを刺激する。  3人のくすぐりに笑い狂わされている瑞穂先輩は最後に襲う私のくすぐりに更なる笑いを強いられ、目からは涙を……口からは涎を……額からは汗を垂らせながらよがり狂う。  その姿を見ながら……私を含め攻め手の女子は全員、満面の笑みを浮かべて頬を紅潮させていく。 「苦しいでしょうねぇ……これだけ笑わされていては息も出来ませんよねぇ? もう笑うのは嫌でしょう? 笑いたくないから……この身体中を這い回ってる手を払い除けたいって思っているのでしょう? どうですかぁ?」 「ダヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、うはははははははははははははははははは、思っでるぅぅふふふふふふふふふふふふふ、思っでるからもうやめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、うへひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、ひぃひぃ!」 「でも、自分の力では払い除ける事も逃げる事も出来ないわよね♥ 手の枷が腕を降ろさせてくれないし……足に巻かれた枷が足の動きを封じちゃってるから……」 「がひゃははははははははははははははははははは、枷っっへへへへへへ枷を外してぇぇへっへへへへへへへへへへへへっへへへへへへへへへへへへ!! お願いだから枷をぉぉほほほほほほほほほほほほほほほ、くほほほほほほほほほほほ!! んがぁはぁぁぁぁぁっっ!!」 「枷は……外れない。どんなに……暴れても……この枷は絶対に外れない。外れないから……私の大好きな足の裏は晒されっぱなし……♥ 哀れな素足の足裏は……くすぐられ放題……。私にこんな事をされても……抵抗は出来ない。ほ~ら、ンチュ……レロ、ペロ♥♥」 「ぎゃは~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、また舐め始めたぁははっははははははははははははははははははは!! やめてって言ってるのにぃィひひひひひひひひひひひひひひひひひ、それマジでダメなのぉォ!! ホントにだめなんだってばぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 「逃げたくても逃げられない……。抵抗したくても抵抗できない……。弱いところを無防備にさせられた挙句そこを好き勝手にくすぐられて無理やり笑わされる……。これは私がさっきやられた事そのままの事です! 先輩が私の事を罠に嵌めたから味わう事になってしまった責めそのものです! たっぷり味わってください? 私が受けた倍以上の苦しみを……時間いっぱいまで……」 「だひゃ~~っはっははははははははははははははははははは、ご、ご、ごめんだざいぃぃひひひひひひひひひひひひひひ!! あんなことしたのは謝るからぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、おでがい、許じでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! がひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 「ダメです! 許してあげません! まだまだ笑って貰います! 私が気の済むまで、徹底的に笑い悶えて貰うんですから!」 「そ、そ、そんにゃはははははははははははははははははははは、うは~っはははははははははははははははははははははは、これ以上は死んじゃうっっふふふふふふふふふ!! 本当に死んじゃうってばぁ!!」 「安心してくださぁい♥ ちゃ~んと死なないようにギリギリ息が吸えるように調節してあげますからぁ♥ そういうのは得意ですものね? 亜理紗が……」 「まぁ……得意っちゃ得意だけど……でも、今の私ってば興奮がヤバくて抑えが利かなくなってきてるわよ? 調節云々は佳苗の方がやってくれないかしら?」 「えぇ~~? 私だって……復讐シチュに久々に興奮しちゃって、責め欲がヤバいくなってるんですよぉ? それに、私の場合は責めの強さを調節できるような器用さは持ち合わせていませんし……」 「じゃあ綾は? 綾だったら案外冷静だから自制が……」 「私も……そういう気の利いた事は……出来かねます。そもそも……足裏を舐め始める程に興奮しきっているんですから……自制心なんて欠片も残っていませんよ……ンム♥ ムチュ♥ レロ♥」 「むぅ~! それじゃあ由加里さんは……って、由加里さんは無理かぁ。