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【雑談】スペードの国の女王

 【ハートの国のエース】・【ハートの国のクイーン】・【ハートの国のナナ】と、三部作がようやく完結しました。


 Pixivの月間表紙絵(5月)から思い立って書き始めたのですが、意外と自分の中でハマる物がありまして……ひょんなことから書いたにも関わらず大作になった気がします。


 また、自分で言うのも何ですが設定には凝っておりまして、これは(これ以外の作品群も基本的にはそうですが…)完全に自己満足の領域でしかありませんが、記憶ではなく記録として書き残そうかなぁと思い、筆を取っています。


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 スペードの国は『死の国』とも呼ばれ、国王『キング』による独裁国家であり、男尊女卑の国。

 逆らう男は容赦なく処されるし、女はこの国においてそもそも人権を持たない。


 ハートの国は『愛の国』。

 女王『クイーン』によって統治されており、スペードの国とは対照的に男女平等の国である。

 ただ女性は新たな生命を生み出せるため神聖視されており、男性からの信仰も厚く、国政等は女性が担っている。


 ダイヤの国は『金(きん)の国』であり、多くの鉱山から様々な鉱物が産出し、その加工や交易によって繁栄をしていた。


 クラブの国は『食の国』で、豊かな土壌と恵まれた環境によって実りのある国。

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 まず初めに、この序章【 4つの国 】の国の特徴については、トランプのスート本来の意味から考えて設定しました。

 これがそのスート本来の意味ですが……(諸説あり)


◼︎スペード 剣 騎士 死

◼︎ハート 聖杯 僧侶 愛

◼︎ダイヤ 貨幣 商人 お金

◼︎クラブ 棍棒 農民 知識


 中でも、今回のお話で重視したのはもちろん『スペード』と『ハート』ですね。


 スペードには『剣』の意味が含まれますが、これは武力的な意味合いよりも、剣を持っていた王侯・貴族や騎士を意味します。

 つまりは権力者の象徴とも言えるのがスペードで、そんな権力者であっても『死』からは逃れられないのも、スペードが持つ重要な意味合いなのです。

 実際、トランプの絵札である『K」『Q』『J』の人物が、スペードのマークとは反対方向を向いているのは死を避けたいからだと言われていますね。

 作中のキングも『死』=『衰え/老い』には勝てませんでした。

 作中には正確な年齢を出していませんが、キング ≒ クイーン > エース > ナナの順であり、クイーン=36歳/エース=22歳/ナナ=16歳 程度を想定しています。

 ナナがサンに堕ちるのも、ナナはまだ若いの(16+18=34)に、キングは衰えた(36+18=64)からかも知れませんね。

 若い男に乗り換えた、もしくは寝取られたと言えるでしょう……ナナが本能的に強い存在に惹かれた結果ですね。

 絶対的な存在だったキングには惹かれても、弱くなったキングには惹かれない……今一番強いのはサンであり、ただ本能的に求めているに過ぎないのだから、そこに息子であるとかの事情が入ってくる余地はないと言うわけです。


 また、トランプではないですが…タトゥーにおいてはスペードのマークに男性器の意味があり(一般的には幸運の意味も……)、QOSマークにも使われます。

 私の作品を読んでくださっている方にはお馴染みかも知れませんが……QOS(Queen of Spades=クイーン オブ スペード)マークは、BBC(Big Black Cock=大きな黒人男性のち〇こ)を好む女性のことを指します。

 そして今作では、元々の意味とスペードの国(キング)に堕ちたクイーンを指しています。


 ここで少し話がズレますが、シリーズタイトルの【スペードの国の女王】とは誰のことか分かりましたでしょうか?

 二章まで読んで、クイーンがシリーズタイトルの人物(=主人公)かと思った方が多いのではないでしょうか。

 『ハートの国のエース』が『スペードの国のエース』になったように、『ハートの国のクイーン』が『スペードの国のクイーン』に……つまりは『スペードの国の女王』だと……

 しかし、『ハートの国の女王』→『スペードの国の女王』はミスリードでして……二章において、キングの手に堕ちたクイーンを『スペードの国のクイーン』と表記はしたが、『スペードの国の女王』としては登場していないのです。

 三章まで読むと、直接的では無いにしても『スペードの国の女王』な訳だから、それが『スペードの国の王』であるキングの正妻であることは間違い無く…と言うことは、ナナが『スペードの国の女王』であり、この話の主人公(キーパーソン)だとなるのです。

 ……後出し過ぎますかね?


