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最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は?


こんにちは、スタジオ真榊です。今回は、アニメ調のイラスト生成に特化したローカルモデル「NoobAI-XL」についての検証記事です。Animagine系、pony系に続いて流行の兆しがあるIllustrious系のモデルとしては決定版と言える高機能を誇り、10月27日に最新バージョン「Epsiion-pred 0.75」が公開されたことで、SNS上でもよく名前を目にするようになりました。


【11/03 22:27追記】記事配信直後に、完成(100%)バージョンの「Epsiion-pred 1.0」が公開されたため、サムネイル及び記事内容を最新のものに差し替えています。

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NoobAIXLはNSFW生成や版権キャラクター再現に非常に優れており、NovelAIv3をローカル化したような使用感のアニメ調モデルです。danbooruタグはもちろん、自然言語でのプロンプト指示も効くため、例えば「春麗のコスプレをしてポーズをキメているミオリネさん」とか「ダンジョン飯のキメラファリンのコスプレで渋谷を練り歩いているスレッタ」といった指示をすると、簡単に意図したものを生成することができます。


さらに、複数のコマから構成されている1ページ漫画をフキダシ込みで一発生成することも可能。各種Controlnetとの連携で、「コマ割りを指定した生成」「未完成のコマだけを埋める」ーといったこともできるようです。

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ただ、NoobAI-XLは記事執筆時点でまだ開発中のモデルとされており、ライセンス内容にもよく注意して利用する必要があります。「画像販売の禁止」「利用時のクレジット明記義務」「マージモデル配布の禁止」など、かなり厳しい内容となっていますので、よく確認するようにしてください。


この記事では、NoovAI-XLの内容やライセンス内容、禁止事項に始まり、プロンプト指示のコツや、主要Controlnetの利きなどをまとめていきたいと思います。(生成画像の収益化がライセンス上できないため、解説に必要な画像はリンク先をご覧ください)


目次

1.NoobAI-XLはどんなモデル?

2.LoRAやControlnetの効きは?

3.利用規約と注意点

 ・クローズドな形でのモデル収益化の禁止

 ・Fair-AI-Public-License-1.0-SDとは?

  <ちょっと脱線:CreativeML OpenRAILって?>

 ・CreativeML Open RAIL++-MとAddendum>

4.NoobAI-XL (NAI-XL)ライセンス

  <"画像販売の禁止"とFANBOX>

  <SNSに画像を貼る際もクレジット明記が必要?>

5.各種生成設定とプロンプト

  <クォリティタグ>

  <レーティングタグ>

  <ネガティブタグ>

6.自然言語入力はどうやる?

7.【注意】クリエイタータグについて

  <二次創作との関係>

  <Illustrious系には"マスピ顔"がない>

8.終わりに -Epsiion-pred 1.0について-




1.NoobAI-XLはどんなモデル?

NoobAI-XL配布ページよりスクリーンショット引用(Epsiion-pred1.0公開後のもの)


Laxhar Lab」が開発したNoobAI-XL(通称NAI-XL)は、「Illustrious-XL」をベースに開発されたSDXLモデルです。Noobは「初心者」「ビギナー」を意味するくだけた言い回し("新参"とか"シロート"みたいなニュアンスでしょうか)。「LoRA 使用の必要を最小限に抑え、初心者に優しいワンクリックSDXLアニメモデルをリリースしたい」という公式の意図が反映された名称のようです。


NoobAI-XLは、自然言語でキャプションが付けられたDanbooruとe621の最新のデータセットで学習されています。そういう意味では、AnimagineとponyとIllustriousのいいとこどりのようなモデルと言えるかもしれません。公式の説明によると、学習させた3,500人以上のキャラクターのうち9割近くについて、LoRAなしで高精度に再現できたとのこと。下図のように、かなり最近の作品まで広範にフォローされているようで、「再現できないキャラクターがいた場合はフィードバックして欲しい」ともアナウンスされています。


