for/getting -後編-
Added 2021-06-12 12:00:00 +0000 UTC部活の先輩である黒川広輝さんは、俺の憧れの人だ。高校時代の全国大会。お互いはライバル校同士だったが、会場で広輝さんの試合を観て、そのプレーに惚れた。広輝さんはプロからの声も掛かっていたが、大学に進学すると聞いた俺は広輝さんと共にプレーをしたいと思い、同じ大学に進学するために体を鍛え、技術を磨き、勉学にも励んで努力を重ねた。そしてその努力は実り、俺は広輝さんと同じ大学に入学する事が出来た。そして間近で見る広輝さんのプレーに俺はますます惹かれていった。 人気者の広輝さんの周りにはいつも人が多い。その中で俺は隙あれば広輝さんに話しかけ、部活の練習でもアドバイスを積極的に貰ったりした結果、なんとか認知され、可愛がってもらえるまでになった。 だが、ここ最近広輝さんの様子がおかしい。あまり広輝さんの周りでは見ないタイプの友達と付き合うようになったり、部活を休むようになったりと今までにはない行動をとるようになった。ただの友達や彼女ならいい。だが、部活にまで、サッカーにまで影響が出てしまっている。広輝さんは将来世界で活躍する選手だ。こんなとこで躓いてる暇なんかない。俺がどうにかしないと。 そこで俺は最近よく広輝さんとよく連んでいる人物を調べ、どうにか広輝さんと離す事が出来ないかと考えた。そしてあの日。俺は思わず手が出てしまった。 練習後、教室に忘れ物があることを思い出して向かっていると、アイツがいた。スマホを見ながらニタニタ階段を降りてくる。何が面白いのか、俺はさり気なくすれ違いざまにアイツのスマホを覗き見てやった。だがそこに映っていたのは広輝さんとやりとりをしているメッセージの画面だった。それを見た瞬間、嫉妬心が体を支配して手が出てしまい、木塚郁哉の背中を思いっきり突き飛ばしてしまった。転げ落ちたアイツは動かなかった。俺は怖くなり、急いで階段を駆け上がり空き教室へと逃げ込んだ。外が騒がしい中、俺はしばらく落ち着くまで教室の中に潜み続けた。 騒ぎが収まり、怯えながら帰宅した次の日。俺の所へ警察からも学校からも連絡がない様子から、どうやらまだバレてはいないらしい。だが、部活に行くと広輝さんが練習を休んでいた。なんでも理由は親友が怪我をして入院をしているから様子を見に行きたいと。まさかこんな形で広輝さんが部活を休むとは思わなかった。しかもこの日から広輝さんは部活を休み続けた。学校にも最低限の授業しか出ていない為、会うタイミングも見つからず、メッセージを送るも軽く流される始末。まさか広輝さんがアイツにあんなベッタリだとは思わなかった。俺は寧ろ逆だと思っていたからだ。なんとも煮え切らない。 広輝さんが休んで一週間経った。深夜、俺のスマホに突然広輝さんからメッセージが来た。 “明日部活終わりに時間あるか?” 次の日。部活には久しぶりに広輝さんの姿があった。練習前の部室では広輝さんは相変わらず皆に囲まれている。俺も話がしたかったが、一応メッセージの返信はしてある。練習後に色々と聞けばいいかと思い、俺はグラウンドへと足を運んだ。 一週間のブランクが心配されたが広輝さんはそれを見せるどころか練習をなんなくとこなしていた。寧ろ技術面でも体力面でも更に能力が向上している気がする。さすがは広輝さんだ。 そして練習終わり。広輝さんから声がかかる。 「ちょっと自主練付き合ってくれないか?」 「は、はい!」 まさか昨日のメッセージはこの事だったのか?そうだったら嬉しい。早とちりな考えで余計な心配をしてしまった。広輝さんと一対一で練習なんて初めてだ。皆には羨ましがられたし、この自主練に参加しようとする人はいっぱいいたけど、広輝さんが断っていた。