 さて話を戻して、ハートにも様々な意味が存在しています。

 俗説も多いため全ての真偽は定かではないですが、英語としてのハートは『心』や『心臓』を意味しますし、そこから転じて『愛』にも繋がります。

 また、『あい』を変換すると❤️の絵文字も出てきます。

 トランプのハートも『愛』を含みますが、そのほかに『聖杯』や『僧侶(聖職者)』といった宗教的な要素があります。

 トランプの起源については分かっていませんが『西洋カルタ』とも呼ばれるように、今ある形のトランプが日本に入ってきたのはおそらくヨーロッパから…それと日本初の国内製造が任天堂なのは有名な話ですね。

 そんなヨーロッパでの宗教と言えばキリスト教と言う印象が強いのではないでしょうか。

 『聖杯』もキリスト教では重要な物ですし、映画『ダ・ヴィンチ・コード』では「杯=女性器」とりわけ内性器の形としています。

 ……あの映画は、考証に関していろいろと論争が起きていましたが、フィクションとしては面白いです。


 長くなりましたが、これらに由来して『スペードの国の者(キング)』が種をつけ(男性器)、『ハートの国の者(ナナ)』が子を孕む(女性器)と言った流れにしたのです。


 次に、ナナとキングとの間に生まれた子ですが……息子=son=サン=3。

 はいそうです…またしても私お得意のつまらない言葉遊びですね……。

 それと『7』を『セブン』ではなく『ナナ』にしたのは、ナナが女の子の名前としてかわいいという理由もありますが、『3』=『サン』に合わせた形です…『セブン』にすると『スリー』になってしまい、息子=son=サン=3が成り立たないので……。

 お気づきだとは思いますが、サンが神(ジョーカー)殺しの力を持つのは、大富豪から取った設定です。

 『スペードの国のサン』つまりは『スペードの3』が、ジョーカーへの唯一の対抗策というわけですね。


 ジョーカーに関していうと、エクストラ・ジョーカーを道化師(ピエロ)にしたのは、よくあるトランプの絵柄からです。

 また、第一章からではなく突然三章から出て来たのは、トランプにおいてのジョーカーが持つ『ワイルドカード』と言う特性を生かして『まったく予測不能な要素、鍵を握る重大な要素』などを与えたかった結果となります。


 本来の時系列であれば、『ジョーカー』→『エキストラ・ジョーカー』→『キング(ナナ→エース→クイーン)』→『サン』という順番ですが……

 ジョーカーを起点に話を二転三転させた結果、『キング(エース→クイーン)』→『エキストラ・ジョーカー』→『キング(ナナ)』→『ジョーカー』→『サン』という順番にしました……いかがだったでしょうか?


 最後に、ここまで気づいた方はおそらく居ないのではないかと思いますが、この世界のルール。


『ジョーカーはスペードのサンには勝てない』


 これは三章に出てきた一文ですが、つまりは大富豪のルールがこの世界の理でした。

 ここまではさっきも書きましたが……登場人物を強さ順に並び替えると(『サン』)>『ジョーカー』=『エキストラ・ジョーカー』>『エース』>『キング』>『クイーン』>『ナナ』>『サン』になりますね。


◼︎ジョーカー 対 キング&エキストラ・ジョーカー

・『我々(ジョーカー同士)は同等の力を持ち、決してお互いを倒すことは出来ません』/『他の力が加われば均衡は崩れます』

 →力を貸したキングが先に場に出ると、ジョーカーがそれを倒す(ジョーカー消滅)

 →場が流れエキストラ・ジョーカーの一強状態(※他にもカードは存在するので、反則負けではない)

 →そもそも、二枚出しの時点で勝ち目はない


◼︎エース 対 キング(&エキストラ・ジョーカー&ナナ)

 →騎士団長のエース単体ではキングより強いが、上に同じ理由でエースの負け


◼︎クイーン 対 キング(&エキストラ・ジョーカー&ナナ&エース)

