そこは暗がりだった。
アンバーたちの捜索は一歩遅く、囚われたルージュはイモムシ怪人によってさらに地中奥深くへと連れ込まれていた。
「く、うっ! あっ♥ あぁっ!!」
ずちゅっ、ぐちゅっ!
地中深くにポッカリと空いた空間に、ルージュの嬌声と水音が響き渡る。
「あううっ!! こんな、あぁぁっ」
イモムシ怪人の肉棒はルージュの奥深くをえぐり続けていた。
囚われてから数日、ルージュは凌辱を受け続け、その精神は限界に達しようとしていた。身を焦がすほどだった怒りが、快楽に塗りつぶされようとしていく。
「あう、あ……あっ♥」
「ほほ……どうじゃ、またイけ♥」
「いや、いやぁっ……! イキたく……なんか、あっ!」
わずかに残った理性が、屈服を拒否する。
「何を言うか、こんなにキュッと締め付けてきおって」
イモムシ怪人は意地悪くぐりぐりと膣壁を擦るようにルージュを焦らす。
「うっ、ううっ……」
快楽が突如失われ、ルージュは物欲しげに腰をヘコヘコと怪人の下腹部にこすりつけてしまう。
「これでわかったろう? もうこのちんぽの虜なのだよ♥」
焦らした分と言わんばかりに、再開したピストンは一段と激しい。そしてあっという間にルージュは押し上げられていった。
「く、あああっ! だめえぇっ!♥」
「おおおっ、出すぞっ! さあイケっ」
「やだやだっ……イキたくな……おかしくなっちゃう……ッ!」
「我慢することなどないぞぉっ! そらあああっ!」
ずぐんっ!
亀頭の先端がルージュの最奥をえぐったとき、ルージュの中で何かがプッツリと切れた音がした。
「ああっ! あああああっ!!」
咆哮のような嬌声。すべての感情が、享楽に染め上げられていく。
「ああんっ!! イク♥ イキますっ……んはあぁああああっ♥」
びゅくっ!! びゅるるるっ!!
たっぷりと汚濁を子宮に注がれ、ルージュは痙攣しながらイキ果てた。
「あく、あ、あっ……!」
びくびくと身体を跳ねさせながら、快楽の余韻に浸り鳴く。
「ふひゅぅぅ……出した出した♥ そろそろ孕んだかのう?」
怖気が立つような言葉にも、ルージュは反応する余裕もない。
「はひゅーっ……はひゅーっ……」
ルージュは細かく痙攣しながら、わずかに照らされている土くれの天井をぼんやりと見つめている。
この向こうでは、誰かが自分を探し続けているのだろうか……。もはや地上のことなど何一つわからなかった。
――
―――
長い月日が経ったように思える。
それがどれくらいかは定かではないが。
「ううっ、く、苦しい……っ」
「ほほ……しっかり育ったわい。産まれるのももうすぐかのう♥ 楽しみじゃ♥」
ルージュの丸々と膨らんだ腹部を見れば、それ相応の時が過ぎているのは誰でも理解できるだろう。
延々と続く中出しに、ルージュはついに怪人の子を宿してしまっていた。
このイモムシ怪人との子がどんなかたちをしているかは定かではないが、まともなものでないのは確かだろう。
「はぎっ!?」
どくん、とルージュの腹の中でなにかが大きく脈打ったようだった。
「おお! とうとうきたか」
イモムシ怪人が嬉しそうに顔を歪ませた。
「あ。ぐ、う、あああああ……!!」
陣痛が極まり、ルージュは背を反らせて叫んだ。ぐりぐりと腹の中で何かが出口を求めて蠢いているのがわかる。
「う、うま、れるっ……っ!!」
ぶぱっ!!
「おほぉあああああああああああっ!!♥♥」
ぶしゃああああああっ!!
強烈な潮吹きと共に、ルージュの秘所からいくつもの赤子が勢いよく産まれ出た。
「あひぃぃあっ♥」
永い凌辱により性感開発されてしまったルージュにとっては、出産の痛みさえ快楽となりうる。
みっともなく出産絶頂し、穴の中にイキボイスを響き渡らせた。
「はひ、ひぃ……」
「おお、我が子たちよ♥ 愛しいのう」
ずりゅっ、ずりゅ……。
どういう理屈なのか、イモムシ怪人から生まれた赤子たちはウジ虫のようなかたちをしていた。彼らはズリズリとルージュの上を乳を求めて這いずっている。
「あう、あ……♥」
その姿を見て、壊れたルージュの心にわずかに残った感情、母性が反応した。
「あは、は……赤ちゃん……私、の赤ちゃん……」
ミルクを分け与えながら、ルージュは消え入りそうな声で呟いた。
「まだまだ♥ これからも産み続けてもらうぞい、わが妻よ♥」
絶望の中、過去に関わった様々な人達がルージュの脳裏に浮かんでは消えていく。
(キョウちゃん……みん、な……リンちゃ……ごめ……)
それきりルージュの意識は闇の中へと埋もれて消えていった……。
BAD END