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クラブ3〜4

第3話『あっちの図書館いってみない?』


 シャムくんが指をさし、3人に言います。

「あっちの図書館いってみない?」

 写生の時間、どこで描いてもいいということでクラスのみんなは学校中に散らばっています。先生も男の子グループも女の子グループも、のびのびとキャンバスと絵の具を片手に。

 そんな中、シャムくんが提案したのは、取り壊し予定のために立ち入り禁止になっている旧図書館のことです。


「と、図書館ですか!?」

 すっとんきょうな声を上げたのはサルくんです。それもそのはず、図書館の性教育の本でひとり、エッチなことをしているのをシャムくんに見つかって勧誘された子なのです。だからそんな反応なのでしょう。普段は真面目な風紀委員だけに、その強すぎるえっち欲を大っぴらにできないからかも知れません。


「自分はいいよお」

 大人しそうに頷いたのはヤギくんです。クラブの噂を聞きつけ、愛読しているエッチな本を持参してシャムくんと並んで読んだ仲だからでしょうか、嬉しそうです。特に本を参考にしてお互いの柔らかい胸を刺激し合った仲だというのも、あるかも知れません。


「オイラもいく〜」

 のんびりとそう言ったのはタヌキくんです。まだクラブに入って日が浅く、いつもみんなが気持ち良さそうに出すところをジッと見ているのには理由があって……。


「じゃあ先生に見つからないように、出発!」

 みんなの了解を得られたシャムくんはご機嫌です。絵筆を青空に突き立てて、4人パーティを先導していきます。こんな距離でも勇者な4人にとっては大冒険なのですから。


 立ち入り禁止のテープをかいくぐり、そっと潜り込んだ旧図書館の中は静まり返っています。今は本も新図書館に移動してあり、がらんどうの古い本棚だけが立ち並んでいるのです。

「…………う〜……僕、やばいかも」

 まだ何も始まってもいないのに、既にサルくんは短パンの前を膨らませてしまっています。毎日のように性教育のコーナーで気持ちよくなっていた記憶が蘇ってしまったからに違いありません。

「えへへぇ、そうこなくっちゃ」

 シャムくんとしてはもちろんそういう意味でクラブのみんなを誘ったので嬉しそうに「うんうん」と頷いています。おっと、忘れてはいけません。

「カメラカメラっと」

 そうして好奇心旺盛な前向きえっち欲の権化であるシャムくんは提案します。取り壊しになるこの古い図書館に、ボクたちの匂いを付けてあげようと。

 可愛らしくもスケベな、射精マーキングというお誘いなのです。

「ここでさ、思いっきり出したら楽しくない?好きなとこに思いっきり出してさ、ボクたちの匂いでいっぱいにしちゃおうよ」

 サルくんは急に優等生、「そ、それは流石にまずいですよ」と。

 ヤギくんも焦ったように「そ、そうですよ」と続きます。

 タヌキくんは困ったように「ん……」とだけ。

「──なんてこと、今しかできないよ?」

 いつもとんでもないえっち提案でみんなを驚かせるシャムくんだからこそです。こんなチャンスは二度と巡ってはこないというのも、確かにそうなのです。3人は顔を赤くしながらも、ここで思いっきり楽しんだらどれだけ気持ちいいか、考えてしまっているのです。

 そう、毎回こうやってシャムくんのお誘いに呑み込まれてしまうクラブの仲間たちなのですから。

「じゃあみんな興味あるみたいだし、やっちゃおっか!」



 そうしてシャムくんが最初に擦り寄ったのはやはりサルくん。

 とっくに勃ち上がっている男の子部分を、柔らかい猫肉球がきゅうと握るのです。サルくんのちんちんは皮が被っていて普通サイズではありましたが、弄る回数が多すぎて左曲りになっているのが特徴的です。

