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コミッションss『すべてを塗り変える旅館』(1)

受けているpixivリクエストのss、その冒頭(4400字)になります。 本作は納品は非公開として、fanbox限定公開にする予定。 月末までの完成目指して頑張ります。 ~~~~~~~~~~~~~~ 温泉旅館『雌楽園』。 マニアの間では、都市伝説のように語られている場所だ。 ここにしかない源泉にくわえて極上のサービスを提供しているらしく、レビューは最高の評価のみが流れてくる。 「人生が変わる」とまで噂されているほどの施設だ。 ……しかし、正確なところはまったくの不明だった。 一般人には手が出せないほどに高級であるとか、雲の上の人しか入れない会員制であるというわけじゃない。 ただただ、分からないのだ。 ネット記事なんかではレビューを書いた人を追いかけようとした者もいたようだが、いずれも消息が不明らしい。 それでも定期的に評判は書き込まれ、どれも嘘とは思えないものばかり。 断片的な情報をまとめると、どうやら宿泊客については抽選を行っているらしいのだが……そもそも行った人間の情報がないために、どうやったら行けるのかすら分からない。 ゆえに興味はありつつも、記憶の片隅で埃をかぶっていた。 自分には関係のない世界のはず、だったのだけど……。 「……うん?」 ある日、唐突に見慣れないアドレスからメールが届いた。 何気なくタイトルに目を通すと、 『雌楽園ご宿泊のご招待について』 そんな文字列が目に入ってくる。 たちの悪いいたずらかと思ったけれど、自分の指は好奇心とわずかな期待をもって中身を開いていた。 読み込んでいくと、今まで見てきた評判やレビューと相違ない情報が並んでいた。 そして宿泊に際しての道のりや準備するもの、詳細な手順に至るまで。 間違いない……これは本物だ。 『宿泊については、くれぐれもご内密にお願いします』 メールの締めに記された一文は、どこか重々しい忠告のように思えた。 とにかく、情報を外部に漏らさないためだろう。 もちろん自慢したい気持ちはある。だがそれ以上に、こんなチャンスをふいにしたくない。 私は、すぐに予約の手続きをした。 そして、予約当日。 はやる気持ちを抑えて、指定された駅へと向かう。 いくつもの路線を乗り継いで、到着したのは1年で何人の乗降客がいるのかも分からない無人駅。 古びたホームへ降りると、出入口の先に1台の車が停まっていた。 「ようこそお越しくださいました」 車のすぐそばにいた1人の女性が、自分に向けて深々と一礼する。 かなりの美人で、和装と黒髪がよく似合っている。 しかし顔よりも強烈なのは、その少し下……彼女の胸だった。 ゆさっ 着物ごしにも形が分かるほどの膨らみが、頭を下げる動きに合わせて大きく揺れる。 あまりのボリュームに、こちらは思わず固まってしまった。 「旅館まで車でご案内いたします」 「は、はい」 察されないよう意識して動いたが、未だにどぎまぎとしながら車に乗り込む。 すでに人気のない場所だったが、彼女の運転でさらに山奥へと向かっていった。 車は、絶対に人が入らないだろう山道を進んでいく。 繰り返すカーブで車酔いしないよう、そして緊張を誤魔化すように遠くを見つめながら過ごした。 しばらくして…… 「こちらになります」 視界がひらけた瞬間、巨大な建物が現れた。 一言で表現するなら旅館だが、らしさを感じさせつつも、その規模や外観の荘厳さは異様ともいえるレベルだ。 それは、車を降りて中に入っても同じだった。 (すごいな……) 手入れの行き届いた内装は、現代的な趣と木造の良さが融合し、塵一つ堕ちてない。 そして窓の向こうには自然豊かな風景が広がっている。 