SamSuka
シカク
シカク

fanbox


Blue,Rice Field,Purchase -後編-

「あっ!あうっ!あぁ…こんなに気持ちイイなんて…初めてだ…」 カルタスの奴隷となった翌朝、ガクは寮の自室で朝からアヘ顔を晒していた。 (そうだ。この快感はドルトス星人である私に支配されたお前に与えられる幸福だ。よく覚えておけよ) 『はい…カルタスさまぁ…♡あ、んあぁ…もう、いっちゃう、イク、イクぅ!』 ガクはカルタスにクチュクチュと脳内を弄られ、改造を施される。身体能力と五感の向上、ドルトス星人への忠誠心をさらに高めていく。脳を弄られる行為は快感に変換され、その行為自体を嬉嬉として受け入れる。快楽が全身を走り抜け、ガクはそれに委ね溺れる。その為、射精の快感も膨れ上がり、ガクへの支配はさらに強固となり、ドルトス星人に尽くす奴隷マシーンへとより進化していった。 朝食後、ガクはオペレーションルームへと向かった。そしてそこには既にエドもいた。 ガクの相棒であるエドは支援科の理工学を得意とする学生だ。ガクとは違い、戦場で実際に戦うのではなく機械のメンテナンスや研究、開発までも担っている。ガクの相棒というポジションに相応しく、エドもガクと同じその部門ではトップの成績を収めている。プロトタイプのパワードスーツの機能向上など、既に学生の身で軍に貢献するほどの功績を残していた。そしてその立場、頭脳故に、カルタスの次の標的とされた。 「悪いなエド、今日も朝から付き合って貰って」 「いつも言ってるだろ?気にしないでくれ!世界を救う君の頼みだからね!いつも通り調整から始めよう!」 スキンスーツ姿のガクはコードに繋がれたパワードスーツをひと目見るとキーボードを叩くエドを後ろから羽交い締めをしながら椅子から立ち上がらせる。 「な…っ!?何するのガク??」 「エド、お前にもドルトス星人の偉大さを理解してもらうぞ」 「…っ!?何を言って…!?」 「あ…っ、あっ♡」 ガクが急に良がった声を発すると耳から青いスライムが出てくる。そしてそれは人の形となり、まるでエド達と同じ人間のような姿へと変わった。 「初めましてエド。俺はドルトス星人のカルタスだ。なんの事か君は分からないが先にお礼を言っておくよ。君の事はガクを我々の支配下に置く際にその姿を利用させてもらったんでね」 「ド、ドルトス星人…ガクを支配って…ガク!?どういうこと??目を覚ましてくれよ!!」 「悪いなエド。俺はもうドルトス星人の下僕になったんだ。でもそんな悲観することじゃない。ドルトス星人の方々に支配されるのはとても幸せだ。エド、お前にも今から分からせてやるからな」 「ガク…」 「さてと…」 カルタスはエドに代わりキーボードを操作する。ちょうどパワードスーツは繋がれている。そしてあのUSBを差し込む。 「パワードスーツに何を…僕達人類の情報を盗むのが目的か?」 「散々ガクが言っているだろ?エド、君にもカルタス星人の素晴らしさ教え込むための教育してあげるんだよ。つまり、アップデートだ」 カルタスはコードが繋がったままのパワードスーツのヘルメットを持ち、それをエドへと被せる。エドも暴れるが身体能力でガクに勝てるはずも頭は黒く覆われた。 (早くどうにかしないと…誰かにこの事を伝え、あ、あ"、) 「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"アアアア、ア、ア、あ、あ、あ、あ、あ、あ、いひっ、あーあーあーあーあ…あ…あ…ぁ…ぁ…ぁ…いひっ…いっ…あ、あ、あ…あ…」 ガクに抱えられながら、エドはその頭にドルトス星人に支配される事が人類にとって最高に幸福な事だと思うように調教される。ガクの時とは違いヘルメットだけだが、全身にそれぞれ分けられていたパワーをヘルメットに凝縮させる事で脳を集中的に歪ませる事を可能としている。脳への負担は大きいが、エドにはそれを処理するだけの頭脳がある。