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ウィンズロウ③

Chapter③

「──ご寄付をお願いします」

 牢の中で蹲るウィンズロウへと、白山羊神父の平坦な声がかけられた。ビクンと肩を震わせる様はかつて近隣に名を馳せていた冒険者とは思えないもの。小さな呻きと共にウィンズロウは護衛2人に両腕を掴まれ、引き摺り出されていった。

 またしても地下円形闘技場へと連れ出されたウィンズロウ。中央の魔法陣を見るだけで足が震えてしまっている。今日も観客席を埋める邪教徒たちの悪態がウィンズロウを出迎えるのだ。

「ははは、すげー格好してんなあ」

「ゴブリン様にヤられたせいでケツが疼いてんだってよ」

「ここんとこアナニー三昧で牢屋の前もくっせーからな」

 その姿は酷いもの。既に衣服など与えられもせず、自慢の黒の毛並みも自身の乾いた精液でカピカピと薄汚れてしまっているのだ。ゴブリンの汚精を飲まされてから、その肢体は鍛錬よりも自慰行為にのみ費やされていた結果がこれなのだ。

「う、うるせえ…んだよぉ♡み、見てんじゃ、ねえぇ……♡」

 護衛たちに突き飛ばされ、石床でもがきながらも何とか鋭い視線を周囲に向けるウィンズロウ。だがその股間の雄は必死なほどに勃ち上がり、丸見えの尻穴は指で慰めた跡がくっきりと残ってしまっている。

 体力を付けて反撃をと与えられた食事を完食しているのだが、その中に大量の発情剤が混入しているのが効いてしまっているのだ。


「ウィンズロウ様、そのような体たらくでは困りますよ」

 静かに隣立つ白山羊神父の声。ウィンズロウはここに来た目的を嫌でも思い出すのだ。

「ッ……寄付でも何でもして、さっさとこの下らねえ茶番を終わらせやがれ!」

 白山羊神父は小さく頷く。片手を上げて合図を送れば、対面側の柵が上がってまたしても一体のモンスターが現れる。

「今度はまた弱そうなスライム……どんだけ俺様をコケにすれば気が済むんだ…!」

 薄緑色のどこにでも居るであろう軟体魔物スライム。大人の腕ひとかかえ程度のサイズ感で、動きも遅く何の脅威にもならないような相手。

 だが中央の魔法陣が輝き出す。顕現する触手には高らかに握り締められた聖杯。もちろん中身だって満ちており、それがウィンズロウの何かしらの力であることはもう間違いない。

「ッ、また!くそ、やめろ!」

 極度の発情と自慰行為の連続で披露した肉体はあまりにも遅い。隣でただ歩いて追従してくる白山羊神父の方がよっぽど早い。スライムとの競争にも負け、聖杯は薄緑色の触腕に奪われてしまう。飲み干すというよりかは同化する、というような表現でスライムはその中身を取り込んだ。

「う…がぁ…………ッ……!?」

 スライムが光るのと同時、ウィンズロウはやはり嫌な悪寒に襲われて蹲ってしまうのだ。


「それでは、モンスター様と一戦まじえて頂きます」

 冷たい声にウィンズロウは顔を上げる。スライムがゆっくりと近付いてきているのを感じたからだ。

 今しがた悪趣味な『寄付』を終えているので祝福だ呪いだの件は終わっているはず。ここから先は単なる彼らの遊びに付き合わされているだけのこと。ウィンズロウは小声で「腕力が奪われたって、俺様にまだ雷魔法がある……!」と呟く。前回は不意打ちで口を封じられたせいで負けたからと自分を慰め、スライムの様子をうかがうのだ。

