髪を伸ばす時の感覚は長距離を淡々と走る時の感覚に似てる。
自分でもよく分からない何かに絶え間なくずっと耐え続けてるような。
ぼさぼさに伸びた癖毛をばっさりいく時、肉体から切り離された長さの分だけ人生が軽くなる心地がして、思ったより上手い感じに切れてもなぜか毎回必ず少しだけ寂しい。
あっても邪魔くさいだけなのにね。
とゆうか汗で髪が張り付いてうざくなりだす初夏頃に切るべきで、これから寒くなるんだし今はむしろ伸ばそうよと思う。
冷静に考えれば分かるのに、なぜかいつも判断を間違う。
間違ってから「あ、間違えた」と気づく。
でもまあどうでもいい。
お気に入りの帽子あるから。
ウールのもこもこしたかわいいやつ。