こちらは、Civitai上で生成されたイラストの一例。かなり最近のキャラクターまでLoRAなしで幅広く再現できることがわかります。

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LoRAなしで一つのモデル内に多くのキャラクターの容姿が学習されていると、1枚のキャンバス内にキャラクター同士を別々に描くことが容易になります。これまでのように、Forge Coupleでキャンバスの左右にプロンプト影響範囲を振り分けるようなことをしなくても、初心者でも複数キャラクターの同居するイラストが生成できるようになっていると言えるかと思います。


2.LoRAやControlnetの効きは?

AnimagineやPonyといったSDXLモデル用のControlnetや各種LoRAをNoobAIに適用した場合、効果があるものもありますが、精度が落ちるか、ほぼ使えないようです。以下、画像の販売がライセンス上できないため、過去ツイートのリンクで紹介していきます。

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           ▲Flat LoRAやboldLoRAの適用結果


特に、キャラ再現LoRAはNoobAIかIllustriousXLをベースに作らないとほとんど再現性がありません。これは、左列がpony v6ベース、右列がAnimaginev3.1ベースの自作LoRAをそれぞれNoobAIに適用してボサリネさんを再現できるか試したもの。messy hairやblue tanktopなどのタグがないとほぼ他人になります。

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3.利用規約と注意点

さて、実際に使い方について掘り下げる前に、まず利用規約を確認します。当たり前のことですが、あらゆるcheckpointやLoRA、Controlnetなどの学習済みモデル、そして各種webUIには当然利用にあたってライセンスがあります。


まずはCivitaiの主要説明書を見てみましょう。(下図はリンク先より収益化部分をスクリーンショット引用)


・クローズドな形でのモデル収益化の禁止

NoobAIは「オープンソースのキャラ再現モデル」を目指しているとのことですので、NoobAIを誰もがオープンに操作できないような形で利用して、有償の画像生成サービスを提供することは禁止されています。

例えば、NovelAIv3はお金を払わないと使えないクローズド(閉鎖的)なモデルですが、あのようにNoobAIやそのマージモデル、ファインチューンモデルをクローズドな状態にして、利用したい人から料金を徴収するのはダメということですね。「賢木画風LoRAを混ぜて"賢木NoobAI"にしたからいいでしょ?」ということも当然ありません。

また、NoobAIそのものだけでなく、マージモデルを含む派生モデルについても、同じオープン精神とライセンスの順守が求められる点に注意が必要です。(詳しくは後述しますが、noobAIのマージモデルの公開は禁じられています)


・Fair-AI-Public-License-1.0-SDとは?

NoobAIはFair-AI-Public-License-1.0-SDというライセンスの下でリリースされている、との記述が見えます。一方で、Civitai画面の右側のライセンス欄(下図)では「CreativeML Open RAIL++-M」にNoobAI独自の条項を加えた「Addendum(附則)」へのリンクが記載されており、モデル利用者はこれらすべてを理解し、遵守することが求められています(下図はCivitaiの配布先の表記を引用。Chromeで機械翻訳したもの)

(スクリーンショット引用:https://civitai.com/models/833294)


ベースモデルであるIllustriousXLでも採用されている「Fair-AI-Public-License-1.0-SD」は、Stable Diffusionのライセンスと互換性を持つ特殊なライセンスですから、いわゆる「フリーソフトライセンス」ではない点に注意が必要です(つまり、フリーソフトとしてNoobAIを自由に改変・再配布ができるわけではないし、このライセンス単独ではなくSDモデルのライセンスも並行して守る必要がある)。


このライセンスの主な目的は、モデル利用者にできるだけ広い自由を与えつつ、開発者側の権利を保護すること。そのため、下図のような禁止事項があります。(Chrome翻訳のため正確性に注意)

