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シカク
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退屈なので建国することにした~チート能力で男達を洗脳~(ボツ)

「退屈だ...」 そう呟く青年がいた。 大学の図書室、青年の名前は紫藤直樹。 全国一偏差値が高い大学でトップの成績を出して入学をした頭脳を持っている。昼過ぎの図書室は昼寝代わりに使う学生が多く、特に静かになる時間帯だった。何時も時間を潰すのに本を読みに来る直樹もあまりの退屈さに今日は珍しくページを捲るスピードが遅くなり船を漕ぎ始めていた。そしていつの間にか夢の中へと誘われた。 約五分後、直樹はパチリと目を覚ます。だがその顔は酷く嬉しそうに黒い笑みを浮かべていた。力を得た。自分の身に何が起こっているのかは理解していた。それを使ってこの退屈から抜け出そうと考える。そしてふと窓の外を見てその方法を思い付き、再び笑みを浮かべた。 「三回生スポーツ健康学部の駿河陣君だよね」 駿河陣。彼はありとあらゆる格闘技を極めた人物だ。空手、柔道、ボクシング、拳法、合気道、剣道、総合格闘技。いくつもの競技で優勝をし、人類最強に一番近い男とまで言われている。何時も彼の周りには有象無象の存在がいるが直樹がたまたま見かけた時は珍しく一人だった。静かな廊下に直樹の声が響く。 「ああ。君は法学部の紫藤直樹君だよな?成績トップで入学したっていう。有名人だからよく知ってるよ。俺になんか用?」 「駿河君に知ってもらえてるなんて光栄だな。少し込み入った話なんだ。そこの空き教室で話さないか?」 「今から部活だからあまり時間取れないけどそれでも良ければ」 「ありがとう。すぐに済むからさ」 直樹は陣を教室へと案内した。入った所でお互いに向き合い、直樹は陣へと近づく。 「それで話って?」 「少し体触らしてもらっていいかな?俺も鍛えたくて、有名人の駿河君の筋肉を参考にしたいんだよ」 確かに直樹は筋肉がない。寧ろ線が細い体型だ。陣も陣でこういう事には慣れているのでいつもの様に‘どうぞ’と言って無防備になる。 直樹は胸やお腹など触った後に少ししゃがむ様にお願いをした。陣もその発言には驚き、疑問を返すが‘スクワットした時の姿勢やどこの筋肉が使われているかを見たい’というまるで筋肉マニアの様な発言に陣も変わった奴だなと心の中で何故か納得してしまい、その態勢になる。 すると直樹は陣の顔にすぐさま近付き、その唇を奪った。‘うっ!’と驚きの声を出し、抵抗するかと思われたが陣は抵抗するどころか大人しくなる。直樹は舌を入れて更に激しくする。糸を引きながらその唇を離すと首に手を回して陣へと抱きつき耳元で囁く。 「お前は俺のモノだ」 直樹がそう言うと目から光が無くなった陣は無表情で答える。 「はい。ご主人様」 ある政治家の家に手紙が届く。 「お前の秘密をしっている バラされたく無ければ誰にも言わず 一億持って地図に記された場所へ来い」 手紙と一緒に入っているUSBメモリには場所と時間、そしてその政治家の汚職や裏金などの証拠となるデータがあった。政治家は苦虫を噛み潰し、その指示に従った。 手紙が届いた三日後の夜。ある廃校となった学校に呼び出された政治家はバレないように車を待たせ恐る恐るその中へと入っていく。指定された三年二組の教室。そこにはマスクを被った椅子に座る男とその隣で同じくマスクをした屈強な男が立っていた。 「ようこそいらっしゃいませ」 ボイスチェンジャーで変化した声が教室に響く。 「約束のものは持ってきてくれましたか?」 「あぁ、これだろ?」 政治家がトランクを差し出す。 屈強な男が動いてそれを受け取り中身を確認、椅子に座る男に頷く。 「確かに。これで貴方の秘密は約束します。データも差し上げます。では取引は終了です」 椅子に座っていた男は立ち上がり屈強な男が一億担いで教室を出ていく。