【先行公開】『こうそく』違反 - 浅倉 文香の視点
Added 2023-05-26 15:00:00 +0000 UTCPixivの方にて公開されている【『こうそく』違反 - 園田 美緒の視点 】の別視点の作品です。
この作品は解法的な話になります(イメージとしては『ひぐらしの〇〇頃に』……私なんかの作品を比べるのは大変おこがましいですが、あくまでイメージという事で…)。
まだお読みになっていない方は、下記のリンクよりpixivの方の作品から先に読むことをオススメします。
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私の通う学校には "変わった" 校則がある。
それは建学の精神として掲げている『日常を尊ぶこと』に由来しており、『不自由を知ることで、自由の素晴らしさを学ぶ』ための校則である。
『学校生活において、その身の一部を "拘束する" こと』
これが私の通う学校の校則なのだ。
一部に関しては生徒の自主性に基づいて決められるため、手枷をしている生徒も居れば、足枷や口枷をしている生徒も居る。
また一部とは言っても上限があるわけでは無いので、上級生にもなるとより不自由を体験するために、目隠しと耳栓や貞操ブラと貞操帯など複数の拘束をしている生徒も居るのだ。
さらに、同じ不自由を体験し続けても効果が薄れるので、毎週別の拘束をすることになっており、週の初めに今週はどの拘束をして学校生活を送るか担任へ報告しなければならない。
ちなみに私は、チェーンタイプの手枷と足枷をしている。
チェーンの長さは15cmほどなので歩くのは少し大変だ。
さて、話を校則についてに戻すが、拘束をしていないともちろん校則違反になる。
この学校の特徴的な校則なので、他の校則違反と区別して "拘束違反" と呼ばれ、それに伴う指導も特別だ。
その指導内容は、拘束の大切さをその身で学ぶために、全身を拘束して一切の自由を取り上げるというもの。
一般の生徒はこの様子を見ることはないが、生徒会はどういうものか知っておくために、当選したら一度見せられる。
懲罰室に連れて行かれると身に付けているものを全て没収され、代わりにラバー製の全身タイツを着させられる。
背中のチャックを閉められて全身がラバーに閉じ込められると、空いているのは口の箇所にある呼吸用の穴だけになる。
そのため汗は中に溜まり、糞尿も逃げ場はない。
その後、首輪をされると先ほどの背中のチャックごと南京錠で閉じられ、ラバースーツは脱げなくなるのだ。
ここまでやるのかと感じるかもしれないが、ラバースーツを着たくらいでは拘束ではない。
現時点で拘束と言えるのは、首輪くらいかもしれない。
全身拘束には程遠いと言える。
次に、手を後ろに回され両腕をピッタリをつける。
指先の方から袋のようなものが被せられていき、腕を呑み込むと前に持ってこられたベルトを締め、さらに袋の紐も縛っていく。
アームバインダーの取り付けが終わり、2本の腕は1本の塊に変わった。
そのまま椅子に座らせ、足を椅子の足に拘束する。
特別仕様の椅子で足枷が標準装備となっている他、アームバインダーをしたまま座れるように背もたれに窪みがつけられていたり、胴体を拘束するためのベルトもあるのだ。
一度座ったら、自分の意思で立ち上がることは不可能なのである。
最後に残されたのは、口。
水分補給と食事のため、口には穴の空いているボールギャグが嵌められる。
口が開くタイプであれば栓のついたタイプのものでもいいように感じるが、唾液が垂れるのを抑えられない不自由さを味わってもらうために、ボールギャグなのだという。
垂れた唾液がラバースーツにさらなる光沢を与えるので、とても卑猥に見えるのは本人には見えないので知らないのだろう。
ここまでの拘束を教師が行い、それ以降の世話は私たち生徒会が行うのだ。
「……自己紹介をするのが遅れたわね、私は生徒会長の浅倉 文香(あさくら ふみか)。本日、拘束違反者が現れたということで、その世話役を担うことになったのです……」
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コンコンコンッ
「園田(そのだ)さん居ますか〜?」
「んんーーーっ!!」
放課後、拘束違反をした園田さんを訪ねて懲罰室にやって来た。
謹慎処分の期間は、生徒会が違反者の世話をすることになっている。