ここには商用利用などについてというよりは、中傷や差別、未成年者への危害など、おおむね常識に照らして当然禁止されるであろう反社会的利用を禁止する事項が並んでいるかと思いますので、普通に使う限りはそこまで神経質になる必要はないかと思いますが、きちんと読み込んでおきましょう。


さて、このFair-AI-Public-License-1.0-SDには商用利用やマージモデルの公開などについては触れられていません。そのあたりについては、互換する「CreativeML Open RAIL++-M」と、NoobAI独自の「Addendum(追加規定)」を読む必要があります。



<ちょっと脱線:CreativeML OpenRAILって?>

Stable Diffusionなど、多くの画像生成AIモデルはCreativeML OpenRAIL-Mライセンスか、その拡張版ライセンスで公開されています。"-M"はライセンスの適用範囲がモデル(Model)に限定されていることを示しており、"+"(プラス)がついていると、

もとのライセンスに追加の条件、制限、または拡張が加えられているバージョンであることを示しています。


例えば、SDXL1.0のライセンスは「CreativeML Open RAIL++-M」です。

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・CreativeML Open RAIL++-MとAddendum

こちらはStable Diffusionモデルに付されている「CreativeML OpenRAIL++-M」ライセンスに、NoobAI独自の条件や制限を補足したライセンスです。NoobAIを利用する際は、さきほどの「Fair-AI-Public-License-1.0-SD」だけでなく、こちらのライセンスも順守する必要があります。


全文は以下の通り。

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重要なのは末尾に太字で書かれている「Attachment B(追加資料B)」。この部分が、一般的なCreativeML OpenRAIL++-Mのライセンス内容にNoobAI独自に追加された内容です。大変重要な内容ですので、ChatGPT4oによる直訳文に私が補足したものを以下に引用します(翻訳の正確性に注意し、必ず各位原文を確認してください)

4.NoobAI-XL (NAI-XL)ライセンス

(https://civitai.com/models/license/998979 より)

「添付資料B」追加制限

【引用開始:】この添付資料Bは、それが添付されているライセンス(以下ライセンス、CreativeML OpenRAIL++-Mのこと)を補足します。ライセンスに記載されている制限に加えて、以下の追加条件が適用されます。以下の制限は、モデルおよびその派生物に適用されますが、記載されているのはモデルのみです(※派生モデルに特に記載がなくても、以下の制限事項は派生モデルにも適用されるという意味)。


以下「マージモデル」とは、モデルまたはその派生物を他の1つ以上のモデルと組み合わせて単一のモデルを生成することを意味します。モデルの派生物には、マージモデルが含まれるものと理解されます。


あなたはNoobAIに関して次の事項(各条件)に同意します:


・クリエイタークレジットについて

NoobAIモデルを使用または配布する際は、以下のような形式でクリエイターをクレジットする必要があります:

モデル: NoobAI-XL (NAI-XL) https://civitai.com/models/833294?modelVersionId=998979

クリエイター: L_A_X https://civitai.com/user/L_A_X

ライセンス: https://civitai.com/models/license/998979


・マージモデルの共有の禁止

禁止例:マージモデルを使用する画像生成サービスの運営のほか、他者がサービスとして利用可能な形で、ダウンロードまたはその他の方法でマージモデルを共有することは禁止されています。


・画像販売の禁止

NoobAIによって生成された画像を販売したり、ライセンスを付与したりすることは禁止されています。例えば、ゲームや本、または生成された画像を組み込んだその他の作品を販売またはライセンスすることはできません。


・生成サービス利用の禁止

画像生成を収益化するサービスでNoobAIを使用することは禁止されています。例えば「サブスクリプション料金、画像生成ごとの料金、またはその他の有料サービスにモデルを提供すること」「広告でサポートされている、または広告を表示するプラットフォームでサービスとしてモデルを提供すること」はできません。


・モデルの販売禁止

NoobAIを料金やその他の価値あるものと引き換えに販売、またはライセンス付与しないこと。


              (翻訳・引用は以上)