 だからそれを想像しながら、シャムくんはねっぷりとした動きでサルくんのを気持ちよくさせようと頑張るのです。

「いいなあ、ボクもおなにーしてみたいなあ」

「あっ、あっ……シャム、くんっ……」

 ヤギくんもタヌキくんも、2人が抱き合うのジッと見ています。

 シャムくんはスリスリとサルくんの体温を感じながら、可愛くもいやらしい手付きで男の子部分をイジイジしていくのです。

「ここに来ただけで固くなってたもんね」

「…っ…あ……シャムくんの手……気持ち、いい、です……!」

「もう隠れてしなくてもいいんだよ?」

「それ、言わないでくださいぃ……!だ、だって……駄目だけど、止められなかった、んだから……ぁ…!」

 少しは罪悪感があったのか、そのことを言われると弱いサルくんなのです。

 しかもシャムくんはそれが分かっているからこそ、お勉強熱心なサルくんにこんなことまで頼んでくるのです。

「ボクにもセイキョーイク、教えてよ?」


 固くなった左曲がりのちんちんをコスコスされながら、シャムくんの蕩けるような笑みを向けられれば、サルくんも頷くしかありません。

「お、男の子、はあぁ……だ、男性器……んっ……興奮すると、ちんちんが固くなるです、それが勃起、勃起してぇ……ぁ……うう…っ…」

 小さく頷きながらシャムくんは身体を預けてきます、お互いの心臓がドクドクいっているのが嬉しくって、恥ずかしくって、サルくんは言葉に詰まりながらも続けます。なんとか先端の見えているちんちんの先からはえっちなお汁が止まりません。

「これ、僕の先っぽからぁ……出てる、でしょ…?これ、が……カウパー液っていう、気持ち良くなると、出る奴でっ……」

「それからどうなっちゃうの?」

 シャムくんのわかっているくせに、そんな質問。少し羨ましそうで、からかうような視線に射抜かれて、サルくんが登り詰めてしまうのなんてあっという間でした。

「……ッ…精液ッ、が…………で、出るです…!射精、これ、これぇえ……〜〜ッ!」

 シャムくんに腰を抱かれ、思いっきり出してしまうサルくん。向けられたのは空の本棚から壁など、好き放題な方向。あちこちに男の子のマーキングを施しながら、サルくんは1人でこっそりおなにーしていた時よりもずっと満足感を得るのでした。

「えへへ……すっごいね、羨ましいや」

 シャムくんも誉めまくりです。

「じ、自分もドキドキしたよぉ」

「い、いっぱい出たね……!」

 ヤギくんも、タヌキくんも。



「はい次のお客さま、どうぞお」

 シャムくんはそんなことを言いながらヤギくんを抱きしめます。おませなシャツ越しに、お互いのおっぱいが触れ合ってドキドキが止まりません。

「シャムさん……ほ、ほんとにするの?」

「サルくんの見て固くなっちゃったのはボクだけじゃないでしょ、期待してるくせにい」

「ンッ……!」

 そっとヤギくんに触れたのはシャムくんの手。それも服の上から、乳首と股間の同時にです。

「ヤギくんの身体いい匂いがするね」

「あ……手…あ………あ……」

 くんくんと鼻を鳴らし、子猫がミルクを求めるような甘い顔で首筋にスリスリしてくるのです。顔を真っ赤にしたヤギくん、短い尻尾をパタパタさせているうちに、シャツを捲られてズボンとパンツを下ろされてしまいました。

 柔らかい白い毛並みを晒すヤギくんに、サルくんもタヌキくんもドギマギです。

 シャムくんは両手でヤギくんの気持ちよくなる部分を可愛がりながら声をかけていきます。

「ヤギくん、おっぱい気持ちいいんだもんね」

「……あ……シャムさん…そ、それぇ…ぁ……ぁあっ…う…あんっ……」

「かわいー声でちゃうんだね、ボクもこんな風になれるのかな」

 興味津々のシャムくん、ヤギくんのはだけたシャツに短いマズルを突っ込んでフンフンと鼻を鳴らすのです。ひんやりとした鼻先で、ツンと立った乳頭に鼻チュウしてしまうシャムくん。


「ぅ…んん〜〜ッ………んーッ………」

 急にそんなことをされては、ヤギくんはどんどん興奮を深めてしまいます。2人きりならばともかく、サルくんもタヌキくんも夢中になって自分たちを見ているからもあるのでしょう。