 ここでスライムを倒してしまっては白山羊神父も納得しないだろう。先ほど何を奪われたにせよ寄付自体は終わっているのだから、あとはこの場をどう切り抜けるかだけ。

「どうする……!」

 緩慢なスライムの追跡、ゆっくりとした触腕はウィンズロウに擦りもしない。

「流石はウィンズロウ様、懸命なご判断です」

 逃げ回って時間を稼ぐウィンズロウではあったが、白山羊神父は平然と続ける。

「ですが、我が教団の者たちはウィンズロウ様の痴態を待ち望んでいます」

 おさまらない勃起を揺らしながらも拳を構えるウィンズロウはその言葉など聞きはしないと無視。

「本当に申し訳ないです」

 そこでウィンズロウは自身の腹部に違和感を覚える。何かが腹の奥底で蠢くような感覚。目の前でのたうつスライムを睨めば、その正体に気が付かないはずもない。

「ま、まさかあの食い物の中にぃい……!?」

 食事に混入していたのは発情剤だけではなく、今回戦うことになるスライムの分体。少量ずつ混ぜ込まれれば、流石のウィンズロウも看破することはできなかったのだ。すぐさまに腹の中で妖しく暴れ始めるスライム。

「オ″ゥウゥ〜♡くそがぁぁああ♡」

 今や発情しきった肉体をペタンと座り込ませ、腹を押さえて悶えるウィンズロウ。使い込まれて誇るべき見事な肉棒も、馬鹿みたいに勃ち上がってビュクビュクとカウパー液を噴き上げ続けてしまっているのだ。


 そんな無様を晒してしまえば、鈍足なスライム本体にだって簡単に捕まってしまう。薄く広がったスライムがウィンズロウの裸体を包み込むように覆い被さってきたのだ。

「が、ぐぅう、離せッ!離しやがれぇえ!!」

 身体の全てではないにせよ拘束されてしまう。スライムはウィンズロウの背筋がゾワゾワとするような粘り付き方で丹念に裸体を這いずっていく。

「舐め、るなぁ♡く、くぅうう♡気持ち悪ぃんだよぉお♡」

 まるで食事を楽しむような動き。ウィンズロウが牢で1人迸らせた精、それを舐め拭うようにスライムの粘体ボディが愛撫しているのだ。

「言い忘れていましたが搾精タイプのスライム様ですので、今のウィンズロウ様はそれはもうご馳走でございます」

 わざとらしく今になって言う白山羊神父、くすくすと笑う。

「や、めろぉお♡う、くぅう♡」

 悶えるウィンズロウ、特に下半身に多く飛び散った乾いた精を舐め取られれば恥ずかし気な声だって出てしまうだろう。だがそれだって限りがある、舐め終えてしまったスライムの次の行動といえば。


「くそ…て、めぇ……!」

 それにしたって悪趣味な選択をさせてくるものだ。発情剤で熱くなった裸体はスライムの愛撫によって今や全身が性感帯。スライムのひとなで、空気の澱み、白山羊神父の笑み、観客席からの嘲笑にさえ感じ尽くしている。

 それだというのにスライムの拘束は緩く、わずかな自由を与えている。

「あ″っ……くそ、こいつぅう…!」

 まるでウィンズロウ自身で気持ちよくなり、自分から精を捧げろと言わんばかりのスライムの沈黙。きっとウィンズロウが腰を動かせば、その魅惑の軟体ボディで固い勃起を快楽漬けにすることができるだろう。

 迷いなんて溶けて消え、ウィンズロウは鋭い牙を噛み締めながらも腰を突き出していた。

「ふざ、けやがってぇえ♡おぉ♡くぅうう♡」

 かつてはプレイボーイとしても名を馳せていたウィンズロウの男らしい肉棒、その亀頭がむっくりとスライムボディへと押し込まれた。使い込まれて黒ずんだ陰茎が妖しげな薄緑に包まれ、無常の快感を込み上げさせてくる。

 となればウィンズロウは獣に堕ちた。間抜けな顔で涎を垂らしながら、汗を迸らせながら腰を前後させる。スライム風情に腰をヘコヘコと動かし、優秀な中身の詰まった睾丸を情けなく揺らし続けたのだ。

