エアコンが壊れる。
すべての始まり。
すぐに扇風機を注文して以後数日は扇風機で過ごす。
今にして思えばこの時点でエアコン修理依頼とかしとけよという話なのだがまだ全然扇風機で暮らせるレベルだったので楽観視してた。バカ。
・エアコンの故障の原因はだいたいガス漏れで修理でなんとかなるケースが多い(ネット調べ)
・近所に即日で対応してくれる業者さんがそこそこあるらしい
・部屋が汚すぎて人を入れられない
・片付けないといけない仕事があってそれどころではない
などの積み重ねで足が遅くなった。
生命の危険より優先する仕事ないだろと叱り飛ばしたい。
とりあえずエアコンの型番調べて公式サイトに載っている説明書を見てみる。
故障かな?と思ったら…などチェックして色々試すも好転せず。
フィルター掃除もコンセント抜いてリセットも効果なし。
ここで「このエアコン1999年製造なの?」と初めて知る。
夏が本気を出してきて命の危機を感じる。
今にして思えばこれもまだマシな方だった。
とりあえずブックマークしておいた修理業者さんに連絡を取る。
業者さんにチャット形式で事前ヒアリングをしてもらうことに。で、自室のエアコンと室外機を写真に撮って送る。
「こちらエアコン古すぎて修理不可です」
終わった。
エアコン製造メーカーにも連絡してみたが、やはり同じく修理のための部品がもう見つからない可能性が高いので買い替えが丸いとのこと。そりゃそうだ、1999年製なんだもの。
あとここは賃貸のシェアハウスなので勝手に取り付け依頼とかしていいものか?と思い至り家の管理会社に連絡を取る。
備え付けのエアコンの故障なので代金とか業者とのやり取りはすべて管理会社が請け負ってくれることに。
今にして思えば全部自分でやってた方が確実に早かったと思う。
管理会社の人に家に来てもらい(命の危機を前にして汚部屋を晒すとかはもうどうでもよくなっている)、実際のエアコンと室外機を確認してもらう。
「エアコン業者さんがこの時期どこも繁忙期なのに加えて、ここの室外機が屋根の上っていうちょっと特殊な場所にあるのでそのための人員の確保とかでちょっと遅くなると思います」
やべ〜。
「とりあえず業者さんになをさんの電話番号渡しておくので、2〜3日以内になをさんの方に業者さんから部屋の様子を見に来るスケジュール調整の電話が来ると思います!」
着工じゃなくてスケジュール調整の電話が来るのが2〜3日後か……まあいいか……となりこの場は解散。
結果から言うと、業者からスケジュール調整の電話が来たのはこの日から15日後である。
とりあえず数日後にスケジュール調整の連絡が来るという前提で行動を開始する。
寝るときは氷枕があるからそれでなんとかするとして日中がきつい。のでクールリング(首に巻くやつ)や遮光断熱カーテン、保冷剤などを購入。ペットボトル数本を凍らせる。
凍らせたものを扇風機の前に置き冷風を浴びる。
体感的にはあんま変わんないがたぶん部屋が暑すぎて感じきれなかっただけで冷えてはいたのだと思う。
調べたところ、usbファンと保冷剤と発泡スチロール製のクーラーボックスを組み合わせて簡易的なスポットクーラーを作ることができるらしい。
ので一式揃えてやってみることに。元手は安く済むしクーラーボックス以外はそんなに無駄にはならないはずだ。
というわけで酷暑の部屋で汗をダラダラかきながら発泡スチロールにカッターを入れる俺。何をやっているんだろう…
結果、風の吹き出し口がちょっとだけ冷える…くらいでそこまで解決にはならず。もう少し大きいクーラーボックスを買えばよかったかも。
冷感汗ふきシートを買ってきたり服にスプレーしたら冷えるやつとかを買ってきたり塩飴を買ったり水を買ったり塩飴を買ったり水を買ったり……
涙ぐましい暑さ対策を重ねて重ねて、それでも部屋を出れば他の住人の部屋からエアコンの冷気が漏れ出た廊下のほうが涼しかったりする。無情。
こんな必死にならなくてもエアコン着くまで冷房のある空間に避難してればよくない?という話ではあるのだが(実際優しいフォロワーさんがうち来ます?と提案してくれたりした、ありがとうございました)、仕事道具がデスクトップPCと液タブとモニターとついでに左手デバイスと……みたいな感じで簡単に動かせないのでゲロ暑い部屋でしか仕事ができないのだ。あまりにもつらい現実。
窓用エアコンやスポットクーラーというものを提案していただいたりして色々調べていたのだが、これは夏コミ前で困窮している貯金を考慮しなくても難しかった。
まず、スケジュールの相談の電話が来るはずなので、そこの日程を確認しないと窓用エアコンの購入などに踏み切ることもできない(室外機へ通じる唯一の経路が自室の窓しかないからいちいち取り付け取り外しするのは難しい)。
また、スポットクーラーのような大きな機械を運び込むにはうちのシェアハウスの階段は狭いし暗すぎる。
以前、よくしていただいている方からご厚意で作業用椅子を譲り受けて二人がかりで運び込んだことがあったのだがその時ですら相当危なかった。素人がデカ重い機械を運び込もうとしたら重大な事故につながるような家なのだ。
ところで、2〜3日後に連絡が来るはずではなかったのか。
3日経っても連絡がないので連絡を入れると管理会社のサイトに記載のない定休日を告げる自動音声が流れた。今日と明日は休みらしい。3日待って連絡来ない場合に折返しの連絡できるのが6日目なの罠すぎない?
