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ザ・ドッグトレーナー #70 『ルルシアのサプライズB』(⇔69)

#70  リサを送り出した数刻後、ルルシア嬢から報酬が振り込まれたのを確認した。  元々の依頼料の倍を払う……と、彼女は去り際に言葉を零していたが、実際に入金された額は更にそれに色を付けて上乗せされた3倍に近い額だった。  余程気に入ってくれたのだろう……いや、気にいったとしてもここまで破格な謝礼金を一人の奴隷の調教に支払ってくれるとは……  あなたは、ルルシア嬢の羽振りの良さに、ただただ驚かされるばかりだった。  ルルシア嬢からはそれから更にサプライズなるものを一月後に送ると言葉を貰っていたが……三日も経てばあなたもエリナもその事をすっかり忘れてしまっており、約束の日にちゃんとメールが届いても最初はそれが何なのか分からず“また無茶振りな依頼をされるのでは?”と警戒しながらそのメールを開く事となった。  メールのタイトルには『約束のサプライズよ。楽しんでね♪』という文言が並んでおり、それを見てようやくあなたはリサを送り出した日に“そういえばルルシア嬢がその様な事を言っていたなぁ”とメールが送られてきた意図を察する事となった。  メールには一つの映像ファイルが添付されて送られており、あなたはその映像を開いて“再生”のボタンをクリックし……送られてきた映像の中身を確認する事にした。  映像が再生されると、ルルシア嬢の屋敷の壁をドアップで映しているであろう映像がいきなり映し出された。  それからカメラが自動で動き出し、画角を“下”へと向けていくと、そこには床らしきものが映り込み……そのカメラが天井に備え付けられたカメラである事を悟らされる事となる。  恐らく、ルルシア嬢の屋敷の地下室(プレイルーム)を天井に備えられた監視カメラか何かで撮影したものだろう……映し出された部屋の中央には巨大な岩をくり抜いたかのような無骨な拘束台が置かれたある様子が見て取れた。  鉄製の手枷・足枷が固定で備え付けられたその石ベッドの上に、自分が買い付けた奴隷たちを拘束してくすぐりプレイでも楽しむのが日常なのだろうと想像がつくが、どうやら今回送られてきたこの動画の主旨はくすぐりプレイを楽しんでいるルルシア嬢の姿を見せるものではないようだ……。なぜそう思ったかというと、拘束台の全体像が映し出されたその時に映像として飛び込んできたのは拘束された奴隷などではなく、責め側である筈のルルシア嬢その人が拘束された様子だったからだ。  サプライズというのだからてっきり“リサ”がくすぐり責めに処される映像でも撮ったのかと想像していたが実際はその逆で、館の主であるルルシア嬢が台に拘束されていてその拘束を行ったのはリサという……立場が完全に逆転した構図で映像が始まってしまっていたのだ。  いつも勝気で横暴を絵に描いたようなあのルルシア嬢が、衣服も何も着ていない丸裸の状態でX字に拘束され自由を奪われている……  あなたはその姿を見て興奮を覚える前に、この不可思議な逆転劇に思考が追い付かず……映像を見つつも頭には疑問符が浮かぶ状態がしばらく続いた。 『あ、あの……本当に良いんですか? ルルシア様……私なんかが……その……責め側になっちゃって……』  リサもあなたと同じように困惑の表情を浮かべ、ルルシア嬢の顔を覗き込みながら不安そうに訊ねる。 『えぇ。今日は特別だって言ったでしょ? 貴女が私の屋敷でちゃんとご奉仕できているって所をあのカメラに収めて貰わなきゃいけないんだから……遠慮なんて要らないわ』  リサはルルシア嬢とは違い黒のボンテージを上下ともに着せらており、いかにも攻め側だと主張するような格好で嬢の隣に立っていた。一方のルルシア嬢は手足を限界まで上下に引っ張られた格好で拘束されており、手足を動かすことは愚か身動き一つも取れないようガチガチに固定されてしまっているを取る。そんな格好を強いられてはいるが、彼女の表情は普段の強気な顔のままであり……この様子を撮影されている事への抵抗感や羞恥の感情も見せようとしてはいない。 『うぅ……そ、そうですかぁ?(なんか……後で仕返しされそうで怖いなぁ……)』 『ほら、そんな事はイイから……あの乳デカ女から学んだ技術で、私の事くすぐって見せなさい? まぁどうせリサ(に教えたエリナの技術)ごときのくすぐりに笑うことは無いとは思うけど……本気でやって貰わないと今回の趣旨的に意味がないから、万が一にも手を抜くような事はしないように。手を抜いたと判断できる場面が見られたら……後で拷問級のくすぐりをお見舞いしてあげるから……そのつもりで挑みなさい?』 『ひっ!? ひぃぃぃ! は、はいぃぃぃ!!(ご、拷問級? ゴクリ♥)』  ルルシア嬢がその様に釘をさすと、リサは怯えるように返事を返すが……すぐにその顔は頬を緩ませ、楽しみができたと言わんばかりの表情を浮かべ直す事となった。