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真鍋ラスの倉庫
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ビキニで岩陰下痢野糞とときん

夏の光が照りつける海岸。

水着姿の十時愛梨は、岩陰に身を寄せていた。鮮やかなビキニから滴る水滴が砂に落ちる音が、波のさざめきに溶けていく。

「うぅ……お腹……冷えちゃったのかな……っ」

両手でお腹を押さえ、額には細かい汗。先ほどまで元気にポーズを決めていた笑顔は、今や歪んでいる。

――グルルル……ッ。

――キュルルゥゥ……。

岩肌に反響するように、腸の音が鳴り響いた。愛梨は慌てて唇を噛みしめ、声にならない息を漏らす。

「えへへ……でも、こんなところで……がまん、しなきゃ……」

プロデューサーやスタッフに見られるわけにはいかない。撮影中だという自覚が、彼女を必死に支えていた。だがトイレは遠く、海岸の隅にある小さな施設まで走れる自信はない。

「トイレ、遠すぎますっ……プロデューサーさんに見つかったら、恥ずかしい……」

再び波音をかき消すように、腹の奥で鈍い痛みがせり上がる。

――ギュルギュルギュル……!

「ひっ……お願い……もうちょっとだけ……もって……!」

膝を寄せ、身体を小さく丸めてしゃがみ込む。砂浜の白さが目に映り、視界がぐらりと揺れる。汗と涙の境がわからないほどに、表情は必死だった。

海風は心地よいはずなのに、愛梨にとってはただ冷たく、お腹をさらに刺激する敵のように感じられた。

「水着の撮影でお腹冷やしちゃうなんて……わたし、ほんとドジですっ……」

そんな独り言すら、震える声でしか出せない。けれど、その声の端々には彼女らしい素直さと前向きさがかすかに残っていた。

――波音、そして腸の呻き声。

十時愛梨の小さな戦いは、誰にも知られない岩陰で続いていた。

海の眩しい陽射しの下。撮影用に選ばれた人気の少ない砂浜には、波の音だけが絶え間なく響いていた。

その岩陰に、十時愛梨は身を潜めるようにしてしゃがみこんでいた。

「うぅ……っ、も、もう……限界です……」

ビキニのボトムスを必死にずらし、震える指でお腹を押さえながら膝を折る。額から伝う汗は潮風で冷え、かえって腹部を締めつけるようだった。

――グルルル……ギュルルル……ッ!

内側から突き上げるような痛みに、愛梨は短く息を詰める。

「だ、誰にも……見られてませんよね……えへへ……」

恥ずかしさと恐怖を混ぜた笑みを浮かべ、彼女はそっと肛門を解き放った。

次の瞬間。

――ブリュリュリュリュッ!!

――ビチャアァァァッ!!

勢いよく泥状の下痢が砂浜へと叩きつけられる。濡れた破裂音と飛沫の音が岩に反響し、波音と交じり合って不自然なリズムを刻んだ。

「はぁっ……止まらない……っ、ごめんなさい……!」

背中を丸め、肩を震わせながら、愛梨は必死に声を押し殺す。だが腸は容赦なく痙攣し、

――ドロロロロロ……ッ

――ブシュゥゥゥ……!

地面に広がる茶色の水たまりから、湯気がふわりと立ち上る。潮の香りに混じり、鼻を刺す酸っぱい匂いが漂った。

「うぅ……恥ずかしいです……でも……お腹……軽くなってきました……」

頬を真っ赤に染め、うつむきながら呟く。その瞳には涙が浮かび、汗に溶けて流れていく。

岩陰での十時愛梨の戦いは、誰にも知られぬまま続いていた。

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