そもそも復讐の主役なんだし……」 「無理です♥ もうこの手は止められません♥」 「だとするなら申し訳ないけど……瑞穂ちゃんにはまた気絶するまで笑って貰う事になるわね♪ 死なないように気を付けはするけど……あまり期待しないでね?」 「だひゃ~~~っははははははははははははははははははは、そ、そんにゃあぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、もう限界だってばぁ! もう限界ぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「ムフフ♥ くすぐりプレイは限界を超えた先を知る事こそが気持ち良くなれる秘訣よ♪ 私達の手は止められそうにないから……諦めて頭を馬鹿にしながら笑い狂いなさい♥」 「おぎゃははははははははははははははははは、うぎひひひひひひひひひひひひひひひひ、鬼ぃぃひひひひひひひひ、悪魔ぁぁはははははははははははは、鬼畜ぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!!」  一見、瑞穂先輩の無防備な身体を寄ってたかってコチョ嬲りにして楽しんでいるように見える先輩たちだけど……流石はこれを“プレイ”だと言い張っているだけの事はありくすぐり方にも多少の配慮が見え隠れしている。 「ぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うはははははははははははは、ヒィヒィ! ひっ!? あへっ! はへへへへへへへへへへ、うひ~~っひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、くるひぃ! くるひぃぃっっ!!」  最初こそ全く喋れないくらいの激しい笑いを強いられていた瑞穂先輩だったけど、お嬢様や佳苗さんのくすぐりの時にはある程度の息継ぎはさせて貰っているようで、多少の哀願の言葉を吐く程度の余裕は彼女にも持たせてもらっているようだ。 「ひぎっ!? あ、あが~~~っはははははははははははははははは、あ、あ、あじぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ、あじの裏やべでぇへへへへへへへへへへへへ!! うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、はひぃぃっっ!?」  しかしながら、綾先輩や私の責めにはそのような“プレイの責め”というテクニックが経験として備わっていない事もあり、本能の赴くまま……復讐心の導くままに彼女の弱点を責めてしまい、過剰とも思える笑いを彼女に強いてしまっている。 「ギャ~~~ッハハハハハハハハハハハハハハ、やはははは! うははははははははは!! モミモミだめぇぇへへへへへへへへへへへ!! 脇腹モミモミだめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、死ぬぅぅふふふふふ、ホントに死ぬぅぅふふふふふふふ!! くすぐったすぎて笑い死ぬぅぅ!!」  全員が全員……本気で笑わせる責めを繰り返せば、とっくの昔に瑞穂先輩は気を失っているか……それとも酸欠で生命維持に支障をきたしていてもおかしくはない。すならずに済んでいるという事は彼女達が意図的に調節してくれているからに他ならない。  脇腹をくすぐりながらも私は彼女達の責め方を見てそう思えている。 「はひゃ、アヒャヒャヒャヒャヒャ、はひ、あひ! んっっふはっっ!? はにゃあぁぁ♥ くははははははははははははははははははははは!!」  腋をくすぐりながらも時折片方の手を腋袖から服の中に入れ込んで胸の膨らみの方にも手を伸ばしているのが見受けられる。  しょっちゅう胸の方に手を伸ばしている訳ではないようだが、そのくすぐりとは違う刺激を不意に送られた先輩はその瞬間だけは苦悶の表情の間に惚けた笑い顔を浮かべる事がある。そしてその瞬間だけは笑いの中に艶色のついた悶え声が度々混ざるようなっていた。  特にお嬢様の触り方よりも佳苗さんの触り方が上手いのか、瑞穂先輩のよがる声は彼女の触りが始まると強くなっているように思う。 「かははははははははははははは!! いへひひひひひひひひひひひひひ……ま、また足裏がぁぁ!! 足裏がくしゅぐったくなってぎだぁぁははははははははははははははは!! 、やひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、脇腹もっっほほほほほほほほほほ、脇腹もぐずぐっだいぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  私達がどんなに責めを強くしたとしても、お嬢様や佳苗さんが行う緩急のはっきりした責めのお陰で瑞穂先輩への責め苦のバランスが保たれ大事に至るのを防がれている。  