まとめると、「NoobAIを使用・再配布するときはこんな感じでクレジットを書いてね。マージモデルを誰かと共有したり、生成画像で何か作って販売したり、NoobAIを動かすサービスで儲けたりしちゃだめだよ。NoobAIを売るのも禁止!」ということですね。


AnimagineXLでは「モデルの販売:モデルを料金やその他の価値あるものと引き換えに販売またはライセンスしないこと」のみがCreativeML OpenRAIL++-Mに追加されていますが、NoobAIはかなり厳しめの内容となっていることが分かるかと思います。これが開発中の段階であるからなのか、それとも正式版が出たあともそのままなのかは不明ですが、特に「画像販売の禁止」「利用時のクレジット明記義務」「マージモデル共有の禁止」には注意する必要があります。


事実上、NoobAIは「私的利用に限りオープンに使える商用利用禁止モデル」という理解でよいかと思います。



<"画像販売の禁止"とFANBOX>

画像を組み込んだ商品を販売することができないので、有償会員だけが閲覧できるスタジオ真榊FANBOXでおいて画像を公開することも、ライセンスに抵触する恐れがあると思います。よって念のため、CivitaiやX上で全体公開している投稿にリンクを貼るかたちでこの記事も構成しています。


<SNSに画像を貼る際もクレジット明記が必要?>

クリエイタークレジットについては、pony diffusionと同様、ややわかりにくい内容です。原文では「モデルを使用または配布する場合」となっていますが、SNSにイラストを投稿する際にも、常に上記のようなクリエイタークレジットを記載することまで求められているか?そうだとすれば「#NoobAI」のハッシュタグ表記のみで足りるか?それとももっと厳密な表記が必要か?…などが気になるところですね。


Xでは念のため、プロフィール欄(追記欄)にこのようにクレジット表記をしています。



5.各種生成設定とプロンプト

さて、前置きが長くなりましたが、さっそくNoobAIの基本的な取り回しについて見ていきましょう。まず、推奨される基本生成設定は特に公式からアナウンスされていませんが、ベースモデルとなっているIllustriousXLの推奨設定が参考になろうかと思います。


サンプラー:Euler a

ステップ: 20–28,

CFGスケール: 5–7.5


プロンプト指示の基本は、以下のような学習時と同様のタグ構成にすることが想定されています。


<1girl/1boy/1other/...>, , , , ,


自然言語で学習されているモデルとはいえ、基本的に、従来のdanbooruタグ形式の学習モデルと同様の取り回しで問題ないかと思います。「人数」「キャラクター名」「登場作品名」「クリエイター名(※後述)」を冒頭に入れ、クォリティ関連などの独自タグやその他汎用タグの順に記述する形になります。


(※ベースモデルであるIllustriousXLには、プロンプトの区切りが半角スペースではなくアンダーバー(_)になっていると一部効かない不具合が報告されていました。派生モデルであるNoobAIでも同様の現象が起きる可能性もあるので、一応触れておきます)


<クォリティタグ>

クォリティタグについては、「masterpiece>best quality>good quality>normal quality>worst quality」の順で管理されています。上位のものをPPとして、下位のものをNPとして入力することで絵柄の安定化が図られます。他にも従来使われてきた「highres」や「absurdres」「4k」などさまざまなタグに反応して画風が変化しますので、プロンプト超辞典を参考にしつつ、自分好みの安定する組み合わせを探しましょう。

画像生成AI「プロンプト超辞典」2024年版 【AnimagineXL、NovelAIv3準拠】

※最新版の「画像生成プロンプト大辞典」(illustriousモデル準拠)が公開されています。この「超辞典」の2倍のボリュームですので、特に理由がなければそちらをご参照ください。 ◆はじめに -この辞典の使い方- この辞典は、StableDiffusionやNovelAIといった画像生成AIモデルにおいて広く採用されているdanbooruタグ準...


