SamSuka
ハルカナ
ハルカナ

fanbox


ザ・ドッグトレーナー #56『焦らし3回目、段階1・2の結果:A』(⇔51・52)

#56 「マスター? 本当にイかせて良いのですね?」  あなたの早過ぎるとも思える判断にソフィアが念を押すように聞き返して来る。 「私の目から見てもリサちゃん……まだ我慢出来そうですよ? それでもトドメ入れちゃいますか?」  エリナも“焦らしが足りな過ぎでは?”と言いたげに言葉を続け、モニター越しのあなたに不安げな表情を浮かべ確認を促してきている。  正直……自分の中でも“イかせるにはまだ早いか?”という迷いが無い訳では無かった。  普通の奴隷調教であれば、こういう調教を行う際は“もっと限界まで攻め切って最後の一押しを促す”というのが慣例となっていたのだから、今回の判断はいささか早すぎた感が否めない。  しかしそれはあくまで“普通の調教では”という話であり、今回の様に時間も条件も厳しい調教依頼の中では、そういう早期の判断を入れる事も珍しくはない。  奴隷と接する時間が少なくなりすぎる今回の条件では、どうしてもリサの身体的な特徴や感じ方などを細かくリサーチする事は叶わなかった。彼女がどの程度まで精神的に耐えられて……どれだけ体力的な持久力が持つのかなどは、たかだか2日や3日で測れるモノでもない。それを測るにはあまりに日数が短すぎたのだ。  調教対象に未知の部分が多ければ、それだけ不測の事態が起きうるリスクが高くなると言える。不測の事態は……1度の調教時間が長引けば長引くほどリスクが高くなっていく傾向にある。  既に2度の焦らし責めを終えているリサの体は……あなたの目から見ても限界以上に酷使されていて真の限界がいつ訪れてもおかしくないと思えている。  そんな身体をこのまま無計画に責めを続けて……何かの手違いで“勝手に果てられる”という不測の事態を起こしてしまおうものなら、調教師としての観察眼が腐っていると言われてしまいかねない。  そんな事が界隈に噂されれば調教師としての仕事すら回ってこなくなり、自分はおろかマーガレット姉妹をも路頭に迷わせてしまう未来すら訪れうる。  そんな最悪のビジョンが過ってしまったが為、あなたは早急にトドメを刺す指示を送ったのだ。“力尽きて勝手に果てられる”という最悪の事態が起きてしまう前に……せめてこちら側の手で絶頂を迎えさせてあげよう……と。  リサの事を深くは知れていない今はそれが最善の手であり、最もリスクを避けられる手段だとあなたは判断した。だから早すぎるとは思いながらも姉妹に指示を出したのだ……これが最も堅実な指示だと信じて……  あなたはそのような想いを巡らせ、言いよどみながらも姉妹に「ヤってくれ」という指示を改めて口から零す。 「わかりました……ではその通りに。エリナ、いい? ヤるよ?」  ソフィアはあなたの言葉に一瞬だけ間を開け、目を瞑りながら頷きを入れ、あなたに返事を返しつつもエリナに合図を送る。 「はい、お姉様……」  エリナも一瞬目を閉じて小さな息を吐く仕草を入れながらもそのようにソフィアに返事を返し、陰部の焦らしを行っていた手をそこから離して最後の刺激を送り込む為の準備をその手にさせ直した。  陰部をくすぐる様に指先を曲げていたエリナの手は人差し指と中指をくっつけ、まるで手で銃を表現しているかのような形に組み直された。  そしてその銃を模写したような形に手をリサの陰部のワレメに近づけさせると、そのまま2本の指をワレメの中へと差し込んでいき膣内へと指先を侵入させていった。 「うっっひっっ!? はひっ!? ちょ!!」  自分の淫具に手が入れられたと察したリサは、身体はビクリと跳ねさせて驚くような表情と視線を下へと向ける。しかしエリナはそんな視線など気にも留めず、入れ込んだ2本の指を膣内で僅かに曲げ、膣の内壁を探る様に指先を動かし始めた。 ――グチュ♥ クチュ♥  ワレメからはエリナの指が動く度に湿度と粘度の高い卑猥な音が漏れ聞こえてくる。  そして、彼女の指が膣内の内壁の肌に到達し、そこにソっと爪先が触れる刺激が送られると……。 「ひっっ!? ひゃ!? あっっっ!! ちょぉぉぉっっ、そこ……!! 触っっ!!」  