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ザ・ドッグトレーナー #60『4日目 朝』(⇔58)

#60 ――4日目 朝…… 「ほら! 早くベッドから立ってついて来なさいって言ってるの! 何度も同じこと言わせるな!」  最後の調教から一夜明け調教を開始して4日目の朝を迎えた。  ソフィアはいつも通りリサを部屋から出し、調教室まで連れて来るという作業を行っているのだが……今朝はリサの様子が普段以上におかしく、連れ出すのに幾分か難儀しているようだった。 「ちょ、ちょ、ちょっと待って! お願い待って! 着替えたらちゃんと行くから! だから、少し待って!!」  ソフィアが部屋に入るなりリサは慌てた様子で彼女を追い出そうとしたり、ソフィアがシーツを捲って無理やりリサを立たせようとすると頻りに股間を手で隠して恥ずかしそうな素振りを見せたり……調教を拒否しているというよりは、恥ずかしいから言う事を聞けない……っと主張するような態度を朝から取っているのだ。  その原因は実はあなたもソフィアも理解しており、リサのこの態度は当然の事だと承知しているのだが……ソフィアはワザとらしく知らないフリをしてリサに意地悪な態度を取っている。 「……リサぁ? 何ですか? これは……」  リサをベッドから無理やり立たせると、そこには……なぜか足首までパンツを降ろしていた彼女の姿と、ベッドマットにバケツの水でも零したのではないか? と思える程の見事な濡れ染みが広がっている様子が露わとなった。ソフィアはそれをわざとらしく指摘している。 「ち、違っっ! これは……そ、その……」  股間を押さえながら自分の痴態を必死に隠そうとするリサだが、ソフィアにその手を強く掴まれて股間を見せるよう引っ張られてしまった為、隠したかった部位が無防備に晒されてしまう。そしてそこには、今しがた行為を“致した”ばかりであろう新鮮な愛液の雫が内太腿に垂れている様子がはっきりと確認される。 「こんなに股間を濡らしてしまって……何が違うのです? 貴女……ここでオナニーしましたよねぇ?」 「お、オナ……!? や、違っ……」 「しかも……1回や2回じゃありませんよね? この池の様な染みを見るに……一晩中ヤってたでしょ?」 「ひぃっ!? そ、そ、そんな事……私は……うぅぅ……」  昨日の調教が終わった後……リサは疲れ果てて夜まで寝続けていたが、夜の食事を食べ終わった後は逆に眼が冴えて寝付けなくなっていた様子が監視カメラの映像で確認できていた。  そして、寝付けず何をするのかとしばらく見続けていると……リサは着せられていたパジャマを脱ぎ去り下着の格好に自らなってベッドの上で自分の体を触り始めた。  片方の腕を上げて……反対の手で自分の腋を触って感触を確かめてみたり、足を膝から折り曲げて自分の手を届かせ足裏を自分の手でくすぐってみたり……脇腹を自分で揉んでみたり、首筋をモショモショと触ってみたり……  彼女は姉妹に与えられた刺激を自分で再現しようと躍起になるが、くすぐったい刺激は自分自身では殆ど生み出す事は出来ないという当たり前の事を悟らされすぐに欲求不満が募り始める。  しかしながら、笑う程ではないが僅かながらムズムズする刺激は得られたようで、リサはそのまま片手は自分の身体を自分でくすぐりつつ、もう片方の手で陰部を弄るという自慰行為を行うようになった。  その行為は1度やそこらでは終わらず……果ててはしばらくしてまた弄り直し、また果ててはまた弄り直して更にまた果てて……というのを何度も繰り返し、自発的な絶頂を味わいながら朝を迎えたのだった。  ソフィアが彼女を訪ねたのはそんな何度目かの自慰行為の最中であり、丁度今から出すぞというタイミングでソフィアに見られてしまったようだ。その時のリサの驚きと困惑と羞恥の入り混じった顔は、彼女の心境を察すると扇情的で興味深い顔だったと言える。ソフィアも同じように感じていたようで、リサの顔を見るなり怒鳴るよりも先に頬を赤らめ視線を横に反らし気まずそうにする仕草が見られる程だった。 「こんな堂々とした証拠をシーツにこびりつかせて、恥ずかしくないんですか? ほら見なさい! マットの方まで沁み込んでてグチョグチョじゃないですか! 洗うのが面倒くさいというのに……ったく!」 「いや……あの……だ、だ、だって……私……昨日から……身体全部がなんか……変で……」 「変だからなんです? 身体が変だからオナニーをいっぱいするんですか? 一晩中?」 「や、違くて!! ほら! 昨日は……食事に媚薬……入れてたでしょ?」 「えぇ。昨日の朝は入れましたよ? 確かに……」 「だったら……その日の夜にも……入れたんじゃないの? 私を……寝付かせない為に……」 「はぁ? 何を言っているのです? そんな事する訳ないでしょ?」 「えっ!? だ、だ、だ、だって! 