<レーティングタグ>

レーティングに関するタグは「general」「sensitive」「questionable」「explicit」の四種で、順に「健全」「センシティブ」「成人向けの疑い」「明らかに成人向け(性器や体液が描写される)」となっています。それぞれ、健全絵ならgeneral、セクシーショット程度を目指すならsensitiveやquestionable、nsfw絵を出すならexplicitを選ぶとよいでしょう。

ちなみに「nsfw」も認識しますが、questionableとexplicitの中間くらいの体感です。



<ネガティブタグ>

公式サイトの生成プロンプト例で紹介されているIllustriousXLのネガティブタグは、例えば以下のようなもの。(いくつか種類あり)


PP:worst quality, comic, multiple views, bad quality, low quality, lowres, displeasing, very displeasing, bad anatomy, bad hands, scan artifacts, monochrome, greyscale, signature, username, jpeg artifacts, 2koma, 4koma, guro, extra digits, fewer digits, jaggy lines, unclear


個人的には、これに「anime coloring」や「anime screencap」あたりを加えてNPとして使用しています。エッチにしたくないときは「explicit」や「nsfw」をNPに入れましょう。


個人的なTIPSとして、NoobAIは多くのアニメや漫画も学習対象になっていることから、アニメ塗りに寄りすぎたり、「コマ割り」のように複数のカットが1枚絵に同居したりすることがありますが、「anime coloring」や「anime screencap」「multiple views」あたりをNPに追加しておくと避けられます。


6.自然言語入力はどうやる?

NoobAIのポイントの一つが、自然言語(英語)でのキャプションで学習させていることから、ある程度の自然言語プロンプト入力が可能になっていること。こちらの記事で紹介しているNiji journey用の「自然言語プロンプト生成GPT」を使って、長文のプロンプトを作って入力してみました。

にじジャーニーが理解る!キャラ再現からパーソナライズまで

こんばんは、スタジオ真榊です。今夜はアニメ/マンガ風の画像を生成できるAIウェブサービス「にじジャーニー(niji journey)」についての記事を最新アップデートしてお届けします。Niji journeyでは2024年8月から、公式サイト上での画像生成が整備され、リファレンス機能なども使いやすくなっています。この記事では、N...


原文:暗い部屋にいる豪華な玉座に座る36歳の人妻メイドさんが描かれたアニメイラスト。彼女は嫌そうな表情で眉を顰め、見下ろしながら睨みつけている。ストッキングを履いた長い足を組んで、一方の足の裏を見せ、指まで細かく描かれている。パース付きで強調されている。たっぷりとしたフリルが施されたメイド服を着用し、180cmの身長が威圧感を増している。構図は遠近法を駆使し、視聴者が見下されているように感じるような迫力ある描写。

GPTが生成した英語プロンプト:An anime-style illustration of a 36-year-old married maid sitting on an extravagant throne in a dimly lit room. She exudes an aura of disdain as she glares down at the viewer, eyebrows furrowed with an expression of irritation. The maid, who stands 180 cm tall, is dressed in an elaborate maid outfit with abundant frills, adding elegance to her commanding presence. Her long, stocking-clad legs are crossed, and one foot is angled to showcase the sole, with detailed toes visible, rendered using precise foreshortening. The scene employs dynamic perspective, emphasizing her dominant posture and creating a sense of being looked down upon.