「わ……濡れてきた!かうぱー?出てきちゃったね」

「お、おっぱいは……触っちゃあぁ……あ〜っ……!」

 それはきっと触って欲しいという合図だと、シャムくんにだって分かります。

「いいなあ、すごいなあ」

 右手でヤギくんの控え目なサイズ、可愛らしい包茎具合のちんちんをいじくりながら、シャムくんは口をそっと開けるのです。

「えい」

 掛け声と一緒に、小さな口でシャムくんの乳首をカプッっと口に含んだのです。続けて舐めていきます。

「ンンン〜〜ッ!」

 赤くヌルヌルした、猫科のザリザリとした舌がヤギくんの乳首を楽しくいじめていくのです。

「ほーんと、ヤギくんおっぱい好きなんだから」

 以前は自分も一緒くたに気持ちよくなったのに、シャムくんは今回はヤギくん優先でと頑張っていきます。右手でちんちんを、左手と口が両乳首を担当です。


「前に見せてもらったえっちな本みたいにするね?」

「待っ……あっ…シャムさ、んんっ……あ、あっ!」

 まるで搾乳するかのような、とっても恥ずかしくも可愛さのある追い詰め方がヤギくんを襲います。コスコスと男の子を扱き上げられ、白い毛並みの奥のおっぱいは二つの種類の気持ちよさで蕩けてしまいそうになるのですから。

 ヤギくんが声をあげるのだって、あっという間。

「ふあ、ああっ……それ、すごいよぉお…自分、もう、もう…………〜〜ッ!!」

 ヤギくんがお股を突き出すのを、シャムくんが優しくエスコートします。えっちな男の子マーキングの白い液体が、あっちこっちに飛び散っていくのです。幼学生にできる、限界の男の子臭さが溢れて止まりませんでした。

「えへへ、ミルク出たらもっと楽しかったのにねえ」

 シャムくんが期待するように言いました。

「ヤギくん、えっちでしたよ……!」

「うん!すごく美味しそうだった!」

 サルくんもタヌキくんも誉めてくれます。



 そうして最後、タヌキくんはもう我慢できなさそうに腰を揺らしていました。

「……え、えっとぉ……えっとオイラァ……」

「ごめんね、いちばんおっきいから最後にしたんだ」

 シャムくんのやわらかい手が、タヌキくんのお股の膨らみをタッチします。

「ンフゥッ……!」

「待ちきれなかった?」

 中身を確認するようにコスコスと撫でて、シャムくんはニコリ。

 タヌキくんはコクコクと頷き、あとはシャムくんに任せて脱がされていきます。

「わっ……やっぱりボクらの中ではタヌキくんのがいちばんだよね」

「あ…恥ずかしい、って……」

 シャムくんの言葉通りです。タヌキくんのちんちんは短いながらも太くて、たまたまだって立派な膨らみを誇っているのですから。下手な大人より、ちんちんが強いと言っても過言ではないでしょう。

 だからこそ、シャムくんは前々から考えていたことを実行に移します。

「いつもみたいに両手じゃなくってさ──」

 シャムくんもスルリと服を脱ぎ払います。こんなクラブを作っただけあって、お手のもの。

「ボクのおまた、使ってよ?」

「いっ、えぇぇ……!?」

 タヌキくんの目の前には、本棚に両手をついて可愛らしくお尻をフリフリするシャムくん。しなやかな尻尾もフリフリ、タヌキくんを誘っています。


 あまりのえっちさに固まるタヌキくん。

 シャムくんは待ちきれず、お尻を押し付けていき、お股の隙間にそのずんぐりとした固いのを挟んでいきます。三角形のいやらしい隙間が、タヌキくんのちんちんをキュンと包んだのです。