なぜなら、教師は放課後も会議や部活指導、それに授業準備で忙しいからだ。
そうは言っても、世話役が違反をしてしまっては元も子もないので、その可能性の無い私たち生徒会に役が回って来ていた。
もちろん、生徒会の仕事は "これだけ" では無いため、特に生徒会長がこの役を買って出るのが慣わしとなっているのだった。
「何かして欲しいことはある?」
「んっ!」
「あ〜そうだった! 話せないんだったわ…それじゃあこの聞き方はナンセンスね……水は飲みたい?」
「んんっ!!」
「オーケー♪ 垂らすから上向いて〜」
「んぐっ……ごくっ、ごくっ、ごくっ、ごくっ……」
「?? 園田さん、随分と上手に飲むのね…初めての子は咽せて零したりするのに……」
「…んっ///……」
「まぁいいわ。時間もあまり無いし、ご飯もあげとかないとね…って言っても今の園田さんに水との違いがわかるとも思えないけれど……」
「…んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ……ごくんっ、うぷっ」
「これくらいでいいかな〜? ……それじゃあ、私はもう帰るからまた明日ねっ♪」
ボールギャグを通して飲まされる水は、飲み込むのも難しい。
それに口に溜めることもできないから溢れないためには飲み続けないといけないし、ほとんどの人は一度むせたりするものなんだけど、園田さんは……慣れているみたいだった。
ゼリー状の食べ物を口の中に流し込むと、園田さんはそれを飲み込んだ。
ゼリーは私のペースで流し込まれるため、窒息しないように飲み込み続ける園田さん……必死でかわいいっ♡
流し込まれ続けるから舌で味わうことはできないし、ラバーマスクのせいで見ることも匂いもわからないから、何を食べさせられているのかもわからないだろう。
一通りの世話を終えると、園田さんを懲罰室に残して帰った。
明日の朝、再び私が来るまで園田さんはこのまま過ごすのだ。
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「おはよ〜」
「んんんーっ!!」
17時には下校したので、昨日の放課後からおよそ半日以上は経っている。
自分で飲食をできない不自由を与えるとは言っても脱水で倒れられては困るので、私はいつもより早めに学校へ来た。
私が懲罰室にやって来ると、言葉にならない呻き声で挨拶を返された……話せないのに頑張って挨拶をしてくれるのは健気な感じで嬉しいっ♡
「今日で謹慎2日目ね。お昼は来れないから、朝のうちにいっぱい食べておきましょうね♪」
「…んぐっ、んぐっ、ごくっ、ごくっ……ごくっ、ごくっ、んぐっ、んぐっ……ごくんっ、ごくんっ……んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ……ごくっ、ごくっ、ごくっ、ごくっ……うぷっ……」
「そのまま水分補給も……」
「……ごくっ、ごくっ、ごくっ、ごくっ……うぷっ……ごくっ、ごくっ、ごくっ、ごくっ……うぷっ……」
「それじゃあ放課後ね〜♪」
学生の本分は勉強であるので、始業前と始業後までの間は世話役の任を解かれるのだ。
私は園田さんを残して、教室に向かう。
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キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
「お待たせ〜って凄いにおいね。汗と…うんちのにおい……1日以上この状態だから仕方ないけど、あとが大変だぁ〜」
「…んーーっ///……」
懲罰室は狭いうえに換気口も無い。
扉さえ開けなければ外に漏れることも無いが、逆を言えば全て中に閉じ込められているのだ。
園田さんは恥ずかしがっているのか、悦に浸っているのか、私の声に反応して呻いていた。
「もう3度目ね、水とご飯。しっかりと出したみたいだし、お腹も減ったでしょ?」
「んっ!」
私は慣れた手つきで食事を与え、それと同じくらい慣れた様子で食事を摂る園田さん。
私は何度目かの世話役だけど、初めての拘束違反の園田さんが同程度慣れているのは……おそらく、私と "同じだ" ♡♡。
「私はこれで帰るけど……謹慎明けは明日の朝、ホームルームの前だからそれまで "楽しむ" ことね…園田 美緒さん……」
「…//////……」