そんなわけで休みあけの管理会社に電話し直す。
「担当者が体調不良でちょっとすぐに確認取れないです」
お大事にね……ところで俺もこのままこの部屋にいたら体調不良になりそうなんですけど…と喉まで出かかった恨み節を堪える。
管理会社も人間で、仕事なのだ。体調不良で滞ることもある。仕方がない。仕方がないけどその情報を社内で共有しておくこととかってできないんですか…?
「今日か明日中には確認して折返しの電話いたしますので」
確認できるんかい。
というわけですぐ折返しの連絡が来る。
「見積もり書がまだできてなくて、それをオーナーさんに渡して確認してもらってオーケーが出たらすぐそちらにご連絡行くという形になります。見積もり書ができてないとこちらも動けないので…」
そ……そうなんだ……最初に言ってほしかったな……
見積もり書は具体的に何日くらいにできますか?と聞いてみる
「すぐに!でき次第すぐ着工に入ることができると思います!お暑い中大変だとは思いますがもうしばらくお待ちください…!」
まあ……すぐならいいか…(麻痺)
「見積もり書の方、エアコン業者さんとオーナーさんに確認いただいてGOが出たので2、3日以内に業者さんの方から電話来ると思います!そしたらすぐに着工に移れると思います」
ここの時点でわりと連絡のやり取りのスローモーさに疲弊してるので「そうですか……本当に?」となりつつあと2〜3日でだいたいのスケジュールがわかることには正直希望が見えてあと数日の辛抱だ……という心持ちに。
とりあえず日中は家にいられないので図書館で体力回復して比較的気温がマシな夜に家に帰り深夜4時くらいまで作業をする日々。
マシとは言っても室温34度くらいあるのがデフォで発熱する液タブやPCと向き合いながら作業してたので夜でも汗ビショビショだった。
しかも暑さは体力を奪うのに加えて思考を鈍らせる。普段なら2時間で済む作業が4時間くらいかかった。
来ねーじゃねーか!!!いい加減にしろ!!!
しかも3日待って次の日が管理会社の定休日だからすぐに連絡入れることもできない。
これは最初からそうなんだけど「すぐに」とか「2〜3日後」とか半端な希望を持たせないでほしい。ここまで遅くなるって最初にわかってたら窓用エアコン購入してたよ……
定休日1日空けて管理会社に連絡。
台本作らないと電話もできないとか言ってた俺はどこへやら、血眼で通話ボタンを押す。
おはようございナース!進捗どうなっとりますか!?
「え?見積もり書できてるのに来ないんですか?おかしいですね……うーん、担当者が定休日で確認取れないので明日の午前に折返しの連絡します」
なんで休むことも進捗が遅れてることもわかってて一刻を争う状況の住人がいるのに社内で情報共有できてないんだよ〜〜〜〜!!!!!そういうものなんですか!?会社って!!すみません俺って会社エアプなんです!!でもその休みの1日で容易に人は死ぬぞ!