そして、そのうっとりした表情を崩さないままに早速与えられた権利を行使しようと、嬢の足元へと移動してくすぐる構えを取り始める。 『では……まずはココなど……如何でしょう?』  ルルシア嬢の足は勿論靴や靴下など履かされていない裸足の格好だ。その足首のところを枷にて拘束してあるため彼女は足を持ち上げる事も左右に動かす事も出来ない……そんな無防備を強いられた裸足の足横に到着するなりリサは、時間を惜しむように手を伸ばしてすぐにくすぐりを開始した。 『うぐっっ!? くっっふっ!!』  発育不良体型であるルルシア嬢の唯一立派に育った大人サイズの足裏に、リサの右手が這い回り始める。その瞬間、ルルシア嬢は吹き出すのを我慢するように口を必死に閉じ、顎を震わせて彼女のくすぐりを耐えようと力を込める。  身体がビクリと震えたのを確認したリサは敢えて手を足裏の土踏まずには触れさせず、中心からズレた足の端部分をコソコソとくすぐって回った。 『あれ~? ルルシア様ぁ? まだ始まったばかりですよぉ? 試しに触ってるだけなのにぃ……もう笑いそうになってませんかぁ?』  『なっ、なんですってぇ? わ……私が……笑う? ふ、ふざけないで! この程度どうって事なぁぁーーっひゃ!?』  その様に煽られルルシア嬢は言い返しの言葉を口から出すが、そのタイミングを狙ってリサが土踏まずをくすぐり始めたせいで、出そうとした反論の言葉は途中で呑み込まざる得なくなる。  嬢は、出せなかった言葉を悔しがるよう呑み込むと顔を横に振り、リサのくすぐりに意地でも笑わないようさらに口元に力を込めて抵抗の意思を示す。 『フフフ♥ 反論できなくて悔しがってるルルシア様……可愛い♥ それじゃあ次は、こういう責めも加えて差し上げましょうかね。これは我慢出来ますかぁ?』  笑う事を我慢するルルシア嬢に向かって更にその様な煽りを入れたリサは、足裏を責めている右手とは“逆”の左手を脚の太腿付近まで伸ばし、その内太腿部分をコソコソと意地悪にくすぐり始めた。 『はぐぅぅっっ!? ふっ!? くっっふぅぅぅぅぅ!! くっっっくっくく……っくっく……』  性器のすぐ下である太腿の内側を指先でコソコソとくすぐられたルルシア嬢は、今まで以上に身体を大きくビクつかせ……閉じた口を波型に緩ませてくぐもった笑いを口内に巡らせてしまう。 『どうですぅ? くすぐったくてゾクゾクしちゃうでしょ? このゾクゾクするもどかしさがルルシア様の大事なトコまで上がって行ったら……どうなってしまうのでしょうね?』  内太腿を摩るリサの指が徐々に嬢の陰部へと近づいていく。足裏の縁をこそばしながら同時にその様な“期待させる”刺激を送り込まれるものだからルルシア嬢は、くすぐったさに悶えて良いのか陰部の甘く鋭い刺激へ備えなければいけないのか判断に迷いが生じてしまう。 『ほ~ら、触っちゃおっかなぁ~? それともこのまま指を遠ざけちゃおっかなぁ♪ どちらが良いですかぁ? ルルシア様ぁ?』 『くっっうっふ! くぅぅぅ!! 触るなら……早く……触りなさいよっ! うぐぅぅっっふふふっ! んぐぐぐぐぐぐぐぐぐ……』  股の付け根まで指が到達し、後はいよいよ局部へと指を進ませるだけ……という段となり、リサは指の動きを止めてしまう。  それどころか、来た道を戻るかのように手は再び内太腿への刺激に戻って行ってしまう。 『ちょ、ちょっと! 触らないつもりっ!? ここまでヤっておいて……っっくぅぅ!!』 『えぇ~? もしかしてこのままアソコを触られるとでも思いましたかぁ? 残念ですが……まだ触りませんよ? こうやって期待させて焦らすのも責め方の一つだって教わったので……それを遂行しているまでです♥』 『くっっくっっふっ! それは……乳デカ女らしい……卑怯な責め方ね……くふっ! んぐぅぅぅぅふっっ……』 『フフフ……ほらほらぁ♥ そんな事言っている間にもまた手は上がっていきますよぉ? 今度は……触るかもしれませんねぇ~~♪』  リサは恍惚な表情を浮かべながらも再び内太腿を摩っていた手を股間の方へと運び直す。  彼女の手がくすぐりながら股間の方へと進み始めると、ルルシア嬢は固く目を瞑って口に更なる力を加え、声が出るのを押し殺そうと構える。  股関節の筋をくすぐっていき……開かれた股間のワレメまで這ってきたリサの指は、その陰唇の周りをワザと強調するように触って際どい刺激を加えていく。  陰唇のヒダに触れるか触れないか……そんな絶妙なくすぐり方で上手く刺激を加えられるものだから、ルルシア嬢の淫気は無条件に高められ続けていく。 『はっっうっっふっっ!!? あっっ……もど……かしいぃ! その触り方ぁ……滅茶苦茶……もどかしいぃぃっっ!!』  リサの絶妙な責めに甘い声に甘い吐息が口から溢れ出してしまうルルシア嬢。彼女は今、快感を寸止めされるもどかしさと、湧き上がってくるこそばゆさに翻弄され悶え苦しんでいる。  足裏は際どい所を触らずに端の方だけを刺激され……股間も陰唇だけを避けるようにその周りだけをくすぐって期待感を煽る刺激が続いている。