口では“興奮している”だの“責め欲がヤバい”など言ってはいたが、ちゃんと彼女の身体を見つつ責めに強弱を付けている辺り、こらが“プレイの一環なんだ”とヒシヒシと気付かされる。  最初こそ“ただのイジメ”のように思えてならなかったこのくすぐり責めという特殊な嗜好も、この様に相手の事を考えながら施すことで立派なプレイへと昇華される……  それを改めて悟った私は、くすぐり責めという特殊極まりないプレイにも妙な安心感と奥深さを同時に浮かべる事となった。  きっと、今……この瞬間の瑞穂先輩は苦しみの極みに居る事だろう。苦しくて辛くてキツくて……もう二度と受けたくないと思える程しんどい思いをしている事だろう。  さっき味わったから……それは私も理解できてる。  くすぐりが終わる瞬間まで、その様な事しか頭に浮かばなかったのだから……間違いないんだろう。  でも、くすぐりが終わって数秒経った後……苦しみ抜いた果てに解放されたと自覚出来たあの瞬間……あの瞬間だけは何とも言えない物足りなさを味わってしまうのだ。  子供の様な行為に自分の自我もコントロールできずに笑わされ……やめてくれと懇願さえしてしまうあの情けない姿を自分が行っていたのかと思い出すと、羞恥の感情で死ぬほど恥ずかしく思えてしまうが……そんな恥ずかしいと思える感情自体も、あの子供の様な行為によって引き起こされたんだと自覚すると不思議な倒錯的なエロスを感じずにはいられなくなる。  だいの大人が……子供の様な行いに対してゲラゲラと子供の様に笑い悶えるというギャップ……。  常々“大人でありたい”と思って立ち振る舞いや人間関係……仕事の仕方にも気を遣っている私に対して、くすぐりは「そんな付け焼刃程度に被った皮など今すぐ剥いでやる!」と言わんばかりに私の事を笑わせ子供の様に振る舞う事を強制させる。  そういうギャップを強いられるという想像がエロスを掻き立てる原因なのだろう。  普段……大人っぽく振る舞おうと精神年齢を無理やり高めて生活している私のような大人への憧れが強い人間にとってくすぐりというプレイは……笑わされているこの時間だけは“子供のように笑い暴れてもくすぐられているんだから仕方ない”と思えるある種の免罪符を得たかのようで、無理していた自分から解放される一種の聖域のような感覚に思い至る事ができる。  だから……その“くすぐり”が終わった瞬間に思う物足りなさは、無理して大人ぶらなくて済む時間が終わってしまったんだ……という喪失感から来るものであると私は思う。    人は成長の過程で大人の階段を登っていくものだ……  あの頃の様に……泥だらけで遊び合った子供時代には……大人になれば戻る事は許されない。  世間体があるから……  羞恥心が芽生えているから……  意味のない行動を極力避けなくちゃならないから……  そういう“大人であろう”とする自我が、無意識で日常の生活を大人びた生活にしていこうと頑張らせてしまう。  それが普通であり……それが大人になる為の階段の一歩目だと思うのだけど……  くすぐりは、そういう大人であろうと考える私を無理やり子供に戻してくれる。  笑い苦しみながらも、子供のように振舞う事を良しとしてくれている。  笑わされ続けるというのは苦しいことだけど……大人でなくてはならないって思っている自分から解放されたあの瞬間はそれ以上の解放感と快感を得ている。  酸欠の苦しさの真っただ中に置かれていればそのように冷静に考える事など出来やしないけど……くすぐりから解放されて感じる物足りなさは……きっとそのような快感を無意識で感じられていたからに違いない。  子供がくすぐられてそのように思う事はないだろうけど……大人になってヤられるからこそそう思えるのだ。  くすぐられて……無理やり子供の様に笑わされるという行為自体が……大人の自分には刺さったのだろう……  多分……佳苗さんや綾先輩も……意識していなくてもそう感じたに違いない。  彼女達も……普段は“大人”を自分なりに演じて生活しているのだろうから……。 「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ、うははははははははははははは、ひぃひぃ! たしゅけてぇぇへへへへへへへへへへへ、うひぃ♥ おでがいぃぃ、たしゅけてぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、だははははははははははははははははははははははは!!」  