 言葉も忘れその快楽に耽るウィンズロウへと、客席の邪教徒たちも大興奮の様子。

「もっと男らしく腰振っていいんだぞ!?」

「ヤリチンは相手を選ばねえのな〜」

「チンポが出し入れされてんの丸見えだぞ〜?」


 薄透明なスライムだからこそ、ウィンズロウの肉棒が出入りするのが誰の目にも晒されてしまっている。

「くそッ♡舐めやがってぇえっ♡

 ようやく文句の一つも言い放つが、それでもウィンズロウは腰を止めることなど出来はしない。

「ッふ♡おぅ、くぅ♡おっ♡」

 童貞だってこんなにみっともない動きはしないだろう。スライムに捕まりながらも必死になって雄の切っ先をグポグポと前後させ続けているのだ。

「腰、止められ、ねぇえ♡」

 白山羊神父の静かな笑みも、邪教徒たちの罵声にさえも興奮してしまう。ウィンズロウは口をだらしなく開き、発情期の動物のように短い呼吸を連続。絶え間なく腰下で弾ける快楽にマズルを上にあげ、吠えるようにして昇り詰めてしまうのだ。

「ッ…ぅ…………が……くそ、くそ…こんな、スライムなんざに、俺様が……腰振るだ、なんてぇええ……ち、ちくしょぉおぉおがぁぁああ❤︎❤︎❤︎」

 相手がスライムだからこそ、ウィンズロウの射精したそれは全て丸見え。ドクンドクンと果てる度、その勢いも量も観客席に笑い声をあげさせるだけ。これまでどれだけの相手に男らしく吐精してきただろうと、今やウィンズロウはスライム相手に搾精されるだけの哀れな餌。

「あ″ッ❤︎お″ぉお″❤︎イグッ❤︎イグゥゥウ″ゥウーッ❤︎」

 キュンと窄まった睾丸の中身、それが迸る度にスライムに吸われていく。ウィンズロウの太幹がドクドクと脈動し、どれだけの精を放とうが家畜のように事務的に奪われ続けるだけ。どれだけ、どれだけ奪えば搾精すれば気が済むのか、スライムによる陵辱はウィンズロウの喉から悲鳴をあげさせ続けたのだった。


 半端な形で座ったような寝転んだような体勢。スライムに支えられ、拘束されたウィンズロウはグッタリとした身体で溢すように呟く。

「……ぐ……ハーッ……………お、終わったか…」

「ウィンズロウ様のほどのお方がまさか一度で種切れなどとは申しませんよね?」

 だが白山羊神父の声がその背筋にヒヤリとしたものを突き付けた。

「ッ、この野郎がぁあ、離せってんだよおぉ!?」

 スライムはまだ満足などしていなかったのだ。ウィンズロウを食事としたことでより大きく育ったかと思えば、膨張しながら負け犬冒険者の裸体を押さえ込む。ほんの数秒の間にウィンズロウは手足をスライムに取り込まれ、大股開きの恥部を客席へと披露する体勢に。

「ああ、これでは逃げられませんね」

 ウィンズロウ以上に成長したスライムに背中を預けさせられ、顔や胸、股間だけが冷たい空気と客席の嘲笑に晒されている格好。

「もっとも、そんな事は考えられなくなってしまいますが」

 白山羊神父がそう呟くのと同時、スライムから伸びた触腕へとウィンズロウの未だ垂れぬ雄が挿入される。

「う、ぉおっおお♡」

 悶えるような声、粘着く軟体ボディに突き込まれた肉棒はまたしても快感にビク付いてしまうのだ。出してさほど時間も経っていないのに、その全身には火がついたような火照りが走るばかり。


