奏稔高等学校が強いワケ -1-
Added 2021-02-02 14:20:03 +0000 UTC奏稔高等学校。設立5年の学校だが、すでに全国で名の知られた学校となっている。 設立された年から様々な競技のスポーツで、全国上位に食い込む結果を残しいるのだ。衝撃は奏稔高校が設立3年目の時だ。奏稔高校1期生が3年生になった年に、野球、サッカー、バスケ、ラグビーなど、いくつもの競技で全国優勝を果たし、その学校名を全国に刻み付けたのだ。更に驚くのが学校を経営する理事長は、まだ30代前半と若い男。その手腕と学校の活躍に世間からも注目を浴び、入学希望者も殺到した。 だが、この奏稔高校は男子校で、ひと学年だいたい100人程度と、高校にしては少ない。スカウトや推薦もあまり行っていないので、入試試験と面接での入学者がほとんどだ。なので中学生の名のある選手が不合格になる事もざらにある。それだけ倍率は高く、狭き門なのだ。 突然現れたダークホースに見学希望者や取材陣も殺到した。見学や取材に訪れた人達は、その強さの秘訣を見た時に皆驚く。生徒の積極性が凄いのだ。練習やトレーニングに対して色んな提案が飛び交う。監督や部員関係なくだ。そしてそれがトレーニングや練習にも繋がっていく。嫌々ではなく、皆自らの意思で積極的なので、自ずと努力をする向上心が高い選手が生まれる。 勿論、トレーニングや練習といった運動だけではなく文武両道を目指す為、勉強も疎かにしていない。そんな生活で逃げる生徒はいないのか。だが、1人もまだ退学者はいない。生徒達は皆口を揃えて言うのだ。 「学校の為」「尊敬する先生方の為」「才能を見出してくれた学校に恩返しをしたい」「この学校に来れて幸せだ」 外部から訪れた人達は、最初それをよく出来た生徒だと思い聞くが、段々と皆が皆言うので気味が悪くなってくる。まるでどこかの宗教のようだと。だが、それを一切口に出すことは無い。実際に結果を残しているのだから。そして中学生の見学者もこの時に同じく気味悪がるが、いざ入学すると、同じように口を揃えるようになる。「この学校は本当に素晴らしい学校だ」と ●新垣理の場合 「えっ!?うっそ!?合格した!!」 理は奏稔高校からの合格通知に信じられない表情を浮かべて喜ぶ。何しろ設立5年と新しいが、今全国で1番入れない学校と言われている高校に春から通える事になったのだから。合格した事を理の両親も友人も喜んだ。友人からは、“いよっ!将来の有名人!サインちょうだい”など、冗談も言われていた。 その日から理は、忙しい日々を送った。奏稔高校は全寮制となるので、まさか合格すると思っていなかった理は準備を全くしていなかったのだ。入学前に寮に入るのだが、その前に理事長との個人面談もある。合格通知と一緒に入っていた案内を見て、理は面談をするという内容に驚き、それから何を話せばいいのかと緊張の日々も続いた。そして今日は、いよいよその理事長との面談。面接以来に奏稔高校に辿り着くと、改めて感情が込み上げる。本当にここに入学出来ることを。設立5年という事もあり、白く綺麗な外装で清潔感がある。また屋内もスタイリッシュなデザインで、近未来的な内装だ。グラウンド、体育館も広く、それぞれの部活が余裕を持って練習出来るほどには大きい。そこに寮もあるので、広大なこの敷地を約300人程の学生は自由に使えるのだ。もし全国区の知名度になっていなくても、こんな施設が良い所で学生生活を過ごしたいと他の学生も思うだろう。 門には面談の案内をする職員がおり、理はそのまま理事長室へと案内された。 「11時から面接の約束をしている新垣理です!失礼します!!」 ノックをして扉を開ける。