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焼き鳥三本XLO_FA
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魔竜の巣窟第一層〜囁きと始まり〜

いよいよ調査だ。
村の竜人方に挨拶と礼を済ませ、改めて調査の旨を伝えた。
さて、多少は体の小ささには慣れてきたし、魔法も限りはあるが使える。
いざとなれば脱出系の魔法、標の魔法があるから大丈夫だろう。
早速巣窟に向かった。

巣窟の前に立つとまるで内部に吸い寄せられるように追い風が吹く。
誘われている。間違いなく。
この先何が起こるか分からない。不安だらけだよ・・・本当に。だけど僕がやらないと。
村の希望を託されているんだ。失敗する訳にはいかない!
僕は意を決して中に入った。
刹那、床が抜け肉々しいパイプ状の中にに落とされた!
「そんな!?この前と全然ちが・・・!!」
その肉壁は蠕動していて、自分の体が下に呑み込まれているのがわかった。
このままではマズい・・・!
僕は脱出の魔法を詠唱したが反応がなかった。
「反応しない・・・!?まさか・・・」
魔力が・・・消えていた。
「そんな・・・ちくしょう・・・」
そのまま僕は気を失ってしまった。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

気がつくと小さな部屋にいた。
「い、生きてる・・・?」
周りは白い壁。ここは何だ?
服は溶かされたのか全裸になっていたが、今はそんな事を気にしている暇はない。
今の状況を整理しなければ・・・。

今、僕は白い壁で囲まれた小さな部屋にいるらしい。
完全な閉鎖空間ではなく、ちょうど体が出せるほどの隙間が1箇所だけある。
持ち物は無くなっている。魔法も・・・ダメだ。使えない。
ジメジメとして、とにかく暑い。
そして時折生臭く、生暖かい風が吹き抜ける。
じっとしても仕方ない、ここの真相を解き明かして仔竜たちを連れ帰る。それが僕の仕事だ。

隙間から体を出して、部屋の外に出る。
目の前には大きな通路があり、少し歩くと分岐点がある。
どうやら迷路のような構図になっているらしい。
迷わないように爪でチェックポイントを刻みながら進むが・・・あまりに広すぎる。
ある分岐点をチェックし、そこを曲がると大きな部屋にたどり着いた。
その部屋に進んでみると奥から鈍い音が聞こえてきた。
文字で表すのならドーン・・・ドーン・・・ズーン・・・といった感じだろうか。
とても低く、響く音だった。
奥を凝視すると暗闇の中から赤い光が見えた。それを見た僕は一瞬で悟った。
ヤバい・・・。と。
気付かれないように大きな部屋から出ようとしたが、何故か通路が無くなっている。
閉じ込められた!?
赤い光はゆらりゆらりと揺れながらこちらに向かってくる。
生臭く、生暖かい風が体を包み込み激しい吐き気に襲われた。
えずいていると鈍い音が大きくなり、そして止まった。
見上げるとそこには大きな白い腹と赤い鱗・・・。大きな舌・・・。
「それ」は僕の体をひと舐めすると囁いた。
「カソウニ・・・コイ・・・カイラクト・・・ゼツボウト・・・キョウフト・・・シアワセヲ・・・アタエヨウ・・・ハァァ・・・オマエハウマソウダ・・・タノシミニシテイルゾ・・・」
言い終わるとその巨大な体は闇に消えた。

・・・動けなかった・・・。
・・・怖かった・・・。

Comments

これから少しずつ更新していきますので、よろしくお願いします!

最初のトラップからえっちみ溢れてて、これからどう堕とされるのか楽しみですね!

リオレイア


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