「ひぉ、うっぅぅう♡まだ足り、ねえのかよぉお♡」

 じゅっぽじゅっぽとオナホールのようにスライム触腕が上下運動を仕掛け続ける。

「うひっぉお♡く、ふぅうっ♡」

 ウィンズロウの勇猛な肉棒はただの餌を放つ器官として刺激され続けるだけ。

「お″ッ♡くぅうう、止めやがれぇぇえ♡」

 だがそれは搾精種として進化したこのスライムの得意分野。取り込んだウィンズロウの肢体を愛撫しながらも徹底的に雄竿に快楽刺激を擦り続けていく。常人ならば狂ってしまいそうになる性感が途切れることなくウィンズロウを襲う。雄々しい狼耳はへたり込み、尻尾を軟体ボディの中でビク付かせる、つま先を丸めて耐えているが効果などあるものか。

 ちゅこちゅこちゅこ、じゅぷっじゅっぷ。

 ただ搾精家畜として弄ばれるウィンズロウの姿は邪教徒たちの鼻息を荒くもする。

「うっは、汚ねえ顔して感じやがって」

「頑張れよザーメン垂らし犬〜」

「ケツも丸見えでシコられまくってよ」

 ぶちゅこぶちゅこ、にゅぷにゅぷ、ぶぽっぶぶぽっ。

 なんとも小汚い音を立て、ウィンズロウの雄棒がスライム触腕を出入りする。無防備な睾丸をただ揺らし、その中身を奪い去るであろうこの快楽の洪水に溺れゆくだけなのだ。

「止め、止めろぉぉお♡」

 雄穴をヒク付かせ、またしても昇りかけている劣情を堪えようとする。

「お″ぉお♡…あ……くぅ、この俺様が、こんな格好でぇえぇッ♡」

 あまりにも無様なこんな姿では、スライム相手に負けてしまう訳には。虚勢と劣情の唾液を迸らせながら、しかしウィンズロウは絶頂へと駆け上がらされてしまうのだ。

「くそっ♡くっ、う″ぅぅううーっ♡スライムオナホに″ぃぃい、イかされ″る″う″ぅうう〜ッ❤︎❤︎❤︎」

 苦悶の表情を浮かべながらもスライム触腕に思い切り挿入された肉棒、その鈴口がぱっくりと割れて雄汁を噴き上げる。薄透明な緑色のスライムボディへと散らされる白。それがビュクビュクと噴出するたび、ウィンズロウの敗北が誰の目にも明らかになってしまうのだ。


 だがまだたったの二度。こんなにも極上の餌を前にしたスライムが食事を終えるわけなどがない。

 スライムに半ば沈み込むくったりとした裸体を、その悍ましい愛撫でもって更に乱れさせていくのだ。淫らで浅ましい、性の家畜へと堕とそうとする動きはヒトならざるものだけが持つ強引さ。

「い″……ァ♡や、め″ろ″お″ぉぉぉぉぉ♡」

 全身を甘噛みし、舐め、撫で付ける。脇の下や乳房、ヘソや会陰などなど、ウィンズロウが少しでも感じたと判断すればスライムの強制愛撫は止まらない。手中の搾精家畜をそれこそ好き放題にスライムが開発していく。快楽を押し付け、より良い精、より多い餌を獲得するために本能のままに。