「どう……かな?」

「あ、あ、これ……すごいかも、すごいかも!」

 嬉しそうに声をあげるタヌキくん。

「ん…良かったあ……こ、こういうの、やってみたかったんだよね」

 未精通のちんちんを固くして、シャムくんはホッとしたようにお尻を動かします。まだわからない感覚だけれど、タヌキくんを気持ちよくしてあげたくて堪らないからです。

 2人がお尻と腰を可愛くぶつけ合わせていきます。とんとん、ぱこぱこ。

「腰っ…押し付けると、なんかびりびりするう……!」

「ボク、もっ……タヌキくんのおっきいので、おまたグイグイされると、なんか、なんかあ……」

「オイラこれ、好きかも……好き…動くの、止められ、ないかも……!」

「い、いいよ……ボク、もこれ……なんか嬉しくなっちゃうよ……ぉ…」

 サルくんもヤギくんも、出したばかりなのに自分のを慰めながら2人のおまたえっちに夢中です。

「……セックスみたい、です」

「う、うん……2人とも、えっちだよ……!」


 どうぶつみたいに恥ずかしい部分をくっ付けあって大騒ぎをすれば、タヌキくんが昇り詰めてしまうのなんて直ぐのこと。

「オイラ……オイラもう………可愛いお尻、シャムくんっ……シャムくん!」

 タヌキくんが頑張って太短いのをお股の下で前後させていくと、シャムくんもなんだか腰の下からじんわりとしたものが込み上げてくるのを感じてしまいます。

「んっ…お、おっきいの、がぁ!…アッ……これ、なんだろ、な、あぁっ」

「オイラァ…シャムくんに………出るーーッ!!」

 可愛らしいお尻をガッシリと掴み、タヌキくんが目をギュッと瞑って男の子液を出していきます。分厚い皮の隙間から、シャムくんのお股を抜けてあっちこっちへ飛んでいくのです。一生懸命なマーキングがしっかりと、図書館に匂いを付けるのでした。

 そうしてドキドキとした顔で震えているシャムくんが言います。

「あ、はは……ボクもなんか、すごいことになっちゃうとこだったかも」

 もう少しで何か掴みかけたシャムくんですが、ともあれみんなに労いの言葉をかけるのです。

「えへへ、みんなお疲れさまあ」


 ところが、終わったかと思いきや。

 シャムくん主導で遊んでいたのですが、3人分の精の匂いで強く興奮してしまったのかタヌキくんが立ち上がります。大人しかったタヌキくんですが、シャムくんに触発されてしまったのでしょう。

「……オ、オイラも好きにしたい!」

「えっ!?」

「あっ!?」

 まだ半端に固くなっているお股のサルくんとヤギくんを、タヌキくんが両手で抱き寄せたのです。

「シャムくん、撮っててね!?」

 言いながら勢いのまま、2人の腰をくっつけ合わせてその中心に食いしん坊な口を開きました。

「タヌキくん、ちょっと落ち着いてくださ、アアッ!」

「わあぁあ、こんなちから強かったの!」

 ビックリする2人、そのちんちんは少し期待するようにキスし合っている状態です。

「オイラ……もう、もう我慢できないって…!」

 タヌキくんが今まで堪えていた欲求を、ここで解放します。パクリと2本を咥え込んで、美味しそうに味わっていくのです。

「んんっ、そんなとこッ……!」

「舌ぁ、待って、待ってぇえ……!」


 サルくんにはこれが何か分かっています。

「こ、これ……が、フェラチオ、と、いううぅ……!」

 保健の教科書のおかげです。

「うあ……思ってたより、ずっと……!」

 左曲がりのちんちんをジュッパジュッパと舐められて、もう気持ち良くって。

「も、僕……目も開けら、な………立ってられ、なあ……!」


 ヤギくんは顔を両手で覆って恥ずかしそうに。

「ん、くぅう……タヌキくんのお口のナカァ……!」

 初めてちんちんを食べられて、もうどうにかなってしまいそうです。

「……あ……〜っ、おっぱい吸われるのもだけど──」

 こんな気持ちのいいこと、きっと。

「こっちも癖になっちゃいそうだよおぉ……!」


 タヌキくんはじゅぷじゅぷ、ぴちゃぴちゃ、れろれろと頑張ります。

「オイラ、ずっとみんなのを舐めてみたかったんだ……!」

 そう、タヌキくんは中々みんなには言い出せませんでしたが、そんな欲求があったのです。食いしん坊な気持ちのまま、自分の精液のエッチさに目覚めてしまったせいで、今までずうっとみんなのも舐めて、飲んで、食べてみたくて仕方なかったのですから。

