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シカク
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帝国騎士-4-

「あんまり飲み過ぎちゃダメよ」 「あぁ、分かってる。流石に反省しているさ。すまいないが今日も遅くなりそうだ。でも必ず帰ってくるよ」 「はいはい、いってらっしゃい副団長さん」 「あぁ、行ってくる」 俺は今、燕尾服のような青い詰襟の上着と白いパンツ、黒いロングブーツを履いてトランド王国騎士団副団長としての軍服を身にまとっている。表面上ではトランド王国騎士団の副団長だが、昨夜、俺の体も心も帝国へと捧げた身。早く帝国の一員として俺もあの真っ黒な軍服を着たいものだ。そんな思いに耽けながらも妻との挨拶を済ませ、迎えの馬車に乗り込んでそのまま城へと向かうのだった。 城へと着くとすぐに事務作業をする為、騎士団の執務室へと向かう。行くには修練場を通り過ぎる必要があり、そこでは今日も騎士達が王国の為に汗を流し訓練を行っていた。 「ダン副団長!おはようございます!!」 『おはようございます!!』 俺を見かけた一人が挨拶すると皆手を止めて、一斉に俺へと挨拶をする。相変わらず元気で律儀なヤツらだ。そしてそこには本来執務室にいて欲しい人物もいた。 「おはよう!ダン!」 純粋無垢な笑顔を向けて挨拶するのはトランド王国騎士団団長であるナルバ・ジェルード。他の騎士達と一緒に剣を打ち合い、汗を流していたようだ。だが、俺はそれを見てナルバを睨みつける。 「おい、明日までの書類があったはずだが何をしている?」 「騎士なんだから体鍛えるのは当たり前だろ?そもそもそれはダンが昨日副団長のくせに門番の代わりなんてするからだろう?」 「それは昨日当日になってもお前がそこに回す人員を手配し忘れていたからだろう!!一昨日にはちゃんとこっちに連絡は来てたはずだ!だから仕方なく …はぁ…とりあえず今すぐ執務室に来い。俺も手伝うから」 ナルバはブツブツと文句を言いながらも汗を拭い、俺と一緒に執務室へと行ってくれた。 ナルバは俺と同期で2人とも実力で這い上がった平民の成り上がり。トランド王国では最年少の騎士団長としてその名前を広めている。軍に入った頃はお互いいち兵士として王国の為に戦っていたが、あるキッカケで俺達は騎士となった。 それは国王が他国に訪問をしたその帰り。王の乗った馬車が盗賊に襲われるという事件が起きた。盗賊団の数の多さに警護の面々は押されていたが王を俺たちが直接助け、形勢逆転させる程の実力を見せ、手柄を立てた為、騎士へと勲爵された。 騎士になってからも王国を守るため、ナルバはひたすら、俺は黙々と剣を振るっていたらそれが認められ今の地位へ。そしてお互い貴族としても男爵として爵位を与えられ、他の貴族からは成り上がり野郎とよく揶揄られている。中々貴族としての振る舞いには慣れないし、腹芸も疲れる。特にナルバは頭を使うのが苦手で大雑把な性格な為、貴族社会の決まりには苦労しているようだ。現に今も団長としての事務作業が苦手で逃げ回る始末。 だが人懐っこい性格と他を圧倒する強さで憧れる人達も多く、団長として多大な信頼を得ている。しかも金色に輝く髪にエメラルドのような瞳、整った顔立ちは女性にも大人気だ。 そんな同期であり相棒であり尊敬する上司は横で溜めていた事務作業と一日中向き合った結果、どんよりと疲れた様子を見せていた。だが、慣れない事務作業を頑張ってくれたおかげで、暗くなり始める頃には終える事が出来た。 「あぁーーーー!終わった!!」 「ギリギリだけどな」 「こんな机にずっと座ってたら体が硬くなっちまう。どうだ?今から久々打ち合わないか?」 「悪いが今日は予定があるんだ。この書類を宰相さんの所へと持って行ったらそのまま帰るよ」 「予定?今日もまた夜遊びか?昨日帰らなかったんだろう?」 「何故その事を知っている?」 「皆で噂してたぜ」 「それは昨日飲み過ぎて落ちてしまったんだ。それで介抱してくれた人の家に泊まったんだよ。残念だが特に面白い話はない」 「へぇー、可愛い子?