 →順当にクイーンの負け


◼︎ナナ 対 キング(&エキストラ・ジョーカー)

 →順当にナナの負け


◼︎サン 対 エキストラ・ジョーカー

 →スペードのサンの勝ち


◼︎サン 対 ナナ

・『革命を起こしたサンは、全盛期のキングを越えるほどの力をつけ、秘められた神殺しの力も顕現させていた』

 →順当に行けばサンはジョーカー以外に勝てないはずだが、革命が起きているので、サンが一番強い。


 こんな感じで実はカードの強さもお話に反映していました。

 大富豪でも革命(強さの逆転)を「サンの成長」と「キングの老い」に当てはめたのは、個人的に気に入っています。


 ……自身以外に差し出すものが無いかを考えた時に、ナナがジョーカーをサンへ差し出すのは、母であるクイーンが国や民をキングに差し出したのに掛けていたりと……他にもまだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、終わりそうに無いのでこの辺で締めようと思います。


 皆さんはどのように感じたのかも気になるところではありますが、それよりも気になるのは……果たして、話の最後を予想できた方が居るのかということですね。

【 人物紹介 】

◼︎エース

・クイーン直属の騎士団長

◼︎クイーン

・ハートの国の女王

◼︎ナナ

・クイーンの娘

◼︎キング

・スペードの国の王

◼︎サン

・ナナとキングの息子

・神(ジョーカー)殺しの力を持つ救世主(?)

◼︎ジョーカー

・世界を創りし、二柱のうちの一神

・光の力を持つ神:カラーで描かれることの多いから、光(急な手抜き)

◼︎エキストラ・ジョーカー

・世界を創りし、二柱のうちの一神

・闇の力を持つ神:白黒で表されることが多いから、闇(急な手抜き)

Comments

全裸待機して待ってます!!!!

アパレルシティ

了解しました。ご返事いただきありがとうございます。 やはり見る側かしても作者の好きなように書いてる作品の方が見てて楽しめるのでその判断でいいと思います。

アパレルシティ

ジョーカーの役回りに驚いてもらえたなら、思惑通りなので嬉しいです! (アパレルシティさん発案の)次の作品も書き始めているので、もう少しお待ちください。

macaroon(まかろん)

結論から先に話すと、fantiaへの移行は頭の隅にずっとあります。 ここ最近、fanboxでの表現規制(言葉狩り)が起きていることは私も把握しています。 作品タイトルに気を使ったり、タグを使用しないなどの対策をすることで、現状は問題なく投稿を行えています。 しかしながら、いつ非公開にされるかは当然のことですが、私自身にも分かりません。 問題はカード決済会社だと言うことですが、書きたい話を書けないのであれば、ここで創作活動を続ける意味は無いと思っています。 移行するならば(ここでの作品が増える前に)早いに越したことはないとはわかっているのですが、ようやくfanboxの操作に慣れてきたところなので……ここでfantiaの操作を覚えるのは……(触ってみようとは思います)。 『fanboxとfantiaの両方に』というクリエイターさんが居られるのも確かですが、同じだけの支援をいただいているのに、返すものに差が出るのはあまりいいとは考えません(※あくまで私の意見です)。 ですので、もし移行するとしたら完全に活動の場を移すと思います。

macaroon(まかろん)

感想ではありませんが少し気になったので質問なのですが macaroonさんはfantiaへの移行や投稿などは考えていらっしゃいますか? fanboxは表現の規制が強まり、投稿した作品を消されたのでfantiaにお引越し、もしくはfanboxとfantiaの両方に投稿するという他の投稿者さんの話を聞いたのでmacaroonさんの作品が消されたりするのかと思った次第です。

アパレルシティ

お疲れ様でした。 macaroonさんの初のfanbox限定公開の作品でしたね。トランプの話であればジョーカーは出てくるとは思ってましたがまさかあんな形で出てくるとは思ってもなかったです。突然出て来て驚きました。 もし次書く機会とかありましたらサンがナナを堕とす話とかも見て見たいですね。 このシリーズは毎回楽しみにしてました。macaroonさんの次の作品にも期待してます。

アパレルシティ


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