ここは遥かなる悠久の大地、バニスタニア。
広大なバニスタニアの中央に位置するバニラハン王国…その城下町には、美人の女将が切り盛りする、冒険者たちの憩いの場、「バニーラの酒場」がある。
そんな酒場では今日も愉快な宴が開かれ、あなたはそこに参加した。
とあるギルドが主催のパーティーだ。
会場は男達の欲望と女たちの色香に包まれ、異様なほどの熱気を帯びている。
香ばしい香りをたてて並べられた料理と鮮やかな酒の数々。
鮮やかなネオンカラーで照らされたきらびやかなステージには際どい衣装の女プレイヤー達が舞い踊り、それを眺める男たちは息を荒げながら騒ぎ立ている。
そんな中、ごった返したロビーでは、人ごみに紛れて男が女の、女が男の体をひっそりとまさぐり合い、互いの体を寄せ合っている。
互いにまんざらでもない様子で愉しむ男女の波をかき分け進むと、不意に右手が柔らかい人肌に触れる。目の冴えるような真紅のバニースーツに身を包んだ女の胸を、その手がガッシリと掴みこんでいた。
恥ずかしそうにこちらを見つめる女に、あなたはとっさに「失礼」と声を上げ、立ち去ろうとすると、女はあなたの手を掴み、さらに深く、その豊満な胸元へと誘った。
荒い息遣いと赤く上気した頬、うるんだ瞳が何かを訴えかけている。
あなたは女に寄り添い、その火照った体に改めて手を忍ばせた───。
あっという間に時間が過ぎ、夢のようなひとときは去っていった。
気づけば先ほどまであなたに身を任せていたあの女も、いつの間にやら姿を消している。
どうやら今宵の宴はこれにてお開きのようだ。
そして、終わりには抽選会が開かれた。
酒場の女主人──バニーラによれば、見事当たりを引き当てたプレイヤーは、特別なサービスを受けられるという。
あなたは抽選の結果、その1人に選ばれ…誘われるがままに、【VIPルーム】と書かれた一室の前に立っていた。
「あら❤ようこそいらっしゃいました❤当酒場の【VIPルーム】へようこそ❤
あの沢山の殿方の中から選ばれるなんて…類まれなる、性…いえ、強運の持ち主ですわ❤」
「この扉の先には、同じく当たりを引き当てた、【ナデシコさん】にお待ちいただいておりますわ❤そこで貴方がナニをするか…?」
「選ばれた男と女が密室で二人きり❤何も起きないはずがないではありませんか❤まったくもって羨ましい…❤それでは、1名様ごあんな~い❤
是非、心ゆくまで極上のひと時をお楽しみくださいませ~❤
「あぁ、忘れるところでしたわ❤部屋にお入りになる前にこちらの【VIPルーム】専用アクセサリーをどうぞ❤この腕輪のボタンを押すと…きっと驚かれますわ❤」
扉を開けると、なんとそこには先ほどまで会場であなたの手にされるがままになっていた女が、ベッドの上で上品に佇んでいた。
女は惚けたような顔をしていたが、あなたの顔を見るや一瞬驚いた顔をし、うっすらと淫靡な笑みを浮かべた。
あなたはバニーラに言われた通り、腕輪のボタンを押してみた。
すると目の前に、その女性に関する様々な情報が飛び込んできた。
突然の運命的な再会とあられもない情報の数々に、一瞬困惑するあなた。
しかし、極上の【雌】を目の前に、理性より本能が勝る。
どうやら、『そういうこと』らしい。
あなたは下腹部から急激に欲望が込み上げてくるのを感じた───。
「えーと…いらっしゃい…❤さっきはその…どうも…❤」
「まさかあなたも当たりを引いていたなんて…❤ふふ❤ちょっと運命感じちゃうかも…なんてね…❤」
「あなたは知らなかったかもしれないけど…今日のパーティーは『おさわりOK❤』だったの…❤見た感じ、まだ相手がいなさそうだったし…私も自分からいくのはまだちょっと…勇気がいるっていうか…❤」
「だから…ああやってお誘いするしかなかったのよ…❤ビックリしちゃったかしら?」
「…ふふ❤それならよかったわ…❤ね…❤それじゃ…さっきの続き…もっとシましょう…?❤」
「まずはナニからシましょうか…❤手?お口?それともおっぱい…?うふふ❤あなたの好きなトコ…どこでも使わせてあげるから…❤」
「ぷはっ…❤ご馳走様…❤でも…まだまだ元気みたいね…❤あんっ❤もう…❤そんなに焦らなくても…❤今夜はあなただけの私だから…❤好きなだけ…出していいのよ…❤」
「ふぅ…お疲れ様…❤もう朝なのね…❤その…スゴかったわね…❤私…なんだか一度スイッチが入ると…止まらなくなっちゃって…❤」
(昔から気が付くと、主人が気を失って倒れてる…なんてことしょっちゅうだったし…❤)
「でも…あなたも似た者同士みたいで…安心したわ❤おかげさまで…今夜はすごく燃え上がっちゃった…❤」
「もし…もしまたどこかで会えたら…また…ね…❤ちゅっ❤」
あなたは強い快感の余韻と深い充実感に包まれ、彼女に見送られるようにそのまま眠りに落ちた。
目が覚めるとそこはいつもの自室で…例の部屋はおろか、酒場にいた痕跡すらなくなっている。
自分は夢か幻でも見ていたのだろうか…?そんな疑問を浮かべながらも、現実に意識を戻す。今日は昼から予定があったのを思い出し、ログアウトする準備を始めた。
その手首にはうっすらと、腕輪の痕が残っていた。
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2024-09-18 15:16:46 +0000 UTCooo
2024-09-16 02:32:32 +0000 UTCyukinto
2024-09-15 12:00:55 +0000 UTCオロミス
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