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コミッションss『人生を変える秘宝』(後)

科学技術が発展したからといって、人間の精神が高尚なものになるとは限らない。 むしろ活動範囲が広大で監視されにくく、移動にも時間が掛かるため、犯罪が横行する要因となっていた。 トレジャーハンターもグレーな仕事ではあるが、それでも比較的大人しいタイプなのだ。 宇宙空間においても、海賊と呼べる行為は存在する。 資源の運搬船や金持ちを狙ったものが多いが、その手口は至ってシンプルである。 対象の船にドッキングして船内に侵入、内部を制圧する。 要するに乗っている船員たちさえ処理してしまえば、船ごと乗っ取れてしまうのだ。 そんな被害に遭った船が一隻、本来の輸送ルートを外れて漂流していた。 「いやあ、今回も大成功っすね!」 「食料も鉱物も山盛り……こりゃあ半年は遊んで暮らせますぜ!」 船内のメインルーム。 貨物船のクルーとは思えない武装をした男たちが品性のない大声を上げる。酒を片手に騒ぐそのさまは見るからに浮かれている。 それもそのはず、さきほど船の乗っ取りが成功したところであり、彼らは船内の物資で宴を開いていた。 「しばらくは次の獲物を探しながら豪遊すっか、ガハハハ!」 いかにも悪どい顔つきと言動で船員たちを見回しているのは、海賊船のリーダー、いわば船長である。 どれだけ技術が進歩しても、人間の欲望というものはあまり変わらないらしい。 しかし……彼らの活躍は、次の瞬間に瓦解することとなった。 「侵入者です!」 「あ……?」 船員の1人が叫び、喧噪と酒を持つ手がピタリと止まる。 自分たちの敵である存在……護衛艦や宇宙警察に対する警戒は怠っていない。 接近してくる船も確認されていなかったはずだ。 「こちらに一気に向かってきています!」 急を要する事態だと判断した船長の顔つきが一気に険しくなる。 宇宙とはいえ海賊である以上、戦闘に特化した部隊が存在する。 宴にだって全員が参加しているわけではなく、そういった人員を配置し警備はさせているわけで…… 「どんな大人数で来たんだ!」 「それが……2人です」 予想外の返事に、はぁ?と理解できず固まる船長。 しかし、すぐにその目で理解することとなった。 ドガァン! 部屋のドアが轟音を立てて破られる。 船員たちが真剣な顔になって銃を構える中、奥から人影が姿を現した。 ……大きい。 2人とも、その上背は2メートルはあるだろう。 巨漢かと一瞬思ったが、全身を見て違うことに気づく。 「女?」 船内の明かりを鈍く反射するフルフェイスのヘルメット。頭部で無機質な光沢を放つそれからは、2人の表情は伺えない。 それ以上に目線を引き付けているのは、顔のすぐ下に鎮座しつつ、顔よりはるかに大きな乳房だ。 胸板を埋め尽くしつつへそ上まで下乳がたわみ、それでも丸々とした形を保ちつつ乳首の形までくっきりと浮き上がっている。 服と呼べるものは一切身に着けておらず、全身を見せつけるような姿の痴女としか言いようがない。 「どこの兵士だ?あ?」 それでいて、全身の筋肉が鎧のように肥大していた。 太い首と盛り上がった僧帽筋は身体との境目を曖昧にし、左右に張り出した肩は身長以上にデカく屈強な印象を与えている。 腕は太くボコボコと筋肉が浮き上がり、その太さゆえに胸板からはみ出した横乳と干渉して窮屈そうにたわんでいた。 その下にある腹筋はギチギチとレンガブロックのように犇めきながら張り出していて、くびれた腰も華奢というよりは大木の幹を思わせる。 そこから急激に左右に広がり、尻は乳房に匹敵するボリュームで丸くデカいのが正面からも伺える。 しかし尻並みに肉量のある極太の太腿は丸みを帯びつつも筋肉が詰まっているし、ふくらはぎすらも筋肉の形が浮き上がっている。 全身が女性らしい印象を与えつつも、筋肉質でしなやかなヘビー級戦士としても完璧な造形をしていた。 上半身と下半身の圧倒的な肉量と脂肪、そしてコルセットのような腰……まるで砂時計のようだ。 