これは堪りませんね...。 蒸し暑い夏の夜、夏祭りに向かうであろう人々の中で、スッと視界にとても気になる子が飛び込んできました...。 綺麗な浴衣姿なのですが、口元は普通のマスクとは思えない息苦しそうなモノを付けており、隣の男が話し掛けていても一言も言葉を発しておらず、俯き加減で顔も赤味が出ており具合でも悪いようです。 全身を見ると浴衣や帯びの締め過ぎなのか、ギュッと押し包まれ、縮こまるように窮屈そうな動きを見せています。 腰前で手提を持っているのですが、手元は何か真っ黒いグローブのようなモノを付けており、僅かに指が見えますが、拳をグーの形で強く握りこんでいるようでした。 足元は下駄やサンダルではなく、とても接地面の小さい歩き難そうなブーツを履いているようで、歩き方も小刻みにトコトコと非常に小さな歩幅で、隣の男に押されるように進んでいました。 とても気になりましたが、お連れもいる事ですしあまりジロジロ見てはいけないと視線を外し目的の地下鉄を目指しました。 互いの距離が近付き、すれ違う一瞬...どうしても興味を抑えられず、その子へ視線を向けてしまいました。 私を観ていました...。 その眼は、不機嫌とも機嫌が良いとも言えない不思議なモノで、何かを言いたげな様子で切れ長の眼を此方へ向けており、吸い込まれるように刹那の時間凝視していました。 フッと気付けば、後方に小刻みな靴音と男の声が聞こえ、振り返ると何もなかったようにその子の後ろ姿が見えました。 「ぁ...」咄嗟に口から声が出てしまいましたが、聞こえなかったようで、トコトコとしかしそれなりの速度で後ろ姿が離れて行きました。 その姿には夏祭り会場と多くの人混みが重なっていき、そして見えなくなりました..。 ・ ・ ・ ・ そんなお話が思い付いた内容でした。 内容に裸体が出てくる為限定とさせていただきます。 Pixivへは内容をいくつか省略して投稿する予定です。 1~2か月程更新が出来ておらず大変すみませんでした!
ターちゃん
2022-08-26 03:23:27 +0000 UTCWalking Fox
2022-08-16 21:42:57 +0000 UTC