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ムロマキ
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【日記+ラフ】変わらないもの

子供の頃、ずっといじめられてたんだ。でもこれはトラウマ話とかじゃなく、むしろその後の変化があまりにも衝撃的で、今もたまに「社会って何?人間って…何?」とも思うことまである。嫌われてたと思ったら急に好かれて、また嫌われるみたいな…。この話はそういう話かもね。


というわけで、子供時代の話をとにかくスキップ。


実は、ずっと性別とか社会の「普通」ってやつに無縁で生きてきた。初めて髪を染めたのは20歳のときで、メイクを学び始めたのも21歳のとき。ちゃんとやりだしたのは23歳になってからかな。大学では急に人気者になった。それは、自慢とかじゃなく、次の話に繋がるので言ってるだけ。


23歳で初彼ができた。その前は恋愛とか手を繋ぐとかキスするとか、みんなが小学校高学年や中学で経験することを、私は全く知らなかった。(ニセボーイフレンドならいたけれど…)大学卒業間近になって、やっとそのアレコレを学び始めた。(大学時代は自己探求に夢中で、恋愛どころじゃなかったし…本当に「大学デビュー」ってやつを地で行ってたよね)


で、時間が経った。


初カレと別れた後、あまりの自己嫌悪でファッションとメイクに本気でドハマりだった。その一年、初めてナンパされた。(正直あんまり良い気分じゃなかった。むしろ迷惑)でも、その同じ一年の初めに通りかかりおじさんに勘違いされ、「おい、兄ちゃん!」って呼ばれてた自分に気づいて、かなりのショックだった。


男っぽいから女っぽい、ダサいから可愛いに、こんなにも早く変わるなんて、社会ってほんとに嘘なんじゃないかなぁって思うことがある。自分がマナーとか、人付き合いが得意だったことなんて一度もなかった。中学の時、保健の先生に「もしかしてアスペルガーじゃない?」って言われるくらいだった…(この話はまた別の日にするかも)


また時間が経った。

ナンパされたり、第2彼氏できたり、ほぼ初彼女できかけたり。

「エイプリルフールであの子に告白してみればw?」「スタイルいいね!LINE交換しよう」「あんなやつと付き合うとか想像つかねえなぁ」「あなたみたいな子は初めて。すきだ」「顔が丸くてクッキーみたーい笑」とか、

人生、いろいろ言われてきた。


20歳になったと思ったら、急に13歳に戻ったり、23歳になったり、また16歳に戻ったり。どうやら自分は二つの人間が同居してるみたい。人に好かれれば好かれるほど昔嫌われてた自分を思い出してしまう。慢性病みたいなもので、治療法は見つけたけど薬も飲み続けなきゃいけないような感じ。


神作品の『オトメン』では、「どんなに変わっても、本当に大事なのは変わらない部分を愛してくれる人を見つけること。しないと変わることにも意味なんてない」とかいうセリフがあったんだね。これは、初彼に「可愛くない」と振られた女の子が、すごく努力して可愛くなり、数年後また初彼から声をかけられる話だった。もちろん、彼女は断る。彼は彼女の外見だけが好きで、本当の彼女を愛してはいなかったので。そういう話が大好きだった。


この前、友達の宅飲みに行った時(下戸だからお菓子食べてただけだったけど)、その友達もそれっぽい経験をしてたって言ってた。当の友達は170cm以上あって、スラッとした感じの子。彼女の初彼も「君と一緒にいても男と変わんない」って言って、結局別れたらしい。それがたぶん、ちょっとトラウマになったんじゃないかなって。(彼女が私の女友達でめちゃくちゃ人気あるって知っていればなぁ…!)


というわけで!

また数年経ってちょっと賢くなって、すっかり変わった自分がいる。昔の自分を受け入れてくれない人は、もう私は絶対受け入れない。メイクは嫌いだけどメンズの迷彩シャツは好き。好きな人のためにメイクはするけど、本当に心から愛してる人のためなら全部落としちゃうんだ。




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