奥さんいるのになぁー」 「残念だが男だ。言っただろ?面白い話は無いと。とにかく今日はこれで失礼する」 「はいはい、お疲れー」 城を出て馬車で城下町まで送ってもらい軍服では目立つ為、軽装へと着替えた。軍服は使用人に預けて先に帰ってもらった。そこから歩いて待ち合わせである酒場へと足を運ぶ。酒場に入るとヴァン様は先に来ていたようで席を取って下さっていた。 「お待たせ致しました。申し訳ございません」 「いや、大丈夫だ。それより今日は色々と教えて貰うぞ」 「お任せ下さい。ですが周りは騒がしいとはいえ、このような場所で大丈夫でしょうか?よろしければ個室をご用意しますが」 「心配するな。防音魔法を掛けている。つまり周りには俺達の会話は聞こえていない。変に個室に行くよりかは怪しまれないだろ?」 「愚考でした。申し訳ございません」 「いや、その慎重さ嫌いではないよ」 「ありがとうございます。早速ですが…」 そして俺はこの王国についての情勢、機密情報など洗いざらい知っている情報を話した。そして執務室からくすねたこの国についての歴史や城の見取り図などが書かれた本と書類をヴァン様へと手渡す。 「よくやった」 「いえ、帝国の人間として当然の事です」 「こんな場所でなければ褒美をやるんだが、それは後日にしよう」 「ありがとうございます!」 「では次だ。お前の上司、騎士団団長であるナルバをこちら側へと引き込みたい」 俺はその言葉に胸が熱くなる。帝国の人間としてナルバとはいずれ戦う可能性を考えていたのだが、また一緒に剣を並べる事が出来ると思うと嬉しくなる。その様子にヴァン様も気付いたのか、 「なんだ?そんなに団長を帝国の奴隷にすることが嬉しいか?」 「はい、早くナルバと一緒に帝国の為に働きたいです」 「特殊な心がけだ。ダンも立派な帝国の兵士だな。早く団長をこちら側にしてやらないと。ならば作戦はダン、お前に任せる」 「俺に、ですか…?」 「あぁ、お前がくれた情報や俺の集めた情報でも騎士団を実質動かしているのはお前だろ?なら、簡単なはずだ」 「確かに、ナルバは作戦や指揮など細かい事を考えるのは苦手ですから」 「なら大丈夫だろ。お前の作戦で相棒をこちら側へと堕としてやるんだ」 そう言われた瞬間、俺の股間が膨れ上がり、息が荒くなる。さっきと違う熱さが全身を襲う。 「はぁ…はぁ…分かりました、お任せ下さい」 「明日まで時間をやる。それまでに考えてこい」 そう言われたが俺はすぐにナルバを堕としたく、頭をフル回転させて作戦を組み立てた。 「いえ、大丈夫です。もう考えております」 「ほぉ…いいだろう。聞かせてみろ」 喧騒の中、俺はニヤリと黒い笑みを浮かべ、ヴァン様にその作戦を聞いて頂くのだった。 翌日の日が沈む頃、執務室で仕事をしていた俺は修練場へと顔を出す。 「お疲れ様です!」 「あぁ、お疲れ。お前らはもう帰る時間だろ?」 「はい!本日もお疲れ様でした!お先に失礼します!」 部下達が俺に挨拶をして帰る中、目的の人物を呼び出す。 「ナルバ、少しいいか?」 「おう!なんだ?」 「その前に、今日は昨日頑張ったから許したが、明日からはまた執務室で仕事してもらうぞ」 「分かってるって、で、話ってなに?」 「いや、軽く打ち合わないか?」 「もちろんだ!お前とやれる何て久々だな!楽しみだ」 ナルバは俺の提案に子供のように嬉しそうな表情を見せる。剣先が潰れた模擬戦用の剣を手に取り、俺も思わず笑みがこぼれた。 部下達を帰らせ、修練場には俺とナルバだけになっていた。剣と剣がぶつかり合う音がよく響く。お互い目線を交えて暫く剣を打ち合っていたがナルバがふと口を開く。 「で、どうしたんだ?」 「何がだ?」 「お前が俺と剣を交えたいだなんて、何かあったろ?」 「やっぱり団長様には隠し事が出来ないな、ハッ!」 「何年の付き合いだと思ってんだっ!スキありと」 ナルバの隙を突いたつもりだったが誘い込まれたようで逆に俺の方が隙を作ってしまい、ナルバが俺の首筋へと剣を突き付けていた。やっぱり、その強さはさすがだ。 「まいった…やっぱ強いな…」 「伊達にお前に執務任して団長やってないよ」 「任された記憶は俺には無いのだが」 「かっこよく決めてんだから余計なこと言うなよ」 「変わらないなお前は」 「お前は変わったのか…?」 