「ンああああっ! イクッ!♥」
ガスで身体の自由を奪われ、囚われたルージュは、怪人や戦闘員に犯され続けていた。
(中枢部を破壊しなきゃいけないのに……私、なんて情けないっ)
すでに数人がルージュの中に精を吐き出している。ルージュの膣口からは白い粘液がドバドバと溢れ、戦闘員のペニスと白い糸を結んでいる。
いまルージュを犯している戦闘員も、どんどんと腰つきが早くなっていく。射精が近いのだろう。
それに気づき、ルージュはイヤイヤと首をふる。
「だめ、また出したら……イクからっ! すぐっ……あっ♥ イクッ!♥」
びゅくっ! びゅるるっ!!
熱い迸りを胎内に受け、ルージュは身悶えて達した。
「んあっ!♥ あーーーーっ!!」
「はぁ、はぁ……う、う……♥」
ガクリと頭を垂れると、視界の端にボロボロになったセラフィーヌたちが横たわっているのがわかる。
その中には、まだ存命のものもいるようだ。ただ、声一つ上げていないことから、もはや壊れてしまっている可能性もある。
(みんな、こうやって……!)
壊されていったのだ。悔しさで涙が溢れてくる。
「へっへっへ、次は俺の番だぜえ」
トカゲ頭の怪人がルージュの髪をひっつかみ、持ち上げる。
「ほほーっ♥ なかなか上玉じゃねえか。馬鹿野郎、新入りが来たんならすぐ呼べよなぁ」
「や、やめ、て……」
ルージュは弱々しく抵抗する。
「おやおや、もうグロッキーかよ。俺も楽しませろやぁ……!」
トカゲ怪人は嗜虐心の強い男らしい。大きく避けた口を醜悪に歪めながら、ルージュの中に節くれだち、巨大に尖ったペニスを突き入れてくる。
「やめ、あ、がっ!♥ 大き……っ!!」
「ひっひ、たまんねえなっ♥ まだキツキツじゃねえかっ!」
怪人はルージュの腰をしっかりと掴み、ガツガツと腰を振る。
「おっ!♥ あ、ぎっ!! あぁっ!!」
怪人が快楽を貪るだけでしかない乱暴なピストンでも、何度も精を受け火照ったルージュの秘所は容易にそれを受け止めてしまう。
どすんと最奥を先端で抉られるたび、快楽信号で意識が飛びそうになる。
「あぁんっ! あっ!♥ あんっ!♥」
「お? なんだ、感じてるのか? いいだろ、俺のはよぉ」
怪人が下卑た笑いを浮かべる。
「そんなっ、ことっ! ないっ!! ンっ!」
下唇を噛んで、ルージュは必死に堪える。こんなやつに感じてたまるものかと。
「我慢すんなって! ほら♥」
くりっ!
「んひゃあああああーーっ!!♥」
脳天に雷が落ちたような衝撃。
怪人がその尖った爪で、ルージュのぷっくりと膨らんだクリトリスをひねったのだ。
ルージュの敏感になった身体は、それだけで盛大にイッてしまった。
「お、おぉぉ……♥ おっ♥」
絶頂のあと、全身をじんわりと満たす多幸感にルージュは陶酔する。
「へへ……こんだけ敏感になっちゃったらもう無理だぜぇ♥ さぁ、楽しもうやっ!」
どちゅん! ずちゅっ! ずちゅっ!
「おほぉ♥ おっ♥ おぉぉおおおおっ!!♥」
指先でクリトリスをちねりながら、怪人はねちっこい腰つきでルージュを責め立てる。
「だめっ!♥ もうや、え……許してっ!♥ これ以上っ! イキたくな、いぃっ……死んじゃうぁあっ!♥」
意識が断続的に飛び、自分が自分から切り離されてしまうような恐怖がある。
「お、また締まったな♥ イキそうなのか? いいぜ、イけ! 俺も出すぞぉぉぉっ!」
怪人がルージュの腰を抱え込み、一際強く腰を打ち付ける。
どびゅるるるっっ!!