ジワジワと腹の内側からむず痒くさせてゆく中途半端なこの二つの刺激は、ルルシア嬢が今まで施してきた暴力的なくすぐりの刺激とは大きくかけ離れており、思わず口を開いて快感を懇願してしまいたくなる苦しさを生んでいる。 『は、ひっ♥ やめ……て……あ、頭が混乱して……変な気分に……なっちゃぅぅ……。これならもういっそのこと……』 『あらあら……ルルシア様ったら……下のお口から涎が垂れてきているじゃありませんか♥ だらしがありませんねぇ~お腹が空いたと言わんばかりに垂れてますよ?』  リサはその様に煽り言葉を入れながらも、陰唇から溢れ出て来た愛液(我慢汁)を人差し指で拭ってそれをルルシア嬢へ見せつけようとする。しかし、その指が汁を拭うと同時に陰唇の縁に少し触れてしまい、ルルシア嬢は虚を突かれた鋭い快感を味わってしまう事となる。 『ひっっ!? ぎっひゃあぁ!!!! さ、さ、触ったぁぁはぁぁ! 今……触ったぁぁあぁぁ!!』  指が触れた瞬間、嬢の身体は電撃を帯びたかのようにビクビクっと跳ね、全身は反射的に痙攣するかのように震えを起こした。  陰唇からは、今しがた垂れてきた量の倍以上の愛液が溢れ……冷ややかで武骨な石台を彼女の生暖かいそれで濡らしてしまう。 『おっと……失礼♥ ちょっと……刺激が強過ぎましたかね?』  意図せず味わってしまった強烈な快感の片鱗はルルシア嬢の保つべきプライドを一瞬にして砕いてしまう。そして、その刺激をもう一度味わいたいと……自分の立場も忘れて奴隷であるリサに強気な懇願を零し始めてしまう。 『も、も、もういい! 焦らしとかそういうのはもういいからっ! ヤって! 今の……もっと……強い刺激で!』 『あれれ~? ルルシア様ったら……くすぐりよりも今の方が良かったんですかぁ? たまたま、触っただけなのにィ?』 『ゴタゴタ言ってないで早くヤるの! 今すぐにヤらないと……後で許さないわよっッ!!』 『うわぁ~~怖~~い♥ そんなに鬼気迫る言い方されたらぁ……私……萎縮しちゃうなぁ~♥』 『さっさとヤれ!! こんな中途半端じゃ……ムラムラし過ぎておかしくなるわ!! だから早く……』  淫気に強い火をつけられてしまったルルシア嬢に形振りを構う余裕などなかった。拘束さえされていなければ自分で処理する事も、リサを脅迫する事も出来ただろうが……今の瞬間においてだけは主導権はリサが握っている。拘束されたルルシア嬢には燃え上がった淫気を自分で鎮める事も、リサを思い通りに動かす事も叶わない……そのもどかしさは、何不自由なく生きてきた彼女にとって苦痛以外の何物でもなかった。  リサはルルシア嬢の藻掻き苦しむ様子を冷笑を浮かべながら見降ろし……そして、機が熟したと判断するや次の責めへと手の動きを変えていった。 ――コチョコチョ♥ 『ひゃっっはっ!? へ???』 ――コチョコチョコチョコチョ♥ こちょこちょ♥ 『あっっ……ぎっ! ひっ! っっひ、ひひひひ、イヒヒヒヒヒヒ……んへへ??』  すっかり淫欲の方へ意識を向け切っていたルルシア嬢に、リサは隙を突くように足裏に回していた手に本格的なくすぐりをさせ始める。 ――こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ♥ コチョコチョコチョコチョ…… 『ちょはッっ!? い、今はズルっっひひひひひひひひひひひひひひひ!! 今ソコくすぐるのぉあはははははははははははははは、ズルいってぇへへへへへへへへへへへへへ!!』  足の端の方しか触っていなかったリサの右手は素早く足裏の中心部分へと手を滑らせ、そこを激しく責め立てる様にくすぐり回していく。 『うぁははははははははははははははははははははははは、くっははははははははははははははははははははははははははは、ちょ、やめてっへへへへへへへへへへへへへへへ!!! こんなの卑怯よっッ!!』 『あれ~~? 案外あっさり笑っちゃいましたねぇ? そんなに私の足裏コチョコチョがくすぐったかったですかぁ?』 『くぁはははははははははははははは、やり方が汚いだけでぇへへへへへへへへへへへ大した事ないぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!! こんなの笑ったうちには入らなぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!』 『ルルシア様ぁ、知っていらっしゃいますかぁ? くすぐり責めって言うのは、どんな手を使ってでもいいから相手を笑わせられればそれは立派なくすぐり責めなんですよ? ルルシア様がどんなに汚いと思われようと……笑ってしまったのでしたら、それはくすぐりに負けたとみなされるんです♥(っと、エリナさんが言ってました♪)』  リサの手はルルシア嬢の足裏を猛烈に責めつつも、股間付近への刺激もより際どい触り方へと変化せていった。  陰唇に触れるか触れないか……そのギリギリを足裏同様指先で掠る様にくすぐって、快感とくすぐったさが更にどっちつかずになるよう調節しながら責め立てている。 『あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、イヒ〜っひひひひひひひひひひくぇへへへへへへへへへへへへへへへ♥ そんなの屁理屈よっほほほほほほほほほ、くひひひひひひひひひひ、ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、私は認めないぃぃぃひひひひひひひひ!』 『認めないもなにも……現に今も笑ってらっしゃるじゃありませんかぁ♥』 『くぁはははあはははははは、わ、私はぁははははははははは、そういう卑怯な手は好まないぃひひひひひひひひひひひっ!』 『それ……同じこと、ソフィアさんも仰ってましたよ。考え方が似ているのですかね?』 『はひはひ、アヒヒヒヒヒヒヒヒ、くひひひひひひ♥ ハァハァ、私やソフィアちゃんみたいに根が真面目な人間はそう思うものよっほほほほほ、ぅあはははははははははははははははははははは』 『ふぅ~ん? 根が真面目……ねえ……(それを自分で言っちゃうんだ?)』 『あはっあはっ、はひ♥ 分かったらさっさと……さっきの続きをぉ……くひひひひひひひひひひひ♥ ンヒヒヒヒ……っっぐふっっっふっっふっ……』 『(おっと、そろそろ慣れて来た頃合いかな? 笑い方が随分と落ち着きましたね……。責め方を変えてあげなくては♥)』  そんなもどかしい責めをしばらく与えていると、流石のルルシア嬢も刺激に慣れを見せるようになり……笑い方に我慢する余地が生まれている様子が見受けられ始める。リサはその慣れを敏感に察知し、完全に刺激が無効になる前にこのテンションを維持しようと……足裏から手を離し股間の責めをその手に交代させる動きをさせた。 『あっっふっ♥ んぐっっ! ちょ、っとぉ! 手を交代させて……今度は何をする気? ハァハァ……んぐぅぅ♥』   股間の担当が右手になった事で少し刺激の質が変わったように感じたルルシア嬢はその刺激に新鮮さを感じ、再び性感責めの刺激に対して悶える声を漏らし始めてしまう。これはリサが意図して行った責めではなかったが、結果的に攻め手を変える事でルルシア嬢の感度は先程よりも上がる事となった。リサが手を変えた理由は攻め手を変えたかった訳ではなく、むしろ左手に新たな責めをさせたいが為の入れ替えでしかなかった。  股間責めを行っていた左手がフリーになった事でリサはその手を足とは逆の“腋”の方へと伸ばしていく事が出来るようになり…… 『フフフ♥ ルルシア様ぁ? コッチのお加減は如何でしょうか? ほ~ら、コチョコチョコチョ~♥』  伸びていった左手はすぐにルルシア嬢の“腋”へと到着し、性感責めに悶えるルルシア嬢の隙を再び突くように凶悪なくすぐりの刺激を与え始める事となった。 『ぶっっはっ!? ちょはっっ!? アヒャヒャヒャヒャヒャ!? うひっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ちょっっほ、ワキぃぃひひひひひひひひ!! 今度はワキぃぃぃぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!? くぁはははははははははははははははははははははははははははははは』  リサの左手はルルシア嬢の股間をいじっていた為彼女の零した愛液によって濡らされていた。その愛液は腋の肌との摩擦を軽減させ……リサのくすぐりがより速く、より強烈な刺激になるよう補助してくれていた。 『こ~~~ちょ、こちょこちょこちょこちょこちょ~~♥ あぁ~~あ、ルルシア様ったらまた笑ってしまいましたねぇ? ダメじゃありませんかぁ……私なんかのくすぐりに笑われてしまっては♥』 『ちょッっははははははははははははははははははははははははは、くははははははははははははははははははははは、や、やめっっへへへへへへへへへへへへへへへ、やめろっほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ、また卑怯な手をぉぉほほほほほほほほほほほほほ、ぁははははははははははははははははははははははははははは』 『ほらぁ、暴れても無駄ですってぇ♥ そんなに抵抗しようとしても私のくすぐりからは逃げられませんよぉ? コチョコチョコチョコチョコチョ~♪』  リサの手が的確にルルシア嬢の弱点を突いて彼女を追い込むように笑わせる。  追い込まれたルルシア嬢は必死にリサのくすぐりから逃げようと身体を捻ろうとするが拘束された身ではほとんど動かす事すら出来ず、笑いを強制しようと刺激を続ける彼女の手からは決して逃れる事は出来ない。 『っぁはははははははははははははははははははは、ひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、わ、分かっははははははははははははははは、ヤメっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、もう卑怯って言わないからぁははははははははははははは、今すぐやめてぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!』  