「いや、そうだな…ここでは、執務室で話そうか」 「ああ…」 俺が少し思いつめたように言うとナルバもそれを察してか真剣な表情で頷いてくれる。 作戦通りナルバを先頭に執務室へ入ると団長の作業机に腰掛けるヴァン様がいた。 「なっ!?お前誰だ!?」 ナルバは直ぐに腰に携えた剣を抜こうとしたが俺はそれよりも早くナバルの背中に剣先を当てる。 「動くな。指一本でも動かせば殺す。俺にお前を殺させないでくれよ」 「ダン!!お前…!?」 俺の殺気から本気だと理解したのか、要求通りナルバは剣を抜こうとした構えからは指1本動かすことなく、ただヴァン様を睨みつけていた。 「その真っ黒な軍服、お前バルム帝国の者か?」 「あぁ、その通りだ。はじめまして、バルム帝国騎士所属ヴァン・マクウェンだ」 「帝国騎士…あの有名な帝国騎士さんが俺に何の用かな?」 「単純な話だ。トランド王国騎士団団長ナルバ・ジェルード殿、トランド王国を支配する為のスパイになって欲しんだ」 「ハッ…そんな要求飲めるはずないだろ?ダン、お前は帝国のスパイになったのか?」 俺はナルバのその問いに沈黙で答える。 「家族が人質にでも取られてるのか?それとも弱みを握られてるのか?どうなんだ!?どうしてトランド王国を裏切った!?」 ナルバの激高にヴァン様の笑い声が部屋に響く。 「別に弱みを握っている訳ではないよ。ダンは己の意思でバルム帝国に忠誠を誓っているのさ。なぜ裏切ったかはもうすぐ団長殿も知ることになるさ、ダン」 俺はその合図で昨日頂いた、ヴァン様の魔力が込められた魔石を砕く。そして砕かれた魔石から魔力が放出され、ナルバの体を攻撃する。 「ぐあっ!?がぁあ、あ、ダ、ン…」 魔法耐性がないナルバはあっさりそのまま崩れ落ちると、俺は剣を納めてすぐにナルバを仰向けの体勢させると、両脇を抱え、子供のような可愛らしい寝顔眺めながらゆっくりとヴァン様の前に移動させる。鼓動が細かく刻み、顔が火照っているのが分かる。いよいよ、準備が整った。 「さぁ、やるか」 「はっ」 俺はヴァン様の隣で跪き、その様子を見守る。 「dÅkArA/∃tg」 ヴァン様が呪文を唱えると2つの赤い魔法陣がゆっくりと降りていき、すっとナルバの額と胸に張り付いて体の中へと入る様に消えていった。 「これでナルバ団長も帝国の奴隷。ナルバの全てを帝国に。バルム帝国に忠誠を」 「バルム帝国に忠誠を」 ヴァン様の後に俺も忠誠の言葉を述べると、ナルバの体に刻まれた魔法陣が浮き出し、翠だった瞳が赤黒く光り、頭を抱えて暴れだす。 「がぁぁぁぁアアアアアアア!!あぁぁぁ!!俺はトランド王国、騎士、だん、団長だ!ア"ア"ア"、違う!違う!オレは…おまえらの、思い通りなんて…なら、ない、ア"ア"ア"ア"ア"ア"!オレは!ガァッ、ア"ア"ア"ア"ア"ア"、チガウ、おれは」 「さすがは団長殿だ。もう少し魔力を強めてみるか。あまりやり過ぎると壊れるが、ここまで抵抗出来てるなら問題ないだろう」 「b∀k∀#∀/∃」 そうヴァン様が呟いた後、更に魔法陣が赤く光る。相棒が目の前で苦しんでいるが、俺にとってこの光景、この赤い光はとても魅力的に感じられた。 「ガァハッ!ア"ア"ア"アガァッあぁぁぁぁぁぁ、俺は…俺は…チガウ、俺は、てい、こく、の、トラン…ド、ガァッ! あ"…あ"…てい、こく、の奴隷に、帝国の奴隷に!俺の全てを!俺の全てを捧げます!帝国に忠誠を!忠誠を誓いますぅぅぅ!!ア"ア"ア"ア"ア"!!!」 ナルバが帝国への忠誠を叫ぶと一度その体は動くのを止める。そして魔法陣がまた体内へと吸い込まれると赤黒く光る目を開けて目を覚ます。ナルバは機敏に起き上がり、そのままヴァン様の前で跪く。 「ヴァン様、俺を帝国の奴隷にして頂き誠にありがとうございます。栄光ある帝国の兵士として、お仕え出来ることを幸せに思います。ヴァン様、帝国の為に俺に命令を」 トランド王国騎士団団長として、青い詰襟の上着と白のパンツに黒のロングブーツ、そして団長である証の青いマントを身に纏う軍服姿で帝国に忠誠を誓う姿に、俺はゾクゾクとした感情が湧き上がる。