昨日の夜、全然寝付けなかったのよ! 身体が無性に熱くて……ムラムラして……我慢出来ないくらいエッチな気分になってて……」 「それは、あんたの性欲が有り余ってただけでしょうに?」 「ち、違っ! あ、あ、あれは普通じゃなかった! あんなになるのは……変な薬を盛られた以外に……考えられない……」 「媚薬を盛ってなかったのは確かよ。あんたに出した食事は私達のと同じモノだったのだから」 「じゃ、じゃあなんで……私は……あんなに狂ったように……?」 「知らないわよ、あんたの性欲事情なんて……。それより考えてもみなさいよ! 1瓶数十万はする高級な媚薬を、調教もしない夜に与えると思う? そんな無駄な事にお金かけると思う? 貴女ごときに……」 「うぅぅ……でも、本当に……身体……おかしかったし……今も……」  リサの食事には本当に媚薬など入れてはいなかった。それは勿論ソフィアも知っているし、媚薬ではない別の要因でリサの性欲が活発になっている事も察している。  その原因が、昨日の調教に起因している事は言うまでもない。リサの体はくすぐりを快感に感じるよう変化させられた……そして、それと同時に“快感を与えられたい”と貪欲に求めたくなるよう脳の思考回路も書き変えられた。  故に、リサは媚薬など盛られていなくても求めて来るようになったのだ。昨日与えられた快感以上の快楽を味わいたいと、身体が欲して疼いてしまうのだから…… 「そうですか……身体がおかしいですか……。では、私にこのような事を目の前でされたら……もっとおかしくなるという事ですかね?」 「……?」  ソフィアは意地悪な目でリサを見て彼女の腕から手を離す。そしてリサの体の前に両手を構えると…… 「コ~チョ、コチョコチョコチョコチョ~♪ ほ~ら、コチョコチョコチョ~♪」  っと、悪戯っぽく発しながらリサの身体には触れず、宙をくすぐるフリをして指の動きを見せつけ始める。 「ひっっ!? ひぃぃぃぃ! 手っ、指ぃ!? 凄くいやらしい動きぃぃ♥♥」  ソフィアの素早い手捌きを見たリサはその動きを見ただけで身体に電気を通したかのようにビクリと震え、顔はすぐに惚けるようにウットリとした表情に切り替わる。 「あっ♥ あぁぁ……その指ぃ……♥ 絶対……くすぐったい! 触られたらぁ……絶対……くすぐったくて耐えられなくなるヤツぅぅ♥♥ ぅひぃぃぃ♥」 「フフフ♥ そうよ? 私のくすぐりを何度も味わったから分かるでしょ? この指に触られたら……どんなにくすぐったいか……」 「ひっ! ひぃぃぃ♥ やぁぁあぁぁぁ♥ 笑っちゃう……。この指に触られたらぁ……絶対……我慢出来なくて……笑っちゃうよぉ……♥」 「ほら、想像してみなさい? 昨日みたいに手足を拘束された自分の姿を……」 「いひぃぃぃ!? ひぃひぃ! 拘……束? 昨日みたいな……拘束?」 「昨日はあんた……どんな拘束をされたか覚えてる? 覚えているのなら……ほら、どうだったか言ってごらんなさい?」 「ハヒ、ハヒ、ハヒ♥ 拘束ぅ……。私の手ぇ……拘束されて自由に動かせなくなったぁ♥ ハァハァ♥」 「そうね……手や腕は拘束されてどんな格好になったんだっけ?」 「ハァハァ♥ 手は……万歳ぃぃ! 頭の上にィ……万歳の格好にされたぁ!」 「万歳の格好で拘束されて……私に何をされたかしら?」 「あっっ♥ ハァハァ♥ コチョコチョって……されたぁ♥ ワキを……コチョコチョって……♥」 「あんたは……それで? 私に“コチョコチョ”されて抵抗しようとした?」 「し、し、した! した! したけど……」 「……けど?」 「私の……腕……下げられなくされてたから……自分でワキ……守れなくてぇ……好き放題されたぁ! 抵抗できない私のワキぃ……死ぬほど……コチョコチョされた!」 「そうね。っで? 足の方は?」 「ふぇっ!? あ、足ぃ?」 「足も拘束されていたわよね? 足首の所で……」 「あ、うぅ……されてた。足も抵抗できないように……しっかりと……」 「ふぅ~ん? じゃあ足の方はどんな事されたの? 言ってごらんなさい?」 「あ、足の方は……あ、足の裏を……」 「……足の裏? それは勿論、裸足のよね?」 「そ、そ、そう。裸足……ナマの足……」 「っで? その裸足の足の裏を……どうされた?」 「う、うぅ……こ、こっちも……コチョコチョって……」 「足の裏もコチョコチョされたの? 裸足で敏感になってるのに?」 「はうぅぅ!? そ、そ、そう!! そうっ!! 裸足の足の裏に……指が……いっぱい這い回って……あぅぅぅ♥」 「足も逃げられなかったわよね? 拘束されてたから……」 「逃げ……られなかった。どんなに足を振っても……力を込めても……絶対に逃げられないように……されてた……」 「逃げたかった? くすぐりから……」 「う、うん。逃げたかった……」 「でも逃げられなかった?」 