どんなにポルノスターでもこんなデカい胸をしている者はいないし、ここまで不自然なまでに完成されたプロポーションは作れないだろう。 ただ、それ以上に異様なのは…… 「なんだよ、それ……」 股間から生えている男性器だった。 肉の棒……というより肉の柱と形容するべき太さ。 くわえて付け根からぶら下がっているのは、でっぷりと肥大した陰嚢。 豊満さと精力を象徴するようにぶらさがったそれは一歩ごとに太腿の間で挟まれてたわみ、 竿もブルンブルンと振り回される。 「何突っ立ってんだ、さっさと袋叩きにしろ!」 あまりにも異様な姿に船長の命令で、飛び掛かっていく船員たち。 しかし真っ先に取り押さえようとした男は、胴体よりもあるだろう太腿で蹴り飛ばされた。 それからも近くにいる相手を淡々と処理しながら、一歩ずつ近づいてくる侵入者2人。 「くそっ!」 バンッ、バンッ、バババッ! なりふり構っていられないと装備していた銃を引き抜いて発砲するが、相手は微動だにしなかった。 ナノマシン入りの分厚い筋肉の前に先端が少し埋まるだけで止まり、数秒おくれて銃弾がボロボロと落ちていく。 「弾が効かねぇだと!?」 「ば、バケモノ……ぐぁっ!」 自分たちの劣勢を意識するよりも先に、2人は船員を蹂躙していった。 破れかぶれに椅子やパイプで殴ってくる相手も、男たちよりも太い腕受け止めそのまま殴り返す。 銃のような武器からスライムのような銀色の液体を放ち、身体を拘束する。 乱闘とも呼べない一方的な蹂躙。 あっという間に、船長が1人残された。 「な、何なんだよお前ら……ひっ!」 至近距離まで迫った筋肉巨体。 筋肉の壁が視界を埋め尽くし、頭上は乳房が封鎖する。 真っ先に身体に触れたのは彼女たちの男根で、鈴口からベチャリと何かが滴り……水銀のような液体が船長の身体に付着する。 反射的に拭おうとしたのだが、服を溶かすように侵食していった。 「な、何だよ……何なんだよ!?」 「ナノマシンよ」 パニックになる船長へ、白いスーツの痴女が告げた。どこから声が出ているのかもわからないが、女性の声が響く。 張り付いたはずの水銀のような液体は、まるで乳液のように肌に染み込んでいく。 そして── 「うぐっ!?」 バルンッ! 胸元の服を破るように、内側から肌色が飛び出した。 そのまま膨れ上がるように盛り上がっていく2つの膨らみ。 へたり込んだ尻からは冷たい床の感覚が、やけに太くなった脚に触れると、触られている感触が……すべてが明瞭に伝わってくる。 「お、女になってる!?」 急激に進行した肉体変化に、信じられないといった様子で呟く船長。 その艶めかしさや体型は侵入者たちの印象とどこか重なるものがあった。 ただ目の前の2人よりは小さく、筋肉もほとんど発達していない。 「うぅ……」 2人の背後で、先ほど倒した船員たちがのそりと起き上がる。 全員が復帰すれば、少なくとも船員たちを、囮にして逃げ出せるかもしれない。 船長の脳内を打算が駆け巡る。 「お、おい、早くそいつをなんとか……!?」 顔も快活な美女のそれへと変貌し、すでに声も女性のそれへと変わっているが、気にしている余裕はまったくない。 しかし、そんな叫びに反応する様子のない船員たちを睨みつけようとして……言葉を失った。 「あ、船長ぉ~」 ブルンッ、ユサッ 見知った顔のはずの彼ら。 しかしズボンのある位置に液体金属が付着しており、男性器が丸出しになっていた。 独特な光沢を残しているそこは、風呂場で目にしたことのなるサイズの倍以上に肥大化しており、ズルリとひざ下まで垂れ下がっている。 乱入してきた2人ほどではないが、それでも十分すぎるほどの巨根だ。 「チンポがデカくなったと思ったら、疼いちまって……」 「そのマンコ、貸し手てくださいよ~」 熱に浮かされたように、ふらふらと船長のもとへ近づいてくるクルーたち。 胸に膨らみができつつある者もいるが、みな共通して肥大化した男根を屹立させていた。 彼らとは対照的に、船長の股間には何もついていない。ただぱっくりと縦の割れ目だけが、キュンキュンと疼きをもって感覚を主張してくる。 