午前11:44分
連絡来てなくて草。実。
バカ正直にあと15分待ってたら「すみません担当者が昼休みで〜」とか言われるんじゃないのかとかここまでの経験が嫌な予測を立てたのでさっさとこっちから電話する。
「エアコン業者さんから連絡来てないですか〜…大きいエアコンだからそのための部品用意できなくて時間かかってるらしいんですがそれでかもですね」
初耳ですが…新しいエアコン大きいんだ…大きくなくていいから速くあってほしいんだよな…
「業者さんの方に今日か明日中にはそちらに連絡するようにこちらからも言っておきますので……」
業者で止まってるのか管理会社で止まってるのかは俺にはわからないけどそういう経過報告を今までに少しでもくれたら全然違ったと思う。心の持ちようが。
現にいま今日か明日中とか言われても全然信用できないから…
普段なら(まあ管理会社さんも間に立って大変だろうし…)ってなってたかもだけどささくれ立ってたので「今日か明日ですね?絶対ですね?」とか詰めるような言い方してしまった。反省。
そして当日中にエアコン業者から連絡が来た。
疑ってごめんなさい……
最短で22日の15時以降、それも前の現場次第でだいぶ前後するかもとのこと。
でもいいんだ、つけてくれるなら……
日をまたいで後ろ倒しになるとかじゃなきゃもうなんでもいいです。
話は変わるが、夜寝てられなくなった。
正確に言うと暑すぎて深夜作業が終わって布団に入っても暑すぎて2時間くらい入眠できず、体力が尽きて落ちるように眠ったころには日が昇ってきて暑さで叩き起こされるので睡眠時間がカスになっている。ポケスリくんは布団でモゾモゾしてるだけで(よく眠っとるなあ…)って騙されてくれるけど肉体はそうはいかない。
ので、個室ビデオ店で寝ることにした。
ホテルは予約取れるかわかんないし先の見えない状況で何日も使うには高いがただ寝るだけなら個室ビデオ店でいい。
個室ビデオ店がどういうものかというと家でそういうことできない人が一人でそういうことするための施設なのだが(だから店中アキバメロブのレジ待ち列みたいな感じになっている)、完全防音で深夜も営業しているため寝泊まりのために使う人も多いらしい。部屋を出ればブランケットの貸し出しや軽食の販売やシャワールーム、レンジやポットを使えるスペースもあるので簡易的なホテルとして扱いやすい。なんといっても冷房が効いている!
初めての利用でよくわからなかったが受付のおじさんが懇切丁寧にシステムの説明をしてくれた。
泊まるだけなのでドエロDVDの棚から背を向け部屋に入りぐっすり睡眠。久々に長時間睡眠できた…
エアコン着工を前にして室温がえらいことになる。
生きていけないよこんなの。
日中こんな感じで作業していた。↓
でも昨日までよりは気持ちが楽。なぜなら睡眠で体力が回復しているし今夜も回復できるから!というわけで猛暑で数倍遅いペースではあるものの作業を進める。
個室ビデオ店という無敵城シルヴァー・エローリーを手に入れ無敵になったので深夜まで作業して昨日と同じように個室ビデオ店に向かう。こんにちはー!寝かせてください!
「満室です」
オワタ。
昨日懇切丁寧に説明してくれたおじさんが血走った眼で無慈悲に満室を告げる。
ところでおじさんはいつ寝てるんだい?
別店舗まで足を伸ばしたもののそちらも満室。
週末はこういうところも混むらしい……
ていうか個室ビデオ店も満室ならカラオケとか他のホテルも駄目じゃね…?いやそもそもカラオケは音が気になって寝れない…?
雨の中24時間営業の涼める場所を探して彷徨う。
結局どこも見つからず自室に戻り、夜中にいきなりさ シェアハウス住人グループに「誰か寝させてください」ってLINE 本当にどうしたの?
結局そのまま部屋で気絶してたんですが朝起きたら汗まみれでカラカラになってました。あぶね~~。起きたら住人から「日中家に居るので涼みに来て大丈夫です!」と優しい返信が来ていた。作業の合間にお邪魔して本当に助けられました…
そして何事もなく夜は更け、この日はちゃんと個室ビデオも空いていたのでぐっすり眠ることができた。
正直なところ今日着工というのもまだ半信半疑傷つかないための予防線を今微妙なニュアンスで示そうとしているって感じだった。今まで色々ありすぎたため…
が、業者から連絡が来て「15時予定でしたけど前の現場が早く終わったのでだいぶ早めに着くと思います」とのこと。
神!?
なんと13:40に作業開始。
古く黄ばんだエアコンがメリメリと剥がされていくのを見守る。
ちなみにこの時の室温↓
業者の人も大変だ……作業が終わった後冷やしたお茶を差し入れた。
ちなみにこの時計AMとPMを逆に設定してるの気づかないまま使ってた。暑さで頭がやられている。
ちなみに先述した通りうちの階段は狭くて暗く、大きくて重い物を運ぶには危険すぎる場所なのでさすがの業者さんたちも室外機を運ぶ際には恐怖していた。階段から「ヤバい!!」って聞こえた時超怖かった。
あとなんか新しいエアコンを付ける時に新しいエアコンが前のと比べてデカいため外に管を出す穴とコンセントの位置が悪さしてなんか色々工夫しなければいけない困った空気が流れていた。これちゃんと業者さんと相談してエアコン決めたんだよな…?
何はともあれ15時ごろ工事完了!!!
部屋は文明を取り戻した!!!!!
というわけで長きにわたるエアコン壊れ事件は幕を閉じた。
多方面にご心配をおかけしたり作業が滞ったりして本当に申し訳ありませんでしたがこれからバリバリなんとか片づけていきますのでよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
ぽんつ
2024-07-23 15:15:30 +0000 UTC