 大きなあったかい口の中、分厚い舌、互いの擦れあうちんちんのせいでサルくんもヤギくんもまた蕩けた声をあげてしまうのです。

「僕ッ……もう、また……射精、しちゃ、うううぅ!!」

「ン、ひっくぅ……自分も、出ちゃ………………ウゥ〜〜ッ!!」

 タヌキくんのお口の中で、2人の恥ずかしいミルクがミックスされていくのです。満足そうな顔で、ごくりごくり、タヌキくんは本当に幸せそうな顔をするのでした。


 クタクタの2人。

 今日はいつも以上に下半身がじんわりと熱くなってしまったシャムくん、両手を胸に当ててみんなが気持ち良くなるところを頭の中で何度も繰り返しているようです。

「ボクも、あんな風に出せるように、なるのかな……なっちゃえるのかな、なっちゃうのかな」

 そんなシャムくんの肩を、タヌキくんが抱きしめてくれます。今まで通りにのんびりと、だけど少しだけ楽しそうに言うのです。

「シャムくんのも、はやく食べさせてねえ?」

「……ッ…」

 ゾクッと撫で肩を震わせますが、シャムくんはそれが少し楽しみでならないのでした。


 <第3話 おわり>


 * * *


第4話『さつえーしてるんだって?』


「さつえーしてるんだって?」

 そう聞いてきたのはキツネくん。

 放課後、シャムくんが1人でいるところに現れたのでした。

「うん」

 キツネくんは転校生で、この間来たばかりなのであまり良くは知りません。都会っ子で新しいもの好き、少し大人びているように見えることくらいでしょうか。 

「オレもそういうの?撮るのハマってんだ」

「ほんと?キツネくんもカメラ持ってるんだ」

 共通の趣味があれば直ぐに仲良くなれるのが幼学生です。

「カメラって、今時はスマホだろ?」

 おかしそうに笑うと、キツネくんはポケットから格好いいスマートフォンを取り出しました。ピカピカのケースに入っていて、田舎では全然見ないような品物です。

「わ、すごいね!」

 見せて見せてと大きな声をあげるシャムくん。

 ですがキツネくんは先生に見つからないかとキョロキョロ。

「見つかったら先生に怒られるから──」

「あ!じゃあ屋上いこうよ!景色も撮れるよ!」

 案内するよと、シャムくんはニカッと笑います、釣られてキツネくんも。


 屋上の錆びた扉をギギギと開ければ、ぐるりと鉄柵に覆われた校舎屋上です。放課後の少しワクワクする風が2人を出迎えてくれました。

「見て、みんながあんなに小さいよ」

「そりゃそうだろ」

 2人はそれぞれのカメラとスマートフォンで、景色や下校する友達を撮ったりしていきます。

 お互いに撮ったものを見せ合ったりしながら、キツネくんのスマートフォン自慢が始まります。

「良いだろ、転校する前に買ってもらったんだ」

「いいな〜」

 シャムくんの目もピカピカに光ります。

「クラスじゃ誰も持ってないんだ、いいないいな」


 そしてキツネくん、それを買って貰った経緯もそっと話します。お父さんのお仕事の都合でここに越してきたこと、もちろん前の学校の友達とは離れ離れになってしまったこと。そういった埋め合わせで、スマートフォンを買って貰ったという話です。

「うちの親、これでオレの機嫌取ってるつもりなんだぜ?」

 この土地から出たことのないシャムくん、聞いていたら少し悲しそうな顔になってしまいます。

「そ、そんな顔すんなよ。別にここが嫌いってわけじゃないって」

 キツネくんは焦ってしまいます、こんなにも親身になってくれたのが暖かかったからです。屋上入り口の裏側、2人は壁に寄りかかってスマートフォンの画面に顔を寄せ合います。