リサの驚いた表情は今度は焦る様な表情に変わり、手や足に再び力を込める様子を見せ始めた。 「……さて……ココかなぁ?」  膣の内壁に指先を触れさせたエリナはそのままその2本の指を交互に大きく動かし、内壁の肌をくすぐる様に刺激を始める。するとリサの腰は勢いよく持ち上がり、まるで電気ショックでも受けたかのように身体全体を震わせ始め、悲鳴にも似た嬌声を上の口から吐き出し始める事となった。 「ニャひゃ~~~~~~~~~っ!? ひぎゃあ~~~~~っそ、そこぉぉぉぉ駄目ぇぇぇぇ!!! ンにひィぃっっっっっ♥♥」  エリナが触っている場所はGスポットと呼ばれる膣内の弱点とも言える箇所……そこに2本の指を這わせ引っ掻き回されているのだから、リサの淫感は嫌が応にも高まる事を余儀なくされる。  今までのじれったくて我慢を強いられる感覚ではなくて、確実に絶頂を誘発する淫欲を最大限掻き立てる強烈な刺激……それを突然味合わされたのだから、リサがこれまで以上に力みを入れるのも仕方が無い事だ。 「あっっっはっっっ♥ やっっ♥ だ、だ、だめ! そこ……気持ち……良いっっ♥」  強烈な刺激がやがて抗いようのない快感へと変換させ始めると、リサの体は力むのをやめ少しずつ刺激に身体を預けるよう力を抜き始める。  その様子を見ていたエリナは彼女に新たな快楽を味合わせようと、指を突っ込んだその手の形を少し変え新たな責めを追加で行う準備をさせた。 「フフフ、刺激は中だけじゃありませんよぉ〜? ほら、ココとか触られるのは如何ですぅ? とっても気持ち良いんじゃありませんかぁ?」  膣の中は2本の指に任せ、その外で待機していた“親指”に新たな責めは託される事となる。  親指は陰唇の上の方へと移動して行き、リサの“陰核”が触れる位置まで指を這わせ直し……そしてその陰核を指の腹でヨシヨシと撫でる様に刺激を開始した。 「ほぎゃあぁぁぁぁあぁぁ!!? だ、だ、だめ! だめぇへへへへへへへへへへ、そこクリぃぃぃぃぃひぃぃぃぃぃぃ!! そこ弱いぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」  この動きが開始されるとリサの体は腰から再び跳ね上がる様にブリッジの格好となり、持ち上げた腰を右に左にと振ってエリナの陰核触りから逃れようと必死に抵抗した。しかし元々不自由を強いられていたその身体を振ってもエリナの責めからは逃れる事は出来ず、リサは敏感な箇所をニ点同時に責められながら悶える事を余儀なくされた。 「ほら、リサ? 気持ち良いのは下だけじゃないわよぉ? この胸も気持ち良くしてあげる♥ たっぷり味わいなさい?」  リサの悶えが一段階激しくなったのを確認したソフィアは、胸を焦らす為に這わせていた手に本格的な性感が与えられるようこちらも責め方を変え、更なる追い打ちを彼女にかけ始めた。 「はぎゃあぁぁぁ~~~っはぁぁぁ♥ ちょ、ち、乳くぃぃぃ!? ひゃめっっ!! あひぃぃぃ♥♥ いひぃぃぃぃぃぃぃっっっっ♥♥」  胸の縁を触るだけや乳首部分を軽く触る程度に留めていたソフィアの手は、まずしっかりと乳房を根元から絞り上げ生乳を搾り出すかのように揉み上げ開始した。それと同時に人差し指だけは胸の一番の性感帯である乳頭部分をこねくり回すように乱暴に弄りを入れ、彼女に揉みの押し上げられるような刺激と性感帯を直接弄られる強烈な刺激の両方を同時に味合わせ始めた。 「ほらほらほらぁ! 気持ちいいでしょ? 私達に敏感なところをこんなに弄り回されて……天国に上っているかのような心地を味わっているでしょ?」 「あはぁぁぁあぁぁぁぁっっはぁああぁぁぁぁぁ♥ ぎもぢいぃぃぃっ! ぎもぢいいれすぅぅぅふふふふふふふふふふふ、んくぁぁぁぁああぁぁぁぁ♥」 「でもね? 気持ち良いだけじゃ“くすぐり奴隷”にはなれないのよ。だからほら、こっちも味わいながらイきなさい? 快感と同じだけ強烈なくすぐったさを受けてね♥ ほ~れ、コチョコチョコチョコチョコチョ~♪」 「ギャハッ!? ほぎゃぁははははははははははははははははは!!! アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、や、めっへへへへへへへへ、腋ぃぃひひひひひ、くすぐったいぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひ!! んぁぁはははははは♥」 「リサさん? 