
◆ ――戦がはじまる。 第六魔王決戦都市。今、人類の命運をかけた決戦決闘。 コロシアムは異様すぎる熱気に包まれていた。 その熱気、年末に執り行いし格闘技、男の祭が如く。 観客席からは既に大量の流血沙汰が流れており、尋常ならざる気配が満ちていた。 「レディース&ジェントルメーーーン!ウェルカーーーーームトゥ...

序章 ◆ ――ロードレスが勝利。 第六魔王決戦決闘。 決戦都市の『ロードレス』と四天王の戦いは、ロードレスが勝利。 コロシアムは熱狂の渦に包まれていた。 「聖女様……この奇跡を、どうか讃えてください……! 勇者は……やはり……」 勝利を見たハーフプリーストは、感動を全身で表現するかのように祈った。 彼女の声は透き通...
◆
――落ちていく。
(――誰が?)
――落ちていく。
(何を)
光も、音も、時の流れさえも。すべてが溶け合い、輪郭を失い、限りなく深い闇へと呑まれていく。
しかし、その絶対的な暗黒の中、影のように浮かび上がるものがあった。
闇の奥底に揺らめく幻影。光を持たぬはずの空間に、それは歪んだ鏡のように映し出される
どこまでも、どこまでも。


過■が映し出される。
異■が映し出される。
自分の過去、自分の可能性がよぎる。
墜ちていく、どこまでも。
その時
「……待って!」
一筋の光が走った。
それは最初、かすかな輝きだった。まるで深淵世界の亀裂から漏れ出す黎明の光のように、儚く、それでいて確かな存在感を持つもの。
漆黒の闇に染まりきった空間の中で、その輝きは次第に広がり、やがて降り注ぐ聖なる光へと姿を変えていく。
そして、その光の中心に――彼女はいた。
長い髪が、ゆるやかに宙を舞い、神秘的な光を反射する。静かに開かれた瞳は、全てを見透かすような威厳と慈愛を湛えていた。一瞬、まるで神話の聖女がそのまま現世に降り立ったかのような姿だった。
「手を!」
声が、闇を切り裂くように響く。
その存在は、矛盾そのものだった。
淡く光を受け止める白い肌は、どこか神聖な気配を纏い、触れれば穢してしまうのではないかと思わせるほど。しかし、その身体の輪郭はあまりにも淫らだった。豊満に膨らんだ双丘は、聖性を嘲笑うかのように衣の内で形を主張し、腰の曲線は悩ましげに揺れ、あどけなさすら残る細い指が、無邪気な仕草で唇をなぞる。
長い髪がふわりと宙を舞うたび、まるで天の祝福を受けたように輝く。しかし、その瞳は違った。揺れる紅玉のような瞳には、底知れぬ稚気と甘美な戯れの影が潜み、見る者の理性を愚弄するかのように艶やかに瞬く。
――神聖と背徳。光と闇。
その姿は、まるで神に造られた悪魔だった。
(それもまた良し)
手を伸ばす。
光が広がり、上昇していく。
まるで海底から浮上するように。そして
あなたの世界が始まる。

この後 ~ キャラメイク。 あなた=主人公。 選択によって、主人公のステータスが変化。 あなたの性質がステータスに反映。 前に書いたかもですが、没プロトタイプ増えたので記載。 下記は没版(いくつかは使われるかも) 困難な状況に直面したとき、どう対応しますか? A. 力で突破する!(攻撃 +2) ...