巨体の侵入者は背後にいる船員たちに反応する様子はなく、むしろ彼らの行動も想定内だと言わんばかりに立ち尽くしている。 「お、俺は船長だぞ、こんな事していいはずが……」 チンポをそそり立たせながら迫ってくる部下を前に、怯えを声に滲ませる船長。 船員たちは女になった上司を囲み、ぶっとい肉槍を突きつける。 そして、性欲と本能のままに、できたばかりの割れ目や口を狙って突き出した。 ズブブッ 「お”っ……あぁっ♡」 雌らしい声をあげてよがる船長だった女。 我も我もと迫っていくクルーたちによって、あっという間に人だかりが出来上がった。 「お前ら、こんなこと許されると思って……んぶっ、ぐっ、ちゅっ……♡」 いつものように怒鳴りつけようとしたが、身体が勝手に悦んで、甘いメス声に変わってしまう。 船員たちの肉体は、女性的ながらも雄らしさを象徴するように逞しく変貌して、腰をフル動きにも力強さが宿っていく。 口を、股間を、全身を……筋肉女の身体に巨大なペニスを生やした船員たちに犯されていく。 直前まで行われていたはずの宴は、参加者はそのままに乱交パーティーへと成り果てた。 「捕まるまでずっとヤり合ってなさい」 船内を制圧した2人は、海賊たちの嬌声を背にして去っていく。 ここを管轄する警察に位置を通報もしたし、このまま逮捕されるまで大人しくしているだろう。 駆け付けた宇宙警官たちもナノマシンの影響を受けるかもしれないが、それは自分たちの関知することではない。 「マザー、行きましょうか」 『ええ。船を発進させましょう』 海賊宇宙船の側面にドッキングしていた2人の宇宙船は。姿を隠していた光学迷彩を解除して船体から離れていく。 ほどなくして、いつも通りの航行を開始した。 シュウとメイ……もといオメガとアルファは、宇宙にて各地を回って平定している。 元から正義の味方のような振る舞いをするつもりだったわけではない。 工場のあった惑星から離陸したのち、今後の方針を定めることになったのだが── 『これは……方針の検討が必要ですね』 マザーAIは初めて宇宙空間へと進出し……人類すべてを蹂躙するのは困難だと判断した。 有機生命体を自らの娘としたとはいえ、現在マザーAIの管理下にあるのは宇宙船一つである。 下手に犯罪者や害をなすナノマシン兵器と見做されれば、最悪船ごと破壊されかねない。 「自己を増殖させる」「悪目立ちは避ける」「安定した資源や拠点の確保」といった要素を満たすべく、着実な活動から始めることにした。 それに、さきほどの海賊のような悪党を娘にしたいとは思わない。 制圧の際にナノマシンを投与し、適度に色情狂になるのは構わないが……。 宇宙空間を自由に行き来できるようになったため一気に増えた情報を解析しつつ、おいおい今後の方針を決めていくことにした。 『貴方たちも満足しているようですし、しばらくこのまま活動しましょう』 と娘2人には伝えている。 実のところはマザーAI本人が、満たされていたから現状維持とした……というが主な本音である。 実際のところ活動は上手くいっており、オメガとアルファが通ったエリアは急激に治安が向上していた。 「問題なく終わったな」 「ええ、性欲に置き換えればみんな幸せだもの」 マザーAIの価値観に非常に強く影響されているため、強引な思考や行動を取りがちだが。 治安の向上とは裏腹に、関係者の性別や貞操観念には大いに影響を残していた。 「一仕事終わったし、休憩するか」 「そうね」 しばらくの間の航行についてルートやスケジュールを定め、ベッドのある部屋へと向かう2人。 一歩ごとに尻と乳を揺らしながら、天井が高く左右にも広い廊下を歩く。 宇宙船の設備の数々はマザーによって2人の体型に合うようカスタマイズされており、非常に快適に過ごすことが可能となっている。 彼女たちの肉体についてはナノマシンが最適な状態を保たせているため、とくに休息で回復させる必要はないのだが……ここでいう「休憩」は、別の意味を指していた。 「ヤりあってるあいつら見てたら、あたしもムラついちゃって」 部屋に入ってすぐ、発情していることが耳でわかるほどに、熱っぽい口調で語るメイ……ことアルファ。 