人妻異世界戦士ナツミは、猿の魔物に森の奥へと連れ去られていた。
村人の懇願を受け、村の女子をかどわかす猿の魔物……エビルエイプを討伐しに森へと入ったナツミだったが、長い追跡の末なんとかそれを討伐することができた。
が、そのエビルエイプを検めて、気づいたことがある。その個体はメスだったのだ。
エビルエイプのオスは同種のメスとつがいになれなかった場合、人間のメスを狙う。村を脅かすのであれば、それはオスであるはずなのだ。
(もしや、つがいーー)
そう思いいたったときは、もう遅かった。木の陰より現れたより大きいエビルエイプの個体が、ナツミの背後から彼女を掴むと、抱えあげてしまったのだ。
「くっ、この猿……っ!」
そしてエビルエイプはそのまま森の奥へと走り出してしまう。
「や、やめてっ、放してっ!」
ナツミはバタバタと暴れるが、腰が浮いた状態ではなすすべがなかった。
「いやぁあああああっ!」
森の中に、誰にも届かないナツミの叫び声がこだました。
やがてエビルエイプは、森の開けた場所で立ち止まる。そしてナツミは地面にドサリと降ろされる。
ナツミは目の前に立つエビルエイプを、キッと睨み上げた。
(私をこんなところに連れてきて……どうするつもりなの……?)
声に出した訳では無いが、エビルエイプは答え代わりにその股間にぶらさがったモノをさらけ出した。
(っ!)
その大きさに、ナツミは思わず息を飲む。それは人間のものより二回りも大きく、皮が剥けかかった先端からは、どろっとした液体が垂れている。
ナツミは理解する。この魔猿はナツミをつがいの代わりにしようというのだ。
「くっ、な……なんて節操のないっ!」
エビルエイプはオスの欲望にしたがって行動しているだけで、その言葉は意味を持たない。
しかし元の世界に夫を残してきたナツミにとって、その振る舞いはことさら嫌悪すべきものだった。
ナツミは立ち上がり、途中に取り落とした剣を掴もうと手を伸ばす。
しかしエビルエイプは瞬時にナツミのくびれをがっしり掴むと、そのまま自分の腰元に引き寄せる。
「きゃあっ!」
そしてそのまま後ろに倒れるように仰向けになり、自分の腰にナツミを跨がらせた。
(い……いやっ!)
ナツミの眼下では、エビルエイプの陰茎が槍のように彼女の陰部に狙いを定めていた。
「っ! ま、待って、それだけはっ!」
恐怖心が頭をかすめ、悲鳴のような声を上げてしまう。ナツミは必死に腰を持ち上げようとするが、エビルエイプの太い腕で腰を固定され、動くことができない。
そしてそのまま――
ずぶぅっ!
(っ!!)
「あぎぃいっ!」
一気に奥まで突き立てられた。その衝撃に、思わず悲鳴をあげるナツミ。
(こんなやつに許すなんて……あなた、ごめんなさい……うっ! お……大きいっ!)
自分の膣内を隙間なく埋め尽くす魔物の陰茎に、彼女は恐怖する。
「あっ、あっ、あがっ!」
ずちゅっ! ずちゅっ!
エビルエイプはそのまま腰を上下に振り始める。そのたびに膣内の壁をごりごりと削るように、魔物の陰茎が前後に動く。
「いっ! やっ……! おっ、おぐっ! くる、しっ……」
内臓がぐっと押し上げられるかのようだ。快楽や痛みより、不快感が先に立つ。
ナツミは必死に歯を食いしばって耐えている。
「あぎっ! あっ、あっ! ああぁ……」
だが、その体は徐々に上気し始めていた。そしてそれは同時に、彼女の膣内にも変化をもたらしていた。
徐々にピストンがスムーズになる。お互いの愛液が分泌され、潤滑液となっているのだ。
そして――
「あんっ!♥」
自分の弱いところに亀頭がヒットし、思わず甘い声を上げてしまい、慌てて口をふさぐ。
ちらりとエビルエイプに視線を向けると、奴はニヤリと笑ったようだった。
ナツミはぎくりとする。まるでこっちの反応を観察しているようだ。
「ちが……っ! こんなのでっ! 気持ちよくなんてないわっ!」
ナツミは必死に否定するが、エビルエイプが人語を解するわけでもない。それでも声に出して否定しようとするのは、ここにいない夫への弁解でもあるようだった。
事実、エビルエイプの腰の動きに徐々に快感を感じ始めているのは事実だった。
(こ、こんな魔物なんかに……でも、だめ♥ 上手いっ……♥ いや、感じたくない……あ、あっ!)
しかしそう思えば思うほど、彼女の膣内は魔物の陰茎を締め付けてしまう。そしてそれがより鮮明に、自分に入り込んだペニスの形を認識させてしまった。
ぬぢゅっ! ぬっちゅっ!!
「あぁん♥ あっ♥ あっ♥」
(あぁっ……なんで……こんなに大きいの? 気持ちいいのぉぉ……?)
ナツミは自分が感じてしまっていることを認めるしかなかった。夫よりも、遥かに快楽を与えてくれていることもだ。
その葛藤は、膣内の締まりと溢れ出る愛液をもってエビルエイプに伝わっただろう。
「はぁっ♥ あんっ♥ あっ! あっ!!♥」
ナツミの甘い吐息に、エビルエイプも興奮し始めてきたようだ。ピストンがより激しくなる。
「だめ、イキそう……♥ あ、あっ!」
ナツミが達しようとしたその瞬間、エビルエイプの腰がピタリと止まる。
「え、えぇ……?」
この魔猿はニヤニヤと口の端を歪めながら、ナツミを見上げている。
(あぁあ……)
何を求めているか、ナツミは一瞬で理解した。
理性が一瞬、ナツミを押し留める。しかし、遠いこの異世界で、夫を裏切ったことを誰に咎められることがあろうか――。
(あぁぁ……あなた、ごめんなさいっ……私、猿の……猿のチンポでイく♥ イって種付されて、この猿とつがいになります……っ♥)
「お、お願いっ……動いてぇっ♥ 中に精子びゅっびゅて出して、私をあなたのつがいにしてっ♥」
「ぐるるるうっ!!♥」
猿もナツミが屈服したのを理解したらしい。容赦ない突きを繰り出して、ナツミの最奥をグリグリといじめていく。
ずんっ! ずんっ!!
「あぁぁあっ♥ あ、あーーーーっ!!」
そしてピストンが加速し、ナツミはどんどん高みへと押し上げられ、そして――
「イっ……くっ!♥♥」
びくん!と大きく体が跳ね、膣内が収縮する。それと同時にエビルエイプも限界を迎えた。
どぴゅるるっ!! びゅびゅっ!!
「ああああああああーーーっ!!♥♥」
ちかちかとナツミの視界が明滅し、その膣内に熱い猿の汚濁が注がれていく。その量はすさまじく、結合部からあふれ出て飛び散った。
「あひぃぃっ! あ……あぁ……っっ♥」
すべてが終わったとき――ナツミは自分の矜持が全て砕け散ったのを感じていた。人としての、この世界の救世主としての、そして妻としての――。
しかし、その代わりに得たものがある。
「あぁ……もっとして、あなたぁ……♥」
新たな夫への初々しい情熱。
それをナツミは嬉しく思って、夫となった猿の魔物に淫靡な笑みを向けた。