堕ちる青春 -4-
Added 2020-04-13 14:37:23 +0000 UTC「ハァ…ハァ…ハァ…、ん、あぁ」 とあるマンションの一室の部屋で愉悦を含む吐息が響いていた。その息遣いの主はグリーンである進だった。真面目で勤勉な進はヒーロー達の中でもブレインとして作戦を考えたり、その場での指揮など、レッドとブルーにとっては頼もしいお兄さんであり、イエローにとっては良き友人であった。だが、ダークグリーンとなった進は組織によって開発されたナノマシンによって、より性的な知識を植え付けられ、その性格も淫乱となるよう歪まされていた。そして、今そのオカズの対象は、これも植え付けられたイエローへの恋心が原動力だった。 「あ、あゆ、む……ちくび、ちくび気持ちイイよぉ……」 アンダーシャツとスパッツを身につけた進はベットの上でプクリと立ち上がった乳首を摘み、もう片方の手でその股間を摩っていた。何故このような格好なのか。ヒーロースーツの感触、締め付け感が大好きになった進だが、無闇に変身してしまうと本部に変身記録が残ってしまう。ダークヒーローの姿も、まだスパイとバレる訳にもいかず、無闇に変身出来ない。考えた結果それに近い姿、肌触りを求めた結果がトレーニングの時に着るこの姿であった。 暫く卑猥な呟きと自慰が続くと、今度はうつ伏せになって腰をベットに擦り付けて股間を刺激する。そして乳首を弄り、指にローションを垂らすとそれをケツの穴へと持っていく。 「ひゃあ……あ、ハァ…ハァ…、あん、うん、歩、歩、歩、もっと♡」 ズボズボと三本の指で掻き混ぜながら妄想に浸ると、すぐにその絶頂はやってくる。 「あぁ、あ、あゆむ、きもちぃ…もっと、もっと、あっ、…っイク、イっちゃうよ♡」 スパッツの中に流し込んだ白液はその生地を通り越し、まるでおねしょをしたかのような痕をシーツに残していた。 「ハァ…ハァ…ハァ…すぐに歩も組織の奴隷として目を覚ましてやるからな…」 システム課。カタカタとキーボードを叩く無数の音だけが部屋には響く。ヒーローの通信機、本部の様々なシステム管理を行う部署だ。進はそこに黒い笑みを浮かべて入室した。進の入室にシステム課の人達はその人物に目を向ける。ちょうど入口に近い所に机を構える男性が立ち上がり進へと話しかける。 「進くん、どうしたんですか?」 「お疲れ様です。ちょっと走吾に用事があって…」 「あぁ、玉森か。玉森!進くんが呼んでるぞ」 「あぁ…、はい…」 「折角ヒーローがわざわざ来てくれてるのにお前のダルそうな態度は変わらないな」 「いや、これが素なんで…」 「じゃあ、俺はこれで」 「はい、ありがとうございます」 そして2人はシステム課を出て、入口の前で話す。 「それで、こんな所に来てまで俺に用事ってなに?」 走吾は首の後ろに手を回してダルそうに尋ねる。 「今日、俺の家で飯でもどうだ?」 その突発的な誘いに走吾は目を丸くする。 「どうしたんだよ急に、珍しい。お前どうしたんだ?飯の誘いなんか別にメッセ送ればいいだろ?」 「いや、走吾の事だからメッセ送っても返事返さないかなって」 「まあ、それは否定出来ないけど」 「で、どうだ?」 「まあ、大丈夫だけど。進から飯なんて滅多にないしいいよ」 「そうか!ありがとう!今日は何時までだ?」 「今日は19時に終わる予定」 「分かった。その時間にエントランスで待ち合わせでいいか?」 「あぁ、大丈夫だ」 「じゃあ19時に」 「じゃあ」 そう言い合い二人は別れた。 19時になると二人は予定通りエントランスで落ち合い、基地を後にする。 「で、どうして急に俺と飯?しかも進の家で」 「実はパソコンの調子が悪くて、自分じゃ解決が出来なさそうなんだ。色々と手は尽くしたんだが、分からなくてな」 「なるほどね。そういう事か。急にどうしたんだと思ったよ」 「悪いな。勿論飯は奢るよ」 「当然だ」 そのまま2人は平々凡々な会話をしながら買い物をして進の家へと足を運んだ。 