腋の窪みをほじくるように爪先で引っ掻き回したり……  胸横の肋骨の浮き出た部位をマッサージするかの様に揉み込んだり……  彼女の控えめに膨らんだ胸の横肉を愛撫するように優しく触って行ったり……  脇腹の柔肌を摘まむように触って思わず吹き出したくなるような刺激を送り込んでみたり……   股間への絶妙なもどかしい刺激と共に様々なテクニックを駆使してルルシア嬢を笑わせ責めに仕立てていくリサは、彼女を自分の意のままに笑わせられている事に快感を覚え口の端から涎が垂れてしまっている事にも気付かない程惚けた顔をカメラに映されている。 『ヤハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、いひぃ~~~っひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、や、やめろって言ってんでしょっほほほほほほほほほほ? さっさと手を止めろっっ!! くふぁぁはははははははははははははははははははははは、いひぃ、ひぃ!!』 『ルルシア様ぁ? 人にお願いする時には“やめろ”じゃないでしょ~? そんな命令口調で怒鳴っても……今のお嬢様は全然怖くありませんよぉ?』 『いいからぁははははははははははは、やめろっっほほっほほほほほほほほほほほほほ!! 今すぐぅぅぅふふふふふふふふふふふ、やめぇっっっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ、うぇひぇひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!』 『ほら……“やめて下さいリサ様”って……言ってみてください? そしたら……やめてあげても良いですよ?』 『くぅぅはははははははははははははははは、ちょ、調子に乗るなぁぁははははははははははははははははははは、こ、このっ! ふざけてないでぇへへへへへへへへへへへへ、早く手を止めっっへへへへへへへへへへへへへへへ』 『ほらほら、お願いしたくないんでしたら……自分でどうにか拘束を解かないと~♥ 藻掻くだけじゃ私のくすぐりからは逃げられませんよぉ? ほらほらぁ~~♥』 『ぶひゃ~っははははははははははははははははははは!! ワキぃひひひひひひひひひひ、ワキやめぇへへへへへへへへへへへへへへへ、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!』 『腋が良いんですかぁ? ではリクエストにお応えしてあげましょう♥ こんな風に腋の筋を抓んでぇ~~コリコリコリコリ~~♪』 『はぎゃ~~っはははははははははははははははははは、いぎゃはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うぁはははははははははははははははははは、やへへぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、それ死ぬぅぅふふふふふふふふふふふ!!』 『おっ♪ 良い反応♥ では……このくすぐりを両方の腋でやってあげますね? ほ〜ら、コチョコチョコチョ〜♪』  リサは股間への焦らしを程々に終わらせ、その手を逆の腋へと運び直し右腋と同じくすぐり方をそれにさせ始める。  腋の中心ではなくその少し端の方へとズレた筋張った肌を、親指と人差し指で挟み込むように抓んでクリクリと解す様なくすぐり……そのくすぐり方に滅法弱かったルルシア嬢は、気が狂ったかのように口をだらしなく大きく開き激しい笑いと涎を撒き散らし始める。 『だひゃっっ、だぁぁ~~っははははははははははははははははははははは、やみぇろっへ言っでるのにぃぃひひひひひひひひひひひ、いっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ぁははははははははははははははははははははははは!! 死ぬ! 苦ひぃ! 死ぬぅぅふふふふふふふふふふ!! マジで死ぬぅぅ!! ぅあははははははははははははははははははははははは!!』 『如何ですかぁ? これはルルシア様が毎日私にやって下さっているくすぐり方ですよぉ? ご自分で体験されてどんな気分ですかぁ?』 『あはっっははははははははははははははははは、くっくくくくくくく、っひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、イヘェヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、息でぎないぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひ、笑いが止めらんなくてぇへへへへへへへへへへへへへへへ、息がぁはははははははははははははははははははははは!!』 