黒をベースとした家具が配置されており、より重厚感が増した部屋が広がっている。そこには理事長の他に2名の男性がいた。 「初めまして、奏稔高等学校理事長の安川實(やすかわみのる)です。そして合格おめでとう。理君が我が校に入学してくれる事を嬉しく思うよ」 部屋に入った理に近寄り、理事長は手を差し出し握手を求める。理もありがとうございますと言い、恐縮しながらその手を取って握手をした。そして誠の目線は2人の男に向けられる。 「2人は田中先生と高橋先生だ。次年度は1年生の担当だから、もしかしたら理君の担任の先生になるかもね」 「よろしく」 「よ、よろしくお願いします」 まさか理事長だけではなく、先生2人も一緒に面談するのかと思い、理の緊張は更に高まる。 「理君は中学では野球をしていたんだよね?」 唐突な質問に誠は驚く。そんな質問より、面談なのだからあの豪華なソファに座ってしないのだろうか。そんな疑問を抱えつつ返答する。 「はい、硬式がしたかったのでクラブチームでですけど・・・」 「入学してからも野球部に?」 「はい、そのつもりでは・・・」 「なら適性を調べようか」 「えっ??」 突然の言葉に理が混乱していると田中先生は理の背後へとすぐに移動し、そのまま羽交い締めをする。羽交い締めされると高橋先生はすぐに理の制服に手を掛けて、そのボタンを外していく。シャツのボタンも外し、中のインナーシャツも勢い良くビリビリと破り、肌蹴させた。 「えっ??えっ??何ですかこれ??」 理はキョロキョロと当たりを見て訳の分からない状況を把握しようとする。これは何かのテストなのか。それともまだ試験は終わってないのか。目の前の理事長にふと目を移すと、その手からはサッカーボール程の玉に、基盤模様が薄く光浮かび上がる浮かぶ物体があった。それは禍々しく、ドロドロとしていた。そして、不気味な笑みを浮かべ理事長は、玉を理の胸へと入れていく。 「えっ・・・?」 理の目には信じられない光景が広がっていた。ズブズブと玉は理の中へと入っていく。 「え、あっ、あっ、アヒッ・・・」 段々と理は白目を剥き、トロンと顔は蕩けていく。玉が入れられた箇所を中心に、理の全身に基盤模様が浮かび上がる。玉は体内で溶けて、血液が体中に運ばれるのと同じように理の体内隅々まで行き渡る。その者の適性を調べる為に体中を解析、分析をして、同時に脳も作り変えていく。理事長に対する絶対服従を刷り込み、性対象を男性へと変更させて、淫乱な男好きにする。勿論一番の興奮材料は理事長だ。学校に入学し、理事長の所有物になれる事が人生最大の幸せだと感じるようになる。そう思うことで快楽物質が溢れ出す。理事長に忠誠を誓い、永遠に理事長の奴隷となる。おかしな事だと分かっているが、快楽物質と紐づけられた感情が止まることは無い。内側から快楽が溢れてくる。いずれ、不都合な考え自体が思い付かないようになる。そうして、理は理事長の奴隷として完成していった。そして残るは最後の仕上げ。 「あぁ・・・気持ちイイ・・・イッ、あっ、あぁ・・・」 トロンとアヘ顔を晒す理の股間がまた濡れる。何度目の射精だろうか。 「・・・あっ、あっ、イッ・・・イク・・・」 そしてまた射精すると、今度は体がブルブル震え出す。 「あ、あ"、あぁぁぁぁぁ」 目、耳、口から黒い液体が漏れ出し、それは意志を持つかのように流動的に動いて、服や下着をも飲み込み理の体を包んでいく。液体は徐々に形を変形させる。黒のスラパンに白のアンダーソックス、手首と首を包む紺色のアンダーにストッキング。胸にSONENと刻まれた白の上下ユニホームがその身を包む。そして最後に帽子が頭を隠す。 「あ、あっ、あ、あ・・・」 理の体に奏稔高校野球部ユニホームの全てが装着完了すると理の首はガクンと垂れた。