【番外編】幼い少年に憑依されたキャリアウーマンのその後(幼い少年に憑依された女性の改変日誌より)
Added 2024-03-24 09:19:44 +0000 UTC本編はこちら↓
「やっぱり、何かがおかしいわ・・・」
ある朝の休日。
一人の女性が部屋の中で何やら考え事をしていた。
「掃除洗濯なんて、昨日まで普通にやっていたじゃない・・・なのに、突然できなくなるなんて、絶対におかしい・・・」
自身に起こった異変に頭を抱えながら、彼女は考え事を始める。
床には、綺麗好きな彼女からは想像もできないほど脱ぎ散らかったスーツやシャツが散乱していた。
「まるで自分じゃない誰かがいるような・・・でも、そんなこと普通あり得ないし・・・」
昔から霊感があることを自負していた彼女。
何者かに体を乗っ取られたような感覚を肌で感じながらも、確証が得られず、途方に暮れていた。
「とにかく、テレビでも見て落ち着きましょう」
テーブルの上に置いてあるリモコンを手に取り、スイッチをつける彼女。
ちょうど朝の7時半から始まる『ジャスティスライダー』のチャンネルに切り替える。
「やっぱり朝は『ジャスティスライダー』よね」
彼女はリビングの椅子に腰かけながら、ジャスティスライダーを見続ける。
途中、怪人に追い詰められボロボロになったヒーローを見て、彼女は思わず声をあげる。
「ジャスティスライダーが負けちゃう!がんばれー!」
椅子から立ち上がり、テレビの真ん前で手に汗握りながら応援を始める。
そして、番組もクライマックスを迎え、ついに怪人にとどめを刺すいつもの展開に変わっていった。
『これでお終いだ!いくぞ!!!』
テレビの中のジャスティスライダーが、お決まりの必殺技を繰り出す瞬間になり、彼女もニコニコと笑顔を見せながら勇ましい顔つきに変わる。
『ライトニング・・・キーック!!』
「ライトニングキーック!!」
ヒーローと同じ必殺技をテレビの前で繰り出す彼女。
見事怪人を撃破し、エンディングテーマ、次回予告までひと時も目を離さず番組を見届ける。
「ふー面白かったぁ、ジャスティスライダーは最高ね!・・・よし、そろそろこの異変を確かめに行かなくちゃ・・・」
彼女はテレビの電源を落とし、出かける準備をし始める。
部屋を移動し、服が入っている収納ボックスを開く彼女。
「・・・あ、あれ?私、こんなパンツ穿いてたっけ?」
収納ボックスの中から、白の綺麗なレースが施された高めのパンツを摘まむようにして持ち上げる。
「私はいつもブリーフを穿いていたような・・・はっ!もしかしてこれが異変かもしれないわ!」
違和感を感じたらまずは疑う。
そう心に決めていた彼女は、少し戸惑いながらも、手に取ったパンツを穿き始める。
「なんか変な感じ・・・股間ものっぺりしてるし・・・い、いやいや!これが普通なのよ!うん、絶対にそう!」
頭の中に残る自分ではない感覚に襲われながらも、それに抗うように自分に言い聞かせる彼女。
その後も今まで自分が着ていた記憶がないものに対して違和感を抱きながらも、何とか着替えを済ませる。
白シャツにジーパンというシンプルなスタイルに着替えた彼女は姿見の前に立つ。
「うわぁすっごいきれい!ママよりかわいくなってるから、この格好なら外歩いても恥ずかしくないわ!」
薄っすらと残っている見ず知らずのはずの『ママ』の姿を思い浮かべながら、鏡に映る姿に満面の笑みを見せる。
その後、彼女は鼻歌を歌いながら家の鍵を閉めて玄関を出る。
「いってきまーす!」
子どものような大きな声で外出の挨拶をすると、彼女はいつものように買い物へと出かけていくのだった。
―――――――――――――
自宅であるオートロック式のマンションの近くにあるショッピングモール。