 となればウィンズロウの喉から上げ続けられるのはただ善がり声。

「くぉ、ふ″ぅぅう、まだイグッ❤︎」

 半身を取り込まれての拘束から抜け出ることなど出来ず、出した側から精液を奪われてしまう。

「やめろって、んだよぉお❤︎出ちまうぅう″っ❤︎」

 どんなにもがこうとも、丸出しの秘部を隠せもせずに吐精。ニュグニュグと蠢くスライムの体内へと白濁をぶち撒けながらなんと情けない顔になってしまうことか。

「チ、チンポおかしくなっちまう″ぅう″ッ❤︎」

 どれだけウィンズロウが叫ぼうとも、スライム触腕はオナホールのように動かされてはその雄肉棒に快楽を味わい続けさせるだけ。果てる、貪る、果てる貪るのループ。

「あ″ーッ❤︎イグッ❤︎イグーッ❤︎」

 もう爪先を丸めることもできず、弛緩した両足。へたり込んだ両耳さえ甘噛みされて性感部位とされて嬲られて果ててしまうだけ。

「や、やへぉお❤︎イグゥゥウ❤︎」

 その精の勢いが弱くなろうがスライムの搾精地獄は止まることなどはないのだ。

「も……もぉ、出ないぃいぃいいいい❤︎」



 濃厚な雄精の匂いも、いつしか薄まってきたころ。

「さしものウィンズロウ様もここまでですか……」

 精悍な顔を間抜けに歪め、ウィンズロウは半ば意識を失いかけていた。スライムは執拗にその性器を刺激し続けてはいたが、流石にもうどうにもならなそうだ。

「おや?」

 白山羊神父がおかしそうに目を細めた。

 スライムのアプローチが変化したのだ。

「ッア″……ヒ″ァ…お、おいどうなって!?お、俺様ん中に入ってぇええ♡♡♡」

 薄緑色の軟体ボディに沈みかけたウィンズロウ、その裸体がバタバタと暴れる。口や肛門、更には尿道からもスライムが侵入していくからだ。外部刺激でダメならばと、スライムはナカを暴こうというのだ。

 今や『腕力』を失い、搾精によって息も絶え絶えのウィンズロウには抵抗する術などはない。

「ンフ″ゥゥウ″ウ″ゥ〜〜ッ♡」

 あれだけ大きく育っていたというのに、どういう仕組みかスライムはウィンズロウの腹部に収まってしまった。その腹は妊婦など比にならないほどにパンパンに膨れてしまっている。これでは外を歩けない、それほどまでの膨張具合。

 これには客席からの野次だって酷さを増す。

「ははっ、すっげえ腹になっちまって」

「ゴブリン様の次はスライム様の孕ませられるたあ掘り出し物じゃねえか」

「元のイケメンっぷりが台無しだぜ」

 完全に体内を満たされ、悶えながらも腹を抱えてへたり込んでしまうウィンズロウ。

「う″、ぇえ……な、なんだってんだコレはぁぁあ♡」


 最初に襲われた腹部の違和感など比べ物にならない、蠢く質量にウィンズロウは立ち上がることさえ出来ないのだ。

「俺様の腹の中でぇえ、動くんじゃ──ッ!?」

 そして腹部から僅かに感じた魔力の波動で気付いてしまう。それは自分がよく知ったものだから。

「ま、まさか今のは、俺様の魔法を!?」

「はい、スライム様にご寄付したのはウィンズロウ様ご自慢の『雷魔法』でございます」

 白山羊神父が悪びれもせずに答えた。これまで魔導格闘家として研鑽したそれが、こんな格下のスライムなどに奪われてしまったとなれば烈火の如く怒るウィンズロウなのだったが。

「ふざけ──ンガァア″ア″ア″ア″ア″ァァア″ーッ❤︎❤︎❤︎」

 体内から弾ける電撃、裸体を貫く雷魔法によって漏らしてしまうように吐精させられてしまったのだ。ビリビリと痺れる半勃ちの肉棒からは、しゃばしゃばとした薄い精液。悲痛な表情のまま、石床へと飛び散る自身の薄汁を見つめることしかできないウィンズロウなのだ。


「ああ、まだまだ出せるではないですか」

 白山羊神父が少しばかり小馬鹿にしたように呟いた。

 それはスライムも同じ感想だったのだろう、今度は内部からウィンズロウを攻め立てることにしたのだ。それも彼自身の武器であった『雷魔法』を内側から仕掛けるという悪辣な趣向によってだ。