そう考えると……瑞穂先輩がくすぐりを好きになれていないという理由も、なんとなく理解できてしまう。 「あがはははははははははははははははは、くるひぃぃ! くるひぃぃぃって! ヒギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、うあはははははははははははははははははは!!」  彼女の普段の振る舞いは……  よく言えば自然体……  悪く言えば……子供っぽい。 「だはははははははははははははははははは!! あがははははははははははははは、ひぃひぃ!! うひぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」  だから、ギャップが薄いのだろう。  普段の延長線で笑っている……という考えにしか至らないのだろう。 「はひゃははははははははははははははははは、うへははははははははははははは、いひぃ、はひぃぃっっひひひひひひひひひひひひひひ!!」  天真爛漫で誰にでも気さく……明るくて悩み事など少ないように見える……  考えずに行動を起こすこともしばしばだし……好奇心も旺盛で何にでも首を突っ込みたがる……  はしゃぐことが大好きで……悪戯も冗談を言う事も大好き。  そんな元気の塊の様な彼女は……悪く言えば“落ち着きのない身体だけ育った子供”と例えても無理がない。  そうであるが故、自分の思考とのギャップが生まれないのだろう。  ギャップが生まれないからこそ……笑わされている事がただただ苦痛でしかない……  だからくすぐりを好きになれない……そういう事なのだろう。 「はひぃはひ! あひひぃぃっっひぃ!! んがっっはははははははははははははははははは、ひははははははははははははははははははははははははははは、もうヤダぁはははははははははははははははははは、もうホントに限界ぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  彼女にとって、自由を奪われるという事はそれだけで……苦痛を伴う行為となるのだろう。  いや、勿論私だって苦痛に思うのは確かだけど拒否にまでは至らない……。むしろ、自由を奪われる事に大人の行為を連想してしまいドキドキしてしまう。  でも彼女の場合はそんなエッチな妄想に辿り着く前に拒否の感情が芽生えるのだろう……  自分が自由に動けないと感じると恐怖に似た感情を得ているのではないだろうか?  それに加えてくすぐりによる強制笑わせが加えられるのだ……そりゃあくすぐり自体も拒否してしまうのは仕方がない。  くすぐりに対してただの苦痛としか思考回路が繋がっていないのであれば……それを好きになれる道程は得られない。 「がひゃはははははははははは、エヒ、ケヒっ! ゲホゲホ! けほほほほほほほほほほほほほほほ、くははははははははははははははは……はひぃ、あひぃぃ! い、意識がぁ……ははははははははははははは……もう意識がぁ……朦朧としてぇ……んぇへへへへへへへへへ……くへへへへへへへへへへへへへ……」  お嬢様達がいくら調教しようとしても……そりゃあ彼女は好きになってはくれないだろう……。  なにせ……くすぐり=苦痛の図式が出来てしまっているのだから…… 「かひゃ……はひゃ……あひゃひゃ……ひゃひゃ……はは…………ぃひぃ……ひぃ……」  きっと彼女はくすぐられる事に快感を見出す事は……出来ない体質なのだろう。  いくら性的な快感を織り交ぜられても……そういう体質の人には苦痛の方が上回ってしまって快感を感じる前に拒否の感情が強まってしまうのだろう。 「あが……は……はは……は…………」  じゃあ、彼女をプレイする側には誘えないのではないか?  そうなれば……今までのような立ち位置では……居られなくなるのではないか? 「は……はは……あはは……はは………………は……」  私は、瑞穂先輩の事は好きだ。  先輩としても人間的にも魅力的な人だと思ってる。  だから……出来れば彼女も……私と同じように……くすぐりの魅力に少しでも気付いてほしいと思ってる。  こんなに可愛く笑ってくれる彼女と……一緒にプレイをしていきたいって……思ってる。  でも……くすぐりに苦痛を感じているであろう彼女を……どうやって好きにさせれば良いというのだろうか?  このまま笑い漬けにしていけば……その内気が変わってくれるだろうか?  それとも……どう頑張っても好きには…… 「は…………ひ…………へ………………」  っ! いや、もしかしたら……コッチだったら!  私が物思いに耽りながらも先輩をくすぐり続けていると、いつの間にやら先輩の意識はどこか遠くの方に飛んで行ってしまっていたらしく……くすぐっても反応を返さなくなってしまっていた。  