足の裏もお忘れなく♥ こっちもわたくしがしっかりくすぐって差し上げますからね♪ ほら……コチョコチョコチョコチョコチョ~♥♥」 「ハギャァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、はひぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いひへへへへへへへへへへへへへ♥ えへえへ♥ やべでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、あじの裏ぁはははは、カリカリしないれぇぇへへへへへへへ♥」  淫姦極まる刺激を上からも下からも与えられているリサであるが、その一方で腋と足裏に対するくすぐりの刺激も同時に加えられている状態でもある。それ故リサは、与えられている快感に悶えているが、同時にくすぐったさにも激しく笑わされ続けている。 「ほらぁ、遠慮せずにイって良いのですよぉ? 我慢は良くありませんわぁ♥ 気持ち良いんだったら素直に出して下さいまし?」 「ひぎぃぃ! イヒィィィィィィィ♥ ヒィヒィ! やらぁぁぁははははははははははははははははは、イぎだぐないぃぃぃひひひひひひひひ!! こんな状態でぇへへへへへへイクの怖いぃぃぃひひひひひひひ!!」 「そうは言っても、もうあんたも限界でしょ? 強情張らなくていいから、気持ち良く出しちゃいなさいよ♥ ほらほらぁ!」 「ひゃめぇへへへへへへ、もう無理……もうホントに無理ぃぃぃぃひひひひひ♥ デ、ちゃうぅぅふふふふふふふふふ、我慢出来なくて、デちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 「ほ~ら、力を抜いてぇ~? 笑いながら全部出しちゃいましょうねぇ~? ほ~ら、コチョコチョコチョコチョコチョ~♥」 「やはっっはははははははは、だめぇぇへへへへへへへへへへへへへ、くすぐりぃぃひひひひひひひひひひひひ、力抜けちゃうぅぅふふふふふふふふふふふ!!」 「もう! チカラ抜いてイけって言ってんの! ほら、これでどう? 肋骨グリグリ責め! グリグリグリグリ~♥」 「ギャハッッッ♥ ギャ~~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、あぎひぃぃぃぃぃぃぃっ!? ら、ら、らめっへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、限界いぃぃ♥ にゃはっ! ひぎゃ~~~~~~~~~~~~~っッっッ♥♥♥」  トドメと言わんばかりにソフィアとエリナのくすぐりが強まった瞬間リサの体はブルリと大きく震え、絶叫に似た嬌声が響き渡ると同時に陰唇から溜め込まれた愛液の放流が開始された。   ――プシュッッっ! ドパッッ! ドクドクドク……  溜め込まれた愛液の量は最初こそ凄まじい勢いで放出されたが、しかしその放出の勢いは最初だけが激しくてそれ以降長続きする事はなかった。  まるで放出できたのは“上っ面だけの快感のみ”と言われているかのようなその絶頂の仕方に、あなたはモニター前で顔を苦く曇らせてしまう。 「アヒヒ……ヒヒ♥ うっひひひひひひひ……イヒヒヒ♥ ぇへへへへへへへ……」  リサが本当に淫欲を限界まで溜め込んでいたなら……このような絶頂の仕方はしない。  溜め込んだ愛液の量に比例して、床に水溜りが出来る程の射精を続けるのが正解でありあなたの想定であったのだが……実際の量は水溜りはおろか持続的な射精すらも行われてはいない。  出したらすぐに引っ込んでしまった……と表現するべきなのだろうか? とにかく、気持ち良くイかせたと思っていたリサは最後の最後で抵抗するように括約筋を無理やり締めてしまったようで……射精は中途半端な部分で無理やり止められたというのが現実のようだ。  逆らわず出し続ければもっと快感を味わえただろうに……反抗して自ら射精を中途半端に止めて快感を最大限味わう事を拒否してしまった……。 