「ヒ″ア″ア″ァァ❤︎止め″ろ″ぉぉお″❤︎」

 自分の魔法で攻められ、体内という鍛えようのない所からの性攻撃。前立腺や精巣を痺れさせられながらも、そこさえ性感帯と開発されていくのだ。

「射精ぃぃ、止まらねえ″え″え″ーッ❤︎」

 膨れたまんまるの腹を抱え、半端に開かれた股の中心から惰弱な精液を垂らし続けるだけのウィンズロウ。

「ウ、ガァア″ア″ア″ァーア″❤︎」

 身体の隅々まで、その感じてしまう浅ましい裸体を『雷魔法』によって貫かれてはウィンズロウは悲鳴と精をぶちまけ続けるばかりなのだ。

「お、俺様の魔法でぇえ″え″ぇぇ❤︎」

 こんなにも哀れで情けないことがあるだろうか。強者と名高い冒険者などが自身の強みでもって痛めつけられ、快楽の奴隷となる光景。

「チンポ、壊れ、ちまう″う″う″ぅぅう″う″ッ❤︎」

 邪教徒たちの熱烈な欲情の視線がウィンズロウの痴態を貫き、その今や搾精家畜と化した裸体を隅々まで舐めるように見つめるのだ。

「ひっでー顔、ざまあねえな」

「よくもまああんな射精しまくれるよなあ、お盛ん過ぎるだろ」

「ハッ、恥ずかしくねーのかよ」


 終わらない搾精、終わらない陵辱。

 きっともう餌となる精など残ってなどいないだろう。それでもスライムはウィンズロウの体内で暴れては、その見事な肢体を弄び続けるのだ。

 最後には執拗に内部から電撃を喰らい続け、ウィンズロウの身体は暴れ回りながら腹を上にしたブリッジの姿勢でそのみっともなく萎えた性器をぺしょぺしょと振ってしまう。

「もぉお、止めろ″ぉぉお♡止めて、く″れ″え″ぇえ″ぇえ♡無理、無理だァア″ア″ア″ーッ♡も、ぉおおお……チンポ壊れ、ち″ま″う″ぅう″〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

 まあるい腹を中心に裸体を弓なりに反らせての通電お漏らし。もはや精液どころか潮さえ吹けず、出てくるのは小便だけ。黄金の放物線がチロチロと石床を叩き、だらしなく半開きの口からは苦悶と恍惚の吐息。

「お″ぉ…おぉぅう〜〜ッ……お″…ふ……ぉ…………♡」

 これには悪趣味な邪教徒たちも失笑を隠せない。白山羊神父がウィンズロウの頭側から覗き込むようにして、その情けない垂れ流しに肩をすくめるのだ。

「ウィンズロウ様、ここは用を足すところではありませんよ?」

 もうまともな思考回路さえショートしてしまったウィンズロウの返事は、緩くなってしまった萎え雄をピクンとさせることだけだった。


 それからしばらくして。

 ウィンズロウの体外から出たスライム、ブヨブヨとした粘体を引きずり元きた柵の奥へと消えていった。だがそれにしてはウィンズロウの腹が今だに若干の膨らみを見せているのはどういうことか。

「スライム様も冒険者様のナカが随分とお気に召したようですね。分体はそのままお持ち帰り頂きましょう」

 それは十分な餌を摂取し、ウィンズロウの体内で分裂繁殖したスライムの分体がまだ残っているからだ。

「お、おいせめてこいつを出してく──離せぇええ!?」

 またしても大柄な護衛2人に引きずられていくウィンズロウ。その悲鳴はしばらくは聞こえており、客席を楽しませるのだった。

 そしてようやく静寂になった場で白山羊神父がポツリと呟くのだ。

「──ご寄付をありがとうございました」


 * * *

Comments

これで魔導格闘家という職業が持つ主戦力を失ってしまいました。自分の力で苦しめられるのって、ただ負けるよりもエッチですよね。

ねむうさぎ

美しいですね~私たちの愛しいオオカミは、彼の強力な魔法のすべてをこれらの好奇心旺盛なスライムに優しく与えました~非常に熱い章です!

Kstorm


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