冒険者(被害者)ステータス
「ふんふ~ん♪」
最初のダンジョン攻略が上手くいった私は意気揚々と次のダンジョンに挑んでいた。
ギルドの受付にはまだ早い。と言われはしたもののやってみなくちゃわからない。
出てくる魔物だってあの時倒したスライムと同・・じ・・・あれ?
想像より大きく強靭な粘液の塊にあっという間に覆いかぶされ、
ぬじょり・・という耳障りの悪い音と感触に包まれながらわたしは意識を手放した。
ぐじゅり・・ぬちゃ・・くちゅっ・・
「・・・うっあっ!?んっ!?」
下腹部の異常な疼きに目を覚ます。
身動きが取れない上に頭は不鮮明・・それでも確認のため視線を下に向けると・・。
ぐじゅり・・ぞる・・ぬちゅ・・
一糸まとわぬわたしの秘所を触手が這いずり蠢いていた。
「いっぎっ!?いやっ!!んっ!?」
一体いつからこうなっていたのかわからないほど
ぐちゃぐちゃになった自らの秘所を 視認しまったが最後。
それまで蓄積した刺激が、快感となって全身を駆け巡り脳が真っ白になる。
「うぁあ!ああ♡ああぁ♡いっぐぅ!あぁぁぁああ!!」
・・・
「お、やっと起きたか。やれやれ・・。」
悲鳴だか矯正だかわからん叫びをあげて被検体が目を覚ましたことを確認する。
ここに連れてきてすぐさま装備を剥いて数時間あの状態だったが・・。ずいぶんねぼすけなことだ。
「とはいえ、今ので発狂しちまってれば楽なもんだが、どうだ?」
「あっぐっ・・♡あんた・・んっ・・何者っ♡よ・・・離してよ・・・んっ♡」
「・・なんだ、全然意識はっきりしてんな・・手間かけさせんじゃねぇよ。」
・・・
ローブ姿の男が立ち上がり近づいてくる。覗く顔は町で見た賞金首の魔導士に似ていた・・しかし蠢く触手のせいで碌に思考も働かない。
「てめぇにゃこれからこの魔石で俺の忠実な下僕になってもらう。 そこにてめぇの自我はいらねえ。わかるな?とっとと狂っちまいな!」
「はぁ・・?バカなんじゃないの?んっ♡そんなのお断りよ!」
さらに激しく蠢きだした触手にぐちゃぐちゃにされる思考をなんとか繋ぎとめて強がりを言う。
男は顔を歪ませる。
「あー。やめだ。こいうのは性に合わねえ。あのスライムごときに瞬時に拘束される程度の冒険者・・どうせ大した性能もスキルもないんだろ?そもそも頭も悪そうだし脳の状態が多少悪くなっても問題ねーだろ。」
「は・・?」
勝手に一人で何を言ってるの?わたしの・・脳がなんだっ・・て・・?なんだかすっごく馬鹿にされてるのに思考が働かない、下半身はもう快感しか感じなくなってる・・。
ゴリ・・
額に何か押し付けられたそれは杖のようだった。何をされるのかわからない。こわい。いやだ。しにたくない。きもちいい。たすけて。
「じゃぁな。躰のほうには期待してるぜ?」
邪悪な笑み、最悪な状況、快感で思考はぐちゃぐちゃ・・
「まっ
バジッ
・・・
ぷしゃぁぁぁぁああ
瞬間その肉は大量の愛液と潮を噴き出していた。
理性や精神で繋ぎとめていた最後の一線はスパッと消え去り、躰の全てを触手に委ね、快感をただ受け入れてそのまま反応するだけの肉になった。
“んあぁぁぁあああ♡おおん♡あっあっ♡ひんっ♡あぁぁぁぁああ♡♡”
壊れた肉人形と化したそれをよそに触手に指示をだす。
「まったく無駄なことさせやがって。おいっ!とっととそれ持ち上げろ!」
じゅるり・・
噴き出した愛液や潮を舐めとるように蠢いていた触手は指示通りガタガタと快感に身を委ねるだけの肉を持ち上げる。
「じゃ、はじめっか♪」
魔石に自らの魔力を注ぎつつ肉の胸の少し上あたりにあてがう。
すぐに癒着し肉に魔力を流し込み始め、びくびくと体を震わせ一切の抵抗なく魔石から魔力を受け取る肉はすぐさま変化が訪れた。
変化の開始を確認し、遠巻きに腰掛け肉の観察をする。
全身がほのかにピンク色に染まり、足は癒着し一本になったかと思うとそこからずるりと後方に伸びていき、その先端から背中に向けて鱗が形成され、前面は下腹部まで蛇腹に覆われた。
背面の鱗は背骨を伝い首の後ろまで成型したようだ。
「ラミアだったか・・悪くはねぇな。」
ひとりごちて観察を続ける。
全体的に尺を伸ばした体は舐めかましくくびれ、その躰はラミアとして申し分ない変異を遂げている。 肘から先も鱗と蛇腹に覆われ手先はしなやかかつ鋭い爪が生えそろい、小ぶりだった胸は何サイズか大きくなりサイドから恥部を隠すように鱗が形成されていた。
気が付けばロングヘアーになっていた頭部からは長く先割れた舌が垂れ下がり、口の端は裂け、目は瞳孔が細く鋭くなり瞳は金色に怪しく光っている。
「ふしゅる・・」
時折咽喉から蛇の威嚇音のような呼吸が聞こえる。脳の再構成も進んできているようだ。
大まかな形が整ってきたところだが中身の変化はもうしばらくかかるであろうことが想定されたため、一旦休むことにした。
「そいつを牢に入れとけ、後で見に行く」
そういって部屋を後にした。出来上がりが楽しみでしょうがない。
・・・
ふしゅる・・
「起きたか・・俺がわかるか?」
・・・ごしゅじんさまだ!