「そ、う……逃げられなかった」 「逃げられないのに……くすぐられた? 私達に……」 「……そう。くすぐられた……しつこく……いつまでも……」 「嫌だった?」 「う、うん……。“最初は”嫌だった」 「怖かった?」 「……怖……かった……」 「奴隷になんてなりたくないって……思った?」 「……思った」 「もうくすぐられたくないって……思った?」 「……うん。その時は“思ってた”……」 「じゃあ……今は?」 「……っ!?」 「今は……どう思ってる?」 「……ぇ? そ、それは……その……」 「私のこの指の動きを見て……どう感じてる? 嫌? 怖い? 逃げたい?」 「い、いや……あの……え、えっと……」 「それとも……このまま……」 「……っ!?」 「このまま……私に……“コチョコチョ”って……されたい?」 「……ッっ!!!?」  「また、抵抗できないように拘束されて……私やエリナに好き勝手身体中を……コチョコチョされたい?」 「ひっ!? こ、コ、こちょ……こちょ♥」 「ほら、どうなの? 自分でヤってもくすぐったくなかったんでしょ? 自分じゃ笑うまでいかないくて……それで悶々としてたんじゃないの?」 「はひ!? そ、そ、それは……」 「思いっきり笑って発散したいんじゃないの? 笑えなくて悶々とした気分を……」 「わ、笑って……発散??」 「今なら気持ち良く笑わせてあげるわよぉ~? エリナと二人で~♥」 「い、妹さんと……二人で? 私を?(ゴクリ♥)」 「昨日みたいに……胸やらアソコやらを弄られながら思いっきり笑わせてあげるわよぉ?」 「む、胸!? あ、あ、アソコ……?」 「また、頭の中が真っ白になるほど気持ち良くなれるわよぉ? くすぐりエッチは死ぬほど気持ちが良いんだから♥」 「く、くすぐり……えっち? 死ぬほど気持ち良い……くすぐり……エッチ……♥」 「ほら……味わいたくてウズウズしてきたでしょ? 我慢できなくてアソコからエッチな汁がいっぱい出てきてるわ♥」 「ひっ!? わ、わ、私……ウズウズ……しちゃって……る?」 「もう隠さなくていいの……正直に言いなさい? 今、あんたが……されたい事は……なに?」 「私が……されたい事……」 「私とエリナに何をされたい? どうして貰いたい?」 「どうって……そ、その……」 「何も恥ずかしくはないわ。ありのまま……心の言葉を口に出しなさい?」 「こ、心の……言葉? 私の……ありのままな……心の……こと……ば……」  ソフィアの問い詰めにリサは戸惑いを見せしばし無言になりつつも、目の前に突き付けられた手の動きを見てゴクリと生唾を呑み込んだ。  そしてその宙をくすぐる手におびき寄せられるように2歩3歩とソフィアのもとへと近寄っていき…… 「私を……くすぐって……。思いっきり……」  っと、心の内に溜めていた欲求を吐露した。 「奴隷はご主人様に“くすぐって”なんて生意気なおねだりはしないわ。お願いする時はちゃんと立場を弁えて言葉を紡ぎなさい?」 「は、はひ! あ、の……その……くすぐって……くだ……さい……」 「モゴモゴ喋らないでもっとハッキリ言いなさい! 」 「ひぃ! は、はいぃぃ!! く、くすぐって……くださいぃぃ!」 「誰を?」 「わ、私をぉ!」 「誰が?」 「……え?」 「誰がくすぐれば良いの?」 「そ、それは……勿論……あ、あなたが……」 「はぁ? あなたぁ?」 「あ、え、じゃなくて、え、えっと……ご主人……様?」 「ったく! 言葉遣いには気を付けなさい? 本来なら懲罰ものよ?」 「は、はいぃ……」 「それがあんたの希望? 私にくすぐられたいってのがあんたの希望なのね?」 「う、うん……」 「“うん”じゃない!」 「は、はいぃぃ!!」  ソフィアはこのような問答をしばし繰り返し、リサに奴隷としての言葉遣いや作法を教え込んだ。極上の快楽という餌を垂らされて行われたそれは抜群の効果を成し、リサも渋々ながらその作法を受け入れていった。  そうしてソフィアは自分が納得いくまでリサに教育を施した後、ようやく彼女を連れて部屋を後にした。  ソフィアに手を引かれて前屈みになりながら調教室へ向かって歩くリサの顔は、羞恥心を煽られた事もあり真っ赤に染め上げられている。しかし、その顔は羞恥心とは別に内心の期待を表わすかのような惚けた表情が垣間見れる。  リサのその顔は、調教室のドアが開いて部屋の中にエリナが待ってくれていたのを確認すると更に惚けに拍車がかかる。  そしてソフィアに促されて部屋へと入ると、誰もなんの指示も与えていないのに自ら拘束用のベッドへと歩み出していった……  “早く、私の身体を思いっきりくすぐってくれ”と言わんばかりに……  “早く、私の自由を剥奪する拘束を施してくれ”と言わんばかりに…… →#61へ


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