何でもゆっくり自分のペースで今日だけはやりたいとか。そのパートナーに選ばれるなんて光栄な事だ。でもやっぱり広輝さんと言うべきか、自主練なのに俺は付いて行くだけで精一杯だった。必死に広輝さんに縋り付いてると、あっという間に時間が経過していた。グランドには俺達以外にも自主練組がいたのだが、今では俺と広輝さんしかいない。 「そろそろ帰るか!」 「はいっ!」 「今日は付き合ってくれてありがとうな」 「いえそんな、いつでも言って下さい!広輝さんとプレー出来るだけで俺の方がすごい練習になりますし!」 「そうかそうか、ありがとな!かわいいやつだな、まったく!」 くしゃくしゃと広輝さんに頭をなでられる。 「…だからこそ、お前を選んだんだけどな…」 「っえ?なんか言いました?」 「いや、何も」 くしゃくしゃと撫でられていたせいで聞こえなかったが、声色がなんだかいつもと違ったような。そんな不安が一瞬浮かぶが俺は広輝さんにまた頭を撫でられて、そんな思考はすぐに消えた。 「じゃあ、あと鍵よろしくな」 「はい!お疲れ様でした」 皆帰り、俺と広輝さんしかいない部室は、当たり前だがいつもより広く感じられる。監督は戸締まりを俺達にまかせて先に帰宅した。練習着のままベンチに座り、汗をふき、水分補強等をして、そろそろ俺も着替えようかとした時、広輝さんから声が掛かる。 「なあ、貴斗」 「…は、はい」 その声は今まで聞いた事ないくらい低い声だった。俺は思わず肩を一瞬揺らす。 「郁哉を階段から落としたって本当か?」 「えっ、あっ、いやっ、それは」 不意打ちの質問にすぐに答えられず、思わずどもってしまう。 「その様子だとやっぱりお前が。残念だよほんと。まさか可愛がっていた後輩がこんな形でご主人様に害をなすとは」 詰められ、どうしようかと頭が真っ白になっていたが、広輝さんの言葉に引っかかる。 「え?ご主人様って?」 「あぁ、郁哉様のことだよ」 えっ?なに普通の事みたいに言ってんだ。ご主人様=木塚郁哉ってどういうことだ? 「こ、広輝さんおかしいっすよ!やっぱあいつに何か弱みでも握られてるんですか?」 「あ?何言ってんだ。そんな訳ないだろ。それより喜べ。ご主人様はお前を許してくれるんだってよ。よかったな貴斗」 そう言って厳しい表情をしていた広輝さんはすぐにニコッと笑い表情を変えて、俺に抱きつく。普段ならこうやってハグをされると嬉しいのだが、得たいの知らない存在になった広輝さんに恐怖し、俺は思わず突き飛ばす。 「おいおいひどいな。普段なら喜んでくれるだろう?」 相変わらず不気味な笑みを浮かべる広輝さん。とにかく一度逃げようと考える。だけど、大学サッカー強豪校なだけあって部室も広い為、広輝さんの背後にある出口は距離がある。どうこの状況を乗り切ろうかと、改めて広輝さんに目を移す。すると、あることに気付いてしまう。広輝さんのサカパンの股間が膨らんでいるのだ。 「こんな状況で何立たせてるんですか?」 俺は目線を股間に固定させたまま、思わず聞いてしまう。 「うん?あぁ、これね。これからの事を考えるとついな。まぁお前もすぐに分かるよ」 「今の広輝さんとは会話にならないですね。もう帰らせてもらっていいですか?」 「帰らせるわけないだろ?ってかお前も俺が逃がす訳ないって分かってるだろ?」 やっぱりかと内心ため息をついてると、部室の扉が開く。その人物が入って来た瞬間に分かった。木塚郁哉。先輩をおかしくした奴だ。 「やあ、階段ですれ違って以来だな。勿論覚えてるだろ?」 「あぁ。あの時はやってしまったと罪悪感で悩んでたけど、今じゃ正解だったって思うぜ」 「ひどいな」 「広輝さんを元に戻せ」 「それは出来ないな。広輝も前の自分になんて戻りたくないだろ?」 