カルタスの調査に加え、ガクの記憶を覗いた時のエドの優秀さを見るにこの方法でも脳を壊す事はないだろうとカルタスはあえてリスクのある方法を選んだ。 叫び声は段々と小さくなり、甘い声になる。そしてその声が止まるのと同時にヘルメットもプシューと音を鳴らして完了を知らせる。アップデートが終了するとエドはダランと力が抜け、全ての体重をガクへと預け、首も曲がり顔は俯いた状態へとなった。カルタスがヘルメットを脱がすとその瞳は虚ろで、涎は下へと蜘蛛の糸を垂らすように伸びていった。 「さあエド、アップデートはどうだった?」 その言葉にエドはガバッと顔をあげる。青い瞳はキラキラと輝き、カルタスに向ける表情は頬を紅く染め、まるで神を見るような狂信者のようだった。ガクもそれを見ると拘束を解放する。エドは自由になった手で敬礼をする。 「はい!とても素晴らしかったです!!こういう事だったんですね!ドルトス星人に服従するのって凄い幸せな事なんですね!!」 「さすがエドだよ。エドならその考えに辿り着くと信じてたよ」 「ガク、これからは2人で人類をドルトス星人の皆さんに支配してもらえるように頑張らないとね。それが人類の為なんだから」 「その通りだエド」 2人はお互いを相棒として再認識をし、固い握手を交わす。 「少し不安はあったがエドも無事にアップデート出来たようだな」 「はい!カルタス様!!これからはドルトス星人の為、カルタス様の為に、この身を捧げます!!」 「いい返事だ。では早速お前の中を弄る為に見せてもらうぞ」 カルタスは早速スライム状態となりエドの体内へと入る。 「アア、アヒッ♡あ、んぁ…、あぁー僕の中にカルタス様がぁ…あぁ♡んひっ♡気持ちイイ」 クチュクチュと脳を弄られている音は体内で響き、カルタスによって脳を変えられているという事実を実感できるその音はエドを更に興奮と幸福へと導く。膨れ上がった股間を摩り、自ら乳首を弄り、その快感を高めていく。 「気持ちイイだろエド?」 そう言ってガクはエドと唇を合わせる。 「この快感はドルトス星人に支配されないと味わえない幸福なんだ」 「あん♡うん、ちゅ、最高だよガク、あっ、もうイッちゃう♡脳みそ変わっちゃう、あっ、イクッ!イクぅぅぅぅぅぅ♡」 エドは射精をし、股間は濡れ、吸いきれなかった精子は垂れていく。イった後も2人は舌を絡ませ続け、お互いの唾を交換し、支配された幸福、快楽を貪り続けた。暫くするとエドの改造も終わり、2人の頭に直接カルタスの声が響く。 (ガクは主に体と脳をバランスよく弄ったがエドは脳を中心的に弄らせてもらった。IQの向上はもちろん、俺の記憶から我々ドルトス星人の科学技術の知識を授けて置いた。その優秀な頭脳、我々の為に使ってもらうぞ) 『はいっ!もちろんです♡』 (俺の分身体をエドの体内へと残して置く。暫くは俺の指示に従い、この士官学校を隅々まで調査してもらう) 『はっ!!』 (これから忙しくなる。暫くは楽しんでいいぞ) テレパシー越しの会話で許可をもらった2人はそのままキスをしながら制服とスキンスーツで体を擦り合わせカルタス星人の奴隷になった悦びを暫く分かちあった。 翌日、2人は早速行動する。普段通り過ごしながら、士官学校をくまなく探り、その過程でカルタスが気になった場所や情報はより深く探った。お互いの情報はカルタスを媒介として脳へとインプットされていた為、必要以上に2人が一緒にいることはなく、怪しまれることもなく調査を進めて行く事が出来た。 場面は再びある一室の部屋。カルタスは一時報告の為に宇宙船へと帰還していた。 「作戦は上手くいっているようだな」 「はっ!以前報告にあった学生とそのパートナーである整備士の学生を我らの配下へとする事が出来ました!」 「よくやった。だが、これで挽回が出来たとは思っていないだろ?」 「もちろんです!これから再び地球に戻った後、2人を使い士官学校を我らの拠点へとしてみせます!」 「それが実現すれば我らは大きく侵略を進めることが出来る。カルタス、成功すれば挽回以上の成果となる。