「おじゃましまーす。相変わらず何も無い綺麗な部屋だな」 「それは褒めてるのか貶してるのかどっちだ」 「6:4で褒めてる割合の方が大きいかな」 進の部屋は他のヒーロー達と同じマンションの一室。その構造も約9畳の1Kと変わらない。ただ部屋にある家具は必要最低限な物とベット、机、高さ約2mの大きめな本棚と走吾の言う通りテレビも無いシンプルな部屋だ。進は買い物袋をキッチンに置くとそのまま机の上にあるパソコンを開く。 「これが言ってたパソコン。よろしく頼むよ」 「ああ、分かった。進が飯を作ってる間に見とくよ」 走吾がパソコンを触り始めてすぐ、眉をひそめる。 「おい、ネットに繋がらないって言ってなかったか?これ繋がるぞ。何がおかしいんだ?」 「あれ?えっと、ちょっと待って」 進は机の前に座る走吾の後ろからマウスを手に取り、そのままパソコンを操作する。 「代わろうか?」 「いや、そのままでいいよ。あぁ、これこれ、これちょっと見て」 走吾は進の言われた通り画面に目をやるとそこにはサイケデリックな極彩色のぐるぐる渦巻きが広がっており、進に頭を掴まれ、画面へと固定された走吾は目が離せなくなっていた。 「がぁっ、あっ、あ…、あ」 「たっぷり楽しめよ」 もう手を離しても大丈夫だと思った進は卑しく笑い、ポケットからナノマシンを取り出す。 「ナノマシンだけでも良かったけど、走吾性欲無さそうだからより淫乱に、何時ものやる気ない感じじゃ無くて、やる気出す為にサウザント様をより崇拝する様に、脳を蕩けさせてナノマシンに馴染みやすくする為のヒプノディスクを特別に用意してやったんだ。嬉しいだろ?」 「あ"、あぁ…、ああ"あ"」 「そろそろいいかな。その優秀な頭、サウザント様の為に使ってくれよ」 そして進は目をトロンとさせて涎を垂らす走吾の首筋にナノマシンを差し込んだ。 「があっ、あ"あ"っ、あぁっ」 「次のステップだ。ちゃんとこれ読めよ」 進がマウスをクリックすると渦巻きの中心から文字が浮かび上がる。それを走吾は忠実に復唱していく。 “サウザント様に忠誠を誓います” “俺の全てはサウザント様のモノ” “俺はサウザント様、組織の奴隷です” “組織に敵対する全ては悪です。組織こそが正義です” “サウザント様の奴隷であるヒーロー達の命令に従います” “俺は男が大好きな淫乱野郎です” “サウザント様の役に立つ事が俺の生き甲斐で性癖です” 何度も何度も走吾は繰り返し忠誠の言葉を呟いていく。そして画面の文字が消え、再び渦巻きだけが残ると後ろにいた進が走吾の耳元で呟く。 「凄い今気持ちイイだろ?イキたいだろ?」 「はい…」 「今、何考えてる?」 「サウザント、様のこと、と、自分が、あっ、今サウザント様の、モノ、に、作り変えられて、いる、ことです…」 「いい子だ。じゃあそのまま射精しろ。そしたら走吾はサウザント様のモノとして完全に作り変えられる」 進の言葉を聞くと走吾は目をカッと見開いて盛り上がった股間を開放させる。 「あっ、イクっ、あ、サウザント様!イキます、おれ、サウザント様に忠誠を!!イクっ!イクぅぅ!!」 走吾は一物を握るとすぐに射精へと至った。 後ろに立ち、その様子に満足した進は背もたれに体重を掛け、アヘ顔を晒す走吾へと声をかける。 「走吾起きろ」 その声に走吾はすぐに立ち上がり、進と向かい合いう。そして右手を左胸へと運び、組織の敬礼をする。 「進様、組織の戦闘員として目覚めました。ご命令を。組織にサウザント様に忠誠を誓います」 「走吾は歩を手に入れる為に必要なんだ。役に立ってもらうよ」 進は走吾と唇を合わせ、その舌を口内へと侵入させる。走吾もそれに喜んで舌を絡め合う。暫く絡め合い走吾がちゃんとその行為に興奮してる事を確認すると唇を離す。 「お任せ下さい」 目に光はなく相変わらずタレ目でやる気無さそうな声色だったが、その口元は怪しく黒い笑みを浮かべていた。