「ふしゅるる・・」
「あー。やっぱ言語野はぶっ壊れたか。暴れださないあたり認識力は大丈夫か?」
すき♡
すき♡
ごしゅじんさま、すき♡
「おうおう・・元気よく尻尾振っちゃってかわいいのはいいことだが・・ お前がなんだったのか覚えてるか?」
・・??わからない。ごしゅじんさますき♡
「首をかしげてるだけ・・か。破壊したのは人格だけ、生生前の記憶や学習状況は多少なりとも引き継いでると思ったが・・」
しゅきぃ・・♡
「おいおい・・対面してるだけで発情するとは・・恥ずかしくねえのか・・?」
ぐちゅぐちゅ・・
きもちー♡
ごしゅじんさま♡♡しゅきぃ♡
「勝手に自慰し始めやがった・・。やっぱこのままじゃ話にならんな。ちゃんと新しい自我と脳を統合してやらねぇと。」
くちゅくちゅ・・
しゅきぃ・・♡
「おい。こっちに頭向けろ!」
・・!ごしゅじんさま・・なに?なに♡
「ふしゅるる・・♡」
「ちょっと待ってろ・・今調整してやっから。」
なんだろぼぅっとする・・ぽかぽかしてきもちー♡・・しゅ・・き・・♡
・・・
目の前でラミアは甘イキしながら目をとろんとさせている。
意識が休眠したことを確認しラミアにめぐる自身の魔力を手繰り調整を試みる。
「手間かけさせやがって、その分しっかり働いてもらうからな・・♪」
数時間に及ぶ調整が終わり横たわるラミアを後目に部屋を後にする。
「そういやあの肉の名前聞いてなかったな・・。後でなんかつけてやるか。」
・・・
ぼんやりと意識が覚醒する・・随分長い間まどろんでいたように感じる。
「どうだ?」
声がした。そちらを向くとご主人様がいる。
このダンジョンの頂点であるご主人様。わたしのご主人様! 私に流れるご主人様の魔力が共鳴し熱を帯び下腹部がうずく。 どうしようもなくこの躰はご主人様を求めてる。
「ふしゅる・・」
声が出ない・・代わりに呼吸音で返事をした。
「ふーむ。その感じからして状態は良好のようだな。よし、出てこい。」
お呼びいただけたので部屋を出る。ご主人様が目の前にいる。
「じっとしてろ・・どれ。」
全身を触診される。触られるたび甘イキする。
くちゅ・・
「ふっあっ♡」
「なんだ、嬌くことはできるじゃねぇか」
ご主人様に秘所をなぞられてイッてしまった・・うれしい・・♡
「あとは・・名前をくれてやる。喜べよ?」
「ふしゅる!」
ご主人様に名前を付けていただける!これ以上ない多幸感でいっぱいになる。
「・・レミィ。これが俺に隷従するラミアの名だ。」
わたしの胸に輝く魔石に手をかざし、ご主人様の魔力で新しい名前・・隷属の証をわたしの魂に刻みこむ。
完全にご主人様の”モノ”になった実感がえも言えぬ快感を呼び、この躰は恍惚で満たされ震えていた。
この魂たとえ躰が朽ちようともご主人様と共に・・わたしはそう誓うのだった。
・・・
魔物ステータス
マウンテン
2021-06-26 23:13:50 +0000 UTCate
2021-06-15 22:48:54 +0000 UTC