休日は家族連れで賑わうこの施設は、近年出来たばかりの新しい施設ということもあり、平日でも老若男女問わず多くの人で賑わっている。
特に土日ともなるとその賑わいは一段と激しくなり、老若男女から家族連れまで様々な客層が行き交う。
そんなショッピングモールに足を運んだ彼女は、真っ先に行きつけのアパレルショップへと向かう。
「いらっしゃいませ~!」
彼女が店内に入ると、すぐに女性店員の明るい声が耳に届く。
「あ!島野様!本日も来ていただけたんですね~!」
「ええそうね、この店結構好きだから」
大人向けの少し落ち着いた雰囲気の店ではあるが、店内はしっかりとした清掃が行き届いており、店内を漂う香水や化粧品の匂いにも不快感はない。
「いつもご来店ありがとうございます!本日もお洋服をお探しですか?」
「ええ。特に欲しい服とかは無いんだけど……何か新しいものでも入っているかしら?」
店員と慣れた様子で話す彼女。
元々ファッションセンスに自信のある彼女にとっては、こういう大人びた店には昔から足を運んでいた。
「そうですね……先日最新作のものも入っていますので、この辺りなんかオススメで…」
近くにあった商品を手に取り、彼女に見せようとした女性店員の動きが一瞬止まる。
視線が胸の辺りで止まると、申し訳なさそうな顔を浮かべながら、まわりに聞こえないように彼女の耳元でつぶやき始める。
「あ、あの~……島野様?その~…む、胸、どうされたんですか?」
「うん?胸?」
「わ、私の見間違えかもしれませんけど……その……乳首がシャツの下から浮かび上がっているように見えて……」
「え?」
女性店員の言う通りに胸元を見ると、彼女の乳首は生地を押しのけんばかりに大きく勃っていた。
本来であれば、慌てふためく場面にもかかわらず、彼女は平然とした顔で店員に返す。
「ええまぁ…乳首ですけど……それがどうかしたんですか?」
「え!?あ、いえ、その~…ブ、ブラジャーとかは……?」
「ブラジャー??」
不思議そうに首をかしげる彼女に、店員はさらに心配そうな表情を浮かべる。
「あ、あの~……島野様?ブラジャーをしてらっしゃいませんよね……?」
「え?ブラジャーって何ですか?」
彼女が言った瞬間、女性店員の方が予想外の返答に驚いたのか慌てふためく。
「え!?いや……その……えっと……胸を支えるものなんですけど……」
「胸を支えるもの……?この胸に何か付けるんですか?」
彼女は自分の胸を下から支えるように持ち上げると、シャツをめくり上げて店員に胸を見せつける。
店員の目には、豊満な彼女の白い胸と、その胸から顔を覗かせる大きな乳首が目に映る。
「し、島野様!!?こここ、こんなところでおやめください!!決してふざけているわけではないんですよね!?」
「え?私大真面目ですよ。何か変ですか?」
『ブラジャー』というものがどういうものなのか本当に興味本位で聞いている彼女。
女性店員は、慌てて彼女の服を下ろすと目を逸らしながら声をかける。
「島野様…た、多分お疲れなんですよね?今日はゆっくりとお休みになったほうがよろしいかと……買い物はいつでも来られるわけですし、私も待っておりますので!」
「え~……そうですか?」
少し不満そうな顔で頬を膨らませる彼女だったが、女性店員は申し訳なさそうに頭を下げると、慌ただしく他の客の対応をし始める。
「う~ん……」
その場にいても仕方がないと思った彼女は、そのまま店を出ることにした。
店を出た彼女は、大きく伸びをすると気分を入れ替えるように深呼吸をする。
「何であんなに慌ててたんだろ…‥何か変なところあったかしら?」
彼女は一連の異変を確かめるように先ほどの自身の店内での振る舞いを思い返す。
「…やっぱり特に変わったところはないわね。ま、いっか」
自分が何か変なことをしたわけではないと確信し、そのまま歩き出す。
「ちょっとお手洗いにでもいこうかな」