興奮が抑えられず、思わずハァハァと吐息が漏れる。そんな様子にヴァン様はナルバを見た後、俺を見て満足そうに笑みを浮かべていた。 「お前がこちら側になってくれたのはこの国を支配する帝国にとって大きな1歩だ」 「ありがたきお言葉。帝国繁栄の為、命令に忠実に従いトランド王国を捧げます」 「ナルバ、お前はダンと共に帝国のスパイとしての任務を与える」 「はっ!慎重に任務を遂行致します」 「次の作戦についてはダンに詳しく聞け」 「はっ!」 「ダン、よくやった」 「ありがとうございます。帝国の奴隷として当然の行動です」 「褒美だ。今日はナルバを好きにしていい。怪しまれないようにはしろよ」 「あ、ありがとうございます!!」 俺はその褒美に股間が熱くなるのを感じる。 「これからの2人の働き、期待してる」 『はっ!』 俺達は立ち上がり、胸に拳を当てて帝国の敬礼でヴァン様が部屋を出て行くのを見送った。 「ダン、ヴァン様の命令だ。俺を好きにしろよ。ってか早くしてくれ。帝国の奴隷になれた興奮が収まんねぇよ」 「あぁ、俺もだ」 すぐに俺はナルバを抱き寄せてその唇を奪い、口内に舌を侵入させる。ナルバも抵抗することなく受け入れ絡め合う。クチュクチュと執務室には似つかわしい音が鳴る。 そのまま俺達は擦り合い、絡め合いながら移動をして団長の作業机の上にナバルを押し倒す。 「やべぇよ俺達。王国の軍服着て、代々受け継がれてきた団長専用の机でこんな事してる」 「あぁ、でもその背徳感が最高だろ?」 「たまんねぇ」 また舌を絡めながら俺はナルバの上着を肌蹴させる。鋼のような肉体が現れ、ぷっくりと膨れた乳首を弄ってやる。そしてもう片方の手を下に移動させて穴を見つけて摩ってやる。 「ふぁっ、あぁ…、やべぇ、気持ちイイ♡」 「帝国の奴隷は最高だろ?」 「あ、あぁ、こんな淫乱な、体にして、あっ、貰えるなんて、あ、最高だ」 しばらく堪能した後、俺とナルバのパンツを下ろして臍まで反り勃ったチンコから先走りをたっぷりと指に付着させる。そしてそれをナルバの穴をへと持っていく。 「ひゃあっ…♡」 「おい、まだ挿れてないぞ。入口でそんなに感じるなんて相当淫乱な体になったな」 「あぁ…っ、早くしてくれよ♡ひゃっ、あっ、あっ♡すげぇっ!すげぇよ♡」 指を1本からすぐに3本に変えてグチュグチュと卑猥な音を鳴らして挿入を繰り返す。 「あ、ぁんっ、んっ♡あっ、あ♡もう、指じゃなくて、あっ、あ、チンポ突っ込んで、もうチンポ、ん、あっ♡くれよ♡」 初めてだから一応気を使ったのだが、帝国の奴隷に相応しい淫乱な体になったナルバには必要無かったみたいだ。俺はそのリクエストに喜んで答え、解れきった穴に一物をゆっくりと挿れ、肉壁を擦り上げていく。 「あっ、きたっ、すげぇっ…あ、あン、んっ♡」 真っ赤に顔を染める見たことの無い顔をする相棒に欲情が止まらず、段々と腰が早くなる。 「うぁん…っ!そこ、もっと、もっと…突いてくれ♡」 「ナルバの中気持ちイイよ、すっごい締め付けてくる…」 「あ、アぁ♡おれも、ダンの、気持ちイイ!しゅき♡ァあん!」 「ほら、ここもっと弄ってあげる」 「ふァん、ちくび、ちくびきもちィよ…♡あっ、もう、イクっ、イッちまう…っ」 「俺もイクっ、しっかりと締め付けてくれよ、中にたっぷり出してやるから」 中が更に締まり俺のチンコが快感を増幅させる、そして連動するようにナバルの足が俺の腰をガッチリとホールドする。俺は密着した腰をズドンとひと突きして、その中で激しく絶頂した。 「あっ、ナバル、イクっ!イクっ…!」 「んぁあ!びゅって、おれも、イグゥッ!イクぅぅぅ♡」 鼓動が早くなる。絶頂の余韻はまるで天国にいるかのようで気持ちよかった。女とヤってもこんなに気持ちイイ事はない。俺と同じく余韻にまどろむナバルにキスをして、腹に飛び散った相棒の精液をペロペロと舐めていった。 「ハァハァ……すげぇ幸せ……」 「あぁ、そうだな」 「帝国の為に頑張ろうな」 「もちろんだ」 そして二人は赤黒く光った瞳で見つめ合い、青臭くなった舌を甘く絡め合った。


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