必ず成功させろ」 「はっ!!おまかせを!!」 そしてカルタスが1度母艦へと戻っている間、地球ではドルトス星人の奴隷である2人はいつもの訓練室にいた。オペレーションルームではガクは何時ものスキンスーツ姿だが、2人に特訓する様子はなく、奴隷になった幸福をお互い交わる事で感じ合っていた。部屋には監視カメラも付いているがエドが何時もの訓練する様子の映像と差し替えている為、2人は遠慮なく段々と盛り上がっていく。 「んあぁ、あっ、ガクのキス上手すぎて、スゴい気持ちイイ…」 「相棒にそう言って貰えて嬉しいよ、エド、乳首イジってくれ…」 「ガクはスキンスーツの上から乳首イジって貰うの好きだよね」 「あぁ、あっ、エド、もっと♡あっ、カルタス様に肉体弄って貰った時に感度上げてもらって、あぁっ、気持ちイイって、教えてくださったんだ、あぁ♡」 「ねぇ、どうせなら股間も乳首も擦り合わせようよ」 「あぁ、もちろんだ」 2人は唇を重ね、舌を絡めながら快感を求め、体を擦り合わせる。ガクのスキンスーツ、そして濡れた股間は更にスベリを良くして、腰の動きは早くなる。 ガクの手はエドのおしりへと移動していく。濡れた指先を制服の中へと侵入させて穴を解す。 「エドの穴スゴい解れてる。もう立派なケツマンコだな」 「あっ、うん♡僕もカルタス様に教えて頂いたから…♡」 「こんな気持ちイイこと知らないなんて、あっ♡早く皆もドルトス星人に支配して貰わないとな。ほら、エドっ♡壁に手をついてコッチにお前のケツマンコ見せてくれ」 エドはその言葉で更に顔が蕩ける。言われた通り壁に手をついて、ズボンとパンツを下ろし、カルタスの手によって、立派なケツマンコとして改造された穴をガクの方へと向ける。ガクもハァハァと愉悦に染る吐息を漏らしながら、スキンスーツの股間をモッコリと膨れ上がらせる。スキンスーツには便意の為に股間、おしりをなぞるとスリットが現れて陰茎や肛門を解放させる機能がある。ガクはその機能を利用し、着脱せずにスリットを入れて膨れ上がった陰茎を露出させた。 「ガクの…スゴい大きい…♡いつ見てもスキンスーツで映える筋肉とそのチンコエロいよ…あ、ガクがこんなにエロい体だったなんて…♡」 「そんなのエドはずっと知ってるだろ…っ!」 「んあ…っ♡」 ヒクヒクさせる穴にガクは躊躇う事無くエドのケツマンコに挿れる。引っかかることも、痛がる様子もなくエドの穴はあっという間にエドの一物を飲み込む。 「あぁ…♡ガクの、おっきいの、はいったァ…♡」 エドはそれだけで快楽のあまり射精するかのように先走りを漏らし垂らしていく。 「ほら、次動くぞ!」 「んぁぁッ♡あっ、そ、んな急に♡あっ、あっ♡」 「ハァ…ハァ…エドの中、すげぇ、おれのに、吸い付いて、すげぇ気持ちイイよ♡」 「やっ♡あっ♡っあ"♡あ♡」 ガクの腰が動くとパンパンとした音がオペレーションルームに鳴り響く。 「あぁっ♡エドの中、たまんねぇ♡もっと、エド、エド」 「あっ♡あっ♡あっ♡あぁ♡ひぁ♡もう、イクっ♡イッちゃう♡」 「あぁ、俺も、イクっ!一緒に、イクっ♡」 ビクッ、ビクンッ、と2人のチンコは躍動し白液を出した。 「これから2人でもっとカルタス様のお役に立ってドルトス星人の繁栄に為に頑張ろうな」 「うん…♡」 そう零すと2人は舌を絡め、再び甘い時間に堕ちるのだった。 あれから数日間の調査が終わるとカルタスから作戦がくだされた。その内容に2人は歓喜し、必ず成功させる事を誓う。学校のシステムへのハッキングしてコントロール、情報の奪取、パワードスーツへUSBのデータを忍び込ますなど様々な準備をし、作戦当日を迎えた。 作戦当日、今日は卒業までに行う最後の実戦演習。士官学校では一番大きな訓練所に実動部隊として配属される卒業予定の兵科の生徒がパワードスーツを着用し並び、待機をしていた。もちろんその中にはガクもいる。教官からの最後の実戦演習についての説明、これから戦争の現地へと行く彼等に対しての激励の言葉、生徒たちは神妙な面持ちで聞いていた。