そう思った彼女は、退店した店の向かい側にあるトイレへと向かう。
そのまま何食わぬ顔で『男子トイレ』に入ろうとした瞬間、彼女は慌てて外に飛び出す。
「あ、あぶないあぶない…‥またこの感覚…私、女なのにどうして男子トイレに入ろうとするのかしら?」
もし自分が男子トイレに入っていたら大惨事だったことを思いだし、ホッと胸をなでおろす。
「さてと……トイレは特に気をつけないと……」
今度は『女子トイレ』の中に入る彼女。
個室の扉を開き、個室の扉を開き、中に入ると彼女はすぐに鍵をかける。
「ふぅ~……これで安心ね」
事前に気が付いた異変を回避し安心した彼女は、トイレの便座を上げ、ジーパンとパンツを一緒に下ろし、おまんこを突き出すと『立ちション』の姿勢を取る。
「え~と……確かおしっこするときは……っと」
彼女は慣れた手つきで、おまんこの入り口にある尿道口を指で押さえると、そこから黄色い液体があふれ出し、便器の中へと落ちていく。
「ん~……」
彼女は気持ちよさそうな声を上げると、じょぼじょぼと音を立てながらそのまま放尿を続ける。
トイレの外では、はしたない放尿音を耳にした他の客がいけないものでも見るような視線を彼女のいる個室に向けていた。
「……あっ!?ちょ、ちょっと!……あ~またやっちゃった…」
勢いを失った小便が、彼女の下着とジーパンを濡らしていく。
彼女は恥ずかしそうに顔を赤らめると、トイレットペーパーで濡れてしまった服を拭きとる。
「う~……なんか最近立ちション上手くできないんだよなぁ…」
立ちションで下着が濡れるのはよくあること。
そう言い聞かせながら、彼女はため息を漏らしつつ、トイレを後にするのだった。
―――――――――
「結局異変らしい異変は見つからなかったわね…」
ショッピングモールの1Fにあるトイレから出た彼女は、首を捻りながら歩いていた。
「でも、やっぱりおかしいはずなのよ…どこがおかしいのか分からないけど…」
悩む彼女の横をある一組の親子が通りかかる。
「ねぇねぇママ!今日、ハンバーグ食べたい!」
「はいはい、ケンの好きなもの食べに行くって約束だったものね」
「やったー!」
楽しそうに会話をする親子の姿。
その母親を見て彼女の動きが止まる。
「あ!ママだ!」
彼女は明らかに自身の親ではない女性を『ママ』と呼び近寄ろうとする。
しかし、すぐさま足を止め、抗うように頭を抱える。
「え!?……私、今なんて言ったの!?」
彼女はまるで『ママ』という呼び方が当然かのように発した言葉に戸惑いを隠せなかった。
「な、何でこの私があの女の人のことを『ママ』なんて呼ばないといけないのよ!」
まるで自分自身に言い聞かせるように呟くと、彼女はその場でピタリと足を止める。
「あ、あの人は私のママ……じゃなくて、ち、違う…私、私の名前は、ケン…違う違う違う!私は、島野 真紀…?そうだったかしら…?あれ……?そうよね……私は島野 真紀……?け、ケンじゃなくて…?う、うぅぅぅぅ」
彼女は頭を抱え、その場にうずくまる。
しばらくして、心配して近づいてきたモールのスタッフに声を掛けられる。
「お客様…?大丈夫ですか?具合が悪いのですか?」
肩を叩くようにして体調を確かめるスタッフ。
すると、突然元気よく立ち上がった彼女は、スタッフの顔を見て笑顔で話しかけ始める。
「うん!僕、大丈夫だよ!お姉ちゃん!」
「え?お、お姉…そ、それはどういう…」
明らかに自分よりも年上の女性にお姉ちゃんと呼ばれ動揺するスタッフをよそに、彼女はスキップをしながらその場を離れる。
「あーびっくりしたー!捕まっちゃうのかと思ったよ~…よし、もう一回確認しよっと!…えっと、僕の名前は島野 真紀…うん!大丈夫!それから~…うわっ!僕のおっぱいおっきい~!!モミモミモミ…あ~ん♡気持ちいい!ママみたいにおっきなおっぱいもあるし、気持ちいいから問題ないね!それに僕は女の人だからおちんちんもない!よし、大丈夫だ!」
