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魔竜の巣窟調査レポート02

今日は満月の日だ。

ふむふむ、情報通りだ。
昼間から村の周りに木の塀が並べられている。
子供達は元気に遊んでいて、特に変わった様子もない。
大人は農作業や鍛治職、街への商売小物や装飾品、工芸品を作っている。

これといって村の異変は無い様子だ。
このまま夜を待ってみるのもいいが、どうもあの赤い仔竜が気になる。
他の仔竜に訊いても「あそこは入っちゃダメだから行かないよ。」としか答えない。
赤い仔竜の情報を集めてみようかな。

「お仕事お疲れ様です!この村にいる赤い仔竜をご存知でしょうか?」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

驚いた。仔竜ではないらしい。
どうやら彼は研究員かつ警備隊や軍事兵の訓練長という情報が得られた。
そして今日は村の外に出て不在、明日の夜には帰ってくるようだ。

うーん・・・見かけによらず凄い方もいるんだなぁ。

さて、夜まで村の手伝いをさせてもらおう!

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

僕自身、肉体労働には自信があるのだけれど、街との仕事とは使う筋肉が違うのかすぐにスタミナが切れてしまう。
でも、更に鍛えるチャンスだと思えばなんのこれしき!

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・・・・・・
・・・

とてもいい汗をかいた!
この村の雄竜人が屈強だという噂は納得だ。
雌竜人さんは手先が器用なのだろう、絢爛豪華なアクセサリーや縫い物をたくさん作っている。
これだけ立派な村はそうそう見たことがない。そのうち「お上」から気に入られて発展していきそうだな。

日が落ち、涼しい夜風にあたりながら、僕は満月を見ている。
街ではこんなにくっきりとした月は拝めない。

さぁ、本題にとりかかろう。
情報によれば満月の光が魔窟を照らすときに異変が起こるらしい。
村の外へ出た僕はそのまま魔窟へ向かった。

・・・確かに頭がふらっとするような。
ちょうど酒を飲んだあとのような・・・。
その程度で特に体には異常なしだな。

いよいよ魔窟に着いた。

上級魔術錠を解錠してもらい、重い扉が開く。


さぁ、僕に真相を教えてくれ。


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