だが、ガクだけは今か今かと作戦の火蓋が切られるその時を待っていた。そして遂に教官から開始の合図が出され、生徒たちは一斉にパワードスーツを起動させる。だが、いつもとは何が違った。そんな事を思ったのも束の間、そして… (なんだ?何かおかしい。故障か?いや、な、あ…) 「がぁぁぁぁァあまばばばばァァァァ、あっあああ!!ア"ァア"ア"ア"ア"ア"アアアアハハハハハハハハハハ、がぁっっあぁぁぁ!!!」 「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"アアアアァァァァァァああああああああぁぁぁ!!!」 「ァァァああああああああぁぁぁがぁぁぁっ!!あべべべべべひゃぁぁぁぁぁぁぁ、あっ、あっ、あァァァぁぁぁぁ!!」 あちこちで聞こえる阿鼻叫喚の大合唱。教官達はどうなっているのかと焦り、生徒たちへと駆け寄るが、何も出来ず結局は眺めているだけの状態となる。一人が外へ連絡を取ろうとするが訓練所に覆う妨害電波によって端末は使えず、すぐに外へ助けを求めようと出入口の扉へと走り出そうとする。だが、 「があっ!!」 扉に体を向けた途端、すぐに男の体は吹き飛んだ。男が吹き飛んだ方向と逆の方を見るとそこにはパワードスーツを着用し、普通に動いている者がいた。パワードスーツを装着している者は皆、叫び声を上げて苦しんでいるはずなのに、その者だけが正常に動いていた。だが、その行動は今の状況ではとても正常とは言えるものではなかった。 「お前!!何をするんだ!こんな状況で何を考えている!?」 教官の声にその異常者はゆっくりとヘルメットを取る。 「ガクっ!!何をしている!?早く外にこの状況を知らせるんだ!」 「教官、皆は今人類の新たなる1歩の為にアップデートしてるんですよ。教官達も後でしてもらう事になるので大人しく待っててくれませんか?」 「お前は何を言っている…?さっさとそこをどけ!!ぐあっ!!」 教官がガクを無視して扉へと向かうがすぐに拳を入れられて吹き飛ぶ。 「一体何が目的だ…?お前がやっている事はテロ行為だぞ」 「すぐに分かりますよ…ほら、もう完成しますよ。悦びの声が聞こえるでしょ??」 「あっ、あへっ、あっ、あっ、あっ♡」 「いひっ、あっ、あ、あへっ、へへへ♡」 「お、あっ、あぁ、あっ…、えへ♡」 「一体お前は生徒達に何をしているんだ…」 教官が呟くとすぐにプシューとあちこちで完了の音を知らせる音が鳴り、生徒達は次々と膝を付き、手と頭をぶらんと下げた状態へとなる。 「おいっ!大丈夫か??」 膝を付く生徒たちへ駆け寄り、声を掛け、肩を揺らすが反応はない。すると入口のドアが開く音がする。そこから入って来たのはこの時間訓練所には用が無いはずのエドと如青色の肌を持つ男。教官達は如青色肌の男を見て驚愕する。それはそうだ、人類の敵であるドルトス星人が堂々と敵陣営である士官学校にいるのだから。 「ドルトス星人っ…!!」 ドルトス星人であるカルタスが足を止めるとガクはすぐにその足元まで行き、跪き、頭を垂れる。エドもガクの隣に並び同じく頭を垂れる。 「よくやった。大事な作戦の第1段間がここまで上手くいったのはお前達のお陰だ。お前達の活躍、とても優秀な奴隷だと総帥に必ず報告しよう」 『あ、ありがとうございます!!』 2人の表情は歓喜に震え、頬を染める。主人であるカルタスの更に上をいく存在に自分たちの事を知ってもらえるのだ。2人は股間を硬くし、作戦途中の今、射精するのを我慢した。跪く2人に唖然としていた教官達は我に返り、銃を構える。その銃口の先は勿論カルタスだ。だがすぐに手に強い衝撃が走り、瞬く間に手から銃は落ちる。最後の1人の銃が手から落ちるとその体は宙へと浮き上がった。 「教官、一体誰に銃口を向けているんですか?」 ガクは濁ったその冷徹な瞳でその教官を見つめ、片手で首を掴み体を持ち上げていた。 「がぁ…あ…が…う…」 「ダメじゃないですか。