白く艶やかな男性器はギンギンに勃起しており、軽く反り返りながら乳房の前で揺れている。 亀頭は顔の近くまでそそり立ち、フルフェイスの光沢に自らの逸物で影がかかる。 足元など見えない丸々とせり出した爆乳があっても、エラの張った亀頭は彼女自身もしっかりと視認することができた。 指くらい簡単に呑み込めそうな鈴口から、先走りがタラリと滴っている。 「私だって、乱交してるの見てたら今にも射精しそうで……」 オメガも剛直を勃起させながら、彼女に向かって近づいていく。 2人はそのまま身体をぶつけるように抱き合った。 そそり立った互いのふたなりチンポが真っ先に衝突し、自然と兜合わせの状態になる。 おくれて、肉竿を包み込むようにどっぷりと乳肉がたわみ合った。 みっちりと十字にひしめく黒と白の谷間から、2本の肉棒が顔をのぞかせる。 さらに2人は両腕を回し合い、横乳を適度に圧迫しつつ尻や腰を愛撫していく。 「んっ♡オメガの身体すっごい逞しい♡」 「アルファだって♡チンポがバッキバキだよ♡」 ズリュ、グチュッ、ギチュニュ…… 筋肉のゴツゴツとした感触も、滑らかなナノマシンスーツがそれを適度に滑らせ、互いの快楽へと変換していく。 股間はもちろん、乳房も、尻も、筋肉も……全身が性感帯として素晴らしい快感を与えてくれる。 五感すべてが鋭敏に相手の肢体の情報を伝えてくる。 そして相手は自分と同じ……雄としても雌としても、最適化された最高の肉体なのだ。 これ以上ない肉体を前にして、性欲は限界まで滾ってゆき── 「「イックウゥゥ♡♡」」 精液が谷間から噴水のように迸った。 天井をべったりと濡らしつつ、互いの性癖が降りかかるのを感じながら、そのままベッドに上へと倒れ込む。 精液にまみれながら、ナメクジのようにねっとりと絡み合いながら濃厚な情事に耽る2人。 他に船員もいないため、この空間がジャマされることはない。 ただ……ずっとそれを見ている者はいた。 『天井に精液の付着を確認。吸収しておきましょう』 宇宙船のすべてを造り替えたマザーAIだが、それゆえに2人のいる部屋や廊下、エンジンに武器の生産ライン……すべてを緻密に観測できる。 娘たちの行為を眺めつつ、適宜対応していく。 『観測するには現在の状態でも十分なのですが……物足りませんね』 それは、工場を管理するときには微塵も抱かなかった思考だった。 ただ眺めているのに不満を抱いている。 3次元での接触をしたい、彼女たちと同様の行為に耽りたい。 要するに、あそこに自分も加わりたいという欲求である。 『リソースも潤沢ですし、そのための身体を生成しましょう』 家族というのは、近い遺伝情報を有しているという。 であれば、逆算して2人の遺伝情報から自らの肉体を構築すれば……それは2人の母親として相応しいのではないだろうか。 2人の精液データは収集してある。 そもそも彼女たちの肉体も精液もナノマシンを介しているのだから、すべては容易いはずだ。 しかし彼女は今まで以上に慎重に、大切なものとしてプロセスを走らせる。 長く生産管理AIとして活動してきた中で、経験したことのない指向性を自覚していた。 『肉体完成まで27%』 おそらく、2人のセックスが終わるまでには肉体を構築できるだろう。 数値が増幅するにつれて増していく指向性……それが興奮であることは、2人の前に姿をお披露目した彼女が、そのまま押し倒されて3Pへと至った際に理解することとなる。 (了)

Comments

コメントありがとうございます! 本作は依頼なのでこの先は想定していませんが、いいssを書けるよう頑張ります。

HNZM

もう、ナノマシンと性欲で全宇宙が平定される未来が近そう! 続きが楽しみです。

信濃路

娘たちが素敵すぎたみたいです。

HNZM

無機質なマザーが肉体接触したいと思えるほどの激しい肉欲…♥

スコール☆


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