こちらの英語プロンプトをそのままPP欄に入れ、danbooru形式のクォリティタグをそのあとに追記します。NPは普段通り、danbooru形式のものを使用。

このように、自然言語でもかなり忠実に画面を構成してくれます。いろいろと実験しましたが、Niji journey v6ほどのイラストレーティブな画面作りはできないものの、例えば最初に紹介した1ページ漫画や、複数キャラの書き分けなどに効果が感じられました。


漫画を生成したい場合は、例えば次のような自然言語とdanbooruタグ混じりのプロンプトで生成することができました。


PP:The manga panel layout shows a progression from a hug to a kiss, with soft blushes and closed eyes conveying vulnerability and affection,monochrome,manga page, multiple panels, speech bubble, storytelling sequence,2girls are talking in room,yuri,hug,kiss+クオリティタグ


自然言語の弱点は、danbooruタグのように(smile:1.4)形式で強化できないことですが、NoobAIではそれらの組み合わせが可能ですので、かなり取り回しが楽です。danbooruタグでは誤解が生じそうなくだりは自然言語で、それ以外はいつもの使い慣れたdanbooruタグで、エッチ系の指示が効きにくい場合はe621語で…といった、トリリンガルな使い道があろうかと思います。このあたりはまだトライ&エラーが足りないので、今後さらに研究を深めたいと思っています。


7.【注意】クリエイタータグについて

さて、ここまでプロンプト入力について見てきましたが、ここで先ほど少し触れた「クリエイタータグ」について注意書きを書かねばなりません。さきほどこのような学習タグの順番を書きましたが、この「artists」に当たる部分がクリエイター名のタグです。


<1girl/1boy/1other/...>, , , , ,


要するに、実在のクリエイターごとに作品を分けて学習しているわけですから、そのタグを入れるということは、その作家の画風を再現することを求める意味になります。ここで注意したいのは、NoobAIは最近の漫画家やイラストレーターといった多様なクリエイターの画風コピーが精妙にできるモデルであるということです。


初期の画像生成AIは、たとえば「新海誠(makoto_shinkai)」と入れても、「君の名は」のような壮大なアニメ調背景が出やすくなる程度の効果しかなかったため、各ユーザーはこうした効果のあるタグを無数に盛り込むことで、なんとか出力画像のクォリティを上げていく手法を取っていました(例:元素法典)。要するにクリエイタータグがクォリティタグのような効果を果たしていたわけですが、NovelAIv3あたりから、クリエイタータグはそのまま狙い撃ち学習した画風再現LoRAのような正確な画風再現ができるようになってきており、それに伴ってSNS上でのトラブルも増えている体感があります。


「画風やキャラクター"概念"に著作権はない」というのはよくSNSで言われる著作権知識ですが、一定の条件が揃って「表現上の本質的特徴」をコピーしてしまった場合は著作権侵害になりえます。アニメや漫画などに登場するキャラクターそのものは著作物ではありませんが、じゃあ悟空やドラえもんといった有名キャラをTシャツにして道端で売りまくってよいかというとそんなことはありません。キャラクターそのものは著作物にはなりませんが、漫画やイラストなど、キャラクターを具体的に表現したものには著作権があり、著作権保護されます。(画風が全くといってよいほど異なっており、類似性が抜け落ちれば保護されません)

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<二次創作との関係>

コミケに代表されるように、ファンアートとしての二次創作は一般にお目こぼしされていますし、「頒布」という建前のもとに事実上の商用利用すらも目をつぶってもらえています。が、そうしたファンダムの文脈なく、誰が見ても「あのキャラクター」と分かるものを商用利用した場合、版権者から訴訟提起されるリスクは非常に高くなります。手描きではなく、AIを使用している場合はなおさら発信者情報開示請求やそれに続く訴訟のリスクが高くなります。


ここまではキャラクターの話でしたが、画風についてはどうでしょうか。NoobAIにおいて特定のクリエイタータグを使用すると、見た目上、クリエイター本人から見て非常に嫌悪感の強い(炎上や法的トラブルを招く恐れの大きい)画像が出力される可能性が高いです。それが法廷で著作権侵害として最終的に認められるかはさておき、発信者情報開示請求をされたり、提訴されたりといった法的トラブルに巻き込まれてしまった時点で画像生成を楽しむどころではなくなってしまいますので、よく出力物を見て、注意して自己防衛するようにしてください。