『苦しんでますねぇ~♥ あのルルシア様が、こんなに激しく悶え苦しむ姿を見せるなんて……普段とのギャップが凄くて……見てるだけで興奮してしまいます♪』 『はひひひひひひひひ、見るなぁはははははははははははははは!! 私のこんな姿ぁはははははははははははははは、マジマジ見るなぁはははははははははは!! 恥ずかしいぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!』 『あれぇ~? でも……嫌がっている割に……どうして“ココ”はこんなに固く勃起しちゃっているのでしょうかぁ?』  悶えるルルシア嬢を見てウットリした顔を浮かべるリサだが、嬢の控えめに膨らんだ胸の一部の変化を見て、その顔は増々欲情が増す惚けた顔へと変化していく。  そして、両手はくすぐりを続けながらも……靴を脱ぎ自分も裸足になって台の上へとあがり込み、そのままルルシア嬢の体を跨いで座り、それから覆いかぶさる様に彼女の胸の部位に自分の顔を近づけてその胸の突起物を愛撫するように自分の舌を使って舐め始めた。 『はひっへ? あへっっ♥ ちょ、リサぁはははははは? 何してんっっっほ!? ほわぁ~~~~っはぁぁ~~~~~っ♥♥』  弾けんばかりに勃起しきっていた嬢の乳首を舌先で転がして遊ぶように舐めて刺激し、くすぐりでは決して味わえない甘く鋭い強烈な快感を彼女に浴びせていく。 『あっっはっっはっっひゃ♥ にゃ~~~っははははははははははは、ひにゃあぁあぁあぁぁぁあぁぁっぁぁぁぁぁ♥ 乳首がぁぁあぁあはははははははははははははははははは、舌先で転がされるぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!! 何コレぇへへへへへへへへへへ、ぎもぢいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ♥♥』 『ペロペロ、コヒョコヒョ、ペロペロ、こひょこひょ♥ どうでフかぁ? リュリュシアしゃまぁ? 気持ひ良いれすかぁ? コヒョコヒョ♥』 『あがぁはははははははははははははははははははは、脳がぁぁはははははは、痺れりゅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♥ くすぐったいのと気持ち良いのが同時に襲ってぇへへへへへへへへへへ、脳が痺れちゃうぅぅぅ♥ うぁははははははははははははははははははははははははははははははは、ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ♥♥』   『ほ~~りゃ♥ アソコの方は私の右足でクチュクチュしてあげましゅね? ほりゃほりゃ♪』  裸足になっていたリサはその右足を器用に使い、ルルシア嬢の股間へと足指を入れ込んで搔き乱す動きをさせ始める。  かなり無理な体勢になってしまってはいるが、両腋のくすぐりと乳首舐め……そして股間責めを同時に行っているリサは、ルルシア嬢を満足させるために全ての動きをバラバラに行い彼女を笑いと快感の渦の中へと引き摺り込んでいく。 『あっはぁぁぁぁぁああぁぁぁあぁ♥ あ、あっあぁぁ良い♥ それすごく良いぃぃひひひひひひひひひひ、ぇへへへへへへへへへへへへへへへへ♥』 『気持ち良いれすかぁ? ルルシア様ぁ?』  『き、気持ちいぃぃひひひひひひ! コチョコチョもクチュクチュもペロペロもぉ……全部気持ちよくてぇへへへへへへへへへへへへ可笑しくなりそうほほほほぼほほほ、ンヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ♥』 『フフフ、気に入ってくらしゃって何よりれしゅ♥』  普段のドSな彼女の態度を見るにプレイに関しては責め一辺倒になるのではないかと思えるかもしれないが、彼女の中にもマゾヒストの精神は常に眠った状態で存在してはいた。  それを奴隷相手に解放するのは……主人という立場からして難しい部分ではあったが、彼女は奴隷オークションを観覧しながらも自分の欲を解放できる素質が有ることをリサに見出していたようだ。  だから、今回の依頼に“責め側の技術を教えて欲しい”という追加依頼が組まれたのだ。  恐らく……我々が調教に失敗していても、リサだけは自分の手で“受け・責め両方こなせる奴隷”に仕立て上げるつもりであったのだろう……その気概があるという事は彼女の態度の随所に見て取れていた。 『あはぁああぁあぁあ♥ しゅごいぃぃぃぃぃ♥ くしゅぐったくて気持ちいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、力がぁぁ抜けちゃうぅぅっふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、腰がぁ、勝手に震えちゃうぅぅふふふふふふふふ、ンァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ♥♥』 『ムフフ♥ ルルシア様ぁ? もう限界でしょう? 