「いやああああっ!」
少女の悲鳴が響き渡った。
無数の触手が少女の身体に巻き付き始めた。
少女は身を捩って逃れようとしたが、華奢な手足に次々と触手が絡みついていった。
「うっ、いやっ!」
手足をがっちりと固められ、芋虫のように這うことしかできなくなってしまった。
地面の上で動けなくなった少女にさらに大量の触手が絡みついた。
「ひっ!うぐっ・・・」
少がっちりと身体を固められた少女は緑色のミイラのようになってしまった。
元までがっちりと巻き付いた触手から顔だけが出ているような格好だった。
冷たい触手の感触が身体中をくすぐった。
「んあっ、ひやっ!」
むずがゆさのあまり身を捩ろうとしても、がっちりと巻き付いた触手がそれを許さなかった。
「ああっ、いやあああっ!」
すると、首元まで絡みついていた触手が少女の顔に伸びてきた。
少女の口元に触手が絡みつき、口は完全にふさがれてしまった。
「んんっ!もごもごっ!」
少女は声を上げることすらできなくなった。
少女の顔が青ざめ始めた。
「んごごっ!んぐっ!」
口元からくぐもった声が漏れていた。
額からは脂汗が噴出し、青ざめた顔を伝っていた。
口元を塞がれ、うまく呼吸ができないのだ。
触手の隙間は狭く、新鮮な空気がなかなか入ってこない。
固く閉じた瞳からは涙がこぼれた。
しかし、締め付けが緩むことはなく、さらに拘束する触手が増えていった。
触手が少女を目隠しするかのように伸びてきた。
無数の触手が少女の顔を隠すかのように巻き付いてきた。
「~ッ!」
少女の顔は緑色の触手で完全に覆われてしまった。
触手でできた仮面の下ではどんな表情をしているのかすら分からなかった。
触手に覆われていないのは、茶色いおさげ髪と白い三角巾だけだった。
首までがっちりと固められ、ほとんど動かすことはできなかった。
少女は身体を小刻みに震わせていたが、白い三角巾が風に揺れるだけだった。