私は興奮により濡れに濡れまくってしまっていた股間を彼女の太腿から浮かすと、そのままベッドの下へと降り股間を拭き上げる事も忘れて考えの続きを頭に浮かべ直していく。  お嬢様と佳苗さんは腕を組みながら困り果てた顔で話し合っている。  どうしてもくすぐりを好きになってくれない瑞穂先輩に対して「やはり無理に調教するのは、やめにしましょうか」と結論を下そうとしている。  私はそんな彼女達に真面目な顔で「ちょっと待って欲しいです」と言葉を投げかけた。  すると、まさか私の方から待ったがかかるとは思ってもいなかったらしく……二人は顔を見合わせ驚く様な表情を私に向ける。  私は二人に……自分の考えを伝えてみた。  彼女に対するアプローチ方法を変えてみるのはどうかという提案を……若輩者であると分かってはいたけど提案させてもらった。  お嬢様は、そんな私の提案に「確かにそれはあり得るわね」という好意的な返答を返してくれた。佳苗さんもお嬢様に同意して試してみるのもいいかもという前向きな考えを示してくれた。  そして……その話を聞いていた綾先輩は……  意外な事に……私の話に同意しつつも、その実験台には自分がなってみたいと……彼女らしからぬ提案を逆に私にしてきてくれた。  実験台になるという事はつまり……そういう事になるのだが……  彼女は無表情ながら芯の強い目で“私にさせて貰いたい”と再度申し出た。  コレを見るにつけ……私は、彼女も……瑞穂先輩に対する想いが同じである事を確認する。  彼女も……どうにかして瑞穂先輩をプレイの輪に入れたいと思っていたのだ。  無表情で無口な彼女だけど……心の内ではそのように思いながら責めていたに違いない。 「じゃあ……明日。それをやってみるって事で……OK?」  綾先輩の覚悟を見たお嬢様は、それ以上何も言わずに彼女を立てる形で話を進めようとした。  しかし、私はその話に首を横に振りこの様に返した。 「やるかやらないかは……瑞穂先輩に決めて貰いたいと思ってます。どうしても嫌なら……それ以上の事はしないでいてあげた方が……良いかもですので……」  と、断り……続けてこの様な提案を新たに出した。 「今から……お風呂……一緒に入ってきていいですか? そこで彼女に実際に聞いてみようと思います。私の考えが正しいかどうかもそこで判断したいと……思いますので……」  そう伝えるとお嬢様達は静かに頷きを返し私の意見に同調を示してくれた。  私はその同調を了承と捉え、瑞穂先輩の枷を外してくれている佳苗さんや綾先輩にも同様の頷きをして見せ、彼女達の同意も取っていく。  そして……枷が外され不自由から解放されたばかりの瑞穂先輩の顔に水をかけ再び彼女の意識を夢心地から現実へと呼び戻す。  彼女は自分の今の状況が分からず慌てふためきながら私を見るなり謝罪の言葉を連ねてきたが、私はそんな彼女をなだめ一緒にお風呂へ行きましょうと誘った。  キョトンとする彼女……。  私はそんな彼女の手を引き、屋敷の大浴場へと向かうために地下室の重い扉を開き彼女を導いていった。  彼女は浴場へ着くまでの間何度も何度も私に謝罪の言葉を投げかけて来たけど……私はその謝罪に何度も“気にしなくて良い”という旨の言葉を返してあげ、逆に自分の方こそやり過ぎたという旨の謝罪を彼女に返しつつ脱衣所まで辿り着くのだった。  ここまで来てもなおまだ戸惑いを見せている瑞穂先輩に私はソッと自分の気持ちと共にとある提案を彼女に伝えてみた。  私がくすぐりプレイを気に入った事……私が本当に先輩の事を恨んでいないという事……私は先輩ともくすぐりプレイを一緒にやってみたいと思っているという気持ち……  そして……  責められるのが嫌であれば“責める方”で参加するのはどうか? という提案を……

Comments

自分も大好きなので入れちゃいます🎵 地の文で読者向けの理解を深めてもらって、そこから敢えて言葉攻めにも組み込むことでより不自由さが強調され妄想が捗ると思うのです。 敢えて口に出されることで羞恥心ももどかしさも倍増し、同時に言っている側の意地悪さも垣間見れるし言われた側のもどかしい感覚も描写せずとも妄想出来るので一石二鳥なのです✨ くすぐりと双璧を成す程にに不自由さは大事な要素だと思っているので、これからもしっかり描写していきたいし、描写の仕方も工夫したいと思います☀️

ハルカナ

毎回思うけど枷で拘束されていることを自覚させる言葉責め好きです。地の文でも拘束されて動けないことを描写してくれてますし、やっぱりくすぐりにおいて抵抗したいけど動けないって描写は良いですねぇ。

ガリタル


More Creators