「んはぁあああっ♥ あ、あついぃいっ!! イクぅっ!!!♥」
子宮に直接叩きつけられるような射精に、ルージュは白目を剥いて絶頂した。
「おほぉぁあぁ……あぁぁ……っ♥」
ルージュはしばし全身を震わす快感に酔いしれたあと、ぷつりと糸の切れた人形のように弛緩し、気を失った。
「おっと、やりすぎたか……だが、まだまだだぜ。おい、次のやつっ!」
怪人がそう叫んだその時――。
ボムンッ!
怪人の顔面が弾けた。脳漿と血糊が周囲に撒き散り、ルージュを犯そうと順番待ちしていた戦闘員たちに動揺が走る。
「まあ、そこまでにしときなって……」
暗がりから声がして、戦闘員たちは一斉にそちらを向く。
そして雁首並べたその端から、バツンバツンと戦闘員の頭部が消し飛んでいく。
「まぁったく、やーなもん見させられちゃったなーっ」
腕に生成したレーザーガンを構え、そう軽口を叩いたのはリオ――そう、ジェイドが囚われた際に見た、セラフの一員であったリオだった。
「やれやれ……ほら、どけっての!」
戦闘員たちを全滅したあと、リオは自分を先程まで犯していた戦闘員の死骸を蹴飛ばし、すっくと立ち上がる。
そしてルージュに近づくと、その頬をぺしぺしと叩き、覚醒させる。
「ん……あ、あなたは……」
視界の端で、ぐったりとしていたまま犯されていたセラフだ。
「あたしはリオ。セラフベスタだ。あんた新入り?」
「は、はい……私はミサキ、ルージュです」
「よろしく~」
ベスタは目を見開いて、ニタリと笑った。先程のぐったり具合は演技だったようだが、それとは異質のものを彼女からは感じる。
ルージュは助けられたという安堵感を覚える前に、彼女の異様な姿の方に目が行ってしまっていた。
ビリビリに破かれたスーツからはみ出す恥部を隠しもしないところもそうだが、なによりお腹が大きく膨れ上がってしまっているのだ。
「ああこれ? あいつら、節操なく中出ししやがって……その結果ってこと♥」
「あ、う……」
あっけらかんとして言うベスタに、ルージュは言葉も出ない。
子供を授かるというのは、もっとおおごとではないのだろうか。そしてそれを望まぬ形でとなれば、もっと悲壮感があってもいいのではないか。
「どうするんですか? そのお腹……」
ここまで大きくなっていては、堕胎するのも難しいだろう。
「どうするって……あぁ、そんなン産んだあとにぷちってやっちゃえばいいだけじゃーん」
「ええっ!?」
いくら異形であっても、腹を痛めて産んだ子にそんな真似ができるだろうか。自分では絶対できそうにない。
「ま、今んとこ動くのにさほど邪魔でもないし? それより、ようやく乗り込んできたヤツが現れて嬉しいよ」
「嬉しいって……なにか聞いていたんですか?」
ベスタが言うには、自分は敵の情報を探るためにわざと捕らわれていたらしい。
残念ながらこの中からは情報を外に伝えることはできず、同じように捕らわれたセラフに託し、脱出の手助けなどもしていたようだ。
その結果の一つが、ルージュの持つセラフクリスタルというわけだった。
「そうか、そっちにたどり着けたやつはいたんだ。無駄にならんくてよかった―っ」
「私には伝わってきます。このクリスタルから、元の持ち主の想いが……!」
苦しみ、怒り、悲しみ……それら負のものに混じって、エリミネーターを打倒せんという願い。それがルージュを突き動かしている一因にもなっている。
にぱっと大口を開けて笑い、ベスタはルージュの背中をはたく。
「ルーちゃん気合い入れすぎ! ま、そろそろここも飽きてきたし? 仕事しにいくかぁ!」
「は、はいっ」
そして二人は中枢部に乗り込むべく、部屋を飛び出していったのだった。