「はいっ!!ご主人様の奴隷になる喜びを知らない頃の自分になんてもう戻れないです。というより戻りたくないです!貴斗、俺は今の自分で幸せなんだ。余計なお世話だ」 「っな…」 「ということだ」 「それはお前が広輝さんをおかしくしたからだろ!?広輝さんにそう言わしているだけだろ!」 「埒があかないな。まあお前も今から分かるさ。広輝」 木塚郁哉が一言名前を呼んだだけで広輝さんは俺に詰め寄り、後ろへと回り込んで膝に衝撃を与える。俺はガクンと姿勢を崩し倒れると、広輝さんは起き上がろうとする俺の背中に乗り、そのまま俺を押えつけた。 「…っぐ、広輝さん離してくれ!」 凄い力だ。抜け出せる気がしない。それに俺の後ろに回り込むスピードも今までのプレーでも見た事のない早さだった。 「暴れるなって。今からご主人様に頭ヨクしてもらうんだから大人しくしろって」 「離せっ!離せ!」 今までの会話からして、きっと俺も広輝さんのようにおかしくさせられるんだ。そんなの嫌だ。だがいつの間にか俺の目の前にはアイツの足がある。そしてしゃがみ込むと俺と目線が近くなる。アイツの一つ一つの動作がまるで俺を終わらせる為のカウントダウンのようで、俺は暴れる事を忘れ恐怖で震えていた。 そして視界がアイツの手のひらで覆われ、真っ暗になる。嫌だ。イヤだ。いやだ。嫌だァァァァァァ 「俺を階段で突き落とした分、こき使ってやるからな」 その言葉の後にバチンと頭に電気が走る。そしてすぐにアイツの手によって変えられる事がイヤだという感情は消え去る。脳に直接刻まれていく。アイツに、いや、ご主人様に忠誠を誓う事。ご主人様を愛する事。ご主人様の命令に従う事。ご主人様の淫乱ホモ奴隷になる事。それらが俺の全てになっていく。肉体も変えられていく。鍛えられた体が更に強靭に、そして淫乱になる。刻まれていき変わっていくが、今までの俺が無くなっていく訳ではない。進化していくんだ。素晴らしい。そしてそれはとてつもなく気持ちヨク、快楽が全身を走り続けた。そうして俺は進化を終えた。 「あはっ…♡」 俺が掴んでいた手を離すと大久保貴斗の頭は地面へと落ちる。白目を剥く顔はグシャグシャで酷く幸せそうだった。その顔を見て、俺は改変の成功を確信する。 「起きろ貴斗」 呼びかけるとすぐに黒い瞳を取り戻して顔をガバッとあげる。広輝はすぐに貴斗を解放すると、貴斗は土下座の姿勢になり、頭を地面に擦り付ける。 「大変申し訳ございません!俺は…俺は…許されない事をしました。ご主人様を階段から突き落とすなんて…おれ…おれ…」 嗚咽まじりの言葉に俺は思わず笑みがこぼれてしまう。正直な所、階段から落とされた事はコイツを奴隷へと変えてやった事で満足している。嫉妬していた相手の奴隷になるなんてこんな屈辱な事はないだろう。だが少し揶揄ってやろう。 「じゃあ、お前も俺と同じように階段から転げ落ちろ」 「はいっ!!すぐにっ!!」 ためらう事無く俺の命令に従い、部室を出て行こうとするのをすぐに引き止める。 「冗談だ。戻ってこい」 「あ、はいっ!でしたら俺はどうやってご主人様に償いをすれば…」 「簡単な事だ。お前は俺の奴隷になったんだ。今みたいに俺の命令に従っていればいい。どんな命令でもな…」 俺の前に戻って来た貴斗は跪いて目を蕩けさせる。 「はい!どんな命令でも従い、ご主人様のお望み通りに…。改めましてご主人様の奴隷として永遠の忠誠を誓います。俺を奴隷へと変えて下さりありがとうございます」 「それじゃあやるか。部室でなんてすげぇ興奮してきた」 俺は跪く貴斗の顔を引き寄せるとそのまま唇を奪い舌を絡める。貴斗も顔を蕩けさせて積極的に絡めてくる。新たな奴隷の味を楽しんでいると後ろから広輝が俺を包み込んでくる。 