俺達人類のご主人様に銃なんて向けちゃ…そんな事、俺が許さないですよ」 「ガク、そこら辺にしておかないと教官死んじゃうよ」 「そうだな…」 エドの言葉にガクが手を離すと教官はそのまま崩れ落ち、ゲホゲホと咳き込んでガクを見上げる。鋭い眼光が特徴だったその目はすっかり弱々しいものとなっていた。 「優秀な君がなぜ…」 ガクの隣にカルタスが並び教官を見下ろす。 「ガク、そしてエドもドルトス星人の特別な教育を受けてアップデートしたのだよ。彼らは我等ドルトス星人の支配を受ける事が人類を幸福へと導く事だと理解したんだ」 「そんな、バカな…」 カルタスが隣に来るとガクは既に教官への興味を失い、うっとりとさせた表情をカルタスへと向けていた。そしてカルタスの言葉が今までのガクの行動とその表情を見て事実だと教官達の心へと打ち付けた。 「教官殿、お前にもすぐに分かるさ。だがその前に、さあ新たなる下僕達よ、教育はどうだったかな?」 カルタスの声が訓練所に響くと膝を付いていた生徒達は続々と立ち上がり、ヘルメットを外す。その顔は涙や涎でぐちゃぐちゃになっていたが、皆一様に目は輝き、カルタスを英雄を見るような眼差しで見ていた。そしてカルタスの言葉に生徒達はヘルメットを抱え敬礼をし、宣誓する。 『はっ!とても素晴らしいものでした!私達はドルトス星人の方々に服従し、忠誠を誓います!!私達人類、そして地球をドルトス星人に捧げます!!』 「無事アップデートは完了したようだな。なら、最初の命令だ。エド」 「はっ!」 エドが端末を操作するとロボットがスキンスーツ、パワードスーツ4セットを持ってくる。 「さて、これで教官達もアップデートさせて欲しい。出来るな?」 『はっ!』 生徒達は一斉に教官達へと群がり捕らえて、まずはその軍服を全て脱がす。スキンスーツを無理やり着せて、パワードスーツを装着させる。 「やめろ!お前達!!止めるんだ!!目を覚ますんだ!!このままでは地球は侵略され人類は支配されてしまうぞ!!」 「教官、何言ってるんですか?俺達人類にとってドルトス星人に支配される事は幸福な事ですよ。すぐに教官達も教育してあげますね。そうすれば理解出来ますよ」 「くそっ!!やめろ!やめろーっ!!俺は人間だ!!ドルトス星人なんかには負けない!!」 そして生徒達の手によって教官達の頭はヘルメットで覆い隠された。 教官達のアップデートが終わると早速士官学校に在籍する残りの生徒、教官達を捕縛する作業が始まった。この士官学校は2年制の兵科と支援科に別れる2クラスである為、元々生徒の人数も少ない。その為、時間はそれ程掛からず全員を捕まえる事が出来た。そして1人ずつ教育を施し、世界最高峰の士官学校はあっさりとドルトス星人の手に堕ちた。 カルタスの連絡を受けた宇宙船は光学迷彩を使い、レーザーセンサーにも反応されないようにして地球軍にバレないよう士官学校へと降り立つ。そして士官学校は見た目、中身は変わらないが、地下にはドルトス星人の基地が作られ、待望の地球始めての拠点が出来上がった。ガク達が卒業し、新入生が入るとすぐに模擬訓練という名の教育が行われ、新入生達もドルトス星人の奴隷となった。卒業した生徒達もドルトス星人の間者として軍内部の情報を流し、優秀な人物は教育を施しドルトス星人の下僕として新たなスパイを作るなど主人であるドルトス星人の為に侵略の足を更に進める事に貢献をしていった。ガクとエドは士官学校からの噂や軍でもドルトス星人の裏での協力もあり、功績を残し異例のスピードで昇進。2人は更にドルトス星人が地球を侵略しやすいように下地作りを進めていった。2人は既に国民の人気者。その影響力は大きく、地球の救世主とまで言われるほど。2人はそれを利用し、人類に気付かせぬまま軍の支配、そして地球の支配を広げていく。100年以上続いた戦争も終わりが近い。ドルトス星人が地球を手に入れるのは、そう遠くない未来だろう。

Blue,Rice Field,Purchase -後編-

More Creators