ただ、少しだけ気になることがあった。 (とても静かだ……) 廊下を歩きながら周囲を伺ってみたものの、自分の他に客がいない。 その一方で従業員さんとおぼしき、同じ着物姿の女性は何人もみかけた。 この広さならかなりの人数を泊められそうだが、普段からめったに人を入れないのだろうか? 「こちらがお客様のお部屋になります」 案内された部屋に入る。 旅館らしく和室なのだが、驚きなのはスイートルームもかくやというその広さ。 部屋も複数あって、布団を敷くだろう部屋とメインはふすまで仕切られている。 これはゆっくりとくつろげそうだ。 「本日は、当旅館へようこそいらっしゃいました」 「あ、どうも……」 畳に手をつき深々と頭を下げる従業員さん。 胸元から谷間が見えて、思わず視線を逸らす。 「このたびの宿泊は私が、中居と三助を務めさせていただきます」 「さんす……?」 中居は分かるけど、もう一つの聞き慣れない単語にオウム返しになってしまう。 あちらも慣れているのか、特に表情は変わらなかった。 「風呂場の世話係のようなものです」 説明されてもピンとこない。 昔はそういう役職があったのかもしれないが、ここでは今も続いてるとか……? そもそも、ここまで高級な場所に泊まったことがないため、自分の知識不足かもしれない。 「でしたら……いかがでしょう、さっそく温泉に入って頂くというのは」 説明するより、実際に体験した方が理解できるということだろう。 想定してなかった提案だけど、長旅で疲れたし汗を流すのもよさそうだ。 「じゃあ、お願いします」 「ご案内いたします」 入ったばかりの部屋を出て、彼女の後ろをついていった。 「こちらになります」 旅館の内部も相当に広く、しばらく歩いた先に目的地はあった。 中居さんに一礼して『大浴場』と書かれたのれんをくぐり、更衣室で服を脱いで裸になる。 そして、引き戸を開けると…… 「うわ、広っ……」 湯気で満ちた広大な空間が広がっていた。 そこに並ぶ数々の浴槽は、温泉施設というよりウォーターランドなんかを連想するくらいの規模感をしている。 それでいて温泉旅館らしい重厚な石や木材で構築されたいくつもの浴槽があり、それぞれ色や泉質が異なるようだ。 やはりというべきか、周囲を見渡してみても他に利用客は見当たらない。 予約が少ないのか、時間ごとに案内をしているのか……とにかくゆっくりと楽しめそうだ。 (さて、まずは……) お湯のある方向に足を向けかけたけど、洗い場がすぐ隣にあって足を止める。 配置的にも、入浴のマナー的にも、最初に身体を洗うべきだろう。 そうして、私が椅子に座った直後……。 ガララッと入口のドアが開く音がした。 「洗体をさせていただきますね」 さっきまで聞いていた声が浴場に響く。 一瞬、状況を理解できずに固まったのち、正面にある鏡ごしに後ろを見ると……全裸で入ってきた彼女の姿があった。 「なっ……何してるんですか!」 僕は反射的に顔を背けつつ叫んだ。 まさか混浴だったのだろうか、いや、そもそも従業員が一緒に入ってくる旅館なんて聞いたことも……。 「大丈夫ですよ、男ですので」 半ばパニックになったこちらを落ち着かせるように、穏やかな口調で語りかけてくる中居さん。 動揺と混乱を渦巻かせつつも、鏡に映った彼女の姿を恐る恐る見やる。 先程と変わらない笑みを浮かべた彼女の顔と、少し下で揺れている大きな乳房。 しかし、そこから下に視線を下げると…… 「え……?」 その股間には、立派な肉棒がついていた。 訳が分からないまま振り向き、実際に直視してみても、やはり男の象徴がぶら下がっている。 しかもかなりの巨根で、勃起していないのに存在感がすさまじい。 「シーメール、と申しましょうか。」 よく見れば体格もしっかりしているし、それを覆い隠すようにむっちりとした肉が乗っていた。 