「そうだ、ほら撮ったの見せてやるから元気出せって」

 そう言って撮り貯めた前の学校の友達との写真、都会の風景を見せてくれます。こことは全然違う眩い夜景や、大きな道路、ゲームセンターで取った大きなぬいぐるみなど。

 これにはシャムくん、どれにも「すごいね!」と楽しそうな顔になるのでした。


 だからキツネくんが調子に乗って画面をスクロールし過ぎてしまいます。間違った内緒のフォルダーにまで指がいってしまい、ソレが写るとシャムくんが声を上げるのです。

「アッ!?」

「え、やばっ……!」

 画面に写っていたのはキツネくんが幼稚園服、それもスカートという女の子の格好でエッチなことをしている一枚でした。

 壁に並んだ2人は少しだけ黙り込んでしまいます。キツネくんが何かを言おうとしたよりも早く、シャムくんがそっと尋ねるのです。

「そういうの好きなの?」

 小さく柔らかい手でキツネくんの太ももを撫でながら、肩を寄せて言います。

「キツネくん、女の子だったんだ?」

「ち、ちがうから……!」

 からかうでもなくいシャムくんの言葉に、どう答えていいかわからない様子。

「似合ってるよ?」

「………………あ、ありがと」

 秘密の遊び、それを素直に褒められては悪い気はしないようです。でもキツネくん、流石に気まずくなっていっぱいの言い訳をせずにはいられません。


「いや!そうじゃなくて!あ、あれは妹の服で……!転校したから前の園のは要らなくなったから、だから──」

「もっとある?ボク、見たいな?」

 可愛く言うシャムくんに、キツネくんはドキリとしてしまいます。

「お前のほうがよっぽど……」

「なあに?」

「なんでもない!見ても引くなよな……!」

 ぶっきらぼうに言って誤魔化し、自分で撮った何枚もの女の子えっちの写真を見せるのを認めたのです。


 そんな中、シャムくんは「そうだ!」と楽しそうに言って支度。隣にカメラを撮影モードにして置きました。流石に慌てるキツネくんですが、ニコニコと「内緒にしたげるからさ?」と言われればどうしようもありません。

「お、お前のほうがよっぽど……」

「なあに?」

「よっぽどヘンタイ」

「えへへ、ありがとお」

 ただでさえ恥ずかしい写真をシャムくんに見せながらも、キツネくんは興奮して固くなった男の子の部分を服の上から弄られ続けているのです。

「……っとに…ぅ………あ……ッ…」

「気持ちい?」

「…な、なんでこんなに上手いんだよ……ぉ…あ……んっ……」

「ほんと?嬉しいなあ」

 伊達にスケベなクラブを立ち上げ、遊んできたわけではありません。

「ッ……ちょっと、ムカつく……し……ぅ…それ、やばぃ…ぃ………〜っ!」

 短パンに滑り込んだシャムくんの指が、キツネくんのちんちんを直に弄ったからでしょう。指先でエッチなお汁をかき混ぜながら、シャムくんはキツネくんをどんどん気持ち良くさせていくのです。


 その間にもカメラロールは進み、女子の幼稚園児、スカートをはだけてちんちんを見せびらかすキツネくんの写真があらわになっています。

「可愛いね?」

「……ァ……ァ……ウァッ…………!」

 短パンの中でこすこす、しこしこ。

「似合ってるね?」

「んっ……顔、近いって…ッ……」

 鼻息が、猫ヒゲがくすぐったいほどの距離感。お互いに興奮しているのは間違いありません、ドキドキの息遣いです。

 更にはキツネくんのスマートフォンには、動画まで保存されていました。それはライブ配信サービスをした時のもの。顔を隠したものでしたが、シャムくんには衝撃的です。カメラに向かってお尻を突き出して、お尻穴に縄跳びの棒を出し入れしては高い声で鳴いているキツネくんの姿の、なんて、なんて。