「ハァハァハァハァハァ……ゲホゲホゲホ! ハァハァハァ……ひぃ、はぁ……はぁ……」  くすぐりによる脱力と疲労……そして中途半端にイく事となった消化不良な快感……  リサにとってこの絶頂は……快感よりも苦痛の方が強く現れてしまった事だろう。  まさか……イく事を拒否するだけの体力が残っていたとは……  本来ならばこのような拒否など行わせる間もなく絶頂させるのが目的であった筈だったのに……リサの底に残っていた反抗心と気力を見誤ったが故にこのような中途半端な結果を迎える事となってしまった。  もっと気力を奪う責めを続けるべきだった……。あなたは画面の中のリサの疲弊顔を見て……その様に後悔の念を抱いてしまう。 「これは……成功では……ありません……よね?」  リサの果て方を見てエリナがそのように呟く。 「……くっ! まさか……まだ力むだけのチカラを残しておいたなんて……」  ソフィアは調教の失敗を悟り悔しそうに下を向いてそのように零す。 「ゴホゴホ!! はぁはぁはぁはぁ……」  リサは未だ電気ショックを受けた直後の様に身体をビクビクと痙攣させ力ない呼吸を繰り返している。それを見てソフィアは改めて深い溜息を吐いて、彼女の枷を外しに手首の方へと歩み出していく。 「姉様? これで……終わり……ですか? 調教……」 「えぇ……。見ての通り……リサは中途半端に果てちゃったわ。体力も使い果たしただろうし……これ以上は続行不可能……」 「続行不可能……? って事は……今日のコレは……」 「失敗よ。調教……失敗……」 「えっ、失敗!? 失敗っていうのは……その……」 「そう……。今日の調教が失敗したという事は自動的にリサの全体の調教も失敗になったという事……」 「全体の……調教が……失敗!?」 「リサに割ける時間は残念ながらもう無いわ……。この一発に賭けた調教だったんだから……今日の失敗イコール調教全体の失敗に自動的になるって事よ。そうですよね? マスター」  ソフィアの問い掛けにあなたは言葉を詰まらせながらも「そうだ」と言葉を搾り出した。それを聞いたエリナはペタリとその場に座り込んでしまい呆然とした表情でカメラを見つめ続けた。 「1日目……2日目……と、積み上げて来た調教の成果を……また一から取り戻すには時間も日数も足りない……あと2日で慌ててやったとしても、今日までの成果以上のものは決して望めないのは目に見えている。調教をやり直すにも労力や資金も必要になる……無理だと分かっていながらそれらを使ってリサを再教育するのは理に適っていないしリサにも無駄な負担をかける事になる……だから終わりよ。この調教はここで……失敗という形で終わり……」 「失敗……。リサさんの調教が……失敗……」 「受け入れられないのは理解出来なくもないけど……今は、リサの事後ケアの方を済ませましょう? ほら、枷を外すから手伝いなさい?」 「あ、う……は、はい……」  ……この調教は失敗に終わった。  ソフィアの言葉にも出ていたように……残った2日間で調教をやり直しても双方に何のメリットも生まないは明白だ。  リサはただいたずらに体と心を疲弊させるだけになるだろうし……我々の方も無駄に労力を使い、高価な媚薬を無駄に浪費してまた調教に失敗する……という何の益もない2日間を過ごす事になる。せめて通常通りの半月や1か月程の時間が貰えていれば再調教するのも容易だっただろうが、今回はそんな時間的な猶予は与えられていない……だから、諦めなくてはならないのだ……この結果を受け入れて……  エリナとソフィアはリサの手足の枷を外し、身体の汗を軽く拭ってやりながらも移動式のベッドに移し替えて調教室を後にした。  調教室に残ったのは、拘束用の台とそこに滲んだ汗と涙と涎と愛液の跡だけ……  あなたはその光景を見ながらも重い息を吐き、モニター室を出て行った。  あなたの息は、これから決めなければならない生贄の事を思って吐かれたとても重い息だった。  調教に失敗したという事は……選ばなくてはならないのだ。  ルルシア嬢に差し出す……奉仕人を……  調教の失敗を謝罪する……生贄を……  →#59へ


More Creators