政治家はそのまま下を向いて悔しそうに口を歪めたまま教室へと残った。 「このままで終わると思うなよ」 そう呟いて。 直樹と陣が廃校を出ると黒いスーツを纏った男たちが二人を囲む。 「やっぱり普通に帰してくれないよな。これでバラシは決定。陣」 「はい。ご主人様」 陣は黒スーツの男たちを次々と倒していく。銃弾が来ようが元々人類最強とまで言われていた男は極限まで直樹によって身体能力を上げられている為、その反射神経で躱していた。あっという間にことを終えた二人は政治家が乗ってきた車で何事も無く帰った。車を途中で乗り捨て一人暮らしをする直樹の家に着くと直樹は陣を抱きしめキスをする。 「陣はやっぱり最高だな」 「全てご主人様のお陰です」 「成功のお祝いとご褒美やらないとな」 「ありがとうございます。ご主人様」 陣は無表情からトロンと顔を少し歪めてその褒美の一物を嬉嬉として受け止めるのであった。 「これぐらいにするか...」 野球部のトレーニングルームで近藤光基はひとり呟く。アンダーと短パン姿の光基は汗を拭いてプロテインを飲むとトレーニングルームを後にした。いつも練習後に自主的にトレーニングをしている光基はいつも夜遅くまで一人大学に残ることになる。帰り道、校舎からの少しばかりの部屋の電気と少ない街灯で照らされる並木道は見慣れた光景だ。 「あっ」 思わず声を上げる。それほどに意外な人物がその光景の中にいたからだ。 「ん?知り合い?」 その意外な人物である駿河陣の隣にいる男が陣に問いかける。 「いや、知り合いでは無いんだけど有名人だから知ってるよ。確か野球部の近藤光基君だよね?高校の時、甲子園で凄い活躍しててプロに行かずうちの大学に来たっていうこの大学にいれば誰もが知る有名人だよ」 陣の言葉を受けて光基は少し照れたように言葉を返す。 「そんな俺なんて。お前に比べたら有名人でも何でもないよ、駿河陣。声を上げて悪かった。改めて、近藤光基だ。よろしく。同じく歳なんだからタメ口でいいよ」 「こちらこそよろしく。ちなみに俺の隣にいるのは紫藤直樹。これでもこの大学にトップの成績で入学したお偉いさんだよ」 「ああ!その名前知ってるよ!よろしく!なんか肉体派と頭脳派の全く正反対な二人なのにお前ら仲良いんだな」 「まあな」 「そうか...野球部か...」 「ん?どうしたんだ直樹?」 「ああ、いや、光基って呼んでいいかな?」 「別にいいよ。俺も直樹って呼ぶな」 「それで光基ってポジションどこなんだ?」 「ピッチャーだぜ」 「そうか、面白いこと考えた。陣」 直樹が一言今までと雰囲気を少し変えて陣の名前を口にすると陣もそれを察してすぐに動く。陣は素早く光基の後ろに回り込み拘束した。 「なっ!おい!駿河!何するんだよ!!離せよ!!」 光基は鍛えられたその体を動かし暴れるが、元々人類最強に近い強さに更に直樹よって高められた身体能力を持つ陣はビクともしなかった。そして直樹はそのまま光基へと近づきその唇を奪う。すぐに大人しくなった光基と暫く舌を絡ませて堪能し離れるとその顔からは表情が抜け落ちて目から光が消えていた。 「もういいぞ陣」 「はい」 拘束が外れるが暴れることは無く光基は大人しくその場に佇んでいた。 「これでお前も俺のモノだ」 「はい。ご主人様」 そして新たに今、直樹の二人目の奴隷が生まれたのだった。 「さて、面白い事する前に準備しないとな...」 数日後、直樹はとある家を訪ねていた。 「そうなんです...ずっと部屋に篭もりきって...」 「そうなんですか...僕達なんかが声をかけて出てきてくれるか分からないですけど...」 ----------------- ある日総理大臣の自宅宛に手紙が届いた。そしてそれは驚きの内容だった。ある無人島の日本からの独立をかけた野球試合をしようという内容だ。総理が最高と思う選手を集めて。そしてそれを断る事は出来ない。


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