「ご主人さまぁ、俺の事も忘れないで下さいね」 そう言って勃ち上がった股間を俺のケツへと押し当てる。 「忘れる訳ないだろ」 俺は重ねる唇を広輝へと移し、また舌を絡め合う。貴斗は空いた口を俺の首へと擦り付けて甘えてくる。二人の奴隷に挟まれるのは気分が良く、気持ち良かった。しばらく楽しむと今度は広輝をベンチに座らせる。そしてサカパン、スパッツを脱がせてチンポを露にさせる。俺も下半身を解放させて、背面座位の体勢で広輝のチンポに向かって腰を下ろしていった。ズブズブと俺の中に広輝が入ってくる瞬間は何度経験しても頭を真っ白にさせるほど気持ちイイ。 「あ、っあ、あぁ♡」 思わず喘いでしまうと俺の中で更に広輝の存在感が増して行く。 「んあぁ♡ご主人さまの中最高っす♡」 「んぁ、お前のチンポも最高だよ」 そう言って俺達はまた舌を絡める。すると俺達の前で貴斗は広輝と同じくサカパン、スパッツを脱いで犬のようにお座りをして舌と先走りを出しながら待機していた。広輝のチンポが気持ち良すぎて貴斗の存在が飛んでしまっていた。 「お前は俺に跨がれ。俺のチンポやるよ」 「は、はい!!ありがとうございます!!」 「広輝いけるか?」 「ご主人様のおかげで二人の体重でも全然耐えれますよ」 そうして貴斗とは対面座位の姿勢を取り、二人は淫らに腰を動かす。広輝と貴斗のサカユニとソックス姿に興奮も高まる。俺は前と後ろから与えられる快感に喘ぐ声が止まらない。 「んあっ、あっ、んぅ…っ、んァっ、はァ…ん、ンンっ、んっ、ンあっ…♡もっと突いて♡もっと挿れて♡」 「あっ、ご主人さまぁ、イイっす、めっちゃくちゃナカ気持ちイイです!」 「ご主人さまぁ、もっとナカ♡んぁっ!こんな、スゴいっ♡こんなのしらないっ♡ご主人さまの、ちんこ、太くて、スゴい気持ちイイですぅ♡」 「んあっ、すっげ♡ご主人様のナカまた締まった♡」 パンパンと卑猥な音と声が部室にしばらく響く。舌を絡め、乳首を舐め、体を愛撫し合いドロドロに溶けて行った。そして 「んあっ、イクっ…、お前らも…あ、あ…イクっ!」 「ああぅ、イクっ、ご主人さまのナカに、イクっ♡」 「あっ、あ、んんっ…!ご主人さまに、ザーメン、気持ちイイ♡イクっ!イグゥゥ♡」 俺達は射精して射精され射精する。愉悦のまどろみの中で俺達はまだまだ交わり続けて行った。 「郁哉先輩!郁哉先輩!今日も先輩ん家行っていいですか!?」 「あっ!貴斗ずりーぞお前だけ抜け駆けして!郁哉!俺も勿論行くからな」 当然のように大学では三人でつるむ事が多くなった。広輝と二人でいた時も何であんなヤツがと言われていたが、最近はそこに貴斗も加わった為、疑念は更に広がっていた。嫉妬の目を向けて貴斗の様に嫌がらせをしようとしたヤツもいたが、以前は同じく嫉妬の目を向ける仲間のはずだった貴斗が実行される前に裏で制裁をしていたので、俺に直接の被害が来る事は無かった。そんな貴斗は部活でもメキメキと頭角を現し、今ではレギュラーメンバーとして広輝と共に活躍をしている。 広輝を最初の奴隷にして良かったと改めて俺は思った。奴隷が活躍している姿は俺をなんだか誇らしい気持ちにさせる。裏では俺の言いなりな淫乱ホモ奴隷なのに。 そして貴斗。俺を突き落としたヤツだが、奴隷前と今とのギャップに興奮を覚えた。ああいうヤツを奴隷に変えてやるのもまた気持ち良かった。今では広輝共に活躍もしてくれているしな。 これからもこの力を使って奴隷を増やしていこうとは思う。だが、あまり調子に乗ると何処からしっぺ返しが来るかも分からない。それはある意味貴斗が教えてくれた事でもある。 しばらくは下準備の為に大人しくはしているつもりだ。二人でも十分楽しめるしな。動き出すのは数年後。俺の目覚めはこれからだ。