「みんなにえっちなの見せてるの?すごいね!?」

「すごくは、ねえって……これは、勢いで…………」

 言いながらもキツネくん、思い出してちんちんをヒクヒクさせてしまうのが簡単にシャムくんにバレてしまうのでした。


 そして動画では、スカート姿で女の子みたいな口調で視聴者に声をかけるキツネくん。

「すごいよ。女の子になれちゃうなんて!」

 しかも画面に見せつけるようにちんちんから白いのを出すところまで、バッチリと映っていたのでした。そんなのを見てしまえば、シャムくんは羨ましそうにドキドキと。

「ボクなんてまだ男の子にもなれてないのに」

 片手をキツネくんの短パンに突っ込みつつ、シャムくんはむっくりとした自分のお股も撫で付けます。切なそうに慰めますが、いつになったら男の子になれるのでしょうか。

 未精通なシャムくんに、あんまりだとキツネくんがつい言ってしまいます。

「お、お前をさ、オトコにしてやろっか……?」

 小さく言い訳みたいに続けます。園児服とスカート、ローションなんかもカバンに入っていること。帰ったらまたえっち配信するつもりだったから、さっきトイレでお尻の支度もしてたことを。

 ごにゃごにゃと言うキツネくんでしたが、シャムくんは顔をパアッと明るくします。

「せ、せっくすてこと!?したい!」

「………ま、まあ、そう…だけど」


 思い切っての発言を、あまりに簡単に受け入れたのでキツネくん、苦し紛れにこう言います。

「あ、ああ!別に都会じゃこんなのフツーだったし、そう、都会じゃアイサツみたいなもんだし!」

 キツネくん、優位を取りたいからって。

 そしてカバンから色々を取り出し、校舎屋上でのインモラルな着替えがシャムくんに披露されるのです。白ブリーフを脱いだ状態の、女子園児のスカート姿。少し長い髪を可愛らしい真っ赤なゴムで束ねると、その中性的な顔立ちと相まって女の子にしか見えません。

「か、かわいいね……!」

 でも直ぐ、少し不安そうなシャムくん。

「ボク……男の子になれるかな?」

「ばーか、オレがオトコしてやるって言ってんだ」

 壁に寄りかかって短パンからちんちんを出したシャムくんに、跨りながらキツネくんはエッチな顔で「心配すんな」と言ってくれたのです。

 腰を浮かせ、既にローションでトロトロのお尻穴でシャムくんのちんちんを擦ります。

「ほら、ヌルッヌルだろ」

「……え、えっちだね」

 そしてシャムくんのドキドキと、キツネくんのドキドキがシンクロします。

「こ、こうやってぇ……ド、ドーテー貰ってやる、からなぁ……ンンッ!!」

「わあ、ああ……あっ…ボクのちんちん、食べられちゃ、ぁああッ!!」

 可愛らしいサイズのシャムくんの男の子は、スカート姿のキツネくんのえっち穴にぱっくりと咥え込まれてしまいました。


 息を荒げて2人は頭をこつんと。

「は、はーっ……ちゃんと入ったろ?」

「ボク、鼻血でちゃうかも」

「はは、出すのはソッチじゃ、ないだろっ!?」

 直ぐにせっくすが始まります。キツネくんがからかうように腰を動かせば、はじめてなシャムくんにはどうにかなってしまいそうな刺激なのです。

「アッ……あ、あっ、あ!」

「ほら、ちんこで気持ちよくなってみろって」

 あったかいキツネくんの中で、シャムくんはクラクラしながらも腰から下が熱くなっていくのを自覚していきます。

「ん……これ…あ……ホント、気持ちい……!キツネくん、せっくす気持ち、いいよおッ……!」


 両手をシャムくんの肩に乗せ、キツネくんはえっちな動きと息遣い。

 でもシャムくんだって負けてはいられません。キツネくんがこんなにも頑張ってくれているのです、自分だって気持ち良くしてあげなきゃと。

「は、はっ!ボク……これ、好きかもぉ……キツネくん、キツネくん!」

「待っ、あっ……意外と、コンジョーある、なぁあ…っ……!」

「ボク……せっくす、好きかも……ん、ん!こう!したら、いい?」

「アッ……バ、バカ!きゅ、うに、動いたらあぁ……!」

 シャムくんの最初はおずおずとした腰使いも、次第に頑張り屋さんのそれになっていきます。どんどんえっちなことを学習していけば、シャムくんはキツネくんのお尻の中を楽しまずにはいられないようです。