最後にぃ私がぁ……とっても気持ちよぉ~く イかせて差し上げますねぇ?』  開かれた股間に差し込まれたリサの生足。その足の指がまるで別の生き物の様に蠢いてルルシア嬢のワレメの中を搔き乱す。  一方、舌先で舐め回っていた胸の乳首部分の責めは、より強い刺激を生み出すために舌ではなく歯を立てて勃起したそれを甘噛みし始めていた。その刺激にルルシア嬢は悲鳴に似た嬌声を甲高く上げさせられ、身体全身を大きく震わせ絶頂を迎える準備が整った事をリサに伝えようとしている。 『あっっ♥ がっ♥ はぁっっはぁぁぁ♥ らめ、もう……ホントに……駄目……♥ ぁっっっは……はぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁ♥♥』  嬢の腰が僅かに持ち上がりブルッと大きく身体が震えた瞬間を見て、リサはトドメと言わんばかりに嬢の“腋”を更に激しくくすぐり彼女を笑わせようとした。  腋の窪み、腋の筋、脇の下、それらルルシア嬢の弱い箇所を高速で移動しつつくすぐっていくその刺激に……嬢は更に腰を大きく持ち上げ、今まで以上に身体を震わせながら…… 『あっっっっはぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ♥ イっっひぃぃぃぃ♥♥ ぁはあぁぁぁあぁぁあっぁぁぁぁあっぁあっぁはははははははははははははははははははははははははははは♥♥ あぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♥♥』  溜まっていたものを全て吐き出すように、激しい笑い声と共に白濁色の熱い粘液を股間から吐き出す運びとなってしまった。 ――プシィィィィィィィィィィィィィィィ♥ ビュビュビュゥゥゥ、プシュゥゥゥゥゥゥゥゥ♥♥  普段から我慢していたものを一斉に吐き出したかの様な凄まじい量の絶頂。  それを吐き出した瞬間、ルルシア嬢の緊張が全て解れるように手足の力みが抜け身体全体が弛緩していく。  股間から抜き出したリサの足は嬢の愛液に濡らされ……光を反射してキラキラと輝いて見える。 『はぁはぁはぁ♥ ルルシア様ぁ? ご満足……頂けました……かぁ?』  無理な体勢になりながらも嬢を絶頂まで導く事が出来たリサは、顔を胸から離し身体を持ち上げながらも惚けた顔でルルシア嬢の顔を見つめる。  それに対して嬢は……乱れ過ぎた呼吸に苦しみ、顔を歪めながらも頬を赤く染め……素直にコクリと頷きを返す。 『それは……良かったの……ですが……。あの……ルルシア様?』  リサはぐったりとなっているルルシア嬢に向け熱い吐息をかけながらも、手を伸ばし彼女の手を自由にしてあげようと手枷を外し始める。 『……ハァハァハァハァハァ……な、に?』  右の手枷を外し左手の枷も同じように外し終えたリサは、なぜかそのまま両手を挙げたままの状態で外した枷を今度は自分の手首に嵌め直すという行動に出る。その姿を自分の目の前で見ていたルルシア嬢は彼女がどういう意図でそれを行ったのかを察し、口元にニンマリと笑みを浮かべなおす。 『私もその……我慢が……出来なく……なってしまったので……その……』  自分の利き手に自分で枷をはめ直したリサは……そのままルルシア嬢の体に重なるよう体重を預け、逆の手も枷のある場所まで掲げてみせる。 『このような……被さる様な格好で申し訳ありませんが……良ければ……私のこっちの手の枷を……付けて頂けませんか? 自分じゃ……片方しか付けられませんので……♥』  惚けていたルルシア嬢の顔はその言葉を聞いて、普段のドSな彼女の顔に戻っていく。  そして、無言でリサの手に枷をはめ直してあげると……目の前で無防備に晒されることあった彼女のワキに手を運び、無遠慮にそれを掴んでグニグニと揉み込みながら強い刺激を送り込み始める。 『あはっ♥ はっっひっっ!? クヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ♥ ルルシア様ぁぁああぁぁぁははははははははははははははははは、私ぃ♥ ソレ弱いですぅ♥ くひぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、あははははははははははははははははははははははははは♥』 『まったく……リサったらどうしようもない奴隷ね? 折角責めさせる機会を与えてあげたというのに……結局私にイジメられたいって思い直してしまうだなんて♥ しかもご主人様である私の身体の上に乗りながらワキを差し出して来るだもの……はしたないにも程があるわ。これはもう……お仕置きが必要ね?』 