「な、なんで入ってきて……」 「お客様の身体を洗うのが、三助の仕事ですので」 近づいてきて、自分の後ろで膝をつく。 そして、用意してきたとおぼしきタオルを取り出した。 「お背中を洗いますね」 確かに、タオルで背中を擦るのは微妙に上手くいかないときはあるけど……。 彼女……いや彼?の圧力に流されるように、何も言うことができないまま鏡の方を向き直る。 横から色白な腕が横から伸びてきて、ボディーソープを取っていく。 グチュ……クチュクチュヌグムグッ…… 手を動かしている気配と、それが泡立っていく音。 鏡ごしに、泡立てたボディーソープを自分の身体、とくに胸につけていくのが見えた。 「では、洗っていきますね」 泡立てたタオルを横に置き、身体ごと近づいてくる。 そして、抱きつくように腕を回してきて── むにゅうぅ~ 「っ!?!?」 背中に押しつけられた柔らかな感触に、思わず息を飲み込んだ。 「い、いや何して……っ!?」 「力を抜いてください」 耳元で囁かれる。 石鹼とは違う、ふわりと甘い匂いが漂ってくる。この人の匂い……? (評価が高いのって、そういう……?) まったく予想していなかった方向のサービスに動揺したのだが、身体は正直である。 背中に押しつけられた乳房が、思考する余裕すら奪っていった。 ぐにゅ、むにっ、ぬりゅぅ…… なめらかな乳肌が密着しながらねっとりと這い、背中全体にボディソープを塗りつけていく。 身体の前面には三助さんの腕が回されて、後ろから抱きしめるように全身を擦りつけてくる。 「うちのボディソープは、余計なものを落としてくれるんです」 柔らかな肉の感触、それでいて厚みがあり、力強さも感じさせる体格……。 さっきまでパニック寸前だったはずなのに、だんだんと「これもいいな」と思えてくる。 「常識とか、羞恥心とか、余分な男らしさとか……ここでは不要なものですから」 「うぁ……」 だんだん力が抜けて、頭もぼんやりと鈍っていく。彼女のされるがままになる。 ただただ、乳房が肌の上を滑っていくのが心地いい。 「次は腕になります」 私の手を取って、自らの胸へと導いていく三助さん。 左右の膨らみの間、鎖骨の少し下あたりに指が触れて…… ずぷっ…… そのまま谷間の中へと挟み込んだ。 ずぶずぶと埋もれていく手、巨大な口に呑み込まれていくような錯覚を覚えつつ、 2つの巨大なスポンジが、泡をまといながら這い上がり、腕の付け根までしごいていく。 「今度は、身体の前側も……」 反対側の腕も同様に洗われた後、抱き合うような体勢に。 胸板にぶつかってたわむ乳肉は、鏡餅のような形に変形しながらずりずりと上下に動いていく。 ありえない状況のはずなのに、目の前にある穏やかな微笑みが緊張をほどいていく。 「終わりました。じゃあ、お湯で流していきますね」 人肌のぬくもりと柔らかな感触が離れて、寂しいような感覚が押し寄せる。 我に返って振り向くと、三助さんはシャワーの温度を調整している所だった。 シャアァァ…… お湯で泡が流されていく。 全身くまなく洗われて、しっとりとした肌になっているのを実感する。 「……これで入っていいんですか?」 「ええ、洗い終わったので、温泉につかって頂ければと」 妙にぼんやりとした意識のまま椅子から立ち上がる。 ここまで丁寧に洗ってもらえた感謝しかなかった。 「どうぞ、ごゆるりとお楽しみください」 手を振って見送る三助さん。 流石についてくるわけではないようで、ちょっと安心する。 少しばかり予想外だったが、1人でゆっくりと温泉を堪能できそうだ。 「……?」 妙に腕が白いような気がする。 身体を洗っただけで、こんなに変わるはずがない。 ……湯けむりのせいだろうか?


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