その様子に理事長はニヤリと笑みを浮かべる。 「改めて合格おめでとう。やはり君は野球か」 理事長の言葉に理は勢いよく顔を上げる。田中先生が理を解放すると、すぐに理は理事長の前に直立で立ち左胸に拳を当てる。 「はい!!理事長の奴隷にして頂きありがとうございます!!理事長に忠誠を誓います!!」 「これからの活躍に期待してるよ」 「はい!!奏稔高校野球部として理事長に勝利を捧げます!!」 「野球部顧問の田中だ。勿論野球部に入部するだろ?理事長であるご主人様に勝利を捧げる為に、これからよろしく頼むな」 「はい、田中先生!こちらこそご指導よろしくお願いします!」 それから理は、学校や寮に関しての簡単な説明と資料や制服などを貰い、面談という名の奴隷化作業の時間は終わった。 理は面談から帰ると、急ピッチで準備を済ませて、元々寮に入る予定よりも1週間予定を早めた。面談の時に部屋番号は伝えられていたので、寮の管理人に一言いえば何時でも入寮する事は出来た。2人1部屋だが、部屋はまだキレイなままだ。同室の生徒はまだ入寮していないのだろう。荷物を置いて、制服を脱ぎ捨てると、ユニホームを体から出現させて身に纏う。今日は練習の為、学校名のプリントとストッキングは無く、練習用の姿となる。 「あっ♡、あっ♡、あぁ・・・、ふぅ・・・」 ユニホームを着用する作業は快楽をもたらし、体中に快感が走り、ゾクゾクと体が震える。ユニホームを着用すると、理はすぐに寮を出て、野球部が練習をしているグラウンドへと向かった。 グラウンドに行くと顧問である田中先生が入口で待っていたので、理は頭を下げて挨拶をする。 「面談以来だな。今日来ると聞いて監督やコーチ、部員達にお前を紹介する為に待ってたんだよ」 「わざわざありがとうございます!!」 「毎年の役割だから気にするな。皆と最初からキチンとコミュニケーションを取る為だ」 「はい!よろしくお願いします!」 「あと今日はもう1人来る予定だ。そいつが来たら行くぞって、噂をすれば来たな」 顧問の言葉に理が振り返ると、そこには自分と同じ姿をした青年がやってきた。少年は、まだ幼さを残す理とは違い、大人びた物静かな雰囲気を醸し出していた。 「すいません。遅れましたか?」 「いや、大丈夫だ。新垣、コイツは永山洋介。お前と同じ新入生で、野球部員だ。中学は陸上部だったから野球は全くの初心者になる。色々と教えてやってくれ」 「はい!」 「それで永山、コイツは新垣理。中学でも硬式野球をやってた経験者だ。色々と教えてもらえよ」 「はい」 「俺は新垣理!よろしく!一緒にこれから頑張ろうな!」 「永山洋介だ。色々と足を引っ張るかも知れないがよろしく頼む」 「永山、お前堅いな。面談は俺が担当じゃ無かったから見てないが、いつもそんなテンションなのか?」 「まあ、そうです」 「よし、お前ら名前で呼び合え。永山も馴れれば少しは明るくなるだろ」 「俺は大丈夫っすよ」 「いや、多分変わらないとは思いますが、まあいいですよ」 「じゃあ、よろしくな!洋介」 「あぁ、理」 「それじゃあ行くか」 『はい』
Comments
感想ありがとうございます!! 今回は野球のままで変わらなかったんですが、次は鞍替え予定なので楽しみにしてもらえれば!!
シカク
2021-02-02 15:20:14 +0000 UTCスポーツ少年はやっぱりエロい! 適性検査で、それまで打ち込んでいたスポーツから鞍替えさせるのって、なんだかとってもたぎる設定だなって思いました。 後半?続き?も楽しみにさせていただきまっす!!
ジン(浜沼盡)
2021-02-02 14:39:43 +0000 UTC