もちろん、誰が見ても誰の画風も想起させない、つまり表現上の本質的特徴が何にも類似していないオリジナルなものを生成する場合、萎縮する必要はありません。


<Illustrious系には"マスピ顔"がない>

いまの話と関連するのですが、NoobAIにはいわゆる「マスピ顔」が作られていません。よって、クォリティタグ次第で大きく画風が変わりますし、クリエイター名のタグを使った場合はなおさらです。画風統一は図りたいが、自己防衛のためにクリエイタータグは使いたくない場合、LoRAを作って画風統一することが選択肢となります。


CoppyLoRAはAnimagineXL3.1をベースにした画風LoRAを作るアプリですが、該当フォルダにAnimagineXL3.1の代わりにNoobaiを入れ、ファイル名を同じにすれば、Noobai用のコピー機画風LoRAを作ることができます。

自分LoRAで画風を統一!「CoppyLora webUI」の基本と応用

こんばんは、スタジオ真榊です。こちらは、AIアプリ開発者のとりにく(@tori29umai)さんがFANBOXで配布されているかんたんLoRA作成アプリ「CoppyLora webUI」の紹介・検証記事です。AI絵を自分のタッチに近づけたり、AI-Assistantでオート線画化・オート着色する際により自分らしい絵に仕上げてもらったりと、初心者で...

これまで作ってきたイラストの画風を継承したい場合は一つの選択肢になろうかと思います。


私はこちらのイラストでNoobAI用自分画風LoRAを作ってみましたが、それなりに画風統一効果があるCoppyLoRAを作ることができました。



8.終わりに -Epsiion-pred 1.0について-

そんなわけで、"最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は?"でした。


NoobAIには上級者向けの「V-pred」バージョン(※NovelAIv3に搭載されている生成精度向上技術。生成するのに一定の準備が必要)と、A1111系Webuiで簡単に使える「epsilon-pred」バージョンがあり、この記事が公開された11月3日に最新の100%バージョンが公開されました。1270万枚の画像を使用して32個のH100 GPUで32エポック(合計 38.4 億ステップ)の学習を行ったことで、より広範囲な画像生成が可能になったとのことです。公開されたばかりなので、実際どうかはまだこれからですが…


公式によると、今後はV-predバージョンの開発のほか、NoobAI専用のControlNetの開発、多くの関連プラグインを提供してモデルの汎用性を高めていく予定とのことです。


既存キャラクターの再現を目指しているローカルモデルとしては、Animagine系列があろうと思いますが、公式によるとこちらもSD3.5をベースにした「Animaestro」という新モデルを開発中とのこと。「AniNatura」(自然言語モデルの模様)や「Animagine-XL v4」 といったモデルの計画もあるとのことで、pony diffusion v7と合わせて群雄割拠の印象があります。

(frame embed)



個人的には、NoobAIのプロンプトの効きのよさや、構図力の高さ、整った線や指などの正確性は非常に素晴らしいと感じている一方で、ライセンスの厳しさからFANBOXでの利用が制限されるため、FANBOXでは引き続き自作のAnimagine系モデル「iomagineXLv2」を使っていくつもりです。今後もライバルモデルとの比較も含めて、新しい一貫性のある(そして特定クリエイターの気分を害さないような)自分モデルを追求していきたいと思っています。


それでは、本日はこのへんで。スタジオ真榊でした。


最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は? 最新モデル「NoobAI-XL」が理解る!利用規約は?禁止事項は?

Comments

是非Epsiion-pred 1.0の特集もお願いします<m(__)m> この記事すんごい役に立ちました👏

あくだいかん@

Illustrious系のモデルを、覚えたいなと思っていたので、非常に助かりました! ライセンスに注意しながら、楽しみます。 まずは自然言語での記述と、複数キャラの指定を楽しもう

シンゲン@AIイラスト


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