その日、少年は山菜採りに森の奥に踏み入っていた。
今年は作物が不作で、税として収める分を除くと、村の人々が飢えない程度の手残りしかなかった。
「これくらいでいいかなあ……」
小ぶりのカゴに山菜を詰めて、一息つく。今日明日でなくなってしまう程度の量だが、取りすぎるのも良くはない。なくなればまた採りに来ればいい。
その時だった。
「ん……?」
なにか、少年の耳朶を打つ響きがある。
耳をそばだてると、猫のケンカのような甲高い声が聞こえてきた。
「なんだろう?」
猫のケンカなら、特に珍しいものではない。ただ、何かが引っかかって、少年の身体を突き動かした。
「んしょ、んしょ……」
四つん這いになり、ガサガサと深いヤブを分け入って、その音がする場所へ向かう。
「あ……?」
ヤブの向こうから、やがて光が刺す。
うっすらと、そこで何かがうごめいている様子が見える。
(なんだろう……!)
「アーっ! アアアッ!」
音はいよいよ大きくなって、しかし少年はそれが猫の喧嘩のような殺伐としたものでないことに気づいていた。
「いったい……?」
最後のヤブをかき分けると、視界がひらけた。
かっと光が飛び込んできて、目を細める。
そして、そこにあったものは……。
「あーっ! 深いっ! もう許して……んーっ!」
「!!!????」
交尾をしている。
しかも、人間と獣――いや、魔物とがだ。
「ホーンドウルフ……」
狼に似ているが、種族としては別物であり、獣ではなく、魔界にルーツを持つ魔物だ。
旺盛な繁殖欲を持ち、メスとあらば種族問わないとの話もあるが、目撃例は殆どない。
そのシーンを、少年は目にしていた。しかしそんなことよりも、少年は初めて見る激しいセックスに目を奪われていた。
パンッ! パンッ!
「んああっ! 激しっ……やぁっ! ああああっ!」
魔物と交尾しているのは、豊満な肉体を持つ女騎士だった。
彼女はヒルデと言い、天騎士の称号を持つ竜の血族であった。
今は祖国を離れ、人々のために魔物を討ち続ける流浪の旅を続けていたのだが……。
ホーンドウルフは群れで狩りをする。その点は狼と同じで、集団でこそ力を発揮するところもそうだ。彼らは連携プレーで彼女を追い詰め、ついに打ち倒した。
そして、群れのボスである個体が、彼女に種付ける栄誉を得たのだ。
ボスは野生の赴くまま、腰を振り、ヒルデの膣口にペニスを打ち付ける。
「あぁぁっ!! すごいっ♥ 獣のおチンポっ! 奥まで届くのぉっ♥」
ぬぷちゅ、ぬぷっ!
「あああああああっ!! 気持ちいいっ、んっ♥」
その野性味あふれる抽送に、ヒルデはすっかり酔いしれていた。
強いオスの種付を賜る栄誉に、体中が打ち震えている。
「あっ! すごっ……大きくなってっ! もう、出る? 出ちゃうのっ……んっ♥」
膣の中で、ぎっしりとペニスが張り詰めていくのがわかる。
じきに孕ませられるという予感に、ヒルデの肌が粟立つ。
「イクイクッ♥ 獣の精子で、種付けされてイッちゃう♥」
そして、ホーンドウルフが大きく腰を突き込んだ。
「オォオォォォォーンッ!」
子宮に鈴口を押し付けて、遠吠えを上げると、ヒルデの一番奥で精液を放出した。
「イクッ! イックううううううううううううっ!!」
どぴゅるるるっ!
精液が奔流となって、ヒルデの子宮をうずまき、満たしていく。
「おほぉんっ! 熱いぃ……獣の精子、すごいの♥」
びゅく、びゅっ……。
数十秒にも及ぶ長い射精だった。ホーンドウルフは体を震わせて、精巣を空にすべく奮闘している。
「はぁ、はぁ……んっ……まだ、出てる……♥」
ヒルデはきゅっと膣を締めて、ペニスを絞り出す。
「いいわ……最後まで、頂戴……♥」
その言葉に応じるかのように、獣はぐっとペニスを押し込んで、最後の一噴射をヒルデの奥に流し込む。
「あん♥ ……いぃ……」
獣の野性味あふれる精子を最後の一滴まで楽しむかのように、ヒルデは鼻を鳴らすのであった。
「す、すごい……」
少年は身じろぎさえできず、その様子を凝視していた。命のやり取りを経た全力のセックスに圧倒されていたのだ。
ホーンドウルフはこうして子孫を残していくのだろうし、メスとしてそれを受け入れるヒルデの姿にも圧倒された。
やがてホーンドウルフはズルリとペニスを引き抜くと、群れを引き連れて去っていった。ヒルデはそのまま放置され、股間から精液を垂れ流しながら横たわっていた。
「ん……ふぅ……はぁ……」
「あ……」
汚されてなお美しく妖艶なヒルデの容姿に、少年はしばらく見入っていた。
(た、助けないと……)
しかし、先程から股間がパンパンに張ってしまっていて、この状態で彼女の介抱に出るのはためらわれた。
ばふばふと、ズボンの上から勃起を叩く。
「こいつ、なんで収まらないんだよう」
勃起を収めようと無駄な努力をしていると、不意に視界が翳った。
顔をあげると、ヒルデが少年の前に立ち、見下ろしてきていた。
「覗き見していたの……? ふふ、悪い子ね……」
「あ、ああ……」
ヒルデは胸と精液滴る股間を隠そうともしない。
「でも、よかった。あそこで物音を立てていたら、食い殺されていたかもしれないわ」
その迫力に、少年は腰を抜かして後ずさる。
「あら……?」
ヒルデは目ざとく、少年の股間にそびえる一物を見つけ、しゃがみ込む。
そしてそれに手を添え、妖艶に囁いた。
「こんなにしてしまって……私のセックスで興奮しちゃったのね……♥」
少年のペニスは収まるどころかギンギンに張り詰めて、我慢汁がズボンににじみ出ていた。
「んふ……してみたい? 私と……」
少年はゴクリと生唾を飲み込んだ。そして、こくりと頷いた。
そしてヒルデが覆いかぶさってきて、彼の視界は黒く閉ざされた。
Ninjapro
2023-12-11 03:17:14 +0000 UTCV2B
2023-12-10 11:07:29 +0000 UTC