人目に付きにくいモールの角で、股間を何度もたたき確認をする彼女。
「あ!そうだ!明日着ていくお洋服を買いに行かなきゃ!」
彼女は大きな胸を揺らしながら、ショッピングモールを駆けだす。
「ふふ~ん♪どんなお洋服にしようかな~♪」
スキップをしながら、先ほどとは打って変わり楽しそうに服を選び始めた。
彼女が選んでいく服を見て、周囲は怪しむような視線を向けていたが、それも構わず何事もないかのように服を購入していくのだった。
――――――
「ふあ~あ、よく寝た~‥」
大きなあくびをしながら起き上がる彼女。
「よいしょっと!」
ベッドから起き上がった彼女の服装は、子供用の電車がプリントされた青を基調としたパジャマだった。
キツそうにパンパンになっている胸元と丈が足りないズボンは、尻の辺りがはじけ飛びそうに締まっている。
「え~っと、朝ごはんは~……ジャスティスライダーチップスにしよ~!!」
彼女は、昨日スーパーで購入したカード付きのポテトチップスの袋を開き、バリバリと食べ始める。
袋の裏についているカードの包装を開けると、中に入っていたカードをまじまじと見つめる。
「やったー!!ジャスティスライダーのキラカードだ!!」
彼女は大きな胸を上下に揺らしながら嬉しそうにその場で飛び跳ねる。
「あ!もうこんな時間!?急がなきゃ!!」
時計を見た彼女は慌てて立ち上がる。
その場でくるくると回りながらズボンを脱ぎ始めると、身に着けているものを全て脱ぎ始めた。
あっという間に下着姿になると、近くにあった鏡の前に立ちポーズを取り始める。
「僕は女の人だから、ちゃんとパンティは穿いているね!それに、おちんちんな~し!お股のお毛毛ボーボー!おっぱいボインボイ~ン!!な~んにもおかしなところはないから大丈夫!」
パンツを伸ばして股間を確認したり、その場で飛び跳ねて胸の揺れ具合を確かめる彼女。
しっかりと自分が女性であることを再認識しているようだ。
「えっと、これはどうやって着るんだっけ?」
彼女はブラジャーを手にして戸惑い始める。
「分かった!腰に付けるんだね!…んしょ、うわ~すごい!変身ベルトみた~い!!」
彼女は、ブラジャーを腰に巻き付けると、嬉しそうにその場で何度もジャンプをする。
「えっと、次は上着!」
そのままの勢いで上着に手を伸ばした彼女は、上着を着るとボタンをかけ始める。
「あれ?うまく……できないよ……?う~ん……よいしょ!えいっ!」
掛け違えた上着のボタンを外し、もう一度挑戦するが、やはりうまくいかずさらに掛け違えてしまう。
「ふえぇぇぇ……ママ助けて……」
半べそをかきながら、鏡の前でまごまごする彼女。
しかし、当然ながら『ママ』は現れない。
「ぐすっ……もうこれでいっか…」
右手で涙を拭いながら、ボタンを掛け違えたままのシャツをそのままにする。
「早くしないと遅れちゃう!」
彼女はそう言うと、小さい子供が穿くようなズボンを手に取り、お尻を押し込むようにして無理やり穿き始める。
「ううっ……き、きつい……」
パンツが食い込み、お尻と股間の割れ目がくっきりと浮かび上がる。
それでも彼女は穿くのを止めず、今度は大好きなヒーローのリュックサックを背負うようにして肩に掛ける。
「よいしょっと!これでよし!」
最後に帽子を被ると、彼女は再び鏡の前でポーズを取り始めた。
「僕は女の子!名前は島野真紀!ジャスティスライダーが大好きで、いつも変身ベルトで変身するんだ!会社でも主任さんだから、頑張っちゃうよ!!おー!!!」
右手を高々と突き上げ、玄関へと走って向かう彼女。
「いってきまーす!」
元気よく声を出しながら、彼女はいつも通り会社へと出勤するのだった。