「だ、だって、だってぇ……!」

「あ、っう……くッ……ぅううっ…あっ…あっ……」

 スカートと髪を縛ったキツネくんがあまりにも可愛くって、シャムくんはこんなことまで言ってしまうのです。

「ん!……んっ!…キツネくん──じゃなくてキツネちゃん、ガマンしないで?ね?」

 するとシャムくんのちんちんを、キツネくんのお尻がキュンと締め付けて反応します。

 ゾクゾクとした甘い感覚に蕩けた顔になったキツネくん、様子が変わってしまうのです。


「アッ……ンッ…ンンウ〜ッ!アッ!アッ!」

 高い声、甘えるような喘ぎ方、恥ずかしそうな表情。男の子だなんて信じられないような姿になっていくキツネくん。

「可愛いよ、キツネちゃん」

「ンッ……あ、あんまり言わない、で…ァ……ンンッ……」

 本当に困ったようで、本当に嬉しそうな顔です。

「髪もツヤツヤ」

「…ンウ〜ッ………ワ、ワタシ恥ずかし、いからぁ………アッ!アンッ!」

 とうとう女の子の言葉でシャムくんにしがみ付き、求めるように腰を押し付けてきてしまいました。

「お腹もスベスベ」

「褒められるの、慣れてない、から……アッ……気持ちよく、なっちゃう…ダメ、言わない、でぇ……!」

 シャムくんはそんなキツネくんが可愛くって堪りません。自分が恋愛漫画の主人公になったような高揚感の中、あったかい身体同士をぶつけながらも柔らかい言葉を。

「尻尾もフワフワ」

「シャムくんのほうが可愛い、のにぃ……アッ!こんな、しっかり固くさせてぇ……お尻、すごい、きてるからぁ……きてる、からぁ……アッ!ンンッ!」

 ぎゅううと抱きつき、キツネくんの限界が近いような声音。


 それがとっても愛らしくって、シャムくんは初めての感覚が腰の下から込み上げてくるのに気付きます。嬉しくって楽っくて幸せなゾワゾワ感、おしっこの100倍は気持ちのいいような、そんな。

「ッ……キツネちゃん、なんか、ボクなんか……出そう、かも、これかな、これなのかなあぁ……!」

 もう目も開けていられないシャムくん。ただただキツネくんを求めて、抱きしめながらぱこぱこと腰を打ち付けるだけです。

「い、良いよ!シャムくん、ワタシのナカに、出して、いいから………思いきって、良いよッ……!」

「ボク…ボクゥ……んんっ、キツネちゃん、キツネちゃんんん〜〜っ!!」

 今まで誰かをこんなにも強く抱きしめたことはなかったのではないでしょうか。シャムくんは小さな悲鳴のような声で鳴きながら、嬉しさが弾ける白い衝撃に襲われます。男の子の液が、量は少なくっても確かに出るのを感じるのです。どく、どくん、どくん。溢れるもどかしさ、キツネくんのお尻の気持ちよさ、互いの体温の温かさでふわふわの気持ちになれていくのでした。


 しばらく2人はぎゅううと抱きしめ合い、なんにも言いません。

 下校を促すチャイムが鳴ったあたりで、ようやくハッとなる2人。シャムくんがチクハグな性知識のままにキツネくんに笑いかけます。

「えへへ、赤ちゃんできちゃうかもねえ」

「そ、そしたら責任とれよな……!?」

「えへぇ〜」

 とても嬉しそうなシャムくん。

「ボクのためにいっぱいありがとね?」

「ま、まあな……!」

 とても照れ臭そうなキツネくん。

 そうして新しいメンバーとして、キツネくんもクラブに入ることになりました。もちろん、いま撮影した2人のえっちせっくす映像と、ようやくシャムくんが精通したという朗報と共に。


 <第4話 おわり>


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