『はひぃぃひひひひひひひひひひ! ルルシア様ぁはははははははは、私をお仕置きしてぇへへへへへへへへへへへへへへへへ♥ はしたない私の事ぉぉほほほほほほ、もっとお仕置きで懲らしめてぇへへへへへへへへへへへへ♥ ぁははははははははははははははははは!!』 『フフフ♥ 良いわ……今回は特別よ? 今後はこんな無礼を働いたら……逆に放置して反省させるんだから♥』 『ひぃぃ! 放置はやだぁぁぁぁ! くすぐってくださいぃ♥ もっと私の事くすぐって苦しくさせて下さいぃィぃ♥♥』 『私はね……あんたのそういうところが気に入ったの♥ その、自分の欲望に忠実そうな性格……タガが外れたらその欲望を恥ずかしげもなく言い放ってしまうだらしなさ……それが見えたから、貴女を買ったのよ♥ 私に良く似てるから……』 『はひ♥ はひぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ♥ リュリュシアしゃまぁぁははははははははははははははは、くひゅぐったいれすぅぅぅ♥♥』 『他のメイドや奴隷達には内緒よ? 私が……こんな……はしたないプレイを貴女と楽しんでる事は……』 『は、はひぃぃぃ!! 内緒にしましゅぅぅぅ♥ だからぁぁはははははは、もっとぉ♥ もっと激しくくすぐってくらさい~っ♥』 『仕方のない子ね? ほら、今日は日が暮れるまでくすぐりの“イかせ合い”を楽しむわよ♥』 『ッっッ♥♥♥ ぁっっはぁぁあぁぁあぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥』  それから……二人のくすぐり合戦はカメラの撮影限界の時間まで繰り返され、彼女達がいかにこのひと月の間に仲を深め合ったのかを存分に見せつけられた。  あなたはこの、リサとルルシア嬢が幸せそうにくすぐり合っている映像を見ながら安堵の息を吐く。  リサはどうやらルルシア嬢と仲良くやれているようだ……まずはそれがあなたの安堵を促した。  調教されていた時のリサは不安で押し潰されそうな顔をよくしていたが……今では見違えるように生き生きと表情豊かに生活しているのが伝わってくる。  ルルシア嬢もリサを大事に思っているという所作が節々に滲み出ている。  お互いがお互いを求め合う関係……  その関係は、買われた者と買った者という歪(いびつ)な状況だからこそ価値が高まる関係であると言える。  関係が歪であるからお互いの劣情をぶつけ合うことができる。  繋がりのキッカケは“くすぐり”であろうが、その関係の中には紛れもなく“愛”が紛れ込んでいる。  くすぐり合う中で見出される愛というものもあるのだろう。それは表の世界で言う所の“愛”とは別物ではあろうが……彼女達の中でソレは確かに“愛”なのだ。  奴隷とご主人様……  その階級格差は天と地ほどに離れてはいるが、そんな格差があるからこそ生まれる愛もある。  同じ……もしくは近しい立場同士では、見せる事が出来ない抜き身の劣情……それを無遠慮にぶつけ合えるのはお互いに遠い存在だと思えているからこそだといえる……  自分の秘めたる想いは立場に格差があるからこそ気兼ねなく吐き出す事が出来る。  格差があるからこそ自分の恥ずかしい部分を委ねる事が出来る……。  ルルシア嬢とリサとの関係はそんな誰もが羨む理想の関係を体現してくれたのだと、あなたは改めて感心させられる。  出来れば……マーガレット姉妹ともその様な関係でありたいものだ……  あなたは二人のくすぐり合いを見ながら、思わずポツリとその様に零してしまう。  すると、誰もいなかった筈の部屋の入口の方から、聞き覚えのある2つの声が同時にあなたの耳に届けられる。 「「いつでも、なれますよ♪ マスターにその気があるのなら……♥」」  左右の耳にそれぞれ同じ言葉が入れられ、あなたは驚いて後ろを振り返る。  あなたの背後にはメイド服姿のソフィアとエリナがにこやかな笑顔を浮かべ立っており……彼女たちはあなたの呟きを聞いて、同時にそのように返えしてきたのだった。 「「なんなら……今から……如何です? 私達はいつでも……お相手いたしますよ? マスターがひと声かけてくれさえすれば……♥」」  手をワキワキさせて意地悪な顔をして見せている二人を見て、あなたはゴクリと生唾を呑み込む。  ソフィアとエリナはその手をあなたの顔の前まで運び、誘いの言葉を再び同時に紡ぐ。 「「マスターが“犬”の様に笑って泣き叫ぶ姿……見てみたいと思っていたんですよねぇ〜? じ・つ・は♥」」  その誘いにあなたはふぅ~と息を吐き無言で席を立つ。そして二人の肩を軽く叩きつつ一言添えて、一緒に地下のプレイルームへと向かうこととなった。 『こういうカタチでの姉妹との関係も……ドッグトレーナー(犬の調教師)としてはアリなのかもしれないな……』  っと、あなただけが納